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西暦402年に西ローマ皇帝ホノリウスにより、防衛上の理由から<br />首都がミラノからラヴェンナに移されました。<br />西ローマ帝国滅亡後、493年に東ゴート王国を建国した<br />テオドリック王もラヴェンナを首都としました。<br />6世紀半ばに東ローマ皇帝ユスティニアヌスが東ゴート族から半島を奪還し<br />総督府が置かれたラヴェンナはイタリア統治の拠点として繁栄しましたが<br />751年にランゴバルド族に征服され東ローマ帝国の支配を離れました。<br /><br />そのため8~9世紀の東ローマ帝国下における聖像禁止令や<br />聖像破壊運動の影響を免れ、初期ビザンティン様式のモザイク画が<br />ラヴェンナには多く残されています。<br /><br />ラヴェンナが繁栄を極めた5~6世紀に建造されモザイク画で飾られた<br />聖堂や霊廟、洗礼堂など8ヶ所の建造物が1996年に<br />「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」として世界遺産登録されました。<br /><br />1500年以上の時を経て今も変わらぬ煌きを放つモザイク画が見たくて<br />ラヴェンナを訪れました。<br /><br /><br />※訪問箇所が多いため、ラヴェンナ前編・後編に分けました。<br /><br />【ラヴェンナ・前編】で訪れた場所<br />  *「サン・ヴィターレ聖堂」<br />  *「ガッラ・プラキディア廟堂」<br /><br />【ラヴェンナ・後編】で訪れた場所<br />  *「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」<br />  *「大司教博物館(サンタンドレア礼拝堂)」<br />  *「ネオニアーノ洗礼堂」<br />  *「サンフランチェスコ教会」<br />  *「ダンテの墓」<br />  *「サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂」<br />  *「アリアーニ洗礼堂」<br />  <br /> <br /><br /><br />~・~・~・~・~・~ 旅  程 ~・~・~・~・~・~<br /><br /> 10/07(月) NRT発13:35(OS052)⇒ウィーン着18:35(乗り継ぎ)<br />       ウィーン発19:45(OS7053)⇒ザグレブ着20:40《泊》<br /> 10/08(火) ザグレブ観光 ザグレブ16:00(by BUS)⇒ロヴィニ19:55《泊》<br /> 10/09(水) ポレチュ観光《ロヴィニ泊》<br /> 10/10(木) ロヴィニ13:15(by BUS)⇒トリエステ15:25<br />       トリエステ16:15(by TRAIN)⇒ヴェネツィア18:20《泊》<br /> 10/11(金) ブラーノ島観光《ヴェネツィア泊》<br />★10/12(土) ヴェネツィア15:42(by TRAIN)⇒ラヴェンナ18:48《泊》<br />★10/13(日) ラヴェンナ観光 <br />       ラヴェンナ18:45(by TRAIN)⇒ボローニャ19:54《泊》<br /> 10/14(月) ボローニャ09:18(by TRAIN)⇒オルヴィエート12:15《泊》<br /> 10/15(火) オルヴィエートからチヴィタ・ディ・バーニョレージョ日帰り観光<br />       オルヴィエート16:26(by TRAIN)⇒フィレンツェ18:48《泊》<br /> 10/16(水) シエナ日帰り観光《フィレンツェ泊》<br /> 10/17(木) フィレンツェ発15:05(OS532)⇒ウィーン着16:35(乗り継ぎ)<br />       ウィーン発17:45(OS051)⇒(機中泊)⇒<br /> 10/18(金) NRT着11:55<br /><br />(旅行時 1ユーロ ≒ ¥122)

クロアチア・イストラ半島からイタリアへ(6)《古都ラヴェンナ・前編》ビザンティン・モザイクの世界へ

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2019/10/12 - 2019/10/13

1位(同エリア196件中)

sanabo

sanaboさん

この旅行記スケジュールを元に

西暦402年に西ローマ皇帝ホノリウスにより、防衛上の理由から
首都がミラノからラヴェンナに移されました。
西ローマ帝国滅亡後、493年に東ゴート王国を建国した
テオドリック王もラヴェンナを首都としました。
6世紀半ばに東ローマ皇帝ユスティニアヌスが東ゴート族から半島を奪還し
総督府が置かれたラヴェンナはイタリア統治の拠点として繁栄しましたが
751年にランゴバルド族に征服され東ローマ帝国の支配を離れました。

そのため8~9世紀の東ローマ帝国下における聖像禁止令や
聖像破壊運動の影響を免れ、初期ビザンティン様式のモザイク画が
ラヴェンナには多く残されています。

ラヴェンナが繁栄を極めた5~6世紀に建造されモザイク画で飾られた
聖堂や霊廟、洗礼堂など8ヶ所の建造物が1996年に
「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」として世界遺産登録されました。

1500年以上の時を経て今も変わらぬ煌きを放つモザイク画が見たくて
ラヴェンナを訪れました。


※訪問箇所が多いため、ラヴェンナ前編・後編に分けました。

【ラヴェンナ・前編】で訪れた場所
  *「サン・ヴィターレ聖堂」
  *「ガッラ・プラキディア廟堂」

【ラヴェンナ・後編】で訪れた場所
  *「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」
  *「大司教博物館(サンタンドレア礼拝堂)」
  *「ネオニアーノ洗礼堂」
  *「サンフランチェスコ教会」
  *「ダンテの墓」
  *「サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂」
  *「アリアーニ洗礼堂」
  
 


~・~・~・~・~・~ 旅  程 ~・~・~・~・~・~

 10/07(月) NRT発13:35(OS052)⇒ウィーン着18:35(乗り継ぎ)
       ウィーン発19:45(OS7053)⇒ザグレブ着20:40《泊》
 10/08(火) ザグレブ観光 ザグレブ16:00(by BUS)⇒ロヴィニ19:55《泊》
 10/09(水) ポレチュ観光《ロヴィニ泊》
 10/10(木) ロヴィニ13:15(by BUS)⇒トリエステ15:25
       トリエステ16:15(by TRAIN)⇒ヴェネツィア18:20《泊》
 10/11(金) ブラーノ島観光《ヴェネツィア泊》
★10/12(土) ヴェネツィア15:42(by TRAIN)⇒ラヴェンナ18:48《泊》
★10/13(日) ラヴェンナ観光 
       ラヴェンナ18:45(by TRAIN)⇒ボローニャ19:54《泊》
 10/14(月) ボローニャ09:18(by TRAIN)⇒オルヴィエート12:15《泊》
 10/15(火) オルヴィエートからチヴィタ・ディ・バーニョレージョ日帰り観光
       オルヴィエート16:26(by TRAIN)⇒フィレンツェ18:48《泊》
 10/16(水) シエナ日帰り観光《フィレンツェ泊》
 10/17(木) フィレンツェ発15:05(OS532)⇒ウィーン着16:35(乗り継ぎ)
       ウィーン発17:45(OS051)⇒(機中泊)⇒
 10/18(金) NRT着11:55

(旅行時 1ユーロ ≒ ¥122)

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ヴェネツィアから列車でフェラーラ(Ferrara)乗り換えで<br />ラヴェンナに到着しました。<br /><br />ヴェネツィア・サンタルチア駅発14:42→フェラーラ着16:11<br />フェラーラ発16:37→ラヴェンナ着17:48<br />(トレニタリアで14.45ユーロ)<br /><br />ラヴェンナはアドリア海から8キロほど内陸側にあり<br />運河で海に通じていますが、かつては海に面していたそうです。<br /><br />ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(BC63~AD14)が<br />紀元前31年にラヴェンナ郊外のクラッセに軍港を建設し<br />アドリア海での重要な役割を担う都市となりました。

    ヴェネツィアから列車でフェラーラ(Ferrara)乗り換えで
    ラヴェンナに到着しました。

    ヴェネツィア・サンタルチア駅発14:42→フェラーラ着16:11
    フェラーラ発16:37→ラヴェンナ着17:48
    (トレニタリアで14.45ユーロ)

    ラヴェンナはアドリア海から8キロほど内陸側にあり
    運河で海に通じていますが、かつては海に面していたそうです。

    ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(BC63~AD14)が
    紀元前31年にラヴェンナ郊外のクラッセに軍港を建設し
    アドリア海での重要な役割を担う都市となりました。

  • 宿泊ホテルは駅から徒歩4分の &quot;NH Ravenna&quot;<br /><br />ラヴェンナの観光名所はほとんどが徒歩圏内です。

    宿泊ホテルは駅から徒歩4分の "NH Ravenna"

    ラヴェンナの観光名所はほとんどが徒歩圏内です。

    NH ラヴェンナ ホテル

    便利なロケーション by sanaboさん
  • 明日は沢山の場所を巡る予定なので、今晩は<br />ホテルで教えていただいたお薦めレストランで<br />サクッと食べて寝ることにしました。<br /><br />やって来たのは &quot;Osteria Passatelli&quot;<br /><br />トリップアドバイザーの評価も悪くない<br />カジュアルなレストランです。<br /><br />テラス席のカラフルな自転車のディスプレイがユニーク☆

    明日は沢山の場所を巡る予定なので、今晩は
    ホテルで教えていただいたお薦めレストランで
    サクッと食べて寝ることにしました。

    やって来たのは "Osteria Passatelli"

    トリップアドバイザーの評価も悪くない
    カジュアルなレストランです。

    テラス席のカラフルな自転車のディスプレイがユニーク☆

    オステリア パッサテッリ イタリアン

    お勧めのカジュアルレストラン by sanaboさん
  • オステリアなのでイタリアンがメインですが<br />今日は違うものが食べたくて、ガツンとスペアリブ!<br /><br />そして &quot;Insalata mista&quot;

    オステリアなのでイタリアンがメインですが
    今日は違うものが食べたくて、ガツンとスペアリブ!

    そして "Insalata mista"

  • テラス席でいただきましたが、「支払いは店内でしてね」と言われ<br />中に入ると、元は映画館だったという店内中央には階段があり<br />テーブル席も少しずつ段差があってかつての面影を残していました。<br /><br />大型スクリーンでは地元チームのサッカーの試合を放映中~☆

    テラス席でいただきましたが、「支払いは店内でしてね」と言われ
    中に入ると、元は映画館だったという店内中央には階段があり
    テーブル席も少しずつ段差があってかつての面影を残していました。

    大型スクリーンでは地元チームのサッカーの試合を放映中~☆

  • ラヴェンナ中心部にあるポポロ広場を通り抜けて帰ります。<br /><br />土曜の晩なので賑やかです。

    ラヴェンナ中心部にあるポポロ広場を通り抜けて帰ります。

    土曜の晩なので賑やかです。

    ポポロ広場 (ラヴェンナ) 広場・公園

    ラヴェンナの中心広場 by sanaboさん
  • その先の広場では大型スクリーンに流れるミュージックビデオに<br />多くの人たちが足を止めて聴き入っていました。<br />近くの人にお聞きすると、後ろの建物はアリギエーリ劇場で<br />中で行われているイタリアンポップスの人気シンガーElisaの<br />コンサートの様子が実況中継されていたのでした。<br /><br />心地よいパワフルな歌声にしばし酔いしれて、ホテルに戻りました。<br />

    その先の広場では大型スクリーンに流れるミュージックビデオに
    多くの人たちが足を止めて聴き入っていました。
    近くの人にお聞きすると、後ろの建物はアリギエーリ劇場で
    中で行われているイタリアンポップスの人気シンガーElisaの
    コンサートの様子が実況中継されていたのでした。

    心地よいパワフルな歌声にしばし酔いしれて、ホテルに戻りました。

  • (翌朝)ホテルの朝食ビュッフェ<br /><br />*右下の写真のココット容器はビーガン用の黒米を炊いたもの<br />*右側のお皿の右手に写っているのはピアディーナのロールサンド<br /><br />ピアディーナとはラヴェンナのあるエミリア・ロマーニャ州の<br />伝統料理で、トルティーヤのように薄く焼いた生地に<br />サラミやチーズなどを挟んで食べるのだそう。<br />ランチでピアディーナ専門店に行くつもりでしたが<br />結局時間がなくて行けませんでした。<br /><br />朝食後、早速観光に出かけまーす!

    (翌朝)ホテルの朝食ビュッフェ

    *右下の写真のココット容器はビーガン用の黒米を炊いたもの
    *右側のお皿の右手に写っているのはピアディーナのロールサンド

    ピアディーナとはラヴェンナのあるエミリア・ロマーニャ州の
    伝統料理で、トルティーヤのように薄く焼いた生地に
    サラミやチーズなどを挟んで食べるのだそう。
    ランチでピアディーナ専門店に行くつもりでしたが
    結局時間がなくて行けませんでした。

    朝食後、早速観光に出かけまーす!

