2020/07/23 - 2020/07/28
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ウェンディさん
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この旅行記のスケジュール
2020/07/24
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十二湖でのトレッキングの後は、海岸の散歩
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森山海岸は奇岩海岸で、不思議な形の湾になっている。
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賽の河原は実は五能線の撮影スポットとしても有名
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暗門渓谷を歩くならば、アクアビレッジに車を停めて
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ブナの森の散策で森林浴
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2020年はコロナの影響で、閉鎖トレイルも多い
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大秋温泉の泉質は水中に微細な炭酸を含むpH8.5のアルカリ性。お肌ツルツルの美人の湯だ。
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この旅行記スケジュールを元に
白神山地・・・といえば世界遺産のブナの森。
青々と水分をたっぷりとの蓄えたブナの葉が森を覆い尽くし、しっとりと濡れ、フワフワとした軟らかい土壌からは香しい大地の香りが漂ううっそうとした森のイメージがありますが、実は白神山地とは、森だけではないのです。
そのエリア内には海岸線もあり、2020年の5泊6日の東北旅では世界自然遺産の森とまだあまり知られていない海岸線を旅してきました。
白神山地-旅行記3で紹介するのは白神山地の海岸線エリアで、隆起床海岸などの珍しい地形もありGeo Parkとしても興味深い場所です。
また、このあたりはJR五能線が走る風光明媚な海岸線として有名で、東日本で一番短いトンネルがある場所としても知られています。
そして、この海岸エリアで宿泊した場所が、その昔に“与田村”と呼ばれたことのある村。
白神山地を歩く旅行記-3は、かつてこの村で起きた12年後の日本の未来を予兆させるような事件から始まります。
☆★☆2020.7月-白神山地に癒やされて-旅程☆★☆
□1日目:角館 武家屋敷 内町・外町さんぽ
白神温泉ホテル
■2日目:二ツ森、十二湖(白神山地)
トレッキング
民宿 汐ヶ島
■3日目:暗門の滝(白神山地)トレッキング
大秋温泉 ブナの里 白神館
□4日目:岩木山 トレッキング
嶽(だけ)温泉 小島旅館
□5日目:八甲田山 湿原さんぽ
酸ヶ湯(すかゆ)
□6日目:奥入瀬渓流 さんぽ
大湯環状列石
☆★☆2020.7月-夏旅 旅行記☆★☆
〈1〉角館 陸奥の小京都へ
https://4travel.jp/travelogue/11637106
〈2〉アウイナイトの青
https://4travel.jp/travelogue/11639070/
〈3〉Pandemic地帯の夕景
https://4travel.jp/travelogue/11656576
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東北地方の海岸部にある寒村;与田村。
そこに一艘の小さな木造船が流れついたのは、木枯らしが吹き始める頃。
船は日本の対岸にある国からの亡命者を乗せていたのだが、発見された時には船に人影は無く、あったのは人が居た痕跡だけだった。
そして、その木造船が流れ着いた数日後。
村の中では正体不明の高熱を出す奇妙な熱病が流行りだした。
次々と村人は倒れ、高熱を発すると治療する間もなく、村人はその命を落としていった。
(写真:旧岩崎村 汐が島エリア)白神山地 (青森県) 自然・景勝地
