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ChapⅠ,33rd 5days driving of visit to P.O. in SETO,without sightseeing.<br /><br />コロナ禍は終息するのであろうか?この問いに対し多くの人は「そう願っている」と返す。医療人も然り。どうなるかはわからないと思いつつ、終息を願うと言う。当たり前の話であるが、そんな中〝見切り発進〟をさせたものもある。GoToキャンペーンがそれにあたる。地方経済を回し、衰退した旅行・観光産業を活性化させるためだという。しかし当初〝対象外〟だったエリアもある。言うまでもなく東京都のことである。患者数の減少が見られないからだと言われているが、税金を突っ込む政策にイレギュラーは酷だろう。ではどうすれば良いのか?当然不公平を解消するしかない。そんな経緯から10月から1都1道2府43県が対象になった。そんな背景もあるのであろう、週末になると外出する者がかなり増えてきたように思えてならない。しかも外出を煽るかのような政策が続く、GoToイート。販売をする実店舗では、予想外の売れ行きに発券停止にまで追い込まれたところもあった。<br /><br />結局のところ〝プレミア付〟にすることで行動を活発化させるという意味不明な政策ではないかと私には思えてならない。しかも〝上限付き〟とくれば貰った者が得をするという考えが出て来て当然である。ロックダウンはいつのことか?僅か半年前のことである。治療法のない〝新型コロナウィルス〟に対する〝恐れ〟が、人の行動を抑制した。しかし抑圧に依る〝解放感〟が解除後すぐに起こることとなり、結果患者数は増加していった。今後どうなるかもわからずにビクビクしながら日々生活する者もいるだろうが、大抵はなったらなったと割り切っているように見えて仕方がない。<br /><br />私事ではあるが新店への異動が決まったことにより、準備期間に纏まった休みが取れることになった。5連休である。約2年半連休の取れなかった勤務から解放される。しかもGoToキャンペーンもある。自らが動かなくとも新型コロナを貰うときは貰うと言った考えが四六時中頭の中を巡り出した。コロナに罹患して欠勤すれば迷惑をかけるが、そんな建前よりも欲望が勝ってしまった。一人で出かけるのも良いのであるが、ハルに付き合ったのも4ヶ月前…。暇があるときは色々な〝行程〟ばかり組んでいたので、急な出発でもたじろぐこともない。そう割り切って流されることにした。行先は2回分のコースにあたる〝小豆島と周辺の離島・岡山南部〟と決まった。<br /><br />行き当たりばったりの行程では、せっかくのGoToキャンペーンの恩恵が受けられないこともあり、前日にはすべて大まかな行程が完成し、予約が必要なものは入れ割引後の費用まで計算した。夜行便を使ったことはこの〝郵便局巡りの旅〟では過去に実績がないため、出発の曜日がネックになったが、結局月曜日の深夜便フェリーに乗船することて決定した。連休にも拘らず前日日曜日は出勤であった。仕事をさっさと済ませて帰宅し、準備が終われば出発と言ういつもと同じようなパターンになってしまった。<br /><br />意外なところでGoToが利用できることなどを知った。その実体験をただズラズラと書いている〝記録〟にしか過ぎないものになっている。もし目的は違っても似たようなルートを辿りたい方に参考になればと思う。<br /><br />それでは令和2(2020)年10月25日日曜日夜の出発から始めるとする。<br /><br />令和2(2020)年10月25日日曜日<br />ハルと話が合わず、決まった日は仕事終わりの日曜日となった。17:00退社で速攻帰宅し、食事と風呂に入り準備する。珍しく予定時刻通りの出発となったことには当の本人も驚いた。自宅出発後ローソンに立ち寄って郵便物を出す。これから嫌ほど郵便局を回るのに〝近場のポスト〟という条件があったからだ。<br /><br />用事はすぐに終わり京滋バイパス石山インターチェンジから高速道を走る。大山崎ジャンクションから名神高速を経て、西宮からは阪神高速神戸線と言うテッパンルートだ。今回から足になってくれるダイハツのMOVEクンだが、軽自動車でもあり実績もないので予定時刻とのズレがわからないのが気になっていた。が思いの他良く走ってくれ、約1時間で神戸三宮フェリーターミナルに到着することが出来た。<br /><br />ニャンコフェリーはジャンボフェリー、翌月曜日の1:00に神戸を出て高松経由で小豆島坂手港に7:15に到着する。朝から小豆島を走れるメリットはかなり大きい。乗船手続きは予約時にプリントアウトした乗船名簿を持参して行う。今回は個室を手配したが、コロナ対策もあるのはあるが、最も大きな理由は〝GoToキャンペーン〟適用させるためである。一部のフェリー等で行われていることではあるが、ジャンボフェリーの条件がそのようになっているためだ。軽自動車と大人二人の場合約2,000円安くなることと地域振興券2,000円分が手に入る。