2020/08/18 - 2020/08/20
1542位(同エリア4323件中)
関連タグ
さっとん姉さん
- さっとん姉さんTOP
- 旅行記165冊
- クチコミ245件
- Q&A回答0件
- 164,530アクセス
- フォロワー81人
この旅行記のスケジュール
2020/08/19
2020/08/20
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
令和2年の夏、東北と北海道をほっつき歩いた。これといった目的のない気紛れな逍遥である。
せっかくなので、印象に残ったスポットを訪れた際の記録を書いてみることにした。とりとめのない文章が何かのお役に立てば幸いである。
JR青森駅から乗り物に乗り、津軽海峡を渡って北海道の函館駅へ行き駅の近くで宿泊する。さらには函館から札幌へ向かう。
以前の私であれば、あまり深く考えずに北海道新幹線で新青森駅から函館北斗駅経由で函館駅、さらにはJRの特急列車で函館から札幌を目指したところである。
しかし最近の旅では九州、四国、東北などで鉄道より安価な高速バスを頻繁に利用するようになっていた。
今回の移動にあたり、事前に調べたら津軽海峡を渡るフェリーと函館から札幌までの高速バスを組み合わせたジョイントチケットを利用することでかなり安価に青森から札幌へ行けることがわかった。
10年以上前に津軽海峡を横断するフェリーを自家用車で利用したことは何度かあったが、今回は徒歩での移動である。
(2020.09.28旅行記作成開始)
PR
-
【一日目】
令和二年の夏。ある日の午前。青森駅前のバス停から津軽海峡フェリーターミナルへ向かう。
駅前では客待ちのタクシーも待機しているが、最も安価な移動手段を使うことにする。青森駅 駅
-
現在青森駅と津軽海峡フェリーターミナルを結ぶ路線バスはなく、青森市内の観光地を結ぶ「ルートバスねぶたん号」を利用する。
-
現在旅客を乗せて津軽海峡を横断する唯一のフェリーと考えられる津軽海峡フェリーに乗り継ぐには、津軽海峡フェリーターミナルで下車する。青森駅前からここまでの片道バス運賃は300円である。
津軽海峡フェリー 乗り物
-
バス停の目の前にこれから私が乗船する津軽海峡フェリーの大型船が停泊している。
-
フェリーターミナルの窓口で「津軽海峡物語」というジョイントチケットを6,200円で購入した。ネットで事前に調べていた。
この港から函館側の港までのフェリー料金と、函館のフェリー港から函館駅までの連絡バス料金、函館駅前から札幌駅前までの高速バス料金がすべて含まれている。
それぞれをバラバラで買うよりもかなりお得である。また、青森から札幌まで北海道新幹線と特急列車を乗り継ぐ場合の料金とくらべると約半額で済む。 -
これから乗船するフェリーのチケットのほか、この引換券を交付された。
-
このフェリーターミナルには以前何度か車で来たことがある。待合室にはねぶたが飾られていた。
ちなみに、今年令和2年の8月初めに予定されていた青森市のねぶた祭りはコロナの影響で中止になっていた。 -
定刻の10時00分に出港。左手に津軽半島を見ながら陸奥湾をゆっくり北上する。津軽海峡夏景色である。
昔乗った青函連絡船と比べると船体が大きいからかほとんど揺れない。 -
出港から約3時間40分後に函館側のフェリー港に着いた。
津軽海峡フェリー 函館ターミナル 名所・史跡
-
ターミナルのビル。写真の中の手前側にあるバス停でしばらく待ち、函館駅前行きの連絡バスに乗り継いだ。
-
函館駅に到着した。この駅にはこれまで何度も来ているが、今の新しい駅舎になってからこれで何度目になるか記憶がはっきりしない。
函館駅 駅
-
現在の駅舎の建物の南の端に旧函館駅所在地の碑がある。駅舎を何度か建て替える間に駅の中心が現在ある位置に移動したようだ。
-
この赤いモニュメントは洒落ている。見るのは初めてだと思う。
-