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与田村を襲ったのは未知のウイルス。
日本とは国交のない対岸国から、密入国の木造船により持ち込まれた新型のウイルスだった。
国の機関である感染研によりウイルスはH5N1型新型インフルエンザと判明したが、日本だけでなく世界中の何処にもこの新型ウイルスに対するワクチンも特効薬もなく、罹患したら生きるか死ぬかはもともとの体力と運次第。
日本政府は木造船が発見された与田村を封鎖し、罹患者を見殺しにすることで新型ウイルスの封じ込め作戦を図ったが、失敗。
新型ウイルスは人を介して首都圏に持ち込まれ蔓延しパンデミックとなり、発症した患者で溢れた病院はその機能を失っていった・・・。
(写真:旧岩崎村 汐が島エリア) -
その昔、NHKでこんな↑↑↑ニュースを放送したのを覚えている方は居るだろうか。
これはリアル・ニュースではなく2008年1月にNHKで放送されたドラマ“感染爆発~パンデミック・フルー”内でのニュースだが、今回の新型コロナ騒動で私の脳裏に最初に頭に浮かんだのが、このドラマ。
当時は、まさかこんなパンデミックが現実世界に起きるわけは無い・・・と思いつつTVドラマを見ていたのだが、2019年末に生まれた中国・武漢を発生源とする新型コロナウイルスはまさに世界各地であの時の東京のような事態を引き起こし、12年前のドラマはこの状況を予言していたかのようにも思える。
そして、今回のみちのく白神山地旅では、運の巡りあわせなのか、ドラマ“感染爆発~パンデミック・フルー”の木造船漂着のロケが行われた与田村(与田村はドラマの中での名前で、現在は合併により深浦町だが、ドラマ撮影当時は岩崎村)で一夜の宿を借りることになった。
もっとも、宿泊地を決める段階ではこのエリアが撮影ロケ地である事もジオ・サイトである事も知っていたわけではなく、白神山地の十二湖へのアクセスが良いという地理的ポイントから直感的に決めた宿泊地だった。
しかし、直感=旅に対する野生の勘なのか。
(写真:旧岩崎村 汐が島エリア) -
宿を決めた後に海岸線の周辺地理を調べてみると、旧岩崎村周辺の海岸線は地形がユニークで特に、宿の前にある森山海岸は奇岩海岸としても有名なところであることを知り、更に、宿泊したその日の夜に、この地が12年前に初めてパンデミックという単語を身近な脅威として認識した場所であると宿のご主人に教わったのだ。
(写真:旧岩崎村 汐が島エリア) -
そんな与田村(旧岩崎村)があるのは、白神山地でも有名な十二湖のほど近く。
漁村のトンネルをくぐり抜けた先にある。
この辺りは大雑把に“十二湖周辺エリア”と呼ばれてはいるが、大手出版社のガイドブックには地域紹介の記載は無く、ツアーなどの旅行業者が作製するパンフレットにもまず名前すら出てこない場所。
しかし、釣り人や鉄道ファンの方達にはかなり有名なエリアで、特に汐が島を眺める岬から眺める五能線の景色が、鉄道好きならば一度は見ておきたい絶景なのだそうだ。 -
陸奥旅2日目のこの日は、午前中に白神山地秋田サイドの二ツ森山を雨の中に歩き、午后は青森県西側の十二湖を散策し、世界自然遺産の森を堪能してきた。
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そして、一夜の宿を求め汐が島のある海岸線へと辿り着いたのは16時前。
民宿の部屋に荷物を置いたら、さっそくドラマの舞台にもなった海岸散策への出発。
宿の目の前は入り組んだ入り江が連なる日本海の森山海岸で、海岸へは宿から徒歩5分ほどで到着する。
岬へと伸びる海岸線には奇岩が連なりその中には、名前のついている岩もある。
写真の写真は象岩。
たしかに、海の中に顔を浸して長い鼻を伸ばす象に見えるよね。森山海岸 自然・景勝地
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岬の上へと上ると見えてくるのは、この土地の名前の由来ともなった汐が島。
火山列島ならではの柱状節理が作り上げた岩島だ。 -
汐が島の岩島の一つにはガンガラ洞窟と言われる海蝕窟があり、夏の間は民宿が出してくれる船で洞窟探検に行けるらしいのだが、私が訪れた時にはそんな案内は何処にもなく残念。
ガンガラ洞窟はコウモリの住処の洞窟で、それなりに探検気分が味わえると聞いていたので行ってみたかったのだが、船がないのでは仕方が無い。 -