  • 昨晩も通過したポポロ広場です。<br /><br />(写真上)広場西側<br />   正面の建物は「市庁舎」で、左手に隣接するのは<br />   1461年建造の「ヴェネツィア小宮殿」<br /> <br />  ※ラヴェンナは1441年~1509年の間、ヴェネツィア共和国の<br />   支配下にありました。<br /><br />(写真下)広場東側<br />   正面の時計塔もヴェネツィア支配下の1483年建造で<br />   1785年に改修されています。

    昨晩も通過したポポロ広場です。

    (写真上)広場西側
       正面の建物は「市庁舎」で、左手に隣接するのは
       1461年建造の「ヴェネツィア小宮殿」
     
      ※ラヴェンナは1441年~1509年の間、ヴェネツィア共和国の
       支配下にありました。

    (写真下)広場東側
       正面の時計塔もヴェネツィア支配下の1483年建造で
       1785年に改修されています。

    ヴェネツィア小宮殿 城・宮殿

    ヴェネツィア統治時代の政庁 by sanaboさん
  • (写真上)1681年に再建された「市庁舎」<br /><br />市庁舎前に建つ2本の円柱はヴェネツィア共和国支配下の<br />1483年に建てられたもので、現在はラヴェンナの守護聖人である<br />聖アッポリナーレと聖ウィタリス(聖ヴィターレ)の像が<br />上に飾られています。<br /><br />(1644年にヴェネツィア共和国時代の有翼の獅子像から<br /> 聖ウィタリス像に替えられました)

    (写真上)1681年に再建された「市庁舎」

    市庁舎前に建つ2本の円柱はヴェネツィア共和国支配下の
    1483年に建てられたもので、現在はラヴェンナの守護聖人である
    聖アッポリナーレと聖ウィタリス(聖ヴィターレ)の像が
    上に飾られています。

    (1644年にヴェネツィア共和国時代の有翼の獅子像から
     聖ウィタリス像に替えられました)

    ラベンナ市庁舎 建造物

    ポポロ広場の西側にあります。 by sanaboさん
  • 「ポポロ広場」の標識<br /><br />『モザイクの街』ラヴェンナの通り名や広場名の標識は<br />全てこのようなモザイクなのです。<br />

    「ポポロ広場」の標識

    『モザイクの街』ラヴェンナの通り名や広場名の標識は
    全てこのようなモザイクなのです。

  • (写真上)「11月4日通り」の標識<br />  <br />  &quot;ANNIVERSARO DELLA VITTORIA 1918&quot;と書かれています。<br />  <br />  ※1918年11月4日は第一次世界大戦のイタリア戦線で<br />   オーストリア・ハンガリー帝国がイタリアに降伏した日<br /><br />(写真下)「ジャコモ・マテオッティ通り」の標識<br />  <br />  ジャコモ・マテオッティはファシズムと対峙し<br />  暗殺された社会主義者だそうで<br />        &quot;MARTIRE DELLA LIBERTA&quot;と書かれています。<br />  MARTIREは殉教者を意味しますが、自由のために戦い<br />  命を落としたことを意味しているのでしょう。<br />

    (写真上)「11月4日通り」の標識
      
      "ANNIVERSARO DELLA VITTORIA 1918"と書かれています。
      
      ※1918年11月4日は第一次世界大戦のイタリア戦線で
       オーストリア・ハンガリー帝国がイタリアに降伏した日

    (写真下)「ジャコモ・マテオッティ通り」の標識
      
      ジャコモ・マテオッティはファシズムと対峙し
      暗殺された社会主義者だそうで
      "MARTIRE DELLA LIBERTA"と書かれています。
      MARTIREは殉教者を意味しますが、自由のために戦い
      命を落としたことを意味しているのでしょう。

  • 前方に「サン・ヴィターレ聖堂」が見えてきましたが<br />先に左手の書店で『5ヶ所共通券』を購入します。

    前方に「サン・ヴィターレ聖堂」が見えてきましたが
    先に左手の書店で『5ヶ所共通券』を購入します。

  • こちらの書店では『5ヶ所共通券』のほか<br />モザイクのガイド本やラヴェンナ土産なども扱っています。

    こちらの書店では『5ヶ所共通券』のほか
    モザイクのガイド本やラヴェンナ土産なども扱っています。

  • 「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」として<br />世界文化遺産登録されている8ヶ所の建造物のうち<br />主な見所である以下の5ヶ所の共通券が発売されています。<br /><br />*「サン・ヴィターレ聖堂」<br />*「ガッラ・プラキディア廟堂」<br />*「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」<br />*「ネオニアーノ洗礼堂」<br />*「大司教博物館(サンタンドレア礼拝堂)」<br /><br />共通券は「サン・ヴィターレ聖堂」付近の書店、<br />「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」「大司教博物館」の<br />3ヶ所でしか購入できませんのでご注意下さい。<br />

    「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」として
    世界文化遺産登録されている8ヶ所の建造物のうち
    主な見所である以下の5ヶ所の共通券が発売されています。

    *「サン・ヴィターレ聖堂」
    *「ガッラ・プラキディア廟堂」
    *「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」
    *「ネオニアーノ洗礼堂」
    *「大司教博物館(サンタンドレア礼拝堂)」

    共通券は「サン・ヴィターレ聖堂」付近の書店、
    「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」「大司教博物館」の
    3ヶ所でしか購入できませんのでご注意下さい。

    ラヴェンナの初期キリスト教建築物群 史跡・遺跡

    世界文化遺産 by sanaboさん
  • 『5ヶ所共通券』は9.5ユーロで7日間有効です。<br />(ただし、3月1日~6月15日は「ガッラ・プラキディア廟堂」が<br /> プラス2ユーロとなり11.5ユーロ)<br /><br />それぞれの入場時に右側にパンチで穴を開けてくれます。<br /><br />原則、1ヶ所に一度きりの入場ですが、「サン・ヴィターレ聖堂」見学中にミサが始まるとのことで観光客は外に出されてしまったため、あとで再入場出来るかお聞きするとOKとのことでした。

    『5ヶ所共通券』は9.5ユーロで7日間有効です。
    (ただし、3月1日~6月15日は「ガッラ・プラキディア廟堂」が
     プラス2ユーロとなり11.5ユーロ)

    それぞれの入場時に右側にパンチで穴を開けてくれます。

    原則、1ヶ所に一度きりの入場ですが、「サン・ヴィターレ聖堂」見学中にミサが始まるとのことで観光客は外に出されてしまったため、あとで再入場出来るかお聞きするとOKとのことでした。

  • 門の正面にある「サン・ヴィターレ聖堂」(写真)ではなく<br />先に同じ敷地内にある「ガッラ・プラキディア廟堂」から<br />見学します。<br />(後回しにすると忘れそうなので…^^;)<br />

    門の正面にある「サン・ヴィターレ聖堂」(写真)ではなく
    先に同じ敷地内にある「ガッラ・プラキディア廟堂」から
    見学します。
    (後回しにすると忘れそうなので…^^;)

    サン ヴィターレ教会 寺院・教会

    ラヴェンナで必見の聖堂 by sanaboさん
  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】&quot;Mausoleo di Galla Placidia&quot;<br /><br />※イタリア語の発音に準じ「ガッラ・プラチーディア」と<br /> 表記されることもあります。<br /> <br />ガッラ・プラキディアの寄進によりサンタ・クローチェ教会付属の<br />殉教者を祀る礼拝堂として5世紀前半に建設されました。<br />(ただし正確な建設年代や寄進者、建設目的などを記した<br /> 当時の確固たる記録がないため、諸説あるとのことです)<br /><br />上から見ると建物はラテン十字(※)の形をしています。<br /><br />※「ラテン十字」とは私たちがよく目にする十字架の形で<br /> 縦棒の下の部分が長いクロスのこと。<br /> 長さが全て同じ正十字は「ギリシャ十字」と呼ばれます。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】"Mausoleo di Galla Placidia"

    ※イタリア語の発音に準じ「ガッラ・プラチーディア」と
     表記されることもあります。
     
    ガッラ・プラキディアの寄進によりサンタ・クローチェ教会付属の
    殉教者を祀る礼拝堂として5世紀前半に建設されました。
    (ただし正確な建設年代や寄進者、建設目的などを記した
     当時の確固たる記録がないため、諸説あるとのことです)

    上から見ると建物はラテン十字(※)の形をしています。

    ※「ラテン十字」とは私たちがよく目にする十字架の形で
     縦棒の下の部分が長いクロスのこと。
     長さが全て同じ正十字は「ギリシャ十字」と呼ばれます。

    ガッラ プラチーディアの廟 寺院・教会

    ラヴェンナに現存する最古のモザイク by sanaboさん
  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】&quot;Mausoleo di Galla Placidia&quot;<br /><br />(写真上)入口は北側にあります。<br /><br />(写真下)十字交差部(クーポラの下)の床は大理石

    【ガッラ・プラキディア廟堂】"Mausoleo di Galla Placidia"

    (写真上)入口は北側にあります。

    (写真下)十字交差部(クーポラの下)の床は大理石

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側<br /><br />見上げると、濃紺を基調としたモザイクで埋め尽くされ<br />息を呑むほどの荘厳で優美な空間です☆彡<br />(フレスコ画のように見える部分も全てモザイクです)<br /><br />ラヴェンナに現存するモザイクとしては最古のもので<br />モザイク故に色褪せることもなく創建当時と変わらぬ<br />煌きを放っています。<br /><br />写真上部のクーポラ(ドーム天井)と接するルネッタ(半円壁)には<br />それぞれ二人の使徒が描かれており、さらにその下に半円筒形の<br />天井を持つ空間が張り出し、ラテン十字の形になっています。<br />(実際には入口のある北側が少しだけ長い正十字に近い形です)

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側

    見上げると、濃紺を基調としたモザイクで埋め尽くされ
    息を呑むほどの荘厳で優美な空間です☆彡
    (フレスコ画のように見える部分も全てモザイクです)

    ラヴェンナに現存するモザイクとしては最古のもので
    モザイク故に色褪せることもなく創建当時と変わらぬ
    煌きを放っています。

    写真上部のクーポラ(ドーム天井)と接するルネッタ(半円壁)には
    それぞれ二人の使徒が描かれており、さらにその下に半円筒形の
    天井を持つ空間が張り出し、ラテン十字の形になっています。
    (実際には入口のある北側が少しだけ長い正十字に近い形です)

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側~西側<br /><br />クーポラの星空に浮かぶ金色の十字架が印象的☆<br /><br />(十字架の下の部分が東を指し示しています)

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側~西側

    クーポラの星空に浮かぶ金色の十字架が印象的☆

    (十字架の下の部分が東を指し示しています)

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側<br /><br />入口から進んだ正面(南側)の半円筒天井の下に置かれた石棺は、ガッラ・プラキディア(390年頃~450年)のものと考えられています。<br /><br />同様に左右(東側と西側)の半円筒天井の下にも石棺が置かれ、左側は夫のコンスタンティヌス3世将軍、右側は息子ヴァレンティヌス3世もしくは異母兄である皇帝ホノリウスのものとされていますが、確証はないようです。<br /><br />ところで、このガッラ・プラキディアは数奇な運命を辿った女性でした。<br />ローマ皇帝テオドシウス一世の娘でホノリウス帝の異母妹でしたが、西ゴート族のアラリック王がローマを侵攻した際に捕虜となってしまいました。ところがアラリックの死後ゴート王となったアラリックの義理の弟アタウルフに見染められて結婚し、自らも王妃に。そのアタウルフが暗殺されるとラヴェンナに戻り、将軍コンスタンティヌスと再婚。その夫が亡くなると異母兄ホノリウスとの確執から逃れるため幼い子供たちを連れコンスタンティノープルへ移りました。ホノリウスが亡くなると(彼女の甥にあたる)東ローマ皇帝テオドシウス2世が新たな西ローマ皇帝ヨハンネスを襲撃させて殺害しガッラ・プラキディアの幼い息子ヴァレンティヌス3世を西ローマ皇帝の座に据え、彼女はその後見人として四半世紀に渡り西ローマ帝国の女帝として君臨したのでした。<br />その経緯から西ローマの人々からは憎悪の対象となったそうですが、敬虔なカトリック教徒だった彼女は統治期間に多くの教会に寄進をし、この「ガッラ・プラキディア廟堂」もその一つでした。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側

    入口から進んだ正面(南側)の半円筒天井の下に置かれた石棺は、ガッラ・プラキディア(390年頃~450年)のものと考えられています。

    同様に左右(東側と西側)の半円筒天井の下にも石棺が置かれ、左側は夫のコンスタンティヌス3世将軍、右側は息子ヴァレンティヌス3世もしくは異母兄である皇帝ホノリウスのものとされていますが、確証はないようです。

    ところで、このガッラ・プラキディアは数奇な運命を辿った女性でした。
    ローマ皇帝テオドシウス一世の娘でホノリウス帝の異母妹でしたが、西ゴート族のアラリック王がローマを侵攻した際に捕虜となってしまいました。ところがアラリックの死後ゴート王となったアラリックの義理の弟アタウルフに見染められて結婚し、自らも王妃に。そのアタウルフが暗殺されるとラヴェンナに戻り、将軍コンスタンティヌスと再婚。その夫が亡くなると異母兄ホノリウスとの確執から逃れるため幼い子供たちを連れコンスタンティノープルへ移りました。ホノリウスが亡くなると(彼女の甥にあたる)東ローマ皇帝テオドシウス2世が新たな西ローマ皇帝ヨハンネスを襲撃させて殺害しガッラ・プラキディアの幼い息子ヴァレンティヌス3世を西ローマ皇帝の座に据え、彼女はその後見人として四半世紀に渡り西ローマ帝国の女帝として君臨したのでした。
    その経緯から西ローマの人々からは憎悪の対象となったそうですが、敬虔なカトリック教徒だった彼女は統治期間に多くの教会に寄進をし、この「ガッラ・プラキディア廟堂」もその一つでした。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側<br /><br />半円筒天井のモザイク柄はまるで天から降りしきる<br />雪の結晶のよう☆彡<br /><br />内弧(手前の縁取り部分)の模様は迷路のようにも見えます。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側

    半円筒天井のモザイク柄はまるで天から降りしきる
    雪の結晶のよう☆彡

    内弧(手前の縁取り部分)の模様は迷路のようにも見えます。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />雪の結晶のような柄の間に<br />マーガレットのような小花が描かれています。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    雪の結晶のような柄の間に
    マーガレットのような小花が描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側<br /><br />半円筒天井の突き当たりのルネッタ(半円壁)右側に描かれているのは<br />聖ウィンケンティウスで、書物を手にし十字架を担いだ姿で<br />描かれています。<br /><br />長年聖ラウレンティウス(聖ロレンツォ)と考えられてきましたが<br />近年聖ウィンケンティウスであることが証明されたのだとか。<br /><br />左側には福音書が収められた書棚が描かれています。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側

    半円筒天井の突き当たりのルネッタ(半円壁)右側に描かれているのは
    聖ウィンケンティウスで、書物を手にし十字架を担いだ姿で
    描かれています。

    長年聖ラウレンティウス(聖ロレンツォ)と考えられてきましたが
    近年聖ウィンケンティウスであることが証明されたのだとか。

    左側には福音書が収められた書棚が描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側<br /><br />書棚に収められた四冊の書物の表紙に記された名前から<br />福音書であることがわかります。<br /><br />左上から時計回りに<br /> *マルコ(MARCUS)の福音書<br /> *ルカ(LUCAS)の福音書<br /> *ヨハネ(JOANNES)の福音書  <br /> *マタイ(MATTEUS)の福音書<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側

    書棚に収められた四冊の書物の表紙に記された名前から
    福音書であることがわかります。

    左上から時計回りに
     *マルコ(MARCUS)の福音書
     *ルカ(LUCAS)の福音書
     *ヨハネ(JOANNES)の福音書  
     *マタイ(MATTEUS)の福音書

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />(写真だと平面的に見えますが)クーポラはドーム状なので<br />十字架のある中央が一番高くなっており、より高く見せるために<br />遠近法を利用し中心部に行くにしたがい星の大きさが小さく<br />描かれています。<br /><br />クーポラの四隅には<br />4人の福音書記者のシンボルが描かれています。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    (写真だと平面的に見えますが)クーポラはドーム状なので
    十字架のある中央が一番高くなっており、より高く見せるために
    遠近法を利用し中心部に行くにしたがい星の大きさが小さく
    描かれています。