早めに手続きを終え、ターミナル内にハルを置いたまま周辺を散策する。近くて遠い神戸の夜景にはあまり縁がない私ではあったが、バッチリ見ることが出来た。ただ残念だったのは喫煙所の封鎖。コロナ対策でそのようになっている場所は多いのは確かではあるが、船内に入るまで我慢しなければならないのはちょっと酷であった。ぶらぶら歩いているうちに乗船車両の移動のアナウンスが流れたので車へと戻る。余裕を持って移動できることに、旅の成功がふと頭を過ぎった私であった。<br /><br />車で乗船し先ずは寝床探し。だがわからない…。3階の和室、2階の洋室を確認するも肝心な個室がわからない…。仕方なくスタッフに聞いたところ、1階を甲板に出てから入ることを知る。え?っと思ったが言われた通りに進むと…ありました。個室と書かれた扉が。中に入り薄暗い通路を進むと117・118と書かれた部屋があった。扉の幅からエラい狭いな…と思ったのは正しかった。シングルベット1.5倍くらいのスペース。これかよ~と思っても後のまつり。ここで6時間を過ごすことが決まった。<br /><br />本当に寝るだけの部屋なので船内を歩くことにする。出航のアナウンスの後4階の展望デッキから見た神戸の夜景は本当に美しかった。このフロアにはゲームセンターがあるのだがコロナ禍で休業中。インスタ用の〝顔出し〟が寂しく置いてあった。和室・洋室とみて回るがやはり乗客は少ないようだ。ハルは売店でうどんを食べたかったようだが、のっけからの先制パンチで既に気力は失せていた。部屋に帰っても水を買って来いとハルからLINE。喉は乾いたので自分の分も買ってきたが、仕事明けやぞ~とひとち憤慨する私であった。でもさすがに疲れが出てきたので2:00過ぎには就寝。いつものように〝寝ろぞ~〟というものではなく、いつのまにか寝ていたようだ。エンジンの振動は結構伝わってくるな~と感じながらzzz。<br /><br />令和2(2020)年10月26日月曜日<br />気が付けば島が点在する海を走っていた。出たての太陽がやたら眩しい。既に7:00を過ぎており間もなく小豆島坂手港に着眼する。高松港に接岸・出航したことは全く知らない。その内に坂手港着岸のアナウンスが流れる。景色を眺めるのも程々にして部屋に戻り荷物を持ってエントランスへと向かう。着岸してから車両甲板に下りてくださいとのアナウンスは大手船舶ならではのものであろう。<br /><br />車両甲板が解放され、入船順位の通り走り出して行く。10分もかからなかったことからも乗船車両数の少なさがわかる。とは言え下りたところで停車する訳にもいかず、乗船待ちエリアで停車して、我々を小豆島に運んでくれたこんぴら2の雄姿をカメラに収める。ナビ位セットしてくれよ~とハルに期待するだけ無駄であった。改めて自分自身で土庄港をセットし、小豆島ドライブを始めることとなった。<br /><br />土庄港までは約20km。20分程度だと考えていたら結構場所々々では混雑もあり、30分かかって到着した。ここで車を駐車場に停めて船での移動となる。豊島までの乗船券を購入後停泊している高松行き小豆島フェリーの〝第二しょうどしま丸〟、これから乗船する豊島唐櫃・家浦。宇野行き小豆島豊島フェリーの〝ふぇりーてしま〟の雄姿をカメラに収める。そろそろ乗船しようと思ったところハルがいない。電話をしても出ない…。行程がわかっているならば良いのだが、多分知らないであろう。仕方がないので付近を探す。なんとか見つけて乗船し、客席先端のソファーに陣取る。さぁ豊島家浦まで40分の船旅だ~と思っていたら、ここでまさかの〝ハルボケ〟ワールドが起こる。車の中に通帳(旅行貯金用の)を置いたままなので取って来いと…。ってか出航時間になって何故今に???となる。当然無理なのは当たり前に加えて、行方不明になっていた時になんで取りに行かなかったのかもわからない。私はあくまでドライバーと記録係である。なにを持っているか持っていないをチェックする立場ではない。仕方がないので唐櫃で折り返して取りに帰るルートを検索する。せっかく一日で犬島・直島・豊島を済ませるルートがおジャンになる。結局もう一冊予備の通帳があったらしくそれで巡ることで一段落はしたのだが…。<br /><br />そんなことから始まり息苦しくなった私は、カメラを抱えて船内を歩き回る。小型のフェリー故船内に特徴的なものは見受けられず、専らレンズは景色へと向く。港が見えて来たのは豊島唐櫃港、豊島にあることには間違いないが、次に向かう犬島へは次の豊島家浦港になる。車の出入りもあったようだが、着岸後程なくして出航する。家浦迄は20分、程々にして戻ろうとした時に電話が鳴った。ハルからだが〝どこにいる〟と意味不明な内容。もう時期戻るからと切ると再びかかって来た。イライラしつつ〝なんや?〟と言うと〝港にいる〟と言っている。一瞬意味がわからなかったが、どうやら豊島ということから唐櫃港で下船した様子。船旅始めてまだ1時間も経っていない間の2回のとんちんかん。閉口するのを通り過ぎる。<br /><br />ハルは日頃から自分のことは自分でやれと偉そうに言っている。