2020/08/28 - 2020/08/28
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Tagucyanさん
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なかなか出かけにくいこの時期。
普段から出張によく出かける取引先の人から「飛行機や新幹線なら、通勤電車なんかよりよっぽど安全ですよ」という話を聞き、人が多そうな観光地ではなく、列車などに乗るだけならば、と思いついて出かけております。
そこで頭に浮かんだのが以前から乗りたいと思っていた「スーパーはくと」の運転席の後ろ、実質的な展望席。先頭車が指定席なのは上り京都行きということで、その始発駅である倉吉に向かってます。
羽田から朝イチの飛行機で唯一飛んでいた(あとは計画的な欠航)出雲行きの飛行機に乗り、そこから山陰本線を東に進んでいます。
米子からは、快速とっとりライナー。山陰地区のみで走っている新型車両、と言いたいところですがすでに20年選手です(笑) でも乗るのは初めて。
前回いつ通ったか覚えていないぐらい久しぶりとなったこの区間、名物駅弁にかぶりつきながら景色を眺めておりました。
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- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【その1】からのつづき
出雲空港からバスで直江駅に移動。
直江駅から、黄色い115系電車に乗って、米子駅に着いた。米子駅 駅
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米子駅からは、向かいのホームに停まっていたこの列車に乗り換える。
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快速とっとりライナーの鳥取行き。
山陰地区のみを走っているキハ126系。
国鉄型がまだまだ多いこの地区において、JRになってから投入された車両だけど、なんだかんだですでに20年近く走っている。
でも、私が乗るのは初めて。 -
乗り換え時間が6分しかないけど、ここで昼食を調達。
跨線橋を渡って1番線に行く。 -
1番線の改札口の横、とち餅屋さんのとなりにある老舗の駅弁屋「米吾」直営のスタンド。
メインはコンコースに向いているが、こちら側にも窓口があって、駅弁もここで買うことができる。
ざっと見た感じ、改札口の内側で駅弁が買えるのはここだけのようだ。米吾 吾左衛門鮓 グルメ・レストラン
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ここでの名物は「吾左衛門鮓(ござえもんずし)」。
もともと棒状の押し寿司だが、車内で食べられるように5切に切ったものもある。
が、何を考えたか棒状のものを購入。 -
意外と時間がなく、列車に戻るとすぐに発車。
しばらく米子駅の構内を走る。国鉄型車両がたくさん停まっている。 -
この車両はキハ126系の10番台だった。
最初に登場した0番台の3年後に導入された車両で、基本2両で走る。 -
導入の経緯の関係で基本的に鳥取県と島根県内だけを走るこの車両、車内の路線図もそのようなレイアウト。
珍しく南が上、北が下になっている。 -
私が乗ったは後ろの車両。車内はこんな感じ。
無人駅では先頭車両しか扉の開閉がないワンマンカーということもあるけど、後ろの車両は数人程度しか乗客がいなかった。 -
一応、快速のとっとりライナー。停車駅は列車によってバラバラ。
私が乗った列車は鳥取まで5つの駅しか通過しない、鈍行に近いタイプだったが、最初の駅、東山公園駅は通過。
米子市民球場のスタンドが見える。
プロ野球ファンとしては、気になる駅。東山公園駅 駅
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伯備線と並行して流れている日野川の鉄橋。
日野川 自然・景勝地
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伯耆大山駅の構内。
貨物駅にもなっているため、構内は広い。 -
伯耆大山駅。
伯耆大山駅 駅
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伯耆大山駅を出発。
右方向に伯備線が分かれていく。 -
この先城崎温泉駅まで、長ーい単線非電化区間。
山陰本線は、ある意味こうでなくちゃ(笑)
個人的には、ここから鳥取までの区間は、過去に2回しか通ったことがない。
しかもその2回とも、あずき色の50系客車だった。
いつの話だよ^^;JR山陰本線 乗り物
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淀江駅。
淀江駅 駅
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うしろの運転台越し。
いやあ、これが「山陰本線の眺め」ですよ。 -
大山口駅。
大山口駅 駅
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下り列車とすれ違い。
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駅舎は新しいみたい。
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日本海がチラチラと見える。