    クーポラの四隅には
    4人の福音書記者のシンボルが描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】クーポラ<br /><br />四人の福音書記者のシンボルが<br />雲の中から現れる形で描かれています。<br /><br />左上から時計回りに<br /> *聖マタイのシンボルである「翼のある人(天使)」<br /> *聖ヨハネのシンボルである「翼のある鷲」<br /> *聖ルカのシンボルである「翼のある牛」<br /> *聖マルコのシンボルである「翼のある獅子」

    【ガッラ・プラキディア廟堂】クーポラ

    四人の福音書記者のシンボルが
    雲の中から現れる形で描かれています。

    左上から時計回りに
     *聖マタイのシンボルである「翼のある人(天使)」
     *聖ヨハネのシンボルである「翼のある鷲」
     *聖ルカのシンボルである「翼のある牛」
     *聖マルコのシンボルである「翼のある獅子」

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />クーポラに象徴的に描かれた十字架☆彡<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    クーポラに象徴的に描かれた十字架☆彡

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側~東側<br /><br />写真左下に東側の半円筒天井が少し見えていますが<br />南側とは異なるモザイク柄です。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側~東側

    写真左下に東側の半円筒天井が少し見えていますが
    南側とは異なるモザイク柄です。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】南側~東側

    【ガッラ・プラキディア廟堂】南側~東側

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】東側<br /><br />クーポラと接する四方のルネッタ(半円壁)には<br />白いトーガ姿の使徒が全部で8人描かれていますが<br />2人を除き、残りの6人は12使徒の誰なのかは<br />わかっていないそうです。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】東側

    クーポラと接する四方のルネッタ(半円壁)には
    白いトーガ姿の使徒が全部で8人描かれていますが
    2人を除き、残りの6人は12使徒の誰なのかは
    わかっていないそうです。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】東側<br /><br />東側ルネッタ(半円壁)に描かれている二人の使徒は<br />聖ペテロと聖パウロなのだそうです。<br />その典型的なイコノグラフィー(図像)からわかるのだとか。<br /><br />中央には、喉の渇きを癒す白い鳩が描かれています。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】東側

    東側ルネッタ(半円壁)に描かれている二人の使徒は
    聖ペテロと聖パウロなのだそうです。
    その典型的なイコノグラフィー(図像)からわかるのだとか。

    中央には、喉の渇きを癒す白い鳩が描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />この『水を飲む鳩』の図はラヴェンナのパンフレットや<br />絵葉書にも使われている代表的なモザイクのひとつで<br />『永遠の平和を求める魂は癒しを求め、救済の泉で渇きを癒す』<br />ことを示唆しています。<br /><br />鳩は天界の平和の告知者でその純真さと優しさは<br />キリスト教精神の象徴なのだそうです。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    この『水を飲む鳩』の図はラヴェンナのパンフレットや
    絵葉書にも使われている代表的なモザイクのひとつで
    『永遠の平和を求める魂は癒しを求め、救済の泉で渇きを癒す』
    ことを示唆しています。

    鳩は天界の平和の告知者でその純真さと優しさは
    キリスト教精神の象徴なのだそうです。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】北側<br /><br />入口の方向を振り返っています。<br /><br />(十字架の下の縦棒にあたる部分で、他の3ヶ所に比べ<br /> 半円筒天井の奥行きがあります)

    【ガッラ・プラキディア廟堂】北側

    入口の方向を振り返っています。

    (十字架の下の縦棒にあたる部分で、他の3ヶ所に比べ
     半円筒天井の奥行きがあります)

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】北側<br /><br />入口のすぐ上にある『善き羊飼い』のモザイク画は必見です。<br /><br />『善き羊飼い』とはイエス・キリストを意味し<br />この図が入口の上に置かれているのは<br />『キリストを介してのみ永遠の平和が得られる』ことを<br />示すためだとか。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】北側

    入口のすぐ上にある『善き羊飼い』のモザイク画は必見です。

    『善き羊飼い』とはイエス・キリストを意味し
    この図が入口の上に置かれているのは
    『キリストを介してのみ永遠の平和が得られる』ことを
    示すためだとか。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】北側<br /><br />6匹の羊に囲まれ岩に座っているキリストは十字架を手にし<br />髭のない若々しい姿で描かれています。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】北側

    6匹の羊に囲まれ岩に座っているキリストは十字架を手にし
    髭のない若々しい姿で描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】北側<br /><br />半円筒天井のモザイク模様は向かい側(南側)のものと同じですが<br />ラヴェンナのパンフレットや絵葉書などに使われている<br />有名なモザイク柄です。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】北側

    半円筒天井のモザイク模様は向かい側(南側)のものと同じですが
    ラヴェンナのパンフレットや絵葉書などに使われている
    有名なモザイク柄です。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />光を反射したガラス片がキラキラして<br />とても綺麗~☆彡 <br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    光を反射したガラス片がキラキラして
    とても綺麗~☆彡 

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】北側<br /><br />半円筒天井の内弧(縁取り部分)の中央には十字架が。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】北側

    半円筒天井の内弧(縁取り部分)の中央には十字架が。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】北側<br /><br />その十字架に向かうように果物類が描かれています。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】北側

    その十字架に向かうように果物類が描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />*北側の半円筒天井の立ち上がりの部分<br /><br />内弧(縁取り部分)には金の葦(あし)で編んだ籠から<br />溢れるように果物の帯が十字架まで伸びています。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    *北側の半円筒天井の立ち上がりの部分

    内弧(縁取り部分)には金の葦(あし)で編んだ籠から
    溢れるように果物の帯が十字架まで伸びています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />籠から溢れ出るようにリンゴやザクロ、葡萄が描かれています。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    籠から溢れ出るようにリンゴやザクロ、葡萄が描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />色のグラデーションを利用して陰影や凹凸が<br />とても上手く表現されています。<br /><br />1600年前にタイムスリップして、この部分を制作したい~♪

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    色のグラデーションを利用して陰影や凹凸が
    とても上手く表現されています。

    1600年前にタイムスリップして、この部分を制作したい~♪

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】東側<br /><br />半円筒天井の突き当たりのルネッタ(半円壁)には<br />『アカンサスの繁みで水を飲む2頭の鹿』が描かれています。<br />

    【ガッラ・プラキディア廟堂】東側

    半円筒天井の突き当たりのルネッタ(半円壁)には
    『アカンサスの繁みで水を飲む2頭の鹿』が描かれています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】西側<br /><br />西側ルネッタ(半円壁)にも東側と同様に<br />『アカンサスの繁みで水を飲む2頭の鹿』が。<br /><br />東西の半円筒天井には葡萄の枝葉と人の姿が描かれています。<br />これは新約聖書の中でキリストが自分を葡萄の木に例えた<br />「私はぶどうの木、あなたがたは枝です」という言葉から<br />来ているようです。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】西側

    西側ルネッタ(半円壁)にも東側と同様に
    『アカンサスの繁みで水を飲む2頭の鹿』が。

    東西の半円筒天井には葡萄の枝葉と人の姿が描かれています。
    これは新約聖書の中でキリストが自分を葡萄の木に例えた
    「私はぶどうの木、あなたがたは枝です」という言葉から
    来ているようです。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】西側<br /><br />鹿が水を飲む図は<br />『これから洗礼を受ける者が、洗礼の水に癒しを見つける』<br />ことを表しています。

    【ガッラ・プラキディア廟堂】西側

    鹿が水を飲む図は
    『これから洗礼を受ける者が、洗礼の水に癒しを見つける』
    ことを表しています。

  • 【ガッラ・プラキディア廟堂】<br /><br />入口に向かって立ち、真上を見上げています。<br /><br />(上から順に)クーポラ天井→クーポラに接するルネッタ(半円壁)→<br />       北側の半円筒天井<br /><br />この霊廟で作業をしたモザイク職人たちは、ギリシャやローマの職人たちがモザイクを絵と考えたのとは異なり、建築的要素の一つとして捉えていたそうです。<br /><br />この時代になると色ガラスや金箔を透明ガラスに挟んだ金色のモザイク片を多用することにより、煌びやかで精緻な表現が可能になりました。<br />モザイクを芸術の域にまで高め、初期ビザンティン美術の中心となったのが東ローマ帝国(ビザンティン帝国)の首都であったコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)とラヴェンナでした。<br /><br />ところが東ローマ帝国では8~9世紀に聖像禁止令や聖像破壊運動により多くのモザイク壁画やフレスコ壁画、イコンが破壊されてしまいました。<br />8世紀半ばに東ローマ帝国支配を離れ、その後フランク王国の寄進により教皇領となったラヴェンナではこうした破壊を免れ、その後急速に街が衰退したこともあり、初期ビザンティン様式モザイクの世界一の宝庫として稀有な存在の街となりました。<br /><br />中でもこの「ガッラ・プラキディア廟堂」は色彩と構図の見事さ、神秘的な優美さにおいて抜きん出ており、1600年近く前のモザイク職人たちの優れた技術と感性に驚嘆し称賛せずにはいられませんでした!!

    【ガッラ・プラキディア廟堂】

    入口に向かって立ち、真上を見上げています。

    (上から順に)クーポラ天井→クーポラに接するルネッタ(半円壁)→
           北側の半円筒天井

    この霊廟で作業をしたモザイク職人たちは、ギリシャやローマの職人たちがモザイクを絵と考えたのとは異なり、建築的要素の一つとして捉えていたそうです。

    この時代になると色ガラスや金箔を透明ガラスに挟んだ金色のモザイク片を多用することにより、煌びやかで精緻な表現が可能になりました。
    モザイクを芸術の域にまで高め、初期ビザンティン美術の中心となったのが東ローマ帝国(ビザンティン帝国)の首都であったコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)とラヴェンナでした。

    ところが東ローマ帝国では8~9世紀に聖像禁止令や聖像破壊運動により多くのモザイク壁画やフレスコ壁画、イコンが破壊されてしまいました。
    8世紀半ばに東ローマ帝国支配を離れ、その後フランク王国の寄進により教皇領となったラヴェンナではこうした破壊を免れ、その後急速に街が衰退したこともあり、初期ビザンティン様式モザイクの世界一の宝庫として稀有な存在の街となりました。

    中でもこの「ガッラ・プラキディア廟堂」は色彩と構図の見事さ、神秘的な優美さにおいて抜きん出ており、1600年近く前のモザイク職人たちの優れた技術と感性に驚嘆し称賛せずにはいられませんでした!!

  • では、同じ敷地内に建つ「サン・ヴィターレ聖堂」へ向かいましょう。<br /><br />建設が始められたのは東ゴート王国時代の6世紀前半ですが<br />完成したのは東ローマ帝国時代に移ってからで、547年に<br />ラヴェンナのマクシミアヌス大司教により献堂式が行われました。<br /><br />とはいえ司教座聖堂ではなく、聖ウィタリス(=サン・ヴィターレ)の<br />聖遺物を祀った殉教者記念礼拝堂です。<br /><br />八角形の集中式(※)の造りで、ラヴェンナを代表する<br />初期キリスト教・ビザンティン建築です。<br /><br />※集中式とは中心となる空間の周りに従属的な空間が<br /> 対称かつ均等に配置される建築様式のこと

    では、同じ敷地内に建つ「サン・ヴィターレ聖堂」へ向かいましょう。

    建設が始められたのは東ゴート王国時代の6世紀前半ですが
    完成したのは東ローマ帝国時代に移ってからで、547年に
    ラヴェンナのマクシミアヌス大司教により献堂式が行われました。

    とはいえ司教座聖堂ではなく、聖ウィタリス(=サン・ヴィターレ)の
    聖遺物を祀った殉教者記念礼拝堂です。

    八角形の集中式(※)の造りで、ラヴェンナを代表する
    初期キリスト教・ビザンティン建築です。

    ※集中式とは中心となる空間の周りに従属的な空間が
     対称かつ均等に配置される建築様式のこと

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】&quot;Basilica di San Vitale&quot;<br /><br />(綺麗な色に撮れませんでしたが)アーチ型の開口部の奥にある内陣と<br />その奥にあるキリストが描かれた半円ドームの後陣が一番の見所で<br />すべてモザイクで埋め尽くされているのです☆彡

    【サン・ヴィターレ聖堂】"Basilica di San Vitale"

    (綺麗な色に撮れませんでしたが)アーチ型の開口部の奥にある内陣と
    その奥にあるキリストが描かれた半円ドームの後陣が一番の見所で
    すべてモザイクで埋め尽くされているのです☆彡

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣から聖堂中心部を見て<br /><br />クーポラ部分も八角形で、8面の窓の下は<br />上下2層のアーチで構成されています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣から聖堂中心部を見て

    クーポラ部分も八角形で、8面の窓の下は
    上下2層のアーチで構成されています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />*クーポラの中心部は16世紀のフレスコ画<br /> (1780年に手が加えられています)

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    *クーポラの中心部は16世紀のフレスコ画
     (1780年に手が加えられています)

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />クーポラのフレスコ画には<br />天に舞う天使たちが描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    クーポラのフレスコ画には
    天に舞う天使たちが描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】クーポラと内陣

    【サン・ヴィターレ聖堂】クーポラと内陣

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />コインが投げ込まれていますが、おそらく洗礼場だと思います。<br />(かつて洗礼では全身を水に浸しました)

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    コインが投げ込まれていますが、おそらく洗礼場だと思います。
    (かつて洗礼では全身を水に浸しました)

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />*床面のモザイク模様

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    *床面のモザイク模様

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />では内陣から見て行きましょう。<br /><br />内陣入口のアーチ内側にはキリストと12使徒、そして<br />聖ウィタリス(=サン・ヴィターレ)の息子である<br />聖ジェルヴァシウス(聖ジェルバシオ)と聖プロタシウス(聖プロタシオ)が<br />メダリオン(円形フレーム)の中に描かれています。<br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    では内陣から見て行きましょう。

    内陣入口のアーチ内側にはキリストと12使徒、そして
    聖ウィタリス(=サン・ヴィターレ)の息子である
    聖ジェルヴァシウス(聖ジェルバシオ)と聖プロタシウス(聖プロタシオ)が
    メダリオン(円形フレーム)の中に描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />内陣のヴォールト天井を見上げて