悪いが自分のことを棚に上げて言っているようにしか思えない。それでなくても私の周りには〝老害〟としか思えないことを平気で言い切る輩が多いのである。自由行動であれば一切感知しないが、私一人で犬島へ向かっても、乗って来た船で戻るしかない。しゃ~なしに豊島のタクシーを検索する。一件だけヒットした〝秋山タクシー〟に電話をし、唐櫃港から家浦港迄をお願いする。なんでここまでせなあかんねん(怒)、自由気ままな旅人の私は溜め息しかつけなかった・・・。<br /><br />しばらくして家浦港に無事到着する。乗り継ぎ時間は20分であるが、タクシーにはそのことは伝えていない。暫く港付近の乗り物や景色をカメラに収めているうちにタクシーが到着した。リミット迄8分だったがタクシーがなければどうすることもできなかったのも事実だ。お礼も伝えられなかったが、秋山タクシーさんお世話になりました。<br /><br />取り敢えずリカバーできたので予定通りの行程で進むことにする。家浦港から四国汽船の高速艇サンダーバードに乗船し犬島を目指す。小ぶりの高速艇は八重山の高速艇よりもスピードでは劣るものの小ぶりな分だけ早く感じ、それなりのスピード感を保ったまま犬島に到着する。<br /><br />犬島は岡山市東区になる。船で県境を越えた形だ。元々犬島には銅の精錬所があった。最盛期は3,000人もの人口があったそうだが、銅価格の下落で操業を停止した。島内には鉱山は存在せず、製錬時に於ける煙害等の対策のために作られたに過ぎないために底力はなかった。結果僅か10年間しか稼働せずに廃業し、住民は再び島外へと出て行った。<br /><br />産業がなくなれば人が集まることもなくなる。典型的な過疎地となり、郵政省時代に島唯一の金融機関である備前犬島郵便局は簡易局に格下げとなった。そのまま〝過疎の某島〟となる筈がベネッセアートプロジェクトの会場となり息を吹き返した。多くの観光客が訪れるようにはなったものの、島人口の高齢化の波を止めるには至らず、空き家や廃業店舗の増加を止められないでいる。そんな島内をウォークナビ頼りに備前犬島簡易郵便局へと向かう。道中にアートプロジェクトによる建物もあれど興味のない私は素通りだ。程なくして到着した備前犬島簡易郵便局は局種変更後23年になるが、当時の局舎をそのまま引き継いでいる様子。打ち捨てられたままのATMコーナーが寂れた感を一段と醸し出していた。<br /><br />用事を済ませて集落中心部を歩いて港へと向かう。港付近の在本商店は廃業された様子。加えて月・火曜日は数少ない飲食店も店休日と聞いていた。そのため昼メシの食いっぱぐれも覚悟していたが、まさかの展開が待っていた。犬島港チケットセンターカフェが開いていたのだ。偶々メニューが出ているのを見つけ恐る恐る入ってみた。これもアートの一環であろう落ち着いた感じの店内にはラッキーにも先客がいなかった。観光客向けのお店故にお値段は少しお高めだったが許容範囲。たこ飯+ぜんざいのデザートセットは1,500円。ハルも大島果実のジャムパン+アイスコーヒーを堪能し、郵便局巡りの旅恒例の〝飯抜き〟だけは免れたのだった。<br /><br />この犬島チケットセンターカフェだが、基本犬島港に直島・豊島からの高速艇が出入港する日はオープンしている様子。だから火曜日は休航するため休みとなる。多分これが間違いないだろう。逆に悪天候で休航すれば休みになる。特にカフェのウェブサイトにも記載がなかったため確証はないので、利用を考えている方は事前問い合わせをお忘れなく。<br /><br />1時間ほどのんびり過ごした後周辺を散策する。何故に?と思える大黒天さまやアート感覚の石積み等があるが、犬島石もその昔城の石垣に用いられたと言われていることから、〝残念石〟も含まれているだろうと思える。<br /><br />そんな港界隈をぶらついた後に犬島港浮桟橋に戻る。入港してきた高速艇サンダーバードは、私達が犬島を歩いている間に宇野港まで往復して来た。<br /><br />行きは船室内に陣取ったので帰りはデッキに座ることにした。出航後間もなくして犬島精錬所跡の横を通過する。美術館としてではなく、近代歴史遺産として見たいのが私個人の想いである。湾構内を出るとスピードを上げ、あっという間に犬島が見えなくなった。<br /><br />乗船した家浦港を通り過ぎ、直島宮浦港に到着する。直島の2局はそこそこの距離があるためタクシーを予約しておいた。高松に本社のある大川バス。その系列の大川タクシーが直島に営業所を開設している。以前勤めていた旅行会社でも利用したこともあり、信用のできる会社である。ただ話をよく聞いていなかったので待って頂いている場所がわからなかった。電話をしたらすぐに高速艇乗り場前に車を回して頂いた。<br /><br />目的地は直島と宮ノ浦郵便局。島の両端に位置しているため歩くと4km、1時間はかかる。かと言ってレンタカーは1日あたりの料金がかかるため、タクシーの利用にした。ドライバーさんにとっては走り慣れた道ではあると思うが、目的地に直島にあるふたつの郵便局を言う者がどれ位いるかと思うと口元がニヤけてしまう。