平昌オリンピック観戦記２～男子シングルショートプログラム～

2018/02/15 - 2018/02/19

「チケット譲りますがけっこう出ているから行かない？」という友達の誘いについ乗ってしまい、８年ぶりのオリンピック観戦に行ってしまいました！この日から大注目の男子シングルの試合開始です。


今回の旅程
２月15日　成田→仁川→江陵
２月16日　江陵(フィギュアスケート男子ショートプログラム)　　★いまここ
２月17日　江陵(フィギュアスケート男子フリースケーティング)→ソウル
２月18日　ソウル
２月19日　ソウル→仁川→成田

エリア 江稜・平昌(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フィギュアスケートの大きな試合は通常朝から公式練習があり、昼過ぎ～夕方あたりから試合開始、21時とか22時に終了というスケジュールが多いです。バンクーバー五輪もそうでした。が、今回は北米の放送時間に合わせるということで夜明け前から練習が始まり朝9時台に試合が始まるという超変則スケジュールです。観戦する側も7時前には宿を出ますが、それより早くから準備する選手たちの負担は計り知れません。

宿から会場の江陵アイスアリーナまでは徒歩40分です。バスやタクシーは同じく会場に向かう人で埋め尽くされるので、歩いていきました。行く途中にもプーさん抱えた羽生結弦ファンの方を頻繁に見かけます。

会場到着。すでに大行列です。

リポーターのお仕事中の鈴木明子さん。

会場の外には屋台が出ています。トッポギとマンドゥで朝食。

お土産は会場内にマスコットキャラクターのスホラングッズなどが売られています。会場外にお土産屋さんの建物があったのですが２時間待ちなので諦めました。

会場入るとまだ男子の最後の方が公式練習中でした。あ、そうか、だからロビー空いてたのか。

昨日までテレビで見ていた会場にいるって不思議な感じ。

ジャッジ席。

今回の会場は紫が基調。整氷車も紫です。

試合が始まりますー！

第１グループに私の大本命デニス・テン選手。ずーっとカザフスタンの第１人者なのでもう３回目のオリンピックですが、ここ２年の不調でランキングが下がってしまい滑走順が早くなってしまいました。

正直、フリーに進めるのかすら不安です…がんばれー。

これは…たぶん…だめだ…

フリーに進めるのは24人なので、下位６人は落ちます。第１グループ終わった時点で４位なので、あと下に４人来ないとショート落ちですが、だんだんランキングが高い選手が出てくるので誰かが大失敗しない限り難しいです。でもそれは願いたくない。

整氷時間になると会場内でいろいろイベントやってました。チマチョゴリのお姉さんとスホランが出てきます。

演奏会なども。

バンクーバーの時のようなお祭り騒ぎではないかな、と思ったけど、オリンピックは色んな国の人が自国の選手を応援して大興奮してるのも良いです。国として参加できないロシア選手を客席のロシア人たちが一丸になって応援している姿も熱かったです。

私たちの席の近くに、応援していた親族かお知り合いにご挨拶しにカナダのキーガン・メッシング選手が来ました。彼はひいひいおじいさんがカナダに移住した日本人第１号の永野万蔵氏です。

そして日本の選手が出てくるとやっぱり応援がすごい！

羽生さんは素晴らしかったです。今季はロステレコム行ったから一回観て、その後のNHK杯で怪我をして表舞台から姿を消してしまって誰もが心配していたと思いますがさすがとしか言いようがない調整ぶりでした。宇野昌磨選手も素晴らしい。田中刑事選手はテレビで団体戦見てても調子良くないのかな？と思ってましたが、明日の巻き返しに期待します。

そして…やっぱりデニスはフリーに進めませんでした。正直なところ昨年のアジア大会以降ずっと調子悪いし今季は大怪我もしたのである程度覚悟はしてたんですが。現実になると思った以上にショックです…現地にいるのに明日見れないって辛い…

同行の友人の押しはネイサン・チェン選手で、金メダル候補ナンバー１と言われていましたがまさかのジャンプ全ミスで17位…。２人でどんよりです。でもネイサンは明日もあるからね、ソチの真央ちゃんばりにまくってくれ！

あとはバンクーバーの時も思いましたが、オリンピックになると世界中からかつての名選手が何かしらの仕事で来るので懐かしい方にお目にかかれるのも醍醐味です。そして現役時代より声かけやすいのでミーハーになれますw今回はチェコ代表の元選手・トマシュ・ベルネルさんとの2ショットをゲットしました。相変わらずイケメンだなあ。

今回のイレギュラーな試合時間は選手にとっての負担が大きいと思いますが、観戦する立場としては終わったあとたっぷり時間があるという利点はありました。明るいうちに宿に帰ってこれます。明るい所で見るとペンションはとってもかわいいです。

私たちが泊っているのは１階です。

そして江陵のビーチへ繰り出します。

観光地だ！

韓国入りする直前まで大寒波でマイナス15度くらいだったそうですが、来てからは0度前後でそこまで寒くありません。

韓流マニアの同行の友人によるとここは何かのドラマのロケ地だったとか。

冬のビーチではしゃぐ！スケート観に来たことを忘れるなあ。

海辺のカフェに入ってみます。

海を眺めながら遅めのランチ。デニスへの、ネイサンへの嘆きが止まりません…。

夜になると海へと続く川の所にある橋がライトアップされます。

浜辺で花火している人が。ああーリゾートだ。

そして、宿の隣の食堂で夕食。江陵名物のスンドゥプをいただきました。

栄養満点の食事とヤケ酒で今日のショックを吹き飛ばして、明日は新たな気持ちでみんなを応援するのだ。いよいよ明日、男子のメダリストが決まる！