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    内陣のヴォールト天井を見上げて

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />*内陣入口のアーチとヴォールト天井

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    *内陣入口のアーチとヴォールト天井

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />*内陣入口のアーチ最頂部に描かれたキリスト<br /><br />各メダリオンを囲むように緑色のイルカが描かれています。<br />初期キリスト教においてイルカは『救済』の象徴だったそうです。

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    *内陣入口のアーチ最頂部に描かれたキリスト

    各メダリオンを囲むように緑色のイルカが描かれています。
    初期キリスト教においてイルカは『救済』の象徴だったそうです。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />内陣入口のアーチ左側

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    内陣入口のアーチ左側

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />アーチ左側の一番下が聖プロタシウス(聖プロタシオ)

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    アーチ左側の一番下が聖プロタシウス(聖プロタシオ)

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />アーチ右側の一番下が聖ジェルヴァシウス(聖ジェルバシオ)

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    アーチ右側の一番下が聖ジェルヴァシウス(聖ジェルバシオ)

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井<br /><br />ヴォールト天井には光輪を持つ子羊(キリストを表す)と<br />それを支える4人の天使が描かれています。  <br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

    ヴォールト天井には光輪を持つ子羊(キリストを表す)と
    それを支える4人の天使が描かれています。  

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井<br /><br />ヴォールト天井の四隅には羽を広げた孔雀が。<br /><br />キリスト教では孔雀は春に羽が生え替わるため『復活』の象徴とされ<br />孔雀の肉は腐らないと考えられていたことから『不死身』の象徴とも<br />されていたそうです。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

    ヴォールト天井の四隅には羽を広げた孔雀が。

    キリスト教では孔雀は春に羽が生え替わるため『復活』の象徴とされ
    孔雀の肉は腐らないと考えられていたことから『不死身』の象徴とも
    されていたそうです。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井<br /><br />キリストを象徴する子羊の背景には金銀の星が輝き<br />リンゴやナシが描かれた花冠に囲まれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

    キリストを象徴する子羊の背景には金銀の星が輝き
    リンゴやナシが描かれた花冠に囲まれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井<br /><br />子羊を支える4人の天使たちとともに<br />雄鶏や燕、アヒルやロバなどの動物も描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

    子羊を支える4人の天使たちとともに
    雄鶏や燕、アヒルやロバなどの動物も描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣天井

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁と天井<br /><br />内陣側壁の上部には三連窓(の空間)があり、その下には<br />旧約聖書から題材をとった大きな半円形のモザイク画があります。<br /><br />三連窓の左側には福音書記者の『聖ヨハネ』、<br />右側には福音書記者の『聖ルカ』が描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁と天井

    内陣側壁の上部には三連窓(の空間)があり、その下には
    旧約聖書から題材をとった大きな半円形のモザイク画があります。

    三連窓の左側には福音書記者の『聖ヨハネ』、
    右側には福音書記者の『聖ルカ』が描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />シンボルの鷲とともに描かれている福音書記者の『聖ヨハネ』

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    シンボルの鷲とともに描かれている福音書記者の『聖ヨハネ』

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />シンボルの牛とともに描かれている福音書記者の『聖ルカ』

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    シンボルの牛とともに描かれている福音書記者の『聖ルカ』

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />三連窓(の空間)を支えるのは白いオニキスの円柱で<br />柱頭の透かし彫りや周囲のモザイク模様も大変精緻です。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    三連窓(の空間)を支えるのは白いオニキスの円柱で
    柱頭の透かし彫りや周囲のモザイク模様も大変精緻です。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />大きな半円形モザイクには旧約聖書の『創世記』に登場する<br />アブラハムの2つの逸話(※)が描かれています。<br /><br />※『アブラハムの饗応』と『イサクの燔祭(はんさい)』の逸話<br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    大きな半円形モザイクには旧約聖書の『創世記』に登場する
    アブラハムの2つの逸話(※)が描かれています。

    ※『アブラハムの饗応』と『イサクの燔祭(はんさい)』の逸話

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />半円形部分の左側から中央にかけて<br />『アブラハムの饗応』の逸話が描かれています。<br /><br />年老いたアブラハムと妻サラには子供がいませんでしたが<br />ある日3人の旅人(実は天使でした)に食事を提供してもてなすと<br />一年後に子供を授かることを告げられた、というお話です。<br />(実際に息子イサクを授かりました)<br /><br />この時、妻サラは90歳、アブラハムは100歳だったそうですが<br />キリスト教徒でない私にはそこのところは理解不能です(*&#39;ω&#39;*)<br /><br />妻サラはパンを焼き、アブラハムは飼っていた仔牛を料理し<br />樫の木の下で休んでいた3人のもとへ運びましたが、<br />その場面が描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    半円形部分の左側から中央にかけて
    『アブラハムの饗応』の逸話が描かれています。

    年老いたアブラハムと妻サラには子供がいませんでしたが
    ある日3人の旅人(実は天使でした)に食事を提供してもてなすと
    一年後に子供を授かることを告げられた、というお話です。
    (実際に息子イサクを授かりました)

    この時、妻サラは90歳、アブラハムは100歳だったそうですが
    キリスト教徒でない私にはそこのところは理解不能です(*'ω'*)

    妻サラはパンを焼き、アブラハムは飼っていた仔牛を料理し
    樫の木の下で休んでいた3人のもとへ運びましたが、
    その場面が描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />アブラハムが差し出すお皿の上に載っている<br />超ミニサイズの牛がちょっと笑えます(´艸`*)

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    アブラハムが差し出すお皿の上に載っている
    超ミニサイズの牛がちょっと笑えます(´艸`*)

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />半円形部分の右側には『イサクの燔祭』の場面が描かれています。<br /><br />※燔祭(はんさい)とは生贄の動物を神に捧げる神聖な儀式のこと<br /><br />神はアブラハムの信仰を試すために息子イサクを生贄に捧げることを<br />命じ、苦悩の末にアブラハムが実行しようとした直前にその行為を<br />止められた、という逸話です。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    半円形部分の右側には『イサクの燔祭』の場面が描かれています。

    ※燔祭(はんさい)とは生贄の動物を神に捧げる神聖な儀式のこと

    神はアブラハムの信仰を試すために息子イサクを生贄に捧げることを
    命じ、苦悩の末にアブラハムが実行しようとした直前にその行為を
    止められた、という逸話です。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />アブラハムが手にした剣を振り下ろそうとしたまさにその時<br />天の雲の合い間から神の手が伸びそれを制止する場面が<br />描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    アブラハムが手にした剣を振り下ろそうとしたまさにその時
    天の雲の合い間から神の手が伸びそれを制止する場面が
    描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />アブラハムの逸話が描かれた半円形モザイクのすぐ下には<br />床面の三連の空間を支える円柱の透かし模様の柱頭と<br />十字架と白馬がレリーフで描かれた副柱頭、そして<br />果物籠と鳩が描かれたモザイクがありとても可愛らしいです☆彡<br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    アブラハムの逸話が描かれた半円形モザイクのすぐ下には
    床面の三連の空間を支える円柱の透かし模様の柱頭と
    十字架と白馬がレリーフで描かれた副柱頭、そして
    果物籠と鳩が描かれたモザイクがありとても可愛らしいです☆彡

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />アブラハムの逸話の半円形モザイクの上には<br />十字架のメダイヨンを手にした二人の天使、<br />その左側には預言者エレミア、<br />右側にはシナイ山で「十戒」を受け取るモーゼ、<br />その下にはモーゼの兄アロンと古代イスラエル12支族の<br />様子が描かれています。<br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    アブラハムの逸話の半円形モザイクの上には
    十字架のメダイヨンを手にした二人の天使、
    その左側には預言者エレミア、
    右側にはシナイ山で「十戒」を受け取るモーゼ、
    その下にはモーゼの兄アロンと古代イスラエル12支族の
    様子が描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁<br /><br />シナイ山で「十戒」を受け取るモーゼ<br /><br />※「十戒」とは神がモーゼに授けた10の戒め(掟)のこと

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣左側の側壁

    シナイ山で「十戒」を受け取るモーゼ

    ※「十戒」とは神がモーゼに授けた10の戒め(掟)のこと

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁と天井<br /><br />今度は向かい合う内陣右側の側壁を見ていきます。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁と天井

    今度は向かい合う内陣右側の側壁を見ていきます。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁<br /><br />側壁上部の三連窓(の空間)の左側には『聖マタイ』、<br />右側には『聖マルコ』がそれぞれシンボルである<br />天使と獅子とともに描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁

    側壁上部の三連窓(の空間)の左側には『聖マタイ』、
    右側には『聖マルコ』がそれぞれシンボルである
    天使と獅子とともに描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁<br /><br />*シンボルの獅子とともに描かれている『聖マルコ』<br /><br />無駄に同じような写真を沢山撮ったのに<br />『聖マタイ』の写真を撮り忘れていました^^;

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁

    *シンボルの獅子とともに描かれている『聖マルコ』

    無駄に同じような写真を沢山撮ったのに
    『聖マタイ』の写真を撮り忘れていました^^;

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁<br /><br />大きな半円形モザイクには旧約聖書の『創世記』に登場する<br />「アベルの犠牲」と「メルキゼデクの犠牲」の場面が描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁

    大きな半円形モザイクには旧約聖書の『創世記』に登場する
    「アベルの犠牲」と「メルキゼデクの犠牲」の場面が描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁<br /><br />左側には、動物の毛皮と赤いマントを纏ったアベルが<br />生贄の子羊を捧げる姿が描かれています。<br /><br />※アベルはアダムとイヴの次男で長男がカインですが「カインとアベル」のお話は有名ですね。兄カインは農作物、弟アベルは子羊を神に捧げますが神は子羊しか受け取らず、これを恨んだカインはアベルを殺害し人類最初の殺人者となるお話です。<br /><br />右側には、サレム(=エルサレム)の王であり司祭のメルキゼデクが<br />祭壇でパンとワインを神に捧げる姿が描かれています。    

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁

    左側には、動物の毛皮と赤いマントを纏ったアベルが
    生贄の子羊を捧げる姿が描かれています。

    ※アベルはアダムとイヴの次男で長男がカインですが「カインとアベル」のお話は有名ですね。兄カインは農作物、弟アベルは子羊を神に捧げますが神は子羊しか受け取らず、これを恨んだカインはアベルを殺害し人類最初の殺人者となるお話です。

    右側には、サレム(=エルサレム)の王であり司祭のメルキゼデクが
    祭壇でパンとワインを神に捧げる姿が描かれています。    

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁<br /><br />半円形モザイクを囲む壁の右上には預言者イザイア、<br />左上には燃え盛る茨の繁みに入らんとするモーゼ、<br />その下には司祭ヘテロの一行を導くモーゼが描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁

    半円形モザイクを囲む壁の右上には預言者イザイア、
    左上には燃え盛る茨の繁みに入らんとするモーゼ、
    その下には司祭ヘテロの一行を導くモーゼが描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁<br /><br />*預言者イザイア

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁

    *預言者イザイア

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁<br /><br />燃え盛る茨の繁みに入らんとするモーゼの姿と<br />その下には羊に手を差し伸べる姿が描かれています。<br /><br />実はこの羊と手の部分を描いた(と思われる)標識を<br />街中で見つけました(^^♪

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣右側の側壁

    燃え盛る茨の繁みに入らんとするモーゼの姿と
    その下には羊に手を差し伸べる姿が描かれています。

    実はこの羊と手の部分を描いた(と思われる)標識を
    街中で見つけました(^^♪

  • (写真上)<br />  羊に手を差し伸べるこのモザイクはサン・ヴィターレ聖堂で<br />  見たのとそっくりだと思うのですが、どうでしょうか?<br /><br />(写真下)<br />  サン・ヴィターレ聖堂の内陣アーチにもイルカが<br />  描かれていました。  

    (写真上)
      羊に手を差し伸べるこのモザイクはサン・ヴィターレ聖堂で
      見たのとそっくりだと思うのですが、どうでしょうか?

    (写真下)
      サン・ヴィターレ聖堂の内陣アーチにもイルカが
      描かれていました。  

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />*内陣のヴォールト天井と後陣の半円ドーム

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    *内陣のヴォールト天井と後陣の半円ドーム

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】内陣正面上部の壁面<br /><br />三連窓の上にある2つの器から「生命の枝」が生え<br />窓の両脇に置かれているパンの入った籠まで伸びています。<br /><br />三連窓の下では二人の天使が光の輪を支え<br />その左右にはエルサレムとベツレヘムの<br />宝石を散りばめた街の壁が描かれています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】内陣正面上部の壁面

    三連窓の上にある2つの器から「生命の枝」が生え
    窓の両脇に置かれているパンの入った籠まで伸びています。

    三連窓の下では二人の天使が光の輪を支え
    その左右にはエルサレムとベツレヘムの
    宝石を散りばめた街の壁が描かれています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />ローマ・ヘレニズム様式の影響を受けた内陣に比べ<br />後陣のモザイクはビザンティン様式の影響が強く見られ<br />背景に金色のモザイクが多用されています。 

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    ローマ・ヘレニズム様式の影響を受けた内陣に比べ
    後陣のモザイクはビザンティン様式の影響が強く見られ
    背景に金色のモザイクが多用されています。 

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />半円ドーム部分の中央には『7つの封印をした巻物』を手にし<br />(全世界を表す)青い球体の上に座ったキリストが<br />両脇に天使を従え、髭のない若々しい姿で描かれています。<br /><br />※『7つの封印をした巻物』のお話は新約聖書の<br /> 『ヨハネの黙示録』に出てきます。<br /><br />(向かって)左端は聖ウィタリス(サン・ヴィターレ)で<br />右端にいるのはラヴェンナ司教エクレシウス   

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    半円ドーム部分の中央には『7つの封印をした巻物』を手にし
    (全世界を表す)青い球体の上に座ったキリストが
    両脇に天使を従え、髭のない若々しい姿で描かれています。

    ※『7つの封印をした巻物』のお話は新約聖書の
     『ヨハネの黙示録』に出てきます。

    (向かって)左端は聖ウィタリス(サン・ヴィターレ)で
    右端にいるのはラヴェンナ司教エクレシウス   

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />キリストが左端の聖ウィタリス(サン・ヴィターレ)に<br />殉教を称える冠を授けています。<br /><br />聖ウィタリスはディオクレティアヌス帝のキリスト教迫害により<br />西暦305年頃に殉教し、その聖ウィタリスの聖遺物を祀るために<br />サン・ヴィターレ聖堂は建設されました。<br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    キリストが左端の聖ウィタリス(サン・ヴィターレ)に
    殉教を称える冠を授けています。