森山海岸の岬の上から眺める風景を全体を見渡せるパノラマにすると、波間に岩がゴツゴツとあるのがわかる。
この日は満潮に近い時間帯だったのであまり海岸線の奇岩感は感じられないが、干潮の時はもっと波の間から岩が出てきて、ゴツゴツの面白い地形となるらしい。
そして、このパノラマ写真を撮った岬の先端部分の草原は “賽の河原”と呼ばれていて、海の方を向いてお地蔵様が何体も祀られていた。
50年近く前に海難事故があり子供達が亡くなり、海を見渡せる岬の上に慰霊碑を建て、その魂を慰めているとの事だった。賽の河原 名所・史跡
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そんなちょっと曰く付きの絶景岬なのだが、その岬の先端にカメラを三脚に固定して何かをじっと見つめるヒトを発見。
賽の河原にただ一人・・・。
いったい、何をしているのだろう?と不審に思い、その人の居る方向へと近づき、彼がカメラを向けている方角を覗き見て、その理由に納得。 -
彼がファインダー越しに見ていたのは森山海岸の陸地側で、岬の先端から海越しに陸地を眺めていた。
そして、その視線の先にあったのは線路。
そこで、ぴん!ときた。
#五能線 #森山海岸 とくれば導き出されるのは、#東日本で一番短いトンネル である#仙北岩トンネル。 -
そのことに気がついた直後に耳に聞こえてきたのは、踏切のカンカンカンという警報音。
まさか、五能線に列車が来る!?
思わず私もカメラを構えて線路の方を向いて・・・ -
イチオシ
その数秒後には、有名なリゾートしらかみの橅号がトンネルから顔を出し海岸線を通り過ぎていった。
1日往復各3便しかないリゾートしらかみの特別列車が、東日本で一短いトンネルを通り抜ける姿。
岬の先端でカメラを手に佇んでいた男性は、この列車を狙っていたようだ。
東日本で一番短い仙北岩トンネルの全長は9.5m。
トンネルというよりは、ドーム・アーチのように見えた。 -
五能線は村の中を通っているので、踏切はトンネルの近くにあるのだが、残念ながら踏切の位置からは短いトンネルの姿は見ることが出来ない。
森山海岸の賽の河原の岬の先端が、全体を見渡しながらトンネルと五能線を狙えるベストポジションなのだろう。 -
森山海岸は岬の上から眺める景色も絶景だったが、岩海岸の海岸線での磯の風景も面白い。
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岬には反対側へと続く裏道(蜘蛛の巣が張る普段は使われないような山道)があり、野の花が多く咲いていた。
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その裏道を通って磯海岸側へと回り込むと、トンネルのすぐ脇の磯辺へも行くことが出来る。
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磯辺は波によって浸食されたザラザラとした岩と砂利で形成されていて、湾の向こうにあるのは奇岩群。
そして、岩海岸の山沿いには不思議な植物の姿があった。 -
肉厚の葉に淡い青色や薄紫の花。
見た目は良い香りがしそうなのだが、香りはない植物。
帰宅後に調べてみたら、浜弁慶草(ハマベンケイソウ)で比較的涼しい地方で生育する植物だと判明。
子供時代、新潟の砂浜は私の遊び場だったが、ハマベンケイソウは見た記憶が無い。
ハマベンケイソウは岩海岸にしか生息しないのかな。 -
この日の磯散歩は1.5時間で終了し、宿に戻ることに。
民宿のお風呂は家族単位の風呂なので、帰宿が遅くなると混み合って順番待ちになる。民宿 汐ケ島 宿・ホテル
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民宿“汐が島”は残念ながらGo to トラベルを取り入れていない宿だったが、コロナ対策はばっちり。
玄関にはアルコールジェルが設置してあり、館内はマスク着用が原則、食事も全員が同じ方向を向いて食べるスタイルで、感染防止には民宿を営む家族総出で取り組んでいた。
この民宿の特筆事項は、夕食の海の幸。
季節の旬の魚と地元野菜を使った猟師料理の食事は、量も質も凄い!の一言に尽きた。 -
翌日は宿で朝食を頂いたら、白神山地の最深部へ向けて出発!