風が強いのか、風力発電の装置がある。 -
鉄道旅の醍醐味ともいえる眺め。
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名和駅通過。
名和駅 駅
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御来屋駅停車。
御来屋駅 駅
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その次の下市駅。
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ここで5分停車。
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駅前を少し歩いてみた。
下市駅 駅
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駅前の集落。
実は、さっき米子駅で吾左衛門鮓を買うのに気を取られて、飲み物を買うのを忘れていた。
駅舎の中には自販機がなかったが、駅前広場のこの写真の右の方に自販機があって水を購入。 -
では、そろそろ車内へ。
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下り列車がやってきて、こちらも出発。
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飲み物も調達できたところで、本日の昼食となります。
先ほど米子駅で買った吾左衛門鮓の箱の中身。
お寿司は真ん中の袋の中に入っている。
あとは、プラスチック製のカッターと割り箸。 -
吾左衛門鮓にはいくつか種類があるらしいが、特に指定しなければこの「サバの押し寿司に昆布を巻いたもの」になる。
車内で食べる用の「5切れタイプ」なら箸でフツウに食べられるが、私が買ってしまったのは棒状タイプ。テーブルのない車内でカッターで切ることもできないし・・・ -
結局、かぶりついて食べたとさ(笑)
こうやって食べても美味しいですよ。
一本まるまる食べると、結構量が多い。 -
吾左衛門鮓と格闘しているうちに中山口駅通過には気づかず。
次の赤碕駅に停車。赤碕駅 駅
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赤碕駅の駅舎。
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もう1つ駅を通過して、浦安駅に停車。
「ネズミさんの国」がある方ではない。海に近いのは共通してるけど。
ちなみにあちらの浦安市と交流はあるみたいです。浦安駅 駅
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広々とした景色。向こうの方に日本海がチラッと見える。
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由良駅。
由良駅 駅
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下り列車とすれ違い。
その向こうに「スーパーはくと」の車両が停まっている。
倉吉駅に着いたあと、一時的にここに回送されてきて停留する(+乗務員が休憩する)ダイヤになっているらしい。 -
由良駅のある北栄町は、名探偵コナンの作者の出身地で、これで町おこしも行っているらしい。
鳥取空港もこれにあやかって「コナン空港」という愛称がついているけど、ここから鳥取空港ってかなり離れていて、ちょっとムリヤリ感がある(笑) -
下北条駅、通過。
下北条駅 駅
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次の停車駅が倉吉駅なので、前の方に行ってみる。
このキハ126系の10番台は、ICOCA区間だけど駅にICカード処理機のない境線も走るため、運転席の後ろにICカード処理機がある。 -
運転席にあった行路表。米子運転所の運転士さんが担当ですね。
行路番号のところに大きな字で今日の日付が書かれているので、今日専用の行路なのかな。 -
倉吉市内を流れてくる天神川の鉄橋。
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倉吉駅の構内が見えてきた。
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倉吉駅に到着。この駅で降りる。
倉吉駅 駅
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着いたのが2番線で、1番線に面して改札があるのかと思って階段を上がってみたら、そこに改札口があった。
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要するに橋上駅。
駅の南北を結ぶ自由通路に改札や券売機などがある。 -
倉吉駅のメインの出口である南口。
ようやく本来の目的であるスーパーはくとの始発駅までやってきました。
さあ、さっそく・・・ とはなりません(笑)
【その3】につづく
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2020.8 スーパーはくと「展望席」に乗ってきた
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スーパーはくと「展望席」に乗ってきた【その1】 出雲空港から山陰本線を東へ進む