    聖ウィタリスはディオクレティアヌス帝のキリスト教迫害により
    西暦305年頃に殉教し、その聖ウィタリスの聖遺物を祀るために
    サン・ヴィターレ聖堂は建設されました。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />聖ウィタリスの衣装の柄がとても細やかに描かれています。<br /><br />足元には可憐な小花や孔雀などが描かれ<br />楽園を思わせる長閑な光景が広がっています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    聖ウィタリスの衣装の柄がとても細やかに描かれています。

    足元には可憐な小花や孔雀などが描かれ
    楽園を思わせる長閑な光景が広がっています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />実はキリストや聖人たちの姿より、こうした動植物や<br />絨毯の縁取り模様のようなモザイクに惹かれます^^

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    実はキリストや聖人たちの姿より、こうした動植物や
    絨毯の縁取り模様のようなモザイクに惹かれます^^

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />右端のエクレシウス司教がサン・ヴィターレ聖堂の模型を<br />キリストに捧げようとしている場面です。<br /><br />※エクレシウス司教の在職期間(521年~532年)に聖堂建設が<br /> 起工されたと考えられています。

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    右端のエクレシウス司教がサン・ヴィターレ聖堂の模型を
    キリストに捧げようとしている場面です。

    ※エクレシウス司教の在職期間(521年~532年)に聖堂建設が
     起工されたと考えられています。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />窓の両脇にある「ユスティニアヌス帝のモザイク」(写真)と<br />「テオドラ妃のモザイク」はとても有名な作品です。 

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    窓の両脇にある「ユスティニアヌス帝のモザイク」(写真)と
    「テオドラ妃のモザイク」はとても有名な作品です。 

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />右側の壁面にあるのが「テオドラ妃のモザイク」です。<br /><br />東ゴート王国を滅ぼし、かつての西ローマ帝国領であったラヴェンナを<br />奪還した東ローマ帝国(ビザンティン帝国)皇帝ユスティニアヌス1世と<br />皇妃テオドラが描かれています。<br /><br />とはいえ、二人が実際にラヴェンナを訪れたことはなく<br />マクシミアヌス大司教が二人への忠誠と献身を示す象徴として<br />モザイク画に描かせたのだとか。

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    右側の壁面にあるのが「テオドラ妃のモザイク」です。

    東ゴート王国を滅ぼし、かつての西ローマ帝国領であったラヴェンナを
    奪還した東ローマ帝国(ビザンティン帝国)皇帝ユスティニアヌス1世と
    皇妃テオドラが描かれています。

    とはいえ、二人が実際にラヴェンナを訪れたことはなく
    マクシミアヌス大司教が二人への忠誠と献身を示す象徴として
    モザイク画に描かせたのだとか。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />《ユスティニアヌス帝のモザイク》

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    《ユスティニアヌス帝のモザイク》

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />《ユスティニアヌス帝のモザイク》<br /><br />中央のユスティニアヌス帝が黄金の聖体皿を手にし<br />(聖人ではありませんが)皇帝権力の象徴として光輪を輝かせ<br />マクシミアヌス大司教が執り行う奉納の場へと進む姿が<br />描かれています。<br /><br />その隣で十字架を手にしているのがマクシミアヌス大司教で<br />頭上にモザイクで名が刻まれています。 <br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    《ユスティニアヌス帝のモザイク》

    中央のユスティニアヌス帝が黄金の聖体皿を手にし
    (聖人ではありませんが)皇帝権力の象徴として光輪を輝かせ
    マクシミアヌス大司教が執り行う奉納の場へと進む姿が
    描かれています。

    その隣で十字架を手にしているのがマクシミアヌス大司教で
    頭上にモザイクで名が刻まれています。 

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />《テオドラ妃のモザイク》

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    《テオドラ妃のモザイク》

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】後陣<br /><br />《テオドラ妃のモザイク》<br /><br />侍女たちを従え行列の先頭に立つテオドラ妃が<br />宝石を散りばめた聖杯を手にし、脇にいる廷臣が<br />カーテンを開け泉から湧き出る水を指し示しています。<br /><br />皇帝と同様にテオドラ妃にも光輪が描かれ、神への忠誠の証として<br />裾に『東方の三博士』が金糸で刺繍された衣装を纏い<br />ビザンティン宮廷の華やかさを物語るかのような宝石や真珠が<br />散りばめられた冠やアクセサリーを身につけています。<br /><br />テオドラ妃は元は貧しい踊り子だったそうですが、美貌のテオドラに<br />一目惚れしたマクシミアヌスは、身分違いの結婚をするために<br />当時皇帝だった叔父に法改正をさせたのだとか。<br /><br />皇妃となったテオドラ妃は、夫の助言者となって国政に関与し<br />若い女性の人身売買を禁じるなど女性擁護にも尽力した<br />立派な女性でした。<br /><br />モザイク画からも美しいテオドラ妃と華やかな宮廷の雰囲気が<br />伝わってきます。<br />そのような様子を見事に表現したモザイク職人たちにも<br />称賛の拍手を送りたいです。   <br />

    【サン・ヴィターレ聖堂】後陣

    《テオドラ妃のモザイク》

    侍女たちを従え行列の先頭に立つテオドラ妃が
    宝石を散りばめた聖杯を手にし、脇にいる廷臣が
    カーテンを開け泉から湧き出る水を指し示しています。

    皇帝と同様にテオドラ妃にも光輪が描かれ、神への忠誠の証として
    裾に『東方の三博士』が金糸で刺繍された衣装を纏い
    ビザンティン宮廷の華やかさを物語るかのような宝石や真珠が
    散りばめられた冠やアクセサリーを身につけています。

    テオドラ妃は元は貧しい踊り子だったそうですが、美貌のテオドラに
    一目惚れしたマクシミアヌスは、身分違いの結婚をするために
    当時皇帝だった叔父に法改正をさせたのだとか。

    皇妃となったテオドラ妃は、夫の助言者となって国政に関与し
    若い女性の人身売買を禁じるなど女性擁護にも尽力した
    立派な女性でした。

    モザイク画からも美しいテオドラ妃と華やかな宮廷の雰囲気が
    伝わってきます。
    そのような様子を見事に表現したモザイク職人たちにも
    称賛の拍手を送りたいです。   

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />内陣ではこれから始まるミサの準備が始められていました。<br /><br />しばらくすると観光客は外に出るように促されましたが<br />まだ写真を撮り終えていなかったので、またあとで<br />戻って来ることにします。

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    内陣ではこれから始まるミサの準備が始められていました。

    しばらくすると観光客は外に出るように促されましたが
    まだ写真を撮り終えていなかったので、またあとで
    戻って来ることにします。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />聖堂は八角形ですが、東側(写真左手)に後陣や納骨堂などの<br />いろいろな形の建物が突き出ています。<br /><br />煉瓦造りの素朴な外観からは想像がつかないほどの<br />内部の煌びやかなビザンティン美術の世界に圧倒された<br />サン・ヴィターレ聖堂でした。

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    聖堂は八角形ですが、東側(写真左手)に後陣や納骨堂などの
    いろいろな形の建物が突き出ています。

    煉瓦造りの素朴な外観からは想像がつかないほどの
    内部の煌びやかなビザンティン美術の世界に圧倒された
    サン・ヴィターレ聖堂でした。

  • 【サン・ヴィターレ聖堂】<br /><br />体を左に傾けて2本の腕で必死に聖堂を支えているように見える<br />控え壁が凄く可笑しくて可愛いです(´艸`*)

    【サン・ヴィターレ聖堂】

    体を左に傾けて2本の腕で必死に聖堂を支えているように見える
    控え壁が凄く可笑しくて可愛いです(´艸`*)

  • 素敵な標識☆彡

    素敵な標識☆彡

  • 一旦ホテルに戻りチェックアウトしてから<br />「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」へ向かいます♪<br /><br /><br />《古都ラヴェンナ・後編》へ続きます。

    一旦ホテルに戻りチェックアウトしてから
    「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」へ向かいます♪


    《古都ラヴェンナ・後編》へ続きます。

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この旅行記へのコメント (32)

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  • ryoutaさん 2020/12/27 23:31:52
    はじめまして
    はじめまして。
    10年以上前にツアーでラヴェンナに行ったことがありますが、
    その時、全く知識がなく、綺麗なモザイクだなー 位にしか思っていませんでした。
    旅行記見させて頂いて、勉強になりました。

    当時、取った写真を見返してみましたが、当時のカメラの性能が悪く、
    室内が暗かったため、ボケた写真が多かったのですが、
    サン・ヴィターレ聖堂内だなーと確認しました。
    今思えば、無知でもったいなかったなーと感じる次第です。

    街中は、休日だった?せいか とても静かな街で、結構印象がよかった街でした。
    こんな状況も収まってくれれば、また行ってみたいです。

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/28 23:24:01
    はじめまして
    ryoutaさん、はじめまして

    この度はラヴェンナ旅行記とポレチュ旅行記をご覧下さいまして
    ありがとうございました。
    ryoutaさんもラヴェンナにいらしたことがおありだそうですね。
    私はタイル絵やモザイクタイルが大好きなので
    ラヴェンナに行きたいとずっと思っていました。
    少しだけ下調べもして行きましたが、それでもモザイク画は
    キリスト教の知識がないと理解が難しいものが多く、
    旅行記作成時にいろいろと調べて新たに知ったことも多かったです。

    > 当時、取った写真を見返してみましたが、当時のカメラの性能が悪く、
    > 室内が暗かったため、ボケた写真が多かったのですが、
    > サン・ヴィターレ聖堂内だなーと確認しました。

    ryoutaさんがサン・ヴィターレ聖堂で撮られたお写真を久しぶりに
    ご覧になられ、ラヴェンナ訪問を懐かしむきっかけになりましたなら
    嬉しいです。
    確かに聖堂や洗礼堂の中は薄暗くて、写真撮影は難しかったですよね。
    それにしても1500年以上の時が経過したとは思えないほど、
    モザイク画は素晴らしかったですね!!

    > 街中は、休日だった?せいか とても静かな街で、結構印象がよかった街でした。

    そうですね、コンパクトで落ち着いた街並みで、かつては
    西ローマ帝国の首都だったとはちょっと信じ難い印象でした。

    早くまた安心して海外へ出かけられるようになるといいですね。
    どうぞ良いお年をお迎えください☆
    そしてこれからもよろしくお願いいたします^^

    sanabo


  • ちゃたろうさん 2020/12/25 22:28:14
    モザイクに魅せられて
     sanaboさん
    初めまして、ちゃたろうと申します。
    ラヴェンナの旅行記、素晴らしいですね!
    私は古代ローマ帝国とゲルマン部族国家についての本を読んでいます。ラヴェンナやガッラ・プラキディアも調べていたところ、こちらの旅行記に美しい写真と丁寧な解説があり
    理解が深まりました。ありがとうございます^^ モザイクは想像以上に美しく1500年以上も昔のものと思えません。よく保存されたなあと感心しました。私が特に印象的なモザイクはガッラ・プラキディア廟堂の水を飲む鳩と、サン・ヴィターレ聖堂の天井の小羊、
    アブラハムの饗応の仔牛ですね^^
    人物もそれぞれ個性があり人間らしく描かれている感じがします。ですから親しみやすいですよね。多くの植物や動物、鳥、文様などが描かれているのも楽しいです。中世装飾写本にも余白にたくさん動植物が描かれているのを思い出しました。
    そして世界史の資料集に必ず載っているユスティニアヌス帝とテオドラ妃にも会えてうれしいです。私も行きたいなぁ、ラヴェンナ。
    ガッラ・プラキディアもテオドラ妃も悪く言われがちですが、私もそんなことなかったのではと思います(^^;;
    古代のモザイク職人さん達も素晴らしいですが、素晴らしい旅行記を書かれたsanabo さん
    にも称賛の拍手をお送りしたいです!
    ありがとうございました^^

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/27 01:00:50
    RE: モザイクに魅せられて
    ちゃたろうさん、はじめまして

    この度はラヴェンナとロヴィニの旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。コメントも頂戴し大変嬉しく拝読いたしました。
    ちゃたろうさんは古代ローマとゲルマン部族国家に関するご本を読んでいらっしゃるそうですね。モザイクが制作された頃のラヴェンナの時代背景など、きっとお詳しくていらっしゃることと拝察いたします。
    私は恥ずかしながら大の世界史音痴で、旅行記を作成するにあたり初歩的な世界史のお勉強から始めたくらいです^^;
    モザイクは時の経過とともに色褪せることもなく、1500年以上も前に制作されたとはとても思えないほどの見事さ、美しさでした。それも単なる芸術作品としてでなく、ガッラ・プラキディアやユスティニアヌス帝などの人物像を絡めて歴史を振り返ると一層の興味を引かれました。ちゃたろうさんでしたら尚更のことと思います。

    > 私が特に印象的なモザイクはガッラ・プラキディア廟堂の水を飲む鳩と、サン・ヴィターレ聖堂の天井の小羊、
    > アブラハムの饗応の仔牛ですね^^

    キリスト教の観点からモザイク画を観るとほんとに面白かったです。(といっても現地ではよくわからないまま写真を撮り、後から調べて分かったことばかりですけど…)アブラハムの饗応の仔牛はユーモラスですよね(笑)

    > 人物もそれぞれ個性があり人間らしく描かれている感じがします。ですから親しみやすいですよね。多くの植物や動物、鳥、文様などが描かれているのも楽しいです。中世装飾写本にも余白にたくさん動植物が描かれているのを思い出しました。

    私もモザイクで描いたとは思えないほど人物が個性豊かで生き生きと描かれていることにとても感心しました。中世装飾写本にも沢山の動植物が描かれているのですね。ひとつひとつの動植物の絵にもきっとキリスト教的な意味があるのでしょうね。

    > そして世界史の資料集に必ず載っているユスティニアヌス帝とテオドラ妃にも会えてうれしいです。私も行きたいなぁ、ラヴェンナ。

    ちゃたろうさんのような知識と観点をお持ちの方がご訪問されたら、ラヴェンナも喜ぶと思います^^

    > ガッラ・プラキディアもテオドラ妃も悪く言われがちですが、私もそんなことなかったのではと思います(^^;;

    様々な側面があったと思いますし、どちらに光を当てるかにもよるのでしょうね。それに確固たる記述も多くは残されておらず、憶測による部分も多いのでしょうね。モザイク画を通して遠い昔に思いを馳せるのもまた楽し、ですね(^^♪

    > 古代のモザイク職人さん達も素晴らしいですが、素晴らしい旅行記を書かれたsanabo さん
    > にも称賛の拍手をお送りしたいです!