白神山地はそのエリアが広く、前日に滞在した海辺の海岸線や十二湖の辺りはまだまだ森も浅く、世界自然遺産エリアには含まれていない。
この日は日本の背骨の付け根を目指し、白神山地の神髄をめざして移動する。白神ライン 自然・景勝地
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白神山地への最深部へは森山海岸からは白神ラインと呼ばれる県道28号の1本道で、この道は途中からは未舗装となりかなりの悪路。
その道をひたすら1時間半、走り抜ける。
津軽峠のあたり迄来れば、もう世界自然遺産エリア。
ブナの森もいっそうその密度を増し、森の精がいそうな雰囲気。
旅の立案段階では白神山地の世界遺産エリアではクロクマの滝や白神の森での森林散歩も計画していたのだが、今年は熊の被害があり楽しみにしていたこれらのトレイルはクローズとのことで、最深部で歩けるのは1カ所;暗門(あんもん)渓谷のみ。
本当ならば白神山地の最深部で丸二日の森林散策となる筈だったのに、クローズの情報はかなり残念。 -
暗門渓谷は暗門川の傍らにある渓谷で、3つの滝が見所。
そのゲートとなる場所はアクアグリーンビレッジANMONで、此処の駐車場は規模が大きく100台の乗用車を駐車出来る。
まずはビレッジの観光案内所で滝へのルートを確認。
暗門渓谷は雨が降ると川の水位が一気に増し、滝への遊歩道を川が飲み込んでしまう道。
そんな場合は徒渉(川の中をジャブジャブ歩く)か、長靴(レンタルあり)で歩くしか方法がない。アクアグリーンビレッジANMON 宿・ホテル
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この日は幸いなことに川は通常水位で川の中を歩くことも長靴も必要なく、ほっと安心。
ビレッジから少し離れたトレイルのゲートへ向かい、協力金を払ってヘルメットを借りる。
これから歩くルートは渓谷道なので、道のすぐ脇は崖。
崖の上から小石や、運が悪ければ小岩が転がり落ちてくることも多く、頭部のケガの防止のためにヘルメットは必ず着用しなければならない。
協力金としてのヘルメットのレンタル料金は100円で、白神山地のブナ林保全のために使われるとの事だった。 -
そして、このゲートでもう一つ残念な情報を見つけてしまった。
それは、3本ある暗門渓谷沿いの滝の内、一番落差の大きい“第一の滝”へのルートが通行止めだという情報。
今年はコロナの影響で遊歩道の整備が遅れ、最上部の第1滝へのルート整備が間に合わなかったらしい。
新型コロナが猛威を振るう今夏の状況下では、白神山地へと来られただけでもヨシとしなければならないのかもしれない。 -
暗門渓谷の滝までのトレイルだが、ストレートに川を遡るコース(暗門渓谷ルート)とブナ林散策トレイルを経由する森林ルートの2通りの行き方があり、私達はブナ林散策トレイルを行くことに。
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階段道を登り、ブナ林の中へと入って行く。
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一旦ブナ林の中へと入り込むと、そこはもう緑の世界。
サワサワサワ・・・・
頭上からブナの木々が葉を揺らす音が降り注いでくる。 -
イチオシ
白神山地のブナの木には樹齢が数千年にもなる木々もあると言われるが、残念ながらそのような木があるのは簡単にはヒトの立ち入ることの出来ない本当の山奥で、この辺りの木々は未だ若い。
若いと言っても、それでも500年、800年の時を重ねた木々がトレイルに次々と現れる。 -
森の中には樺の木々もあり、幹の色がダークなブナと白樺の白い幹とのコントラストが鮮やかな色合い。
世界遺産の径ブナ林散策道 公園・植物園
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ブナの森を抜け、渓谷沿いの道へと入る。
暗門渓谷ルート 自然・景勝地
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イチオシ
ここからがヘルメット必須の落石注意の危険地帯だ。
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渓谷沿いの道には小さな滝があちこちにあり、飽きることのない景色が続く。
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渓谷沿いを歩き出して20分ほどで姿を見せるのが、暗門の滝である第三滝。
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第三滝は落差26mで、水量が少なければその滝壺近くまで歩いて近づける。