滞在時間は50分しかないが、距離から逆算すると30分程度だろうと考えていた。事実宮ノ浦港に戻って来るまでは20分で2,080円。初めてau payで払ったが付き添いだけだとこんなに楽なのかと改めて知った。<br /><br />タクシーを下車して海の駅なおしまを少しぶらついて高速艇を待つ。本日3回目の四国汽船サンダーバードだが、宮浦港下船後宇野港迄往復している。再びデッキに陣取り家浦港を目指す。これも25分で到着し家浦港から豊島郵便局迄歩いて行く。途中コスモスが綺麗に咲いていた。相変わらずハルは歩くことにブツブツ言うが相手にしない。豊島郵便局に到着し、ハル待ちをしている時にコミュニティバスの時刻を眺めていた。次は16:28、なのでフェリーの時間に間に合わないため利用はなし。やはり観光客向けではなく地元の方々の生活のためと言うことを再認識する。<br /><br />結局歩いて家浦港に戻って来た。昼間の下船事件を思い出すが、これから同じことをやったら自力で帰らせると割り切り、チケットの購入に行かせることにした。ただ~やはりトンチなことをする。16:00を過ぎれば本日の行程は全て終了となることは分かっている筈。しかし四国汽船の高速艇チケット売場で切符を買おうとする。本日の便はない筈だがさらりと隣の窓口ですと言われていた。<br /><br />チケットを無事購入しフェリーてしまに乗船する。家浦港出航後間もなくハルは寝てしまった。ただおかしなことをされるよりはマシ。因縁の唐櫃港を出てしまえば間違いはない。若干の遅れはあったようだが16:58に土庄港に無事着岸。色々あったが本日の〝郵便局巡り船の旅〟はこれにて終了した。<br /><br />取り敢えず車へと戻り出発する。立ち寄りもせず車に直行したのは他ならぬ〝駐車料金〟のためである。9時間停めて300円ならば良心的と言えるだろう。<br /><br />車を出したがすぐにコンビニに立寄る。小豆島のコンビニにはセブンイレブンしかない。土庄港最寄りのセブンイレブン土庄港店に立ち寄ってドリンクと一服タイムを取る。移動だけでも疲れるのに、ハルの暴走があったときにゃ…とため息が出た。<br /><br />そしてホテルへと向かう。今宵は楽天トラベルで手配した〝天空ホテル海廬〟に泊まる。土庄港から南下した場所の高台に位置する中級グレードの和風ホテルという感じの天空ホテル海廬、2食付風プラン・スタンダードフロア10畳和室のプランで手配した。改装なしの部屋がスタンダードフロアとなっているが、オーシャンビューはリクエストできる。せっかくなのでここはオーシャンビュー10畳和室を手配した。窓からはエンジェルロードを含む海の景色が広がっており、僅かな金額の差であるので、眺望指定はするべきだと思う。部屋は昭和47(1972)年の開館以来改装なしということで草臥れた感は漂っていた。ウォシュレットは後付けで付いてはいるが、その昔トイレに流す〝水〟に勢いをつけるため、頭上にタンクを設けてあるタイプ。若い方には配管が丸出しになっていることで幻滅したと言う辛口意見も多いようだが、昭和を知るものとしては〝懐かしさ〟すら漂うものである。アウトバスと記載されていたが、203号室にはユニットバスが付いていた。もしかすると使えないのかも知れないが、室内の洗面所でお湯は出るため、必要であれば利用できるかも知れない。勿論使用感もなくか綺麗なままであったことから、頻繁に使われてはいないことはすぐにわかるが…。あとセパレートの洗面所もあるため、古いことを除けば実用に耐えられるものである。布団もセルフではないことから間違いなく〝旅館〟であることには間違いない。<br /><br />食事はレストランで頂く形式になっている。風プランはボリュームを落とした量を季節の食材を用い、手軽に味わえるというものである。確かにガッツりと食べたい方に物足りないかも知れないが、品良く纏められたものは量を重視しない私達には十分であった。<br /><br />照明に凝って浮き上がるように見える通路を進むと大浴場がある。男女それぞれ内湯と露天風呂があり、加熱ではあるが紛れもない温泉であった。露天風呂には衝立があり、オーシャンビューではないのが残念だ。しかし高台に位置するだけに衝立を置かなければ外から丸見えになってしまうことから無理なのであろう。タオルやアメニティは客室から持参する形式となっているのはコロナ対策とされている。その煽りで朝風呂が利用できないのは少し残念ではあった。<br /><br />温泉で温まって部屋に戻るとさすがに睡魔に襲われる。昨晩22:30に家を出てフェリー内で寝たと言ってもたかが知れている。おまけに仕事上がりでの出発でもあった。いつものように翌朝の出発時刻によって立ち寄り数が左右されるならば行程の見直しもすることもあるが、明日は小豆島一周だけなので時間的な余裕もある。もし時間が余ったら立ち寄ろうかと考えた候補地を決めておいて寝ることにする。さあ寝るぞ~と意気込むことは普段は絶対にないがさすがに二日間疲れた…。そんな感じで夜は更けて行ったzzz。<br />