    わあ、そのように仰っていただき恐縮です!でもちゃたろうさんにラヴェンナ旅行記を読んでいただけてとても光栄でしたし、嬉しかったです♪
    ありがとうございました^^

    sanabo
  • pedaruさん 2020/12/17 07:21:18
    ご褒美の170票
    sananoさーん おはようございます。失礼しましたsanaboさんでした。あれ?どっかで聞いたことあるぞ。

    コメントを躊躇している間に、旅行記を開いてみると、いいねが既に170票、力作にたいする評価です。さすがですね。

    ラヴェンナと言う街が、モザイクの街とは知りませんでした。
    【ガッラ・プラキディア廟堂】見るからに歴史を感じさせる建物ですね。
    入ってびっくりです、モザイク画の洪水です。5世紀の作なのに当時の輝きを失わず、奇跡のように存在する、イタリアってすごいですね。

    ガッラ・プラキディアのことなども詳しく述べられ、その他たくさんのモザイク画の丁寧な説明、大変勉強になりました、この旅行記を本にしたらどうかと思うほどの出来です。きっと立派な本ができるでしょうね、難点は値段が、2万円くらいになるでしょうか?庶民には手が届きません。

    ここまで微に入り細に入り解説がついて、もう現地に行かなくともいいや、と言うほど
    リアルです。

    【サン・ヴィターレ聖堂】ここも驚く絢爛さ、フレスコ画、モザイク画、絵に描かれた物語、聖書のなかのエピソード、これらも詳しく解説、恐れ入りました。アブラハム、ヨサク、いえイサク、この物語は凄いです。超高齢者の希望の星です。

    なんの捻りもないコメントで失礼しました。

    pedaru


    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/18 00:16:15
    RE: ご褒美の170票
    > sananoさーん おはようございます。失礼しましたsanaboさんでした。あれ?どっかで聞いたことあるぞ。

    pedanoさーん、こんばんは
    あっ、間違えました、pedaruさんでした。(←かなりわざとらしい…)
    cherikoさんもきっとクシャミをしていらっしゃいますね(笑)
    あらためまして、pedaruさん、こんばんは☆

    > コメントを躊躇している間に、旅行記を開いてみると、いいねが既に170票、力作にたいする評価です。さすがですね。

    いつも写真枚数を見ただけで躊躇して帰りたくなるような旅行記にお越し下さり、その上コメントまでお寄せ下さいましてありがとうございました_(._.)_

    > 【ガッラ・プラキディア廟堂】見るからに歴史を感じさせる建物ですね。
    > 入ってびっくりです、モザイク画の洪水です。5世紀の作なのに当時の輝きを失わず、奇跡のように存在する、イタリアってすごいですね。

    イタリアはローマ遺跡を見ても凄いと思いますけど、5〜6世紀のモザイクの建造物を見ても本当に凄いなぁと思います。

    > ガッラ・プラキディアのことなども詳しく述べられ、その他たくさんのモザイク画の丁寧な説明、大変勉強になりました、この旅行記を本にしたらどうかと思うほどの出来です。きっと立派な本ができるでしょうね、難点は値段が、2万円くらいになるでしょうか?庶民には手が届きません。

    モザイクタイルが大好きですのでラヴェンナ旅行記は単なる備忘録に他なりませんが、pedaru家の孫息子ちゃんが描かれた絵皿こそ高値が付きそうです。2000万円からのスタートでいかがでしょうか?とはいえプライスレスな家宝ですので、大切になさって盗難にご注意下さいね〜!

    > 【サン・ヴィターレ聖堂】ここも驚く絢爛さ、フレスコ画、モザイク画、絵に描かれた物語、聖書のなかのエピソード、これらも詳しく解説、恐れ入りました。アブラハム、ヨサク、いえイサク、この物語は凄いです。超高齢者の希望の星です。

    pedaruさんの洗礼名はもしかしてヨサク、いえイサクなのでしょうか?

    > なんの捻りもないコメントで失礼しました。

    捻りに捻って360度回転し、真正面からお越し下さったのですね(´艸`*)
    ありがとうございました。
    寒くなりましたので、ご自愛くださいね。

    sanabo
  • ユーユさん 2020/12/12 15:37:25
    モザイクの世界に、しばし浸れました♪
    sanaboさん

    こんにちは♪
    いよいよ、ラヴェンナ編になりましたね。
    最近フォートラベルを見る頻度が減ってきてて、気が付いたら既にアップされてるじゃないですか(>_<)

    私がラヴェンナに行ったのは かなり前で、その頃はガイドさんの後ろをついていく感じでsanaboさんの旅行記を拝見しても、うっすらとしか記憶がよみがえってきません(^^;
    ラヴェンナの標識、凄い素敵ですね。
    でも、最初お写真を拝見した時、あらクッキーの缶かしら?なんて思っちゃったんですよ(笑)
    食い意地の張っている私らしいです。

    ガッラ・プラキディア廟堂、これもモザイク画 ほんとに凄いな。
    もう1度、傍でじっくり見てみたいです。

    後編、楽しみにお待ちしています

    ユーユ

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/13 00:28:33
    RE: モザイクの世界に、しばし浸れました♪
    ユーユさん、こんばんは〜

    ラヴェンナ編をご覧下さり、コメントもありがとうございました^^

    > 私がラヴェンナに行ったのは かなり前で、その頃はガイドさんの後ろをついていく感じでsanaboさんの旅行記を拝見しても、うっすらとしか記憶がよみがえってきません(^^;

    そういうの、凄くよくわかります(´艸`*)
    私なんて写真に撮らないとすぐに忘れるから、最近はやたらめったら写真を撮りまくっていま〜す^^;

    > ラヴェンナの標識、凄い素敵ですね。
    > でも、最初お写真を拝見した時、あらクッキーの缶かしら?なんて思っちゃったんですよ(笑)

    あらためて写真を見たら、たしかに〜!
    ああいう柄のクッキー缶、絶対にありそうだわ(^_-)-☆

    > ガッラ・プラキディア廟堂、これもモザイク画 ほんとに凄いな。

    ユーユさんも中に入られましたか?
    あれが5世紀前半に造られたというのだから驚きですよね!

    > 後編、楽しみにお待ちしています

    後編はさらにモザイクばかりで益々面白くないと思いますけど
    またご覧いただけましたら嬉しいです^^

    ユーユさんはGoToでどちらかへお出かけになられましたか?
    新作を楽しみにお待ちしていますね〜♪

    sanabo
  • cheriko330さん 2020/12/10 01:17:21
    さすがのsananoさんの旅行記◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡
    sanaboさん、こんばんは~☆彡

    もう12月も10日になりましたね。
    ブラーノ島から新作が、まだかな~って思っていましたが、ラヴェンナは
    歴史ある街で、お時間がかかったの納得しました。大変な作業でしたね。
    続編もあるとのことで、今まさに執筆活動中ですね。
    私もモザイクを見に行きたいと思っていますが、ヴェネツィアのように
    干潟に造られた街だったのですね。何も知らなかったわ。

    きらびやかで豪華なモザイクは、気が遠くなるような作業だったでしょうね。
    素晴らしいです。写真がきれいに撮られていて、また感動です。
    徒歩で回れるのも便利ですね。
    標識もモザイクとは、素敵ですね。全部撮りたくなりますよね~(*'▽')v
    ポポロ広場の雰囲気も良くて好きです。
    5ヶ所共通券はとても便利でしたね。

    最近はホテルの朝食でもビーガン用があるのですね。健康に良さそう。
    地図が載っていて位置関係も良く分かりました。

    続編も楽しみにしています.☆°

    cheriko330

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/10 22:02:00
    RE: さすがのsananoさんの旅行記?(?????)?..°?
    cherikoさん、こんばんは〜☆彡

    いつも旅行記をご覧下さり、コメントもありがとうございました^^

    > ブラーノ島から新作が、まだかな〜って思っていましたが、ラヴェンナは
    > 歴史ある街で、お時間がかかったの納得しました。

    ラヴェンナ編は前回のアップから2カ月以上経ってしまいました^^; 
    (といっても少し手を付けては中断し…の繰り返しだったのですけど)
    旅行から1年以上経過しモザイクの写真を見てもどの部分なのかよくわからない状態から始めて、解説しやすいように順番を入れ替えたりもしたので脳ミソが疲れました〜(^^ゞ

    > 続編もあるとのことで、今まさに執筆活動中ですね。

    ようやく前編が完成し、今はまだホッとして開放感に浸っているので、まだ何も手を付けていないので〜す。このままボーッとしてるとあっという間に2〜3週間経ってしまうから恐ろしい…(汗)

    > 私もモザイクを見に行きたいと思っていますが、ヴェネツィアのように
    > 干潟に造られた街だったのですね。何も知らなかったわ。

    昔は海に面していたなんて、実際に訪れ旅行記を作ったからこそ知ったことでした。

    > きらびやかで豪華なモザイクは、気が遠くなるような作業だったでしょうね。

    細かい作業が苦手な人にとっては拷問でしかないような…(笑)
    でもそんなだったらモザイク職人さんにはなってないですよね。

    > 徒歩で回れるのも便利ですね。

    そうなんです。1ヶ所だけバスで行きましたけど、あとは全て徒歩圏内なので観光しやすかったです。

    > 標識もモザイクとは、素敵ですね。全部撮りたくなりますよね〜(*'▽')v

    私の性格上、全踏破したかったくらいです(笑)
    でも目的の聖堂や洗礼堂など周るところが沢山あったので、街なかは脇目も振らずに早足で歩いて大忙しでした!

    > 5ヶ所共通券はとても便利でしたね。

    9.5ユーロって凄くリーズナブルな料金でしょう? 
    サン・ヴィターレ聖堂だけでもそのくらいの価値があるように思いました。

    > 最近はホテルの朝食でもビーガン用があるのですね。健康に良さそう。

    最近はベジタリアンとかビーガン用の朝食のあるホテルが増えましたね。
    ココット容器に入った黒米を炊いたものは美味しくはなかったです^^;
    でもラヴェンナのホテルの朝食はスタイリッシュで気の利いたものが並んでいてなかなか良かったですよ。

    > 地図が載っていて位置関係も良く分かりました。

    ボローニャやフィレンツェからも近いので行きやすい街だと思います。

    > 続編も楽しみにしています.☆°

    今年中にアップしたいでーす(爆)←爆の字が付いてるところが怪しげでしょ?

    師走を迎え何かと慌ただしくなりますが、cherikoさんもどうぞお元気でお過ごし下さいね(#^.^#)

    sanabo

    cheriko330

    cheriko330さん からの返信 2020/12/11 00:46:25
    RE: RE: さすがのsanaboさんの旅行記°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
    sanaboさ〜ん、ごめんなさい_(._.*)_

    今気づいたのだけど、タイトルのところがsananoさんに
    なっていたガ━━(゚д゚;)━━ン!!
    本当にごめんなさい。失礼しました。
    本文は何度か見直すけど(それでもミスあり)タイトルは
    よく抜けていて時々やっちゃうのよ。
    またミスがあると思うけど、大きな心でよろしくね(^_-)-☆
    では、また〜

     cheriko330

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/11 18:18:38
    わざわざありがとうございま〜す(^^♪
    cherikoさ〜ん、

    > sanaboさ〜ん、ごめんなさい_(._.*)_
    >
    > 今気づいたのだけど、タイトルのところがsananoさんに
    > なっていたガ━━(゚д゚;)━━ン!!

    ご丁寧にありがとうございま〜す(´艸`*)
    そっとそのままにしておけば誰も(私以外は)気づかなかったと思うのに
    正直に掲示板で告白(?!)して下さり、かえって申し訳ありませーん(笑)
    私もそういうこと多々あるのでお互い様だわ〜(^_-)
    来週は一段と寒くなるようなので暖かくしてお過ごし下さいね♡
    ではでは、また〜

    sanabo
  • しゃんみーさん 2020/12/09 15:36:09
    素晴らしいモザイク美術ですね!
    sanaboさん、こんにちは(*^。^*)

    ラヴェンナと言う町は知らなかったのですが、モザイク美術の宝庫ですね~。
    すごく綺麗です。
    sanaboさんは、
    「タイムスリップして作成したい。」と言われてますが、作ったりされることがあるんですか?
    ラヴェンナの町、標識もモザイクで素敵ですね。
    モザイク美術に興味のある人にとっては絶対に行きたくなりますね。
    写真を見ていたら、私も実際に観てみたくなりました。
    金色を使ったモザイクが豪華ですよね。
    最初に行かれたところの丸天井は、濃い青に満天の星が輝いている感じが素敵です。

    モザイクのテーマも聖書のお話が描かれているようですね。
    sanaboさんの説明を読んで勉強になりました(*^。^*)
    続きも楽しみにしてます♪

    しゃんみー

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/09 23:04:22
    RE: 素晴らしいモザイク美術ですね!
    しゃんみーさん、こんばんは〜

    ラヴェンナ旅行記をご覧下さり、コメントもありがとうございました♪

    タイル絵やモザイクタイルが大好きなので、ラヴェンナに行きたいとずっと思っていたんです。
    さすがにモザイクタイルは作ったことはないのですけど、物を作る作業が大好きなのでああいうのを見るとやってみたくなります。ザグレブの聖マルコ教会の屋根を見た時も、あのタイルを並べたいって思いましたし(笑)

    > ラヴェンナの町、標識もモザイクで素敵ですね。

    でしょう? 町の標識を全踏破したかったくらいです(*´▽`*)

    > 金色を使ったモザイクが豪華ですよね。

    5世紀頃すでに金箔やガラスが存在していたことに驚きました。

    > 最初に行かれたところの丸天井は、濃い青に満天の星が輝いている感じが素敵です。

    とても神秘的で神聖な雰囲気に溢れていました☆彡

    > モザイクのテーマも聖書のお話が描かれているようですね。

    モザイクを通して聖書のお話を伝えたかったのでしょうね。

    > sanaboさんの説明を読んで勉強になりました(*^。^*)
    > 続きも楽しみにしてます♪

    ラヴェンナ後編はさらにモザイクばかりの内容で面白くないと思いますけど、またご覧いただけましたら嬉しいです^^

    すっかり寒くなりましたけど、最近はゴルフへ行ってらっしゃいますか?
    ここのところ感染者数がまた増えていますので、引き続きお気をつけてお過ごし下さいね(#^.^#)

    sanabo

    しゃんみー

    しゃんみーさん からの返信 2020/12/11 13:33:17
    RE: RE: 素晴らしいモザイク美術ですね!
    sanaboさん、こんにちは!