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イチオシ
ここまで歩いてきて汗ばんだ躰に滝のミストが降りかかり、躰の周りの空気ごと冷却してくれるが、あまりに長く滝の側に居るとしっとりと濡れてしまうほどなので、長くは滝の近くには居られない。
暗門の滝 自然・景勝地
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滝の周囲には山野草も多く、動物の尻尾のようにも見える小さな花の集団を見つけた。
星形の花がびっしりとついたこの植物はオカトラノオ。
虎の尾と言うには、小花がちょっと可愛らしすぎるかな。 -
黄色いゆりかご花はツリフネ草。
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第三滝から第二滝までは少し登り道で、沢水に濡れた岩が滑りやすいルートだが、トレッキングシューズを履いていれば大丈夫。
20分ほどで、第二滝へと到着した。 -
第二滝の落差は37mで、滝壺はかなり深そう。
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滝の回りには夏の花が咲いていて、特に多かったのが釣鐘型に連なる薄紫の花。
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イチオシ
蕾が紫色で、開いて行く過程で白に近い色に変わっていくこの植物はギボウシ。
ちょっと意外なのだが、ギボウシはメキシコのサボテン蒸留酒のメスカルの原料となるリュウゼツランと同じ種類の植物らしい。 -
暗門滝(第三&第二)を巡るトレイルは、のんびりと白神の森林散策をして、滝を楽しんで約3時間。
帰路はブナの木々が濾過した水が流れる湧き水で喉を潤してから、アクアグリーンビレッジANMONへと戻った。 -
ランチはビレッジの食堂で白神ざるそば(700円)と青森の名産の林檎ソフトクリーム。
沢山歩いた後は食事も、スイーツも美味しい。 -
この日の宿は青森県西目屋村にある“しらかみの湯”の大秋温泉なのだが、宿へ行く前に西目屋村にあり白神山地ビジターセンターへと立ち寄る。
ビジターセンターでのお目当てはアイマックスシアター(大人200円)で、白神山地の四季を鳥の視点から紹介してくれるとの話。
だから、かなり楽しみにしていたアイマックスだったが、残念ながらその内容は20年前だったらみんなが喜んでくれたかも・・・と言う程度。
白神山地ビジターセンターは規模の大きなビジターセンターなので、北米の国立公園の同様の施設を想像しながら訪れたのだが、公園レンジャーもトレッキングを相談できるような専門のスタッフもいなく、居るのは案内デスクの館内案内係のお姉さんだけ。
せっかくの世界遺産を冠とする山のビジターセンターなのだから、見た目の外見の箱ではなく、その中身にもう少し力を入れても良いと思う。白神山地ビジターセンター 美術館・博物館
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ビジターセンターは不発だったが、この日の宿(村営ホテル・ブナの里・白神館)の温泉は期待通りの美人の湯。
大秋温泉の泉質は水中に微細な炭酸を含むpH8.5のアルカリ性で、炭酸が躰の血行を良くしてくれたうえに、表皮を軽く溶かして、湯上がり時にはお肌がツルツル。
沢山歩いた後には最高の癒やしの湯だった。
ホテルの夕食も美味しく、部屋は布団が到着時から準備されていて、コロナ対策もばっちりで安心して滞在出来た。
勿論、ブナの里・白神館ではGo toトラベルは適用出来た。大秋温泉 ブナの里 白神館 宿・ホテル
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世界遺産の白神山地。
今夏はコロナの影響でその整備が進まず、また春からヒトが山に入らなかったことで熊の活動が活発化し、歩けないトレイルも多かった。 -
それはとても残念だったけれど、
でもね・・・
欧州では再び都市のロックダウンが始まりつつある今、
多少の不便があったとしても、自由に県外に出て旅が出来るだけで、幸せ・・・なのだよね。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ほいみさん 2020/11/07 20:02:55
- 民宿 汐ケ島
- こんばんは。白神山地って何処へ行ったらよいのか、よく分かってない「ほいみ」です。愛犬との旅・還暦登山隊での白神山に続いて、この9月には気が付いたら道の駅「しらかみ」で車中泊してました。
民宿 汐ケ島、ここ泊まりました!