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出雲市
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2020/08/28~
倉吉
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スーパーはくと「展望席」に乗ってきた【その1】 出雲空港から山陰本線を東へ進む
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今出川・北大路・北野
この旅行記へのコメント (8)
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- まつじゅんさん 2021/04/03 21:36:30
- この景色も懐かしいです。
- Tagucyanさん
この景色も懐かしいものばかりです。
私が関西から平成7年に奥様に実家の倉吉に転居し、6年ほど松江市に通っていました。
当時は快速もなく、朝6時に家を出て、途中の八橋という駅まで車で行き、そこから米子に行って、乗り換え時間10分ほどの間に、当時5番線にあった、大山そばという立ち食い蕎麦屋で食べて、松江に向かっていました。
鳥取勤務の時も米子にも関係先があったので、月に数回は米子に向かっていたので、この景色はどこなのかというのが大体わかります。
山陰本線の米子から倉吉、青谷位までは海岸線を走りますが、倉吉を過ぎると急にトンネルが増え、青谷を超えると海岸線は見られなくなるのが残念ですね。
倉吉駅も元は橋上駅ではなかったので、昔の風情が懐かしく思える時がありました。
何か時間が止まった感じがありますが、山陰の街は思い出深い場所です。
コロナ禍で倉吉にも一年以上戻っていませんが、早く普通に倉吉の街を歩きたいです。
matujyunn
- Tagucyanさん からの返信 2021/04/04 17:31:13
- 通勤路だったんですね
まつじゅんさま
こんにちは
倉吉にお住まいだったときに松江への通勤、なかなか大変でしたね。せめて米子ぐらいならとは思いますが。
毎日通っていた区間であれば、今回の写真を見れば、これはどこだというのはすぐにおわかりでしょうね。私も自分の通勤路線の光景が出てくれば、やはりこれはどこ? と考えますので(笑)
鳥取と米子の間の山陰線は、海岸線ベッタリという区間はないですね。それでも米子〜倉吉間は遠くに海が見える区間もありますが。あと、海に近いので風力発電のプロペラをよく見ました。
お恥ずかしながらあのとき倉吉駅に着くまで(もっと言うとホームから階段を上るまで)、倉吉駅が橋上駅だったというのを知りませんでした。橋上駅の方が駅を横断する通路も兼ねたりして動線的によいのでしょうが、全国的に画一的に近いデザインになってしまってあまり面白みがないですね。古くても昔の駅の方が特徴があってよかったのですが。
コロナ、一部には第4波か? なんて言われていますが、どうなるんでしょうね。
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Tagucyan
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- 墨水さん 2020/09/28 22:52:24
- 意外と・・・。
- Tagucyanさん、今晩は。
山陰本線の軌道は、意外としっかりしてるので感心しました。
「銀河」を投入して、てこ入れ策が始まった所ですかね~っ。
やはり京都から「特急」が乗り入れる正統派が欲しい所。(笑)
JR西は、冒険したくないんだろ~な~ッ。(笑)
コロナで、各社赤字だし・・。
棒鮓の方が、車内では食べやすいんじゃ無いの?。
墨水。
- Tagucyanさん からの返信 2020/09/29 21:26:51
- さすがは本線です
墨水さま
こんばんは
そうなんです、長大なローカル線と見せかけて、さすがは山陰地区を貫く「幹線」だなあと思いました。
特急列車が、時速120kmぐらいのスピードでガンガン走っています。
ただ、その特急がたまに2両編成ぐらいで走ってますが(笑)
倉吉線の昭和55年ぐらいの時刻表を掲載しましたが、この号を見ていると、京都から鳥取や米子に向かう特急列車が結構走っていました。
まあ、当時智頭急行がなかったので、京都からの山陰線や大阪からの福知山線が、山陰に向かうメインルートだったこともありますけどね。
私もかつて、寝台特急「出雲」で鳥取あたりまで乗ったことがあります。
それが今や、特に兵庫県−鳥取県を跨ぐ特急が1往復のみという惨状で・・・
棒鮓、ああいう食べ方もありですね(笑)
それに、切った鮓よりもボリュームがあって、お腹いっぱいになりましたし。
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Tagucyan
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- HAPPINさん 2020/09/24 07:12:16
- 鳥取
- Tagucyanさん、おはようございます(^^)
乗り鉄の旅行記。大好物です。車窓レポートがふんだんなので乗った気になる旅行記ですからね。♪
いつも楽しませてもらってます。
米子、鳥取。ちょうど1年前の9月に訪れたことを思い出しました。
米子駅の吾左衛門鮓は知りませんでした。知ってたら買ってました!