    こちらは昼間は暖かで、ゴルフ日和が続いています(^^)/
    でも週明けには、冬将軍が来ると言ってました。
    これからは、お天気をみながらになりますが、ゴルフ毎週末、楽しんでます♪
    これだけが、今のところ、ストレス解消&運動不足解消になってます。

    ホームコースにもGo Toキャンペーンで来られる人が多いようで、平日はホテル1泊&ゴルフプレーで3000円だそうですよ〜〜。
    感染者が最高更新しているので、ランチ時などちょっと不安になってきました。
    sanaboさんも気をつけてお過ごしくださいね!

    しゃんみー

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/11 21:37:05
    RE: RE: RE: 素晴らしいモザイク美術ですね!
    しゃんみーさん、こんばんは〜

    こちらも今までは比較的暖かでしたけど、来週は最高気温が一桁台の日もありそうでいよいよ冬本番ですね!
    しゃんみーさんもお元気でゴルフを楽しまれてるご様子で何よりです^^
    お天気の良い日だったらグリーンを歩くだけでも気分爽快でしょうし、ランチも楽しめていいな〜(^^♪

    > ホームコースにもGo Toキャンペーンで来られる人が多いようで、平日はホテル1泊&ゴルフプレーで3000円だそうですよ〜〜

    え〜、凄〜いっ!ゴルフ漬けで思う存分プレーを楽しめそうですね。私はゴルフをしないので恩恵にあずかれず残念でーす!
    私は最近はひたすらジムのプールで泳いでますけど、スタジオの方には全然足を踏み入れてないんですよ〜
    しゃんみーさんも引き続きお気をつけて楽しんで下さいね〜(^^)/~~~

    sanabo
  • Papanさん 2020/12/06 23:57:03
    凄い・・・
    sanaboさん、こんばんは~

    sanaboさん、ちゃんと先々でたっぷりのお野菜とってたんですね☆
    ところでラヴェンナの歴史、物凄く勉強になりました…sanaboさん、私の掲示板で歴史音痴って言ってたのに、実際は放送大学のローマ帝国歴史Ⅱの講義みたいなレベルじゃないですか。私を笑ってたんですね、恥ずかしいです。

    そもそも1500年前って…ポンペイでも圧倒されましたがローマ帝国、凄すぎて今のイタリアのほうが負けてますよね。ガッラ・プラキディア廟堂、内装のモザイク模様の一部がアーヘンの大聖堂に似てるなあと感じました。アーヘンが真似したんでしょう。

    ただモザイクですが、sanaboさんの旅行記でこれだけ 細かいところまで見れて、これだけわかったから私はもう満足です。だって教会って実際は薄暗くてお香で煙ってることが多く、細かいところまで遠くて見えないこと多いし…あとで写真をみたほうがはっきりわかることの方が多い… sanaboさんの、カメラの腕に脱帽です!どの本やガイドブックもsanaboさんの旅行記には敵わない。実際に行くより得した気分になりますね~

    次も楽しみにしています☆ まだ先ですがシエナも特に…(*^-^*)
    私もクリスマスまでに昨年のブダペストクリスマス旅行記つくりたいです。
    それではまたまた☆

    papan

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/07 21:58:35
    RE: 凄い・・・
    Papanさん、こんばんは〜

    > sanaboさん、ちゃんと先々でたっぷりのお野菜とってたんですね☆

    ヨーロッパで食べる何気ない野菜サラダが凄く美味しく感じるのだけど、野菜不足だからなのか、それともお野菜自体が美味しいからなのかどっちかな〜っていつも思います。

    > sanaboさん、私の掲示板で歴史音痴って言ってたのに、実際は放送大学のローマ帝国歴史?の講義みたいなレベルじゃないですか。私を笑ってたんですね、恥ずかしいです。

    私、受験が日本史選択だったので世界史は全然勉強してなくてほんとに何にも知らないのよ。だからPapanさんのこと笑ってなんて絶対にないわ〜!!! それどころか、遺跡や博物館、美術館などに興味を持たれてよく行ってらっしゃるPapanさんを尊敬しています☆
    旅行記に書いてることはグーグル先生に教わったことばかりだし、時間が経つと自分で書いたことも忘れてまーす(^^ゞ 

    > そもそも1500年前って…ポンペイでも圧倒されましたがローマ帝国、凄すぎて今のイタリアのほうが負けてますよね。

    ほんとにローマ帝国は偉大でしたね!ヨーロッパ各地でローマ遺跡を見るたび、実感します。あんなに大きなゴシック様式の大聖堂を建てた中世の人たちも凄いな〜と思うし、今の自分には絶対に無理なことばかりだわ〜

    > ガッラ・プラキディア廟堂、内装のモザイク模様の一部がアーヘンの大聖堂に似てるなあと感じました。アーヘンが真似したんでしょう。

    アーヘンは行ったことがないのでググりましたが、アーヘン大聖堂は北ヨーロッパ最古の聖堂でビザンティン様式も取り入れられているのですね〜。すぐにアーヘン大聖堂が思い浮かぶところは流石Papanさん☆彡

    > だって教会って実際は薄暗くてお香で煙ってることが多く、細かいところまで遠くて見えないこと多いし…

    あ、たしかに〜。今回訪れた聖堂や礼拝堂は薄暗い所が多かったのでボケボケになった写真も沢山あります。モザイクタイルがお好きな方にはぜひ実物を見ていただきたいわ〜

    > 次も楽しみにしています☆ まだ先ですがシエナも特に…(*^-^*)

    シエナは春頃になりそうです^^;

    > 私もクリスマスまでに昨年のブダペストクリスマス旅行記つくりたいです。

    昨年のクリスマスはプダペストだったのですね〜
    うわ〜、凄く楽しみ♪

    sanabo
  • フィーコさん 2020/12/06 00:29:34
    ラヴェンナ行って見てみたい!
    sanaboさん こんばんは!

    ラヴェンナのモザイク 1600年前とは思えない。
    良くポロポロ剥がれないで残っているのですね。
    解説を詳しくされて 行く時の予習にします。
    フラスコ画かと思うほど リアルにモザイクするのって かなり細かく作られているのですか。
    気が遠くなるほどの作業だったことでしょう。

    タイムマシンが出来たら1600年前へ行ってsanaboさん、モザイク職人さんになって下さいませ。
    私も付いて行こうかなぁ チマチマ好きだから。
    直ぐ飽きると思うのでお先に帰るけど。

    フィーコ

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/06 20:46:12
    RE: ラヴェンナ行って見てみたい!
    フィーコさん、こんばんは〜

    > ラヴェンナのモザイク 1600年前とは思えない。

    ねー、凄いでしょう?フレスコ画だったら色褪せてますよね。

    > 良くポロポロ剥がれないで残っているのですね。

    「ガッラ・プラキディア廟堂」はよく見るとちょっと剥がれてたりする部分もありました。
    修復もされてるのだと思います。

    > フラスコ画かと思うほど リアルにモザイクするのって かなり細かく作られているのですか。

    モザイク片は5〜6ミリから1センチ四方くらいの大きさでしたよ。

    > 気が遠くなるほどの作業だったことでしょう。

    考えただけで気が遠くなりそうだわ。
    かなり集中力がないとモザイク職人は務まりそうにありませんよねぇ…

    > タイムマシンが出来たら1600年前へ行ってsanaboさん、モザイク職人さんになって下さいませ。
    > 私も付いて行こうかなぁ チマチマ好きだから。

    フィーコさん、ぜひ一緒に来て〜(^^♪

    > 直ぐ飽きると思うのでお先に帰るけど。

    え〜、帰りも一緒じゃないと間違えた時代に1人でタイムマシンを降りたら大変〜!
    テルマエ・ロマエになっちゃうかも〜〜(爆)

    sanabo
  • レイジーガーデナーさん 2020/12/04 19:26:28
    お見事!と大向うから声がかかりそう♪ 旅行記のお手本に感服です(^_-)-☆
    sanaboさん、こんばんは~♪

    新作アップが大変なのではと拝察していましたが、本当に期待を上回る見事な内容で、感服!の一言です。

    これほどの内容を、必要なことをもれなく簡潔にわかりやすく書かれたこと、まさに4トラ旅行記のお手本ですね! 自分だったら面倒になってテキトーに飛ばしちゃう、とちょっと反省です(←ちょっとですか!爆)。

    タイトル写真のモザイクの美しさ、精緻さには思わず見入ってしまいました。これをご覧になりたかったのね、と。素晴らしい写真が撮れて本当によかったですね。

    一見、フレスコ画に見えるものまでモザイクだなんて、気が遠くなるようですが、だからこそ1600年も前の作品が、これほど美しく残っているんだなあと、感心しました。その陰で、他の国家、地方では破壊されて歴史に残らなかった聖堂、モザイクも多々あったんだなあと、しみじみ。

    聖堂など建物の内外のお写真が素晴らしいのはもちろんですが、街なかの標識まで、つぶさに押さえていらっしゃるところに、ガイド本などとは一味異なる、sanaboさんらしさが出ていて、これも、また楽しい♪

    子羊に手を差し伸べた聖堂のモザイク画と同じ絵柄の標識を発見されているのには、私も思わず、おおっ!とコーフンしちゃいました。

    それに、サン・ヴィターレ聖堂の控え壁(という存在があること勉強になりました)の形状の面白さ、お皿に乗った小っちゃい牛さんの絵柄へのsanaboさんらしいツッコミにも、くすくす。私も便乗して、「モザイク画の子羊さん、すごく可憐で美しいけど、子羊とは別の生き物に見える…」と密かにツッコんでしまいました。^m^

    最後になりましたが、ガッラ・プラキディアの「数奇な運命」はホント、スゴイ!(@_@;) まさにジェットコースターのような人生で、歴史映画の大作ができそう。

    したたかな悪女と見るか、すごく魅力的な強く賢い女性だったと見るか、評価が分かれそうですが、こんなに美しい廟堂を見ると、後者の方だと思いたくなります。素敵な歴史ドラマを見せていただいたようで、感謝です♪
                         レイジーガーデナー

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/05 17:52:28
    RE: お見事!と大向うから声がかかりそう♪ 旅行記のお手本に感服です(^_-)-☆
    レイジーガーデナーさん、こんにちは〜♪

    レイジーガーデナーさんとお話しもうすぐアップと言ってから、さらに10日ほどが経過してしまいました(^^ゞ

    > 新作アップが大変なのではと拝察していましたが、本当に期待を上回る見事な内容で、感服!の一言です。

    モザイク写真の解説ばかりで面白くもない旅行記なのに、そのように言って下さるお優しいレイジーガーデナーさんにはただただ感謝です!

    > 自分だったら面倒になってテキトーに飛ばしちゃう、とちょっと反省です(←ちょっとですか!爆)。

    ちょっとどころか全然反省など不要で〜す!私がB型故のしつこい性格なだけですから〜(爆)

    > タイトル写真のモザイクの美しさ、精緻さには思わず見入ってしまいました。

    あの写真のモザイクをはじめ、天井のモザイクをずっと上を向いて張り付けた職人さんたちの集中力も凄いですよね!使用したモザイク片の数を考えただけでも気が遠くなりそうです。

    > 他の国家、地方では破壊されて歴史に残らなかった聖堂、モザイクも多々あったんだなあと、しみじみ。

    破壊されてしまったモザイク画や聖堂があったことを思うと、本当に残念ですね。

    > 聖堂など建物の内外のお写真が素晴らしいのはもちろんですが、街なかの標識まで、つぶさに押さえていらっしゃるところに、ガイド本などとは一味異なる、sanaboさんらしさが出ていて、これも、また楽しい♪

    街なかの標識もひとつひとつ違うデザインで『モザイクの街』ラヴェンナらしくて素敵でした。本当は全踏破したいくらいでしたけど、全然時間が足りませんでした。

    > 子羊に手を差し伸べた聖堂のモザイク画と同じ絵柄の標識を発見されているのには、私も思わず、おおっ!とコーフンしちゃいました。

    でも実は旅行記作成の時に気づいたんですよ〜^^;

    > それに、サン・ヴィターレ聖堂の控え壁(という存在があること勉強になりました)の形状の面白さ、お皿に乗った小っちゃい牛さんの絵柄へのsanaboさんらしいツッコミにも、くすくす。私も便乗して、「モザイク画の子羊さん、すごく可憐で美しいけど、子羊とは別の生き物に見える…」と密かにツッコんでしまいました。^m^

    控え壁という呼び名は、ゴシック様式の聖堂の壁面を支える控え壁と同じ働きなのでそう書いてしまいました。サン・ヴィターレ聖堂の建設は6世紀であの壁が造られたのは11世紀頃なので、あとになって支えが必要になったみたいです。足腰が弱って杖が必要になった、みたいな?(笑)
    モザイク画も聖書の場面だけにキリスト教徒でない私達からすると、ツッコミどころ満載ですよね。

    > 最後になりましたが、ガッラ・プラキディアの「数奇な運命」はホント、スゴイ!(@_@;) まさにジェットコースターのような人生で、歴史映画の大作ができそう。

    そうそう、私もほんとに映画になりそうだと思いました。

    > したたかな悪女と見るか、すごく魅力的な強く賢い女性だったと見るか、評価が分かれそうですが、こんなに美しい廟堂を見ると、後者の方だと思いたくなります。

    敬虔なキリスト教徒で教会に沢山の寄進をしていたことからも、信念のある強い女性だったように思います。

    > 素敵な歴史ドラマを見せていただいたようで、感謝です♪

    深いコメントをお寄せ下さりとても嬉しいです♪こちらこそ、ありがとうございます^^
    今年はコロナ騒ぎに翻弄されながら師走を迎えてしまいましたね。
    引き続きご自愛の上、お元気でお過ごし下さいね♡

    sanabo
  • バモスさん 2020/12/04 17:18:08
    ラヴェンナ☆☆☆
    sanaboさんへ

    こんばんニャ~☆
    ド・ストライク旅!!
    若い頃に何げなくイタリア国鉄の周遊バスを使いラヴェンナを観光しましたが
    大当たり☆モザイク画に魅了されました。
    何の予備知識なしだったのであらためてsanaboさんの解説に感謝m(__)m
    ただその頃(80年代後半)はモザイクの標識はなかったと思います。
    見落としてたのかも...?
    もう一度訪れたい街なので、ありがとうございました。
    続きも楽しみです♪
                     バモス

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/05 16:18:20
    RE: ラヴェンナ☆☆☆
    バモスさん、こんにちは

    いつもありがとニャ〜(=^・^=)
    なんと、ラヴェンナはバモスさんの思い出の地だったのですね〜!
    予備知識なしにあのモザイク画をご覧になられたら
    さぞ驚かれたことでしょう。
    今は普通の小さな町という印象ですけど、あれだけのモザイクを
    目にしたら、当時の繁栄ぶりが窺われますよね。
    街なかの標識は比較的新しそうなものがほとんどでしたので
    最近になって作られたものなのかもしれません。
    バモスさんが見落とされたというより、30年前はなかった可能性が
    大きいニャ〜(=^・^=)
    師走を迎え慌ただしくなりますが、バモスさんもお元気で
    お過ごし下さいね〜☆

    sanabo
  • ニコニコさん 2020/12/04 16:29:10
    想い出のラヴェンナ
    sanaboさん こんにちは!

