稚内旅行記

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2020/08/16 - 2020/08/19

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航空会社の減便の影響もあり、航空機を利用しての道外への旅行が難しいので、陸路で北海道内を廻る旅に出た。

行先は、親父の転勤の関係で中学１年から３年まで過ごしたことのある稚内

４３年ぶりの稚内訪問だ。

遠くまで続く直線の道路

道路沿いに電線や北海道独特の道路を示すポールが無いので、すっきりとしている。

北海道道106号稚内天塩線 (オロロンライン) 名所・史跡
こうほねの家から稚内方向を撮影

強い風が吹くため樹木が育たないらしく、丘陵地帯は草が生えているだけ。

浜勇知展望休憩施設名所・史跡
稚内市に到着後、先ず向かったのが、当時通っていた「稚内南中学」

校内暴力で全国的に有名になった中学校だ。
間宮林蔵が、樺太に渡った地を示す碑

間宮林蔵渡樺の地名所・史跡
間宮林蔵は、江戸時代後期の徳川将軍家御庭番、探検家。

樺太（サハリン）が島である事を確認し間宮海峡を発見した事で知られる。

ロシアのバルチック艦隊を監視するための旧海軍望楼

旧海軍望楼名所・史跡
旧海軍望楼の説明版
宗谷岬沖に約５０キロ離れた「樺太」（サハリン）が微かに見える。

宗谷岬展望台名所・史跡
昭和58年（1983）9月1日未明、サハリンの西側を航行中の大韓航空機が、ソビエトの空軍機に撃墜されたことを受け、建てられた祈りの塔

鶴の形をしている。

祈りの塔名所・史跡
宗谷岬から稚内に戻る途中にある「白い貝殻の路」

ホタテの貝殻が道に敷かれていることで、白く見える。

稚内公園から宗谷岬方向の眺め

稚内公園公園・植物園
これも樺太に関連する碑
氷雪の門
正式名称は、「樺太島民慰霊碑」だそうだ。

氷雪の門名所・史跡
北防波堤方向の眺め
稚内開基百年を記念して建てられた記念塔

稚内市北方記念館美術館・博物館
ノシャップ岬に移動

ノシャップ岬自然・景勝地
利尻富士をバックに記念撮影するスポット
晴れているので、利尻富士がはっきりと見える。

利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
稚内駅は、ＪＲの駅としての機能より、道の駅としての利用度が高い。

以前は、黄色の車止めの後ろ側（駅舎と反対側）にも線路が続き、北防波堤に停泊する船のところまで線路が伸びていた。

樺太との航路があったためだ。
昭和6年（1931）から昭和11年（1936）にかけ建設された防波堤

樺太との航路があった時代の産物だ。

稚内港北防波堤ドーム名所・史跡
北防波堤ドームの由来が記されているプレート

稚内港北防波堤ドーム名所・史跡