続きを楽しみにしています。
Happin
- Tagucyanさん からの返信 2020/09/25 23:01:32
- RE: 鳥取
Happinさま
こんばんは
写真の枚数だけでなんとか体裁を取り繕っている(笑)旅行記にコメントありがとうございます。
今回のメインとなる列車が倉吉駅始発で、最初は何も考えずに鳥取空港から連絡バスで倉吉に行こうかなどと考えていたんです。
ところが鳥取行きの朝の飛行機が計画的な欠航。ならばと米子に飛ぼうと思ったらこれも欠航。
結局朝の便があった出雲に飛んだのですが、期せずして久しぶりに山陰線をノンビリ進むことになりました。
米子駅の吾左衛門鮓は、ずいぶん前に1回買ったことがあって、インパクトが大きく覚えていたので、今回久しぶりに食べようと思い、狙っていたんです。
ああいう棒寿司をかぶりつきで食べるのは初めてでした(笑) フツウは切れているものを食べるんでしょうけど。
スーパーはくとに乗る前に、もう1話挟まります。
引き続きよろしくお願いします。
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Tagucyan
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- Akrさん 2020/09/23 08:11:16
- 焦らしますねえ
- Tagucyanさま
おはようございます。Akrでございます。
タイトルの列車がなかなか出て来ませんねえ(笑)
JR西のキハ126ってそんなに古い形式なんですか!
見た目は「新型車両」ですよね。東に居ると縁がない(というか山陰地区以外では)車両なのでけっこう新しいのか思っていました。やはり、西といえば115系とかキハ47とかばかり目立つから新しく見えるのかも(笑)
山陰本線って好きなんですよね。
「本線」らしかぬ雰囲気とか大半が非電化だとか、あとは何といっても長さ。京都から幡生までとかいうスケールの大きさですかね。山陰本線は新幹線の計画も無いから並行在来線の三セク化の心配もないですし。おかげで東北本線を抜いて日本一長い在来線になりましたね。沿線風景も旅行記に登場した、下市駅や赤碕駅のような古~いローカル線のような雰囲気の駅、貧弱そうな路盤。あとは話が逸れますが城崎温泉街の小さい鉄橋とか、幹線じゃない感じが好きなのです。
吾左衛門鮓、美味しそうですね。コレ系の棒寿司はだいたい美味い。
でも、切れてないのを買ったのはミスチョイスでしたが、結果、かぶりつきのほうが美味しく食べられるのでは?恵方巻もですし(笑)
次回はいよいよですね?
でも倉吉で何かありそう。私は倉吉でピンと来るものがありましたが果たして当たるか。楽しみにしております。
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2020/09/23 21:41:19
- いつものパターンになってます(笑)
Akrさま
前置きが長すぎて、なかなかメインが出てこない、いつものパターンでございます(笑)
今回も前置きの部分をさっさと終わらせる予定だったのですが、相変わらず写真の枚数が多すぎまして・・・
キハ126系ですが、私もてっきり最近の車両だと思って、最初は「やっと山陰地区に登場した新型車両」とかテキトーなことを書いていたんですけど、調べてみたら最初に導入されたのが2000年(私が乗った車両は2003年)だそうで、私が通勤で使ってるE233系の初期車よりも古い(笑) でも周りを見渡してみれば、十分新しいと言えますね。
長大なローカル線とも言える山陰線、いいですよね。例えば電化される前の東北本線なんかがこんな雰囲気だったのかなあなんて想像します。かなり後まで客車列車も残っていて、駅なども昔ながらの駅が多くて、国鉄時代のにおいが濃く残ってますねえ。
表紙の写真も、公開直前まで違う写真だったんですけど、あの単線非電化の線路がまっすぐ延びている「いかにも」な写真に差し替えてみました。
吾左衛門鮓、たしか買うのが2回目。前回は棒状のしかなくて、車内で強引にカッターで切って食べた記憶があります(笑) 今回は面倒なのでかぶりついてみました。困った末の食べ方でしたけど、結果的にはこれが一番うまい食い方かなあなんて思ったりして。
昆布を巻いたサバの押し寿司、うまいですよこれは。
倉吉で何か・・・ Akrさんのご想像、ひょっとしたら当たっているかも知れません(笑)
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Tagucyan
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