ChapⅠ,33rd 5days driving of visit to P.O. in SETO,without sightseeing.

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2020/10/25 - 2020/10/26

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

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ChapⅠ,33rd 5days driving of visit to P.O. in SETO,without sightseeing.

コロナ禍は終息するのであろうか?この問いに対し多くの人は「そう願っている」と返す。医療人も然り。どうなるかはわからないと思いつつ、終息を願うと言う。当たり前の話であるが、そんな中〝見切り発進〟をさせたものもある。GoToキャンペーンがそれにあたる。地方経済を回し、衰退した旅行・観光産業を活性化させるためだという。しかし当初〝対象外〟だったエリアもある。言うまでもなく東京都のことである。患者数の減少が見られないからだと言われているが、税金を突っ込む政策にイレギュラーは酷だろう。ではどうすれば良いのか?当然不公平を解消するしかない。そんな経緯から10月から1都1道2府43県が対象になった。そんな背景もあるのであろう、週末になると外出する者がかなり増えてきたように思えてならない。しかも外出を煽るかのような政策が続く、GoToイート。販売をする実店舗では、予想外の売れ行きに発券停止にまで追い込まれたところもあった。

結局のところ〝プレミア付〟にすることで行動を活発化させるという意味不明な政策ではないかと私には思えてならない。しかも〝上限付き〟とくれば貰った者が得をするという考えが出て来て当然である。ロックダウンはいつのことか?僅か半年前のことである。治療法のない〝新型コロナウィルス〟に対する〝恐れ〟が、人の行動を抑制した。しかし抑圧に依る〝解放感〟が解除後すぐに起こることとなり、結果患者数は増加していった。今後どうなるかもわからずにビクビクしながら日々生活する者もいるだろうが、大抵はなったらなったと割り切っているように見えて仕方がない。

私事ではあるが新店への異動が決まったことにより、準備期間に纏まった休みが取れることになった。5連休である。約2年半連休の取れなかった勤務から解放される。しかもGoToキャンペーンもある。自らが動かなくとも新型コロナを貰うときは貰うと言った考えが四六時中頭の中を巡り出した。コロナに罹患して欠勤すれば迷惑をかけるが、そんな建前よりも欲望が勝ってしまった。一人で出かけるのも良いのであるが、ハルに付き合ったのも4ヶ月前…。暇があるときは色々な〝行程〟ばかり組んでいたので、急な出発でもたじろぐこともない。そう割り切って流されることにした。行先は2回分のコースにあたる〝小豆島と周辺の離島・岡山南部〟と決まった。

行き当たりばったりの行程では、せっかくのGoToキャンペーンの恩恵が受けられないこともあり、前日にはすべて大まかな行程が完成し、予約が必要なものは入れ割引後の費用まで計算した。夜行便を使ったことはこの〝郵便局巡りの旅〟では過去に実績がないため、出発の曜日がネックになったが、結局月曜日の深夜便フェリーに乗船することて決定した。連休にも拘らず前日日曜日は出勤であった。仕事をさっさと済ませて帰宅し、準備が終われば出発と言ういつもと同じようなパターンになってしまった。

意外なところでGoToが利用できることなどを知った。その実体験をただズラズラと書いている〝記録〟にしか過ぎないものになっている。もし目的は違っても似たようなルートを辿りたい方に参考になればと思う。

それでは令和2(2020)年10月25日日曜日夜の出発から始めるとする。

令和2(2020)年10月25日日曜日
ハルと話が合わず、決まった日は仕事終わりの日曜日となった。17:00退社で速攻帰宅し、食事と風呂に入り準備する。珍しく予定時刻通りの出発となったことには当の本人も驚いた。自宅出発後ローソンに立ち寄って郵便物を出す。これから嫌ほど郵便局を回るのに〝近場のポスト〟という条件があったからだ。

用事はすぐに終わり京滋バイパス石山インターチェンジから高速道を走る。大山崎ジャンクションから名神高速を経て、西宮からは阪神高速神戸線と言うテッパンルートだ。今回から足になってくれるダイハツのMOVEクンだが、軽自動車でもあり実績もないので予定時刻とのズレがわからないのが気になっていた。が思いの他良く走ってくれ、約1時間で神戸三宮フェリーターミナルに到着することが出来た。

ニャンコフェリーはジャンボフェリー、翌月曜日の1:00に神戸を出て高松経由で小豆島坂手港に7:15に到着する。朝から小豆島を走れるメリットはかなり大きい。乗船手続きは予約時にプリントアウトした乗船名簿を持参して行う。今回は個室を手配したが、コロナ対策もあるのはあるが、最も大きな理由は〝GoToキャンペーン〟適用させるためである。一部のフェリー等で行われていることではあるが、ジャンボフェリーの条件がそのようになっているためだ。軽自動車と大人二人の場合約2,000円安くなることと地域振興券2,000円分が手に入る。早めに手続きを終え、ターミナル内にハルを置いたまま周辺を散策する。近くて遠い神戸の夜景にはあまり縁がない私ではあったが、バッチリ見ることが出来た。ただ残念だったのは喫煙所の封鎖。コロナ対策でそのようになっている場所は多いのは確かではあるが、船内に入るまで我慢しなければならないのはちょっと酷であった。ぶらぶら歩いているうちに乗船車両の移動のアナウンスが流れたので車へと戻る。余裕を持って移動できることに、旅の成功がふと頭を過ぎった私であった。

