デニス・テンのアイスショー2018inアスタナ１～ただいまアスタナ！～

2018/06/07 - 2018/06/11

カザフスタンのフィギュアスケーター、デニス・テンによるアイスショー"Denis Ten and Friends"が３年ぶりに開催されることになりました。今回はアスタナ遷都20周年を記念したイベントの一環として行われるため、首都アスタナでの開催です。ということで、昨年万博を過ごしたアスタナに９か月ぶりに戻ることになりました。前回(https://4travel.jp/travelogue/11620315)、前々回(https://4travel.jp/travelogue/11354598　https://4travel.jp/travelogue/11354614）はキルギス留学中の開催だったため、日本からこのショーに行くのは初めてとなります。カザフスタンのイベントは告知が直前のことが多く、このショーも開催１ヵ月前の発表でした。同日程でずっと前から発表されていた長野開催のアイスショーのチケットを取っていたんですが、そちらを捨ててアスタナ行くことにしました(その後、長野のチケットはSNSでお譲り成立)。

ショーのチケットはユニバーシアード(https://4travel.jp/travelogue/11622406)と同じく日本のカードだと決済できなかったため、万博の同僚だった現地在住の日本人に取って貰いました。現地の日本人、アスタナの「スケオタ」仲間のカリナちゃん、万博やロステレコム杯(https://4travel.jp/travelogue/11626465)で一緒だったデニスファンの友人やロステレコム杯でＳＮＳを通してチケットを譲っていただいたデニスファンの方(https://4travel.jp/travelogue/11626566)など、様々な方と再会し、一緒にショーを楽しみました。

なお、ご存じの方も多いかと思いますが、デニス・テンはこのショーの僅か40日後に事件に巻き込まれ他界しました。これは私が生前の彼を最後に見た時の記録となります。


今回の旅程

６月７日　成田→北京→アスタナ
６月８日　アスタナ　★いまここ
６月９日　アスタナ
６月10日　アスタナ→
６月11日　→北京→成田

エリア アスタナ(カザフスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

アスタナまでのフライトは初のエア・チャイナです。なお、これまた直前に６月７日にアスタナのメガでデニスとショー出演者によるサイン会が行われるという告知があり、その時間にはまだ空の上なので泣く泣く断念…もっと早く告知してくれれば別の便取ったのにー！

成田国際空港 空港

飛行機から富士山を見下ろせました。

北京乗り継ぎは手荷物検査が面倒です。モバイルバッテリーを預け荷物に入れると没収されるので手荷物に入れなければならず、それもワット数が基準を満たしていることを明記されているものでないとダメです。かなり細かく検査するため時間がかかります。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

それでも乗り継ぎ5時間あるのでだいぶ余裕があります。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

暇なのでラーメン食べました。

キム・ヨナのジュエリーブランドだ。ヨナちゃん綺麗。

アスタナの空港には万博時の同僚でスケオタの子が迎えに来てくれていました。北京からの同じ便に今回のショーに出演する織田信成さんが乗っていました(そのため、彼はサイン会は不参加)。迎えに来てくれた子からLINEで「織田くん乗ってたよね？私の隣に彼のお迎えのスタッフがいていつ出て来るのって聞いてる」「今荷物ピックアップしたからもうすぐ行くと思うよ～」「出てきた、写真撮って貰っちゃった」などと実況していました(笑)。なお彼女はサイン会行ってから空港に直行してくれていて、サイン会でカリナちゃんと知り合ったそうです。

アスタナではこの同僚の所に、同じく万博の同僚でアルマトイに留学中の子がこのショーのために来ています。私の少し後の便で、数日前にカザフ入りしてアルマトイに滞在していたデニスファンの万博同僚(https://4travel.jp/travelogue/11626465)が来るのでその子の到着を待って、４人で家に向かいました。

空港から街へ向かう途中に光るカザフスタン館の球。ああ懐かしい！カザフ語で「素晴らしい」のことを「タマシャ」というので球にかけて連発します。

アスタナ在住の万博同僚は4年前のショーで対岸で達筆バナー降っていた中の１人です(https://4travel.jp/travelogue/11354614)。万博通して直接知り合うなんて、縁ですね。今回は織田くんバージョンを作ってくれていました。

同僚の家で深夜にケーキつつきながら思い出話に花を咲かせます。

翌日。ロステレコム杯でチケット受け渡しで知り合ったデニスファンの方(https://4travel.jp/travelogue/11626566)のレンタルWi-Fiが使えず、偶然にもアスタナ在住の万博同僚がそういった場合のスペアの窓口になっていたのでお渡ししに行きました。その方はご家族と今回のショーに来ていて、この方のチケットも同僚に代表して取って貰っていたので席は並びです。MEGAの近くのホテルに泊まっているので、MEGAで待ち合わせして前日にサイン会が行われた会場を見に行きました。

万博同僚たちは遅れてMEGAに到着。万博期間中日本人に大人気だったCefe BOOMでお昼ごはん。友達が頼んだ赤いバーガー、すごい色。

私のはブラックバーガーです。

私は普段クレカ使ってATMでお金下ろすんですが、20000ソム出てきちゃったよ…日本円で6000円くらいですがカザフでこの値段のものを一気に買うことがないし安いもの買う時に出すと嫌がれるのでこれ出ると困ります。

MEGAと隣接する万博跡地へ。たま！

現在はカザフスタン館の球「ヌル・アレム」だけが博物館として営業しています。

各国のパビリオンが入っていたところは、ビジネスセンターになる予定だそう。周りには壁ができて近寄れなくなっていました。日本館があった所で記念撮影。

万博中、日本人を見ると誰彼構わず話しかけまくり次々友達になっていった、上海機構のパビリオンにいた日本大好きJKのさやちゃん(https://4travel.jp/travelogue/11623485)が会いたいと連絡してきたので、再びMEGAに戻りフードコートでアイス食べました。

中国育ちのカザフ人で、中国語、カザフ語、英語が堪能なさやちゃん。高校卒業後は日本に留学すると言ってましたが、ビザと経済的な問題で叶わず、ポーランドの大学への進学が決まったと言っていました。

MEGAの中のアクティビティコーナー。お兄さん、浮いてる(笑)

万博会場からMEGAのあたりは去年生活の中心地だった所で、懐かしさと同時に万博中の賑やかさが感じられないことが寂しくもありました。家のすぐ近くにあったファミリーマーケット、通称「ファミマ」も万博スタッフが引き揚げたら売り上げがガタ落ちして閉店してしまったそうです。

夜はアスタナのスケオタ、カリナちゃん家へ。キルギス留学直前に知り合った彼女との付き合いももう5年になります。初めて会ったとき1歳半だった長女のアヤッツルちゃんも9月から小学生。彼女の家で食べる揚げたてのバウルサックがカザフの料理で一番好きかも。

そして、カリナちゃんの双子のお姉さんで、去年アクトべで会ったデザイナーのサビーナちゃん、彼女に注文したドレス(https://4travel.jp/travelogue/11624128)を10ヶ月越しに受け取ることができました。かわいく仕上げてくれてありがとうございます！

そしてカリナちゃんが前日のサイン会で、私の分のサインも貰っといてくれました。あああありがとう…！

色々な再会があったアスタナ初日でした。