    ラヴェンナ前編、超大作ですねぇ!!

    私も行ったはずなのに‥2012年でしたが‥
    わ~!このモザイク天井素敵~!と見上げて感動していただけで
    なんと写真も十数枚しか撮ってない^^;
    今、写真ファイルを見返して愕然としてしまいました。

    でもsanaboさんの旅行記のお陰で興味深くじっくり拝見出来ました。
    ここラヴェンナにこんなにビザンチン文明の足あとが残っていたのも
    8~9世紀の東ローマ帝国の影響が無かったからなのね。

    笑えたのはアブラハムが差し出すお皿の上に載っている
    超ミニサイズの牛!
    ありえなーい^o^
    ついでに
    アブラハムが子イサクを授かった年齢が100才!
    妻のサラが90才!なんて‥
    幼稚園から大学までカトリック生活漬けだった私も知らない、
    理解不能です^^;

    髭の無い若々しいキリスト可愛い^^

    我が家の資料を見返してみると、
    ラヴェンナはたったの3時間しか滞在していなかったから
    あまり記憶も無くて‥なので
    次回の後編も楽しみにしていまーす!

    ニコニコ

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/05 15:51:40
    RE: 想い出のラヴェンナ
    ニコニコさん、こんにちは〜

    いつもありがとうございま〜す^^

    > ラヴェンナ前編、超大作ですねぇ!!

    ほんとは次に訪問した「サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂」までを
    前編とするつもりだったのに、2つの訪問先で写真が100枚越えとなり
    残りが全部後編に収まるのか不明です^^;

    > 私も行ったはずなのに‥2012年でしたが‥
    > わ?!このモザイク天井素敵?!と見上げて感動していただけで
    > なんと写真も十数枚しか撮ってない^^;

    ニコニコさんも2012年にラヴェンナにいらしてたのですね。
    その頃は旅行記を作るとも思っていないし、そしたらお写真の枚数が
    その程度でも不思議ではありませんよね。
    今いらしたら絶対にもっと沢山撮っていらっしゃいますよね〜?(^_-)

    > でもsanaboさんの旅行記のお陰で興味深くじっくり拝見出来ました。
    > ここラヴェンナにこんなにビザンチン文明の足あとが残っていたのも
    > 8〜9世紀の東ローマ帝国の影響が無かったからなのね。

    歴史上のいろんな要素が絡み合って今があると思うと面白いですね。

    > 笑えたのはアブラハムが差し出すお皿の上に載っている
    > 超ミニサイズの牛!
    > ありえなーい^o^

    でしょう?でも凄く可愛い(笑)
    アブラハムは自分が育てていた仔牛を殺してお料理にしたそうなので
    そこのところを強調したかったみたいです。
    実際にあんなに小さい牛がいたら、愛玩動物になってお部屋で
    飼われちゃいそうですね〜(´艸`*)

    > ついでに
    > アブラハムが子イサクを授かった年齢が100才!
    > 妻のサラが90才!なんて‥
    > 幼稚園から大学までカトリック生活漬けだった私も知らない、
    > 理解不能です^^;

    カトリックの学校では聖書のお話もお勉強されるのでしょう?
    90歳で子供を授かったとは学校では教えにくかったのかしらーん?@@

    > 髭の無い若々しいキリスト可愛い^^

    初期のキリスト教絵画では髭がなかったようですね。
    若々しくて可愛いですよね^^

    > 次回の後編も楽しみにしていまーす!

    ありがとうございます。今年中のアップを目指しまーす(爆)

    sanabo
  • mistralさん 2020/12/04 16:11:55
    モザイクに埋め尽くされて。
    sanaboさん

    こんにちは。
    待望のラヴェンナ編です。
    まだ行ったことがない街で、しかもモザイクに埋め尽くされた聖堂
    と聞けば興味津々となります。
    sanaboさんの今回の旅、元々私にとってもゴールデンルート!と
    思っておりますので、辿り着かれる先の街、一つ一つに惹かれてしまいます。

    たまたま4トラのメンバーの方々とロマネスク美術の講座を受けておりますが、
    このところ創世記のお話が続いてます。
    sanaboさんの撮られたお写真の数々と、わかりやすく付けられたコメントとで
    そうそう、あの場面ね、と理解が進みます。

    それにしても、聖堂の天井部分のモザイクを丹念に撮影されたご努力
    称賛致します。
    さぞかし首が痛くなった事でしょう。
    こんなに詳細にご紹介下さった旅行記に、初めて出会いました。

    いつの日かコロナ禍がおさまって、旅に出られる日が来るのなら
    予習させていただき、ラヴェンナを訪問したいです。

    その為には、足腰を鍛えておかなくてはと思う今日この頃です。

    mistral

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/05 01:13:01
    RE: モザイクに埋め尽くされて。
    mistralさん、こんばんは

    早速ラヴェンナ旅行記をご覧下さり、コメントもありがとうございました^^

    > 待望のラヴェンナ編です。

    なんと前回のアップから2カ月以上経過してしまいました!
    大量のモザイク写真を前に、1年近く前の訪問なのでどの写真がどこの部分なのか、そもそもサン・ヴィターレ聖堂ってどんな構造だったかしら…という状態で、写真を整理し解説しやすいように順番を入れ替えたりする作業を中断したりしばらく放置したりしながらようやく完成しました^^;

    > まだ行ったことがない街で、しかもモザイクに埋め尽くされた聖堂
    > と聞けば興味津々となります。

    ラヴェンナの街並みはごく普通の小さな町という印象なので、とてもかつて西ローマ帝国や東ゴート王国の首都だったとは思えないのですが、サン・ヴィターレ聖堂やガッラ・プラキディア廟堂の見事なモザイクを目にするとかつての栄華がどれほどのものであったかがわかる気がしました。

    > sanaboさんの今回の旅、元々私にとってもゴールデンルート!と
    > 思っておりますので、辿り着かれる先の街、一つ一つに惹かれてしまいます。

    mistralさんと興味の対象が被っているのは光栄なことです^^

    > たまたま4トラのメンバーの方々とロマネスク美術の講座を受けておりますが、
    > このところ創世記のお話が続いてます。
    > sanaboさんの撮られたお写真の数々と、わかりやすく付けられたコメントとで
    > そうそう、あの場面ね、と理解が進みます。

    ロマネスク美術の講座を受けていらっしゃるとお聞きし、mistralさんのロマネスク教会の解説などがプロフェッショナルなレベルなのが納得です!そのような知識とともにヨーロッパをご旅行されたら、ご覧になるもの全てが有意義で興味深いことでしょう。とても羨ましいです。私なんて毎回旅行記を作るたびに付け焼刃です^^;

    > それにしても、聖堂の天井部分のモザイクを丹念に撮影されたご努力
    > 称賛致します。

    B型故のしつこい性格の成果です(笑)

    > いつの日かコロナ禍がおさまって、旅に出られる日が来るのなら
    > 予習させていただき、ラヴェンナを訪問したいです。

    ぜひぜひご訪問下さいね!

    > その為には、足腰を鍛えておかなくてはと思う今日この頃です。

    またヨーロッパへ羽ばたける日まで、お互いに体力維持、健康管理に努めましょう。
    ありがとうございました♪

    sanabo
  • ドロミティさん 2020/12/04 10:16:08
    モザイク画に感動☆彡
    sanaboさん、おはようございまーす♪

    ラヴェンナの街の標識に萌え~~です(((*^-^*)))
    広場や通りに掛かる鮮やかなモザイクの標識、一枚一枚写真を撮らずには
    いられなさそうだわ。
    sanaboさんも相当数を撮ったことでしょう!

    シンプルな外観のバジリカに足を踏み入れると思わずオオーッと声が
    漏れそうですね!
    高ーい天井と精緻できらびやかなモザイク装飾に圧倒されました。
    でも夢中になって見上げていると首が痛くなりそうだけど(爆)

    ガッラ・プラキディア聖堂の深いネイビーブルーのモザイクに埋めつく
    された空間はこじんまりとしたプラネタリウムみたいな感じがしました。
    どこを見ても素敵過ぎてもうため息しか出て来ません
    1500年以上の時を経てもこれ程の輝きが放たれているのですからね、
    か・ん・ど・う☆彡

    サン・ヴィターレ聖堂の『アブラハムの饗応』の逸話のところでは
    思わず強く頷きました~
    宗教のお話って意外と突っ込みどころ満載よね(;'∀')。
    バチが当たりそうだから口には出さないけど。。。

    sanaboさんの解り易く丁寧な解説でモザイク画のエピソードも予習でき
    たことだし、見事なモザイクを観にラヴェンナに行きたくなりました。
    後編もすっごく楽しみ~🎶

                         ドロミティ


    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/04 23:00:36
    RE: モザイク画に感動☆彡
    ドロミティさん、こんばんは〜

    > ラヴェンナの街の標識に萌え〜〜です(((*^-^*)))

    素敵でしょう?街の標識の写真を撮って歩くだけでも楽しそうだわ^^
    でもラヴェンナでは沢山の聖堂や礼拝堂を巡らなくてはいけなかったので
    とても忙しかったの。また町の標識だけでも撮りに行きたいわ〜

    > シンプルな外観のバジリカに足を踏み入れると思わずオオーッと声が
    > 漏れそうですね!

    外観と内部の落差が凄くあるから中に入った途端、本当にビックリして
    目を見張りました!

    > でも夢中になって見上げていると首が痛くなりそうだけど(爆)

    重たい一眼のカメラを向けて真上をずっと見てると、顔にガ〜ンって
    カメラがぶつかりそうになったりして(笑)
    まあ、上向きにひっくり返らなくて良かったけど〜(爆)

    > ガッラ・プラキディア聖堂の深いネイビーブルーのモザイクに埋めつく
    > された空間はこじんまりとしたプラネタリウムみたいな感じがしました。

    確かに現代人が見るとプラネタリウムみたいかもね。
    当時の人たちはやっぱり天国のように思ったのかしら?

    > どこを見ても素敵過ぎてもうため息しか出て来ません
    > 1500年以上の時を経てもこれ程の輝きが放たれているのですからね、

    フレスコ画だと色褪せてしまったりするけど、モザイクはガラスや石だから
    そのままの色合いが保たれていて本当に凄いと思いました。

    > か・ん・ど・う☆彡

    朝、この↑コメントを見た時なぜか文字が後ろから頭に入ってきて
    う・ど・ん・か、って読めて一人で笑っちゃった〜

    > サン・ヴィターレ聖堂の『アブラハムの饗応』の逸話のところでは
    > 思わず強く頷きました〜

    理解不能の件でしょ?ドロちゃんだってそう思うわよねぇ(笑)
    当時の寿命は200歳くらいだったから、それ(妊娠)もあり得ることだと
    書かれてるのをどこかで読んで益々訳が分からなくなったの。
    でもそんな話、今までほかでも聞いたことなかったから
    書くのはやめておきました〜

    > 宗教のお話って意外と突っ込みどころ満載よね(;'∀')。
    > バチが当たりそうだから口には出さないけど。。。

    うんうん、わかるわかる!
    続きはメールで本音トークをしましょう(^_-)

    > sanaboさんの解り易く丁寧な解説でモザイク画のエピソードも予習でき
    > たことだし、見事なモザイクを観にラヴェンナに行きたくなりました。

    実は写真を撮り損なったモザイクがいくつかあるし、街の標識も
    全部踏破したいから、その時は私も連れてって〜(^o^)丿

    > 後編もすっごく楽しみ〜🎶

    後半は益々モザイクの写真ばかりでつまらないと思うけど
    そのように言って下さりありがとう^^
    ドロちゃんの新作も楽しみにお待ちしていますね〜♪

    sanabo
  • Mugieさん 2020/12/04 08:36:43
    きれいなモザイクですね
    おはようございます!
    うちの長女の世界史の中間テストの範囲がゲルマン民族の大移動から始まる中世ヨーロッパで、試験勉強に付き合って復習したばかりでした。
    東ゴート族の首都がラヴェンナだったんですね。
    イスタンブールはアヤソフィアのモザイクが素敵でしたが、聖像禁止令で破壊されたものがあったとは、勉強になりました。
    それにしてもサン・ヴィターレ聖堂のモザイク素敵ですね。
    あんなに緑が鮮やかなモザイク画ってあまりないように思います。
    旧約聖書が題材なんですね。
    ガッラ・プラキディア廟堂の雪の結晶みたいな模様も素敵です。
    次回イタリアに行ったら、ぜひラヴェンナに行きたいと思いました!

    ムギー

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2020/12/04 22:06:23
    RE: きれいなモザイクですね
    Mugieさん、こんばんは

    Mugieさんは旅行記を拝見しても世界史にお詳しいしお好きなんだなと思っていましたけど、お嬢様の試験勉強にお付き合いされ益々完璧ですね^^
    私なんて世界史音痴なので、旅行記を作るのにも歴史を調べ直したりしてもう大変です!
    ラヴェンナが一時西ローマ帝国の首都だったことや、東ゴート王国の首都だったことも今回初めて知りました。
    イスタンブールは大昔に行ったきりなので、今行ったらまた違う目線で見られるのだろうなと思います。アヤソフィアのモザイクなんて完全に忘却の彼方ですし…
    サン・ヴィターレ聖堂もガッラ・プラキディア廟堂もあのモザイクを制作した過程を想像しただけでも気が遠くなりそうですけど、1500年以上経ってもその煌きが変わらないのは凄いことですね。ラヴェンナはモザイク好きにはたまらない街でした。
    Mugieさんも機会がありましたら是非!

    sanabo

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