桜の季節に城戸南蔵院の寝仏を拝みに行く。

2020/03/29 - 2020/03/29

ミャンマーでどぎつい色のついた寝仏をたくさん見てきたら、福岡市からほど近い城戸南蔵院のブロンズの寝仏を無性に見たくなった。

コロナウイルスが猛威をふるい、福岡県でも前日の21時過ぎに小川知事が不要不急の外出の自粛を県民に呼び掛けているのは百も承知であった。

朝早く博多駅に着き、午後3時までホテルにチェックインできない。駅周辺の大型商業施設などで過ごすと、かえって人混みでウイルスが伝染る可能性が高くなるかもしれない。人の少ない城戸南蔵院の方が安全と判断し、出かけることにした。
（2020.03.30追記）

エリア 篠栗・粕屋(福岡)

☆☆☆福岡市内にある櫛田神社境内の桜。☆☆☆

【2020年03月29日（日）、日帰りで城戸南蔵院へ。】
タイとミャンマーの旅を終えて帰国したのが03月22日。
福岡の桜はすでに開花していた。

☆☆☆最寄り駅、城戸南蔵院前駅☆☆☆

博多駅から電車に乗って30分足らずで城戸南蔵院の最寄り駅に到着する。
博多駅も列車内も日曜日の午前10時台とは思えないくらい人が少ない。コロナ禍で外出を控えている人が多いのであろう。

私と同じ列車から十数名が降りた。

ホームから南蔵院の方（写真右手）を見る。

ホームのすぐ近くにも桜が。

列車が走り去った先にも桜が見える。

駅前で三匹の猫に遭遇した。

そのうち一匹が私に擦り寄ってきた。首筋と背中をそっと撫でてあげる。

ミャンマーでも他の国でも感染症や狂犬病が怖いので、犬にも猫にもノータッチだった私。※

※私は死んだように寝ている犬の写真を東南アジアの旅行記にたくさんアップしているが、決して手を出さない。ちなみに、2020年3月のロイコー旅行記で書いているリス族のアイサーン村を訪れたとき、ガナリさんの家でかわいい子犬にサンダル履きの足の指をペロペロされたときはゾッとした。

かわいい猫たちに癒される。

川の向こう側でも桜が見事に咲き乱れている。

南蔵院の入口付近の桜。

右側の階段を上がって寝仏へ。

トンネルを通って行くのが近道である。

お地蔵さんの横の階段を上がる。

かわいいお地蔵さん。

さば大師様を左に見て。

ブロンズの仏様とご対面。

足裏は写真に収まらない。

模様には意味がある。解説板もある。

ちなみに、こちらは今年2月に私が訪れたミャンマーの地方都市モウラミャイン近郊にある世界最大の寝仏。

こちらはミャンマーの寝仏の中で私の一番のお気に入りの仏様。かなりのイケメンである。
ヤンゴン市内の有名なお寺、チャウッタージー・パヤーにて。

仏様の前に並ぶたくさんの宝塔。

運試し（有料）。羽根を投げて枡に入ったら開運のお守りが貰える。私は一度も入ったことがない。

本堂の建物内では法要が営まれていた。

本堂から見た桜。

境内にはほかにも見所がいっぱいある。

こちらは不動明王像。

小さい滝もある。

ちょっと珍しい開運の招き猫の石像。

水子地蔵。

上りホームから反対側ホームの桜を眺める。

博多へ戻る列車も空いている。

博多駅に戻った後、KITTEの地下にある喜水丸さんでランチ。
数量限定の喜水丼、1,408円（税込み）。
帰国して初めて食べるお刺身である。
【了】