駅の北側の商業施設は最近オープンしたもののようだ。
-
その施設内の開店からまだ日が浅いラーメン店に入った。女性スタッフの気配りが行き届いている店内はとても清潔で、居心地が良い。
-
この店は味噌ラーメンの専門店のようだ。合わせ味噌ラーメンを食べた。比較的あっさりしたスープだが、まずまず美味しいと思う。
-
遅い昼食の後、駅近くのホテルにチェックインした。
夕方遅く外出した。近くの函館朝市の飲食店は午後2~3時に閉店。函館朝市 名所・史跡
-
夜の函館駅。なかなか風情がある。
函館駅 駅
-
駅から歩いて5分くらいの場所にあるスーパーで買い物をした。
-
夕食はホテルに戻る途中の食堂へ。
函館麺屋 ゆうみん グルメ・レストラン
-
塩ラーメンを食べた。ケレン味のない正統派の味で美味しかった。
-
【函館滞在二日目】
翌日の昼に食事をしに出かけた。朝市の一本奥の通りはがらんとしている。函館朝市 名所・史跡
-
前日ホテルにチェックインしたとき「函館市グルメクーポン」2,000円分を交付された。 私が宿泊したホテル周辺のおもだった飲食店でも使える。
せっかくなので少し贅沢をすることにした。以前入ったことのある「きくよ食堂」へ。きくよ食堂 本店 グルメ・レストラン
-
壁には芸能人のサインが掲示されている。
この店はテレビのグルメ番組などのレポートに度々登場する有名店である。 -
値段と味のバランスを考えてウニイクラ丼を食べた。 ウニは薬品処理がされていない生ウニである。北海道以外ではなかなか食べられない。
ウニの旨味が口の中に広がり、至福の味わいである。 -
本当はウニイクラ丼と合わせて、いかソーメン(もしくはイカ刺し)も食べたかった。しかし時間が遅かったため品切れであった。残念。
-
生ウニとイクラを堪能したがどうも物足りない。
かなり昔、車で函館に来たときに一度寄った記憶があるラーメン店を見つけた。はこだて塩らーめん しなの グルメ・レストラン
-
シンプルな塩ラーメンを食べた。これが絶品である。今回の函館滞在中に食べたラーメン、北海道滞在中に食べたラーメンの中で最も美味しい一杯であった。
-
さすがに満腹になった。腹ごなしに駅の周辺をぶらぶらすることにした。
現在の駅舎の建物の二階から外を眺望できるようになっている。この写真の左側の端がかつては岸壁に通じていて、青函連絡船が着岸した後本州から渡ってきた大勢の乗客たちが改札を通って手前のホームへ来て列車に乗り換えた。私もその一人であった。函館駅 駅
-
駅舎の建物を出て南側の岸壁の方へ行ってみた。摩周丸が接岸されていて、青森市の八甲田丸と同じように船内が公開されている(函館市青函連絡船記念館摩周丸)。
青森で八甲田丸を見学した直後なので、さすがにここには立ち寄らなかった。
私はかつて冬の北海道へ青函連絡船で何度も往復した。八甲田丸も摩周丸も最低一度は乗船しているはずだが、詳しいことを思い出せない。青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館
-
この日の夕食は有名なラッキーピエロへ。 前回函館に来た時はこの店は別の場所にあった。そこから移転してからまだ日が浅いようである。
ラッキーピエロ 函館駅前店 グルメ・レストラン
-
以前の店舗はテイクアウトが中心でイートインスペースは通常のファストフード店に比べてかなり狭く、イートインで食べる気にはなれなかった。
この新しい店舗は小さめのファミレス並みのイートインスペースを備えていた。 -
平日の夕方だった。生ビールとフライドポテトのセット、焼きそばを注文した。
生ビールの一杯目を飲み干し、ニ杯目を注文しようとしたところ、レジ前には長蛇の列ができていた。
この店の利用者は店内で飲食する人とテイクアウトする人が半々ぐらいだと思う。レジでは女性スタッフが一人でテキパキと対応していたが、それでも客が多いためとても時間がかかっている。