車で乗船し先ずは寝床探し。だがわからない…。3階の和室、2階の洋室を確認するも肝心な個室がわからない…。仕方なくスタッフに聞いたところ、1階を甲板に出てから入ることを知る。え?っと思ったが言われた通りに進むと…ありました。個室と書かれた扉が。中に入り薄暗い通路を進むと117・118と書かれた部屋があった。扉の幅からエラい狭いな…と思ったのは正しかった。シングルベット1.5倍くらいのスペース。これかよ~と思っても後のまつり。ここで6時間を過ごすことが決まった。

本当に寝るだけの部屋なので船内を歩くことにする。出航のアナウンスの後4階の展望デッキから見た神戸の夜景は本当に美しかった。このフロアにはゲームセンターがあるのだがコロナ禍で休業中。インスタ用の〝顔出し〟が寂しく置いてあった。和室・洋室とみて回るがやはり乗客は少ないようだ。ハルは売店でうどんを食べたかったようだが、のっけからの先制パンチで既に気力は失せていた。部屋に帰っても水を買って来いとハルからLINE。喉は乾いたので自分の分も買ってきたが、仕事明けやぞ~とひとち憤慨する私であった。でもさすがに疲れが出てきたので2:00過ぎには就寝。いつものように〝寝ろぞ~〟というものではなく、いつのまにか寝ていたようだ。エンジンの振動は結構伝わってくるな~と感じながらzzz。

令和2(2020)年10月26日月曜日
気が付けば島が点在する海を走っていた。出たての太陽がやたら眩しい。既に7:00を過ぎており間もなく小豆島坂手港に着眼する。高松港に接岸・出航したことは全く知らない。その内に坂手港着岸のアナウンスが流れる。景色を眺めるのも程々にして部屋に戻り荷物を持ってエントランスへと向かう。着岸してから車両甲板に下りてくださいとのアナウンスは大手船舶ならではのものであろう。

車両甲板が解放され、入船順位の通り走り出して行く。10分もかからなかったことからも乗船車両数の少なさがわかる。とは言え下りたところで停車する訳にもいかず、乗船待ちエリアで停車して、我々を小豆島に運んでくれたこんぴら2の雄姿をカメラに収める。ナビ位セットしてくれよ~とハルに期待するだけ無駄であった。改めて自分自身で土庄港をセットし、小豆島ドライブを始めることとなった。

土庄港までは約20km。20分程度だと考えていたら結構場所々々では混雑もあり、30分かかって到着した。ここで車を駐車場に停めて船での移動となる。豊島までの乗船券を購入後停泊している高松行き小豆島フェリーの〝第二しょうどしま丸〟、これから乗船する豊島唐櫃・家浦。宇野行き小豆島豊島フェリーの〝ふぇりーてしま〟の雄姿をカメラに収める。そろそろ乗船しようと思ったところハルがいない。電話をしても出ない…。行程がわかっているならば良いのだが、多分知らないであろう。仕方がないので付近を探す。なんとか見つけて乗船し、客席先端のソファーに陣取る。さぁ豊島家浦まで40分の船旅だ~と思っていたら、ここでまさかの〝ハルボケ〟ワールドが起こる。車の中に通帳(旅行貯金用の)を置いたままなので取って来いと…。ってか出航時間になって何故今に???となる。当然無理なのは当たり前に加えて、行方不明になっていた時になんで取りに行かなかったのかもわからない。私はあくまでドライバーと記録係である。なにを持っているか持っていないをチェックする立場ではない。仕方がないので唐櫃で折り返して取りに帰るルートを検索する。せっかく一日で犬島・直島・豊島を済ませるルートがおジャンになる。結局もう一冊予備の通帳があったらしくそれで巡ることで一段落はしたのだが…。

そんなことから始まり息苦しくなった私は、カメラを抱えて船内を歩き回る。小型のフェリー故船内に特徴的なものは見受けられず、専らレンズは景色へと向く。港が見えて来たのは豊島唐櫃港、豊島にあることには間違いないが、次に向かう犬島へは次の豊島家浦港になる。車の出入りもあったようだが、着岸後程なくして出航する。家浦迄は20分、程々にして戻ろうとした時に電話が鳴った。ハルからだが〝どこにいる〟と意味不明な内容。もう時期戻るからと切ると再びかかって来た。イライラしつつ〝なんや?〟と言うと〝港にいる〟と言っている。一瞬意味がわからなかったが、どうやら豊島ということから唐櫃港で下船した様子。船旅始めてまだ1時間も経っていない間の2回のとんちんかん。閉口するのを通り過ぎる。

