’19サラリーマンでも行けるペルー１１「深夜の歴史散策 ふたたびクスコ編7/12夕方～夜」

2019/07/09 - 2019/07/16

とうとう憧れのマチュピチュ遺跡を胸いっぱいに堪能しまして、ぼちぼちとクスコへと戻らねばなりません。
今晩はクスコでこの旅３泊目のホテルを取ってます。
全旅程が８日間なのに４泊しかホテルに泊まらないなんて、計算間違ってるでしょ？
いや、おかしくないんです(^o^;)
行きと帰りのフライトがどちらも機中泊で、旅中にも機中泊が一回(笑)
なので、今日は貴重なベッドで寝られる日♪

ということで遺跡からまたバスに乗って村へと帰る。
帰りの列車は18:20アグアスカリエンテス駅発。
村に到着してから、まだ少しだけ時間に余裕があるので、ご飯を食べてお土産も見てから帰ろう♪♪

帰りの列車は、疲れてたのか迂闊にも爆睡してしまい、気づいたらオリャンタイタンボ駅(笑)
せっかくの観光鉄道も台無しの写真無し(ﾟДﾟ;)ｶﾞｰﾝ

20:05着オリャンタイタンボ駅には、たくさんのタクシードライバーが待ち構えてたから車の心配も一切無く、すんなりとクスコまで戻って参りました♪
では本日はおやすみなさい(。-ω-)zzz、かと思いきや、てつやんの夜はまだ終わらない(笑)
朝、見学出来なかった、あともう少しがどうしても見てみたくて22:00頃と遅いのだが、ここからクスコの夜徘徊スタートなのです♪


なにがそこまでして見たいのか？というと、コリカンチャ。
コリカンチャとはインカ帝国太陽の神、インティを祀る重要な神殿でした。
ケチュア語で「コリ」は黄金、「カンチャ」は神殿を表していて、その名が示す通り、この神殿は1枚あたり重さ2kgの純金の板700枚を使って装飾され、神像をはじめ数多くの黄金製品が納められていたそうなのですが、フランシスコピサロ率いるスペイン軍によって1カ月もせずにすべて破壊、略奪されてしまったのです。
現在は更地となり、その姿を見ることは出来ません。
侵略者のスペイン人たちは石組みの土台だけを残し、その上にサント・ドミンゴ教会というヨーロッパ風の教会を建設しましたが、クスコを襲った大地震でその上の教会は壊れましたが、インカ時代に作られた土台は壊れなかったという歴史があんだそうです。
そんなインカの栄華を誇った中心地コリカンチャに行ってみたかったという夜のお話♪♪

エリア クスコ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: アビアンカ デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて念願のマチュピチュ見学も出来た事ですから、そろそろ帰ろうかと。
帰りのバスはかなり混んでます(>_<)

マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡

ネズミーランドのカリブの海賊みたいな雰囲気(笑)

マチュピチュの歴史保護区 史跡・遺跡

マチュピチュから、また麓のアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)までバスで戻りましょ♪

バス (アグアスカリエンテス～マチュピチュ) バス系

よくもまあ、こんな大きなバスが通れる道を作ったよ。
普通の観光バスサイズよ(;^_^A

バス (アグアスカリエンテス～マチュピチュ) バス系

程なくして先程のマチュピチュ村まで戻ってきました。
だいたい20分～30分くらいかな。
14:00の列車で到着し、18:20の列車でまたクスコに戻るんだ。
もうこんなのばっか(笑)

マチュピチュ村 散歩・街歩き

帰りの道中の水を調達。
ついでにここへ来たらみんな買うでしょ、インカコーラ(^o^;)
マウンテンデューみたいな味でした♪

マチュピチュ村 散歩・街歩き

帰りの列車は、マチュピチュを18:20DEPでオリャンタイタンボに20:05ARRという時間。
さてこの箱根湯本周辺で少し時間があるもんで、朝にリマの空港でパンを食べたっきりなので、どこかレストランに入ろう。
お腹が空いた(´Д｀|||)

マチュピチュ村 散歩・街歩き

須雲川沿い(←な訳ないが一応箱根湯本で押し通す)に食事が出来るお店はたくさんあれど、どこも高い(^o^;)

Salkantay innというホステルみたいな宿の一階がレストランになってました。
安さに惹かれて入ってしまったが、もっと良いレストランが正直あったと思うが、なぜかここで今晩の夕飯♪

シーザーサラダ♪
生野菜が食べたくなるんだよね、旅行中って。

あとはペルーのご当地グルメ♪
ロモソルタードが今晩のメイン料理。
しゃきしゃき玉ねぎと牛肉が美味しい( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ

あーー満足じゃ♪
腹も満たされまして、そろそろ駅へ向かいます。
須雲川沿いを湯本駅方面へ←まだ言ってる

アグアスカリエンテス駅はクスコに戻る客でごった返してました。
みんながっつりマチュピチュを堪能したんだね♪

ペルー レイル 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

少しだけ列車の時間に余裕があるので、マチュピチュ土産を探そう♪
アグアスカリエンテス駅の駅前がバザールになっていて、完全に観光地にあるようなテンプレ化(笑)
美ら海水族館の出口にグッズショップがあるみたいな(;^_^A