私が最初に注文した食べ物はテーブルの上で虚しく冷めて行ってしまった。ここのシステムはイートインに関しては問題ありだと思う。 -
セットのフライドポテトと焼きそば。どちらも美味しかった。
-
【函館滞在三日目】
函館滞在の最終日。この日も午前中ホテルの部屋でだらだら過ごし、昼頃にようやく外出する。
函館には以前主に冬の時期に滞在して観光をした記憶がある。五稜郭へは行っていないが、その他の観光スポットはだいたい巡ったのではないだろうか。はこだて塩らーめん しなの グルメ・レストラン
-
今回は気分が乗らなかったので気合を入れて観光をしようという気になれなかった。
昨日の塩ラーメンがとても美味しかったので、再び食べることにした。今日は半チャーハンも一緒に注文した。この店のチャーハンがラーメン屋のレベルをはるかに超えていてとても美味しかった。 -
函館駅前から歩いて行ける場所に土方歳三最期の地というスポットがあることを知り、行ってみることにした。
食事をしたラーメン屋を出てのんびり歩いて行くと小さな公園のような場所に行きあたった。土方歳三最期の地碑(若松緑地公園内) 名所・史跡
-
敷地の中には土方歳三の有名な肖像写真を用いたプレートが立っていた。
-
ここは公園ではなく、正しくは「若松緑地」と呼ぶようだ。
-
猿田彦塚の碑。左側の小さい方の碑も重要なものであることを後で知った。
-
碑の傍らに立つ解説板によると、江戸時代この辺りは一本木と呼ばれ、箱館村と亀田村との境になっていた。碑は文化14年(1817年)に一本木付近に建立され、「天保九年御巡見要用緑」という記録書には箱館村と亀田村との境界標であったと記されている。
後に塚は壊れてしまったが、ここにある二つの碑は発見された石の破片を使用して昭和33年に猿田彦塚を復元したものとのこと。(猿田彦は道案内の神として知られている。) -
緑地の端に木戸のようなものが立っている。
-
土方歳三最期の地の碑。墓のように花などが供えられている。
-
解説が記された円柱。土台にスポンサー名。
-
夕食は初日に塩ラーメンを食べた食堂へ。
函館麺屋 ゆうみん グルメ・レストラン
-
この店では軽く飲むことにした。1杯目は生ビール。
-
つまみは餃子。二品目に豚足を注文。
-
店を出るとき入り口の横に有名人のサインが何枚も掲示してあった。いま人気のある乃木坂46の齋藤飛鳥さんのサインもあった。
-
二軒目は再びラッキーピエロへ。生ビール。
ラッキーピエロ 函館駅前店 グルメ・レストラン
-
ここの焼きそばは実に美味しかった。函館の締めにふさわしい一品であった。
旅行記の体をなしていない私のつたない記録を読んでいただき感謝に堪えない。観光の記録というよりはグルメレポートみたいになってしまった。
【了】
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
令和2(2020)年の国内逍遥記①春夏編
-
桜の季節に城戸南蔵院の寝仏を拝みに行く。
2020/03/29~
篠栗・粕屋
-
奥遠州の名刹、龍潭寺とその周辺へ。
2020/06/03~
浜北・引佐
-
営業を再開した大塚国際美術館へ。
2020/07/21~
鳴門
-
東北プチ観光~青森駅周辺をぶらぶらしてみる~
2020/08/16~
青森市内
-
北海道/函館プチ観光~青森から札幌へ最も安価に移動する~
2020/08/18~
函館
-
北海道/札幌プチ観光~青森から札幌へ最も安価に移動する~
2020/08/21~
札幌
-
北海道/旭川プチ観光~人があまり訪れない神居古潭へ行ってみる~
2020/08/25~
旭川
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
函館(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 令和2(2020)年の国内逍遥記①春夏編
0
50