ハルは日頃から自分のことは自分でやれと偉そうに言っている。悪いが自分のことを棚に上げて言っているようにしか思えない。それでなくても私の周りには〝老害〟としか思えないことを平気で言い切る輩が多いのである。自由行動であれば一切感知しないが、私一人で犬島へ向かっても、乗って来た船で戻るしかない。しゃ~なしに豊島のタクシーを検索する。一件だけヒットした〝秋山タクシー〟に電話をし、唐櫃港から家浦港迄をお願いする。なんでここまでせなあかんねん(怒)、自由気ままな旅人の私は溜め息しかつけなかった・・・。

しばらくして家浦港に無事到着する。乗り継ぎ時間は20分であるが、タクシーにはそのことは伝えていない。暫く港付近の乗り物や景色をカメラに収めているうちにタクシーが到着した。リミット迄8分だったがタクシーがなければどうすることもできなかったのも事実だ。お礼も伝えられなかったが、秋山タクシーさんお世話になりました。

取り敢えずリカバーできたので予定通りの行程で進むことにする。家浦港から四国汽船の高速艇サンダーバードに乗船し犬島を目指す。小ぶりの高速艇は八重山の高速艇よりもスピードでは劣るものの小ぶりな分だけ早く感じ、それなりのスピード感を保ったまま犬島に到着する。

犬島は岡山市東区になる。船で県境を越えた形だ。元々犬島には銅の精錬所があった。最盛期は3,000人もの人口があったそうだが、銅価格の下落で操業を停止した。島内には鉱山は存在せず、製錬時に於ける煙害等の対策のために作られたに過ぎないために底力はなかった。結果僅か10年間しか稼働せずに廃業し、住民は再び島外へと出て行った。

産業がなくなれば人が集まることもなくなる。典型的な過疎地となり、郵政省時代に島唯一の金融機関である備前犬島郵便局は簡易局に格下げとなった。そのまま〝過疎の某島〟となる筈がベネッセアートプロジェクトの会場となり息を吹き返した。多くの観光客が訪れるようにはなったものの、島人口の高齢化の波を止めるには至らず、空き家や廃業店舗の増加を止められないでいる。そんな島内をウォークナビ頼りに備前犬島簡易郵便局へと向かう。道中にアートプロジェクトによる建物もあれど興味のない私は素通りだ。程なくして到着した備前犬島簡易郵便局は局種変更後23年になるが、当時の局舎をそのまま引き継いでいる様子。打ち捨てられたままのATMコーナーが寂れた感を一段と醸し出していた。

用事を済ませて集落中心部を歩いて港へと向かう。港付近の在本商店は廃業された様子。加えて月・火曜日は数少ない飲食店も店休日と聞いていた。そのため昼メシの食いっぱぐれも覚悟していたが、まさかの展開が待っていた。犬島港チケットセンターカフェが開いていたのだ。偶々メニューが出ているのを見つけ恐る恐る入ってみた。これもアートの一環であろう落ち着いた感じの店内にはラッキーにも先客がいなかった。観光客向けのお店故にお値段は少しお高めだったが許容範囲。たこ飯+ぜんざいのデザートセットは1,500円。ハルも大島果実のジャムパン+アイスコーヒーを堪能し、郵便局巡りの旅恒例の〝飯抜き〟だけは免れたのだった。

この犬島チケットセンターカフェだが、基本犬島港に直島・豊島からの高速艇が出入港する日はオープンしている様子。だから火曜日は休航するため休みとなる。多分これが間違いないだろう。逆に悪天候で休航すれば休みになる。特にカフェのウェブサイトにも記載がなかったため確証はないので、利用を考えている方は事前問い合わせをお忘れなく。

1時間ほどのんびり過ごした後周辺を散策する。何故に?と思える大黒天さまやアート感覚の石積み等があるが、犬島石もその昔城の石垣に用いられたと言われていることから、〝残念石〟も含まれているだろうと思える。

そんな港界隈をぶらついた後に犬島港浮桟橋に戻る。入港してきた高速艇サンダーバードは、私達が犬島を歩いている間に宇野港まで往復して来た。

行きは船室内に陣取ったので帰りはデッキに座ることにした。出航後間もなくして犬島精錬所跡の横を通過する。美術館としてではなく、近代歴史遺産として見たいのが私個人の想いである。湾構内を出るとスピードを上げ、あっという間に犬島が見えなくなった。

乗船した家浦港を通り過ぎ、直島宮浦港に到着する。直島の2局はそこそこの距離があるためタクシーを予約しておいた。高松に本社のある大川バス。その系列の大川タクシーが直島に営業所を開設している。以前勤めていた旅行会社でも利用したこともあり、信用のできる会社である。ただ話をよく聞いていなかったので待って頂いている場所がわからなかった。電話をしたらすぐに高速艇乗り場前に車を回して頂いた。

目的地は直島と宮ノ浦郵便局。島の両端に位置しているため歩くと4km、1時間はかかる。かと言ってレンタカーは1日あたりの料金がかかるため、タクシーの利用にした。ドライバーさんにとっては走り慣れた道ではあると思うが、目的地に直島にあるふたつの郵便局を言う者がどれ位いるかと思うと口元がニヤけてしまう。滞在時間は50分しかないが、距離から逆算すると30分程度だろうと考えていた。事実宮ノ浦港に戻って来るまでは20分で2,080円。初めてau payで払ったが付き添いだけだとこんなに楽なのかと改めて知った。