おばちゃんががんばってって、夕飯は食べ切れませんでした。
白神山に登ると言ったら、オニギリを作ってくれて、これが美味しくて山頂から「有賀と~美味しいよ~」って電話しちゃいました。
ウェンディさんの写真、素晴らしいです。私も海岸付近を散歩しましたが、何を見ていたのか?写真はほとんど撮ってませんでした。「しらかみ号」も走ってたんだけどなぁ。滝があったのも知りませんでした。
海外旅行が出来なくなって、直ぐに1年になっちゃいます。海外旅行が解禁されても、今までの様な自由気ままな旅は不可能かもしれないし、相互不信の中の旅行は辛いですね。冬になっちゃうと山行も面倒臭いし、さて何をしようか困ってます。
ほいみ
- ウェンディさん からの返信 2020/11/08 20:19:01
- Re: 民宿 汐ケ島
- ほいみさん こんばんは。
民宿汐が島は、本当に居心地の良い宿でおかみさんや親父さんのお客さんを思う姿勢に本当に感服しました。私たちが宿泊していた時もいらしていたのはリピーターの方が半数くらい。
一度宿泊した人には愛される、白神山地に行く方にはお勧めできる宿ですね。
ホイミさんは白神山にも登られたとのこと。
私達も天気が許せばこの前日に行っていたのですが、今年の7月は天気が安定せずに連日雨と曇りの予報で断念しました。
私も登りたかったです。
白神山地は簡単に行けるところは、深い森のその前衛部分だけ。
時間があるならば、ゆっくりと山の中にこもり、そのブナの森を堪能したいところで、またいつか、時期を変えて訪れようと思っています。
新型コロナのせいで予定していた夏のアイスランドと年末のキリマンジャロは流れ、次の航空機の予約もできないのが今ですが、私はこれをチャンスとばかりに温泉巡りを楽しんでいます。
と言っても週末旅が多いのでまだ8温泉目ですが、アルカリ温泉や酸性温泉、泉質がいろいろあって楽しいです。
今できることを楽しもう♪が私のコンセプト。
なにかと色々言われるGotoシリーズですが、予防しながら楽しめれば、それでOK♪
せっかくの一度きりの人生、楽しまなくっちゃ持ったいないですからね!
ほいみさんも、楽しい冬ライフを‼
ウェンディ
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- pedaruさん 2020/11/01 07:18:00
- 白神山地
- ウェンディさん おはようございます。
ブナの森の緑、澄み切った空気、こんな場所ではコロナウィルスも寄り付かない気がしますね。ここを訪れれば5年は長生きしそうです。
写真で拝見しました、料理の数々、刺身の色、サザエのつぼ焼きの美しさ、最高の海の幸ですね。
pedaru
- ウェンディさん からの返信 2020/11/01 18:09:20
- RE: 白神山地
- pedaruさん こんばんは。
白神山地は一度は行ってみたいと考えていたエリアで、今年の夏は白神山地尽くし旅となるはずでしたが、様々な社会的要因から入れないエリアも多かったです。
とはいうものの海辺の自然を楽しみ、森林の奥へと分け入りブナ林の中で深呼吸。
なかなか外で深呼吸など難しい昨今、自然の中は良いですね。
東北は自然も豊かで食も美味しい!
実はこの週末も東北で紅葉トレッキングを楽しんでいました。
コロナが落ち着くまでは海外は無理そうなので、日本の自然のニッチな部分を責めていきたいと思っています。
ウェンディ
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