2020秋の東北14：銀山温泉の夜と朝

2020/11/05 - 2020/11/06

今回の東北旅行は東北のすばらしさに出会った旅でした。

今回の旅行で東北の地での最後の宿泊地は銀山温泉。今でこそ比較的簡単に行くことができますが奥まった山間にある温泉だからこそ今の銀山温泉の形が残ったのではないでしょうか。日本人は自分の国の文化を粗末に扱うところが多々あると思います。浮世絵など特にいい例で外国人の評価を受けて初めて自国の文化を見直します。東北にも過去から伝えられてきたものがたくさんありますが残していく努力がないと徐々に消え去ろうとしています。受け継いでいきたいですね。

10月31日　村上井筒屋〇→笹川流れ→酒田：若葉旅館①
11月 1日　最上川→雄勝→横手増田佐藤養助漆蔵資料館〇→角館：町家ホテル②
11月 2日　田沢湖→乳頭温泉郷、鶴の湯別館〇、休暇村乳頭温泉郷③
11月 3日　アルパこまくさ→宮古なあど〇、宮古浄土ヶ浜、田老、休暇村宮古④
11月 4日　陸前高田（震災津波伝承館)→猊鼻渓→中尊寺→厳美渓いつくし園⑤
★11月 5日　達谷窟毘沙門堂→松島島巡り、松島さかな市場〇→銀山温泉銀山荘⑥
11月 6日　蔵王温泉→米沢(上杉伯爵邸〇、米沢城跡)→小国→上下浜マリンホテル⑦
11月 7日　富山市(すし玉〇、ガラス美術館、富岩環水公園)→和倉温泉金波荘⑧
11月 8日　福井丸岡町山口谷口屋〇→越前大野

エリア 銀山温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

松島から朝来た道を戻り大和ICを通り過ぎて国道457号線、途中脇道から国道347号線に入り銀山温泉へ向かいます。途中の田園が広がる風景はなぜかなつかしく心安らぐものがあります。国道347号線は今までと違ってカーブの多い道でした。山中を走るのでこの道もきれいに秋の色に染まっていました。徐々に陽が落ちて銀山温泉についた頃には暗くなっていました。この日泊まる銀山荘にチェックインをして食事までに時間があるので旅館街に行ってみました。銀山荘からは坂道を下って行くとすぐに旅館街の明かりが見えてきます。

みんなが来たい人気の温泉街に私もやって来ました。

もう人はあまり出ていません。

皆さん食事や温泉に浸かっているのでしょう。

こんな風情あるところに泊まりたかった。

昨今はさびれた温泉街が多いですが、ここの灯りを見ているとまだまだ頼もしいです。

計画ではまだ明るい時間に着くつもりだったのですが、ついつい松島でのんびりしてしまいました。

雪の積もった夜もいいでしょうね。

そろそろ銀山荘に戻ります。

足湯ではもう誰も座ってはいません。

翌日の朝また違った顔を見に来ます。

翌日は東北最後の一日になるのでひとしおこの景色が目に焼き付きます。

銀山荘は私たちが今回の旅行で泊まったホテルで一番高級です。

夕食も細かなところにも考えられて作られています。

東北最後の夜の食事です。

この日も美味しい食事をいただきました。食後は露天風呂に入って、でも暗くてどんな景色かわかりませんが広くてゆっくり過ごしました。

翌朝目が覚めて温泉街に向かいます。こんなバス停があります。

奥が温泉街です。

前日着いたころにはこのような景色は暗くてまったくわかりませんでした。

まず最初に出会うお店は西塚菓子舗と右手のあいらすげーな。

古い自転車が置いてありました。大正時代を演出しているのでしょうか。

あいらすげーなにはこのようなバスを呼ぶ機械が設置されています。

鉄骨が少し気になります。

古山閣さんの鏝絵、うなぎ絵じゃないです。

軒下には季節を表した鏝絵が並んでいます。

まんが的で面白いですね。

鏝絵の下の部屋にも泊まれるのでしょうか。

下流方面の景色

こっちは上流

古勢起屋別館さんは銀山荘さんが経営されているようです。

御宿やなだ屋さん

湯治の温泉として色々な歴史があるのでしょうね。

ハイカラさんのカリーパンで有名

こけしのお店。変わった形の車が停まっています。

火事から温泉街を守る消火栓、それにホースが干してあります。

そば処 瀧見亭さん

温泉街の奥にある白銀公園にきました。

この橋？を渡って登って行きます。

白銀の滝です。

勢いよく流れています。

紅葉も相まってきれいです。

このような苔むした木があると深山に来たような

滝の上にかかる橋です。

岩の合間を縫って滝に落ちていきます。

橋の奥にも行けますが引き返しました。

紅葉の中の赤い橋がかかったそば処

白銀の滝から下ってきました。

貸切りのおもかげ湯は当分の間お休みです。と書いてありますがのれんがかかっていますね？

早朝の温泉街です。

能登屋旅館さん。木戸佐左ェ門とは能登屋旅館創業時の当主の名前とのことだそうです。

旅館永澤平八さん

この干し柿は食べるために干してあるのか、飾りとしてあるのでしょうか。

伊豆の華さんはお蕎麦と休憩処

朝の足湯に入ればよかった。

道に埋め込まれたタイルは雪模様

野川豆腐屋さんのお仕事は始まっています。

温泉街で何も食べていない。夜来て朝に発つ。私はなんて旅行をしているんだ。

尾花沢のマンホールの蓋？はスイカの絵

銀山荘に戻ってきました。湯に浸かってから朝食です。

車は別の所にある駐車場にあるのでこの車で送迎してくれます。

部屋の窓からの景色

朝食もおしゃれです。ごはんがおいしい。

さあ東北最後の日は蔵王から米沢に行きます。新潟上越上下浜がこの日の宿泊先ですのでかなりの長距離ドライブです。