タクシーを下車して海の駅なおしまを少しぶらついて高速艇を待つ。本日3回目の四国汽船サンダーバードだが、宮浦港下船後宇野港迄往復している。再びデッキに陣取り家浦港を目指す。これも25分で到着し家浦港から豊島郵便局迄歩いて行く。途中コスモスが綺麗に咲いていた。相変わらずハルは歩くことにブツブツ言うが相手にしない。豊島郵便局に到着し、ハル待ちをしている時にコミュニティバスの時刻を眺めていた。次は16:28、なのでフェリーの時間に間に合わないため利用はなし。やはり観光客向けではなく地元の方々の生活のためと言うことを再認識する。

結局歩いて家浦港に戻って来た。昼間の下船事件を思い出すが、これから同じことをやったら自力で帰らせると割り切り、チケットの購入に行かせることにした。ただ~やはりトンチなことをする。16:00を過ぎれば本日の行程は全て終了となることは分かっている筈。しかし四国汽船の高速艇チケット売場で切符を買おうとする。本日の便はない筈だがさらりと隣の窓口ですと言われていた。

チケットを無事購入しフェリーてしまに乗船する。家浦港出航後間もなくハルは寝てしまった。ただおかしなことをされるよりはマシ。因縁の唐櫃港を出てしまえば間違いはない。若干の遅れはあったようだが16:58に土庄港に無事着岸。色々あったが本日の〝郵便局巡り船の旅〟はこれにて終了した。

取り敢えず車へと戻り出発する。立ち寄りもせず車に直行したのは他ならぬ〝駐車料金〟のためである。9時間停めて300円ならば良心的と言えるだろう。

車を出したがすぐにコンビニに立寄る。小豆島のコンビニにはセブンイレブンしかない。土庄港最寄りのセブンイレブン土庄港店に立ち寄ってドリンクと一服タイムを取る。移動だけでも疲れるのに、ハルの暴走があったときにゃ…とため息が出た。

そしてホテルへと向かう。今宵は楽天トラベルで手配した〝天空ホテル海廬〟に泊まる。土庄港から南下した場所の高台に位置する中級グレードの和風ホテルという感じの天空ホテル海廬、2食付風プラン・スタンダードフロア10畳和室のプランで手配した。改装なしの部屋がスタンダードフロアとなっているが、オーシャンビューはリクエストできる。せっかくなのでここはオーシャンビュー10畳和室を手配した。窓からはエンジェルロードを含む海の景色が広がっており、僅かな金額の差であるので、眺望指定はするべきだと思う。部屋は昭和47(1972)年の開館以来改装なしということで草臥れた感は漂っていた。ウォシュレットは後付けで付いてはいるが、その昔トイレに流す〝水〟に勢いをつけるため、頭上にタンクを設けてあるタイプ。若い方には配管が丸出しになっていることで幻滅したと言う辛口意見も多いようだが、昭和を知るものとしては〝懐かしさ〟すら漂うものである。アウトバスと記載されていたが、203号室にはユニットバスが付いていた。もしかすると使えないのかも知れないが、室内の洗面所でお湯は出るため、必要であれば利用できるかも知れない。勿論使用感もなくか綺麗なままであったことから、頻繁に使われてはいないことはすぐにわかるが…。あとセパレートの洗面所もあるため、古いことを除けば実用に耐えられるものである。布団もセルフではないことから間違いなく〝旅館〟であることには間違いない。

食事はレストランで頂く形式になっている。風プランはボリュームを落とした量を季節の食材を用い、手軽に味わえるというものである。確かにガッツりと食べたい方に物足りないかも知れないが、品良く纏められたものは量を重視しない私達には十分であった。

照明に凝って浮き上がるように見える通路を進むと大浴場がある。男女それぞれ内湯と露天風呂があり、加熱ではあるが紛れもない温泉であった。露天風呂には衝立があり、オーシャンビューではないのが残念だ。しかし高台に位置するだけに衝立を置かなければ外から丸見えになってしまうことから無理なのであろう。タオルやアメニティは客室から持参する形式となっているのはコロナ対策とされている。その煽りで朝風呂が利用できないのは少し残念ではあった。

温泉で温まって部屋に戻るとさすがに睡魔に襲われる。昨晩22:30に家を出てフェリー内で寝たと言ってもたかが知れている。おまけに仕事上がりでの出発でもあった。いつものように翌朝の出発時刻によって立ち寄り数が左右されるならば行程の見直しもすることもあるが、明日は小豆島一周だけなので時間的な余裕もある。もし時間が余ったら立ち寄ろうかと考えた候補地を決めておいて寝ることにする。さあ寝るぞ~と意気込むことは普段は絶対にないがさすがに二日間疲れた…。そんな感じで夜は更けて行ったzzz。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
タクシー 自家用車 徒歩

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