民芸品市場 市場

私が所望している置物類は死ぬほど置いてありました(笑)
よりどりみどり、とはこの事。

民芸品市場 市場

このふわふわのリャマ置物と、マチュピチュ遺跡の置物の２つを買いました♪

民芸品市場 市場

セーターも、絨毯も、マグカップも、なんでもありました♪
お土産探しは駅前バザールで全て揃いましたね(^3^)/

民芸品市場 市場

さてとアグアスカリエンテス駅(マチュピチュ駅)から、行きと同じくペルーレイルでクスコへ戻ります。

ペルー レイル 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

今はなき日本のブルートレインを思い出します。
過去に横浜から、別府まで、たしか富士というブルートレインに子供の頃に親に乗せてもらった記憶。

ペルー レイル 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

という事かどうか…。
ペルー版ブルートレインで、がっつり寝てしまい。
一気にオリャンタイタンボ駅到着(笑)
時間通りに到着で、現在20:05。
道中の夜景など撮る間もなく、気づいたらマチュピチュからオリャンタイタンボ(^o^;)
オリャンタイタンボ駅ではタクシードライバーさんがたくさん待ってました。

ペルー レイル 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

数人と交渉して、行きのUberと同じ金額でクスコまで行ってくれる人をゲット(　ﾟﾛﾟ)ｹﾞｯﾂ!!
オリャンタイタンボにも美味しそうな屋台とか、レストランとかがあって、さらに安そうだ(゜〇゜;)ｹﾞｹﾞ
観光価格じゃない、オリャンタイタンボまでガマンすれば良かったか。

とは言え、クスコに戻ったらまだ街歩きしたかったんだよね(笑)
オリャンタイタンボからクスコまで戻ったらすでに22:00頃ですが、まだ朝に行けてないとこがあるからさ(ﾟДﾟ;)←まだ行くんかこいつ

で、真夜中のクスコ散策へ♪
ホテルのアマルインカからサンブラス通りをまっすぐ坂を下ると、

まずはクスコに来た人、全員が寄る１２角の石。
この石組の精巧さが凄いってことで、みんな見るんです。
石がぴっちりと組み合わさってて奇跡的。

12角の石 旧市街・古い町並み

ちょっと怖そうな裏路地へ。
トゥリュマヨ通りから東へ少し歩く。

すると、強盗注意？みたいな看板がっΣ(ﾟдﾟlll)ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞﾅﾉ?
もうそれしか考えられなくない、これ？

ちょっと道を間違えたらしく、一段高いとこに出てしまった。
あの下のレベルに降りたい。

少し引き返し、また強盗注意(;^_^A

夜道を歩くこと20分くらい。
コリカンチャに到着しました♪
コリカンチャとは、クスコにある太陽の神殿と呼ばれるインカ時代の神殿です。
正確に言うと神殿跡。
ピサロ率いるスペイン軍に征服された時に、神殿は壊されてしまい、土台だけ残してその上にスペイン風の教会が建てられてしまいました。
それがこのサント・ドミンゴ教会。
(Iglesia De Santo Domingo)

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

きっちりと積み上げられた石で出来た教会は、下から上に行くにつれ、内側に入り込んでいて地震に強い仕様になっているそうです。
地震大国でもあるペルーでは過去に何度も大地震に見舞われ、このコリカンチャもそのたびに教会部分が破損したそうですが、土台のインカの石組みはしっかりと残ったとも言われている。
それがさっきの12角の石なんだな(´<_｀　)ﾌｰﾝ

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

こちらが元々神殿があった場所。
今は更地になっていて、何もないんですが、ここがかつて黄金の神殿と呼ばれ、クスコがインカ帝国で栄華を誇った中心地。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

少し下の黒い土台の石積みがインカ時代の石組み（復元したやつ）で、その上にサントドミンゴ教会が乗っているのが、しっかり分かると思います。
この姿はエルソル通りからもよく見えて、クスコに住む地元の人々には見慣れた景色だと思うんだけど、祖先が征服された跡地を今でも毎日見るなんて…。
微妙な気がするわ(^o^;)

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

現在、絶賛復元作業を始めているらしく(でもそんな感じは見受けられないけど)、いつか当時のコリカンチャが復活する日が来るかもしれません。
もしそんな日が来たら、またここに来て、黄金で覆われた金色の神殿、一度はこの眼で見てみたいものよのぉ(ﾟωﾟ )ﾄｵｲﾒ
ではそろそろホテルへ戻るとする。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

こちらクスコの上級裁判所(Palacio de Justicia - Cusco)。
文字通り宮殿みたいな歴史的建造物だったわ。

こちらの街の電球が良い雰囲気なんでしょうね♪♪
昔行った、スコットランドのエディンバラも最高に良かったけど、クスコもなかなか( ^3^)

