2012年 夏のウィーン滞在記

2012/07/31 - 2012/08/05

2012年夏、7/27～8/7の12日間、家族4人（夫婦、中2男子、小4女子）でオーストリアへ旅行へ出かけました。オーストリア航空直行便でウィーン経由ザルツブルクへ行き4泊滞在、その後、鉄道でウィーンへ移動して6泊滞在しました。航空チケットや宿泊先ホテルの手配、観光地での移動を含めて，すべて個人手配で計画しました。幸い妻が英語に堪能、ドイツ語が少々できるので非常に助かりました。
旅行記は，前半はザルツブルク滞在記(既出)，後半はウィーン滞在記と分けてまとめました．みさぱぱがオーストリアに魅了されてしまうきっかけとなった旅行です．既に8年前のため記憶が曖昧なところもありますが，自己メモのつもりでまとめました．

　7/27 成田～ウィーン～ザルツブルク泊（出国）
　7/28 市内観光とサッカー観戦
　7/29 氷の洞窟Eisriesenwelt
　7/30 ヴォルフガン湖とシャーフベルク山
→7/31 ザルツブルクから鉄道でウィーンへ移動し市内観光（ウィーン泊）
　8/1 ウィーンバーデン
　8/2 ウィーン美術史美術館とプラター遊園地
　8/3 ウィーン自然史博物館
　8/4 新王宮武器武具博物館と古楽器博物館とプラター遊園地
　8/5 ヴェルデベーレ宮殿と新王宮宝物館そしてフィアッカー乗車
　8/6 ウィーン～成田（帰国）

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

7月31日，ホテルをチェックアウトしてバスに乗りザルツブルグ中央駅へ向かいます．ザルツブルク中央駅構内の様子です．大きな窓の向こう側はプラットホームがあります．

ザルツブルク中央駅 駅

ザルツブルク中央駅玄関口付近の様子で意外に質素な外観です．

ザルツブルク中央駅 駅

駅前広場側（玄関）には採光用の大きな窓があり十分な明るさを確保しています．

ザルツブルク中央駅 