軽く１時間ちょっとの深夜徘徊、いや散歩(笑)
アルマス広場まで戻って来ましたが、まだ歩いてる人も結構いますね。
治安は思ったより良さそうです。
もちろん油断は出来ませんが。
私はタクシーでクスコに戻って来たら、一度ホテルへ戻り、セーフティボックスに貴重品は入れて来ました。
なので、盗られる物は何もないという無敵状態(笑)
あと、冬のペルーでほぼ夏服の軽装という、なんだこいつ？感から、お金持って無さそう風味を醸し出してます。

アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

広場の周りには、朝に見学したラ・コンパーニャ・デ・ヘスス教会と

ラ コンパニーア デ へスス教会 寺院・教会

夜は夜の良さがありますな。
クスコ大聖堂はいつ見ても美しい(*´-`)ｳｯﾄﾘ

クスコ大聖堂 寺院・教会

さて、そろそろホテルへ戻ります。
今晩はアマルインカという、サンブラス教会近くのホテルです♪

ロの字型の造りになってまして、中庭的な場所が良さげ♪♪

２階のお部屋からはクスコの夜景が見えるヽ(ﾟ∀ﾟヽ)ｵｵｵｵｵ
さてさてドラクエの宿屋並みの急速回復。

おはようございます(笑)
もう朝かぁ(^o^;)

この旅では８日間で４泊しかしませんで、これが３泊目。
初めての朝食です(笑)

南米でも寒いとこは寒いもんで、レストランに備え付けのストーブはかなりの年季が入った代物でした。
やっぱり夏服しか持って来てないのは辛いわ(;^_^A
もう少しペルー旅は続く。

この旅行記へのコメント （4）

• mom Kさん 2022/02/19 09:14:15

  私も

  　てつやんさん、私も表紙絵写真はこれを選ぶと思います。クスコを歩けば・・・・・とても好きなお写真です。
  　よくこの地でメニューに”生野菜が登場”ですね。そうですよね。世界的な観光地ですもの。
  　2019年、私はアジアでしたね。もういつの時代を思い出しているんだろうという気持ちです。

  てつやんさん からの返信 2022/02/20 02:17:00

  こんばんは！！

  mom Kazuko さん
  
  
  コメントありがとうございますm(_ _)m
  一番、怖そうな路地の写真にしてみました(笑)
  
  
  〉〉〉
  よくこの地でメニューに”生野菜が登場”ですね。そうですよね。世界的な観光地ですもの。
  
  旅行行くと、無性に生のもの食べたくなりませんか？
  野菜に限らず、刺身とか。
  身体が欲してるんだと思ってます。
  
  
  2019年、私はアジアでしたね。もういつの時代を思い出しているんだろうという気持ちです。
  
  ホントですね。
  最後に海外へ行ったのが2020年の２月ですから、丸々２年行ってないです。
  逆に2019年とかが空白の２年のおかげで最近の様に思えて仕方ないです。
  
  
  てつやんでした

• fujickeyさん 2022/02/12 11:51:16

  強盗注意！！

  てつやんさん、こんにちは。
  
  あははは。強盗注意にしか見えなくなってきた（笑）
  名所も空いているから夜の散策はいいですね。
  実際にはそんなに治安も悪くなさそうだし。
  
  リャマの置物ももふもふでかわいいな。ずっと触っていたくなるー
  ５０パーセントオフのお店で長袖買えばよかったのに・・・って思ったり。
  
  中央を流れる川の両側に建つ建物。確かに日本の温泉街と似ている！！
  カリブの海賊みたいな行列にも納得。
  見覚えのある景色に旅先で出会うとホッとしますよね。
  
  fujickey

  てつやんさん からの返信 2022/02/12 17:24:45

  こんにちは！！

  fujickeyさん
  
  
  こんにちは(^3^)/
  いつもありがとうございますm(_ _)m
  
  fujickeyさんは雪活されてますか？
  今年は大雪で良い感じですかね。
  もしかして積雪量が多いとダメとかあるんですか？
  
  
  〉〉〉
  あははは。強盗注意にしか見えなくなってきた（笑）
  名所も空いているから夜の散策はいいですね。
  実際にはそんなに治安も悪くなさそうだし。
  
  そうですね。
  雰囲気だけですが、行けそうな雰囲気だったもんで(笑)
  ただ油断禁物です。
  
  
  ５０パーセントオフのお店で長袖買えばよかったのに・・・って思ったり。
  
  50%offと書いてあっても、そもそも100%で売ってた形跡なんてないやつですよ(笑)
  50%が最初から定価です。
  なので手が出ない程の高価なお値段でした(>_< )
  
  
  中央を流れる川の両側に建つ建物。確かに日本の温泉街と似ている！！
  カリブの海賊みたいな行列にも納得。
  見覚えのある景色に旅先で出会うとホッとしますよね。
  
  村長が日本人だったなんて凄くないですか？
  箱根湯本とか湯田中渋とかに激似でした。
  雰囲気も含み、日本人には居心地が良いとこです♪♪
  
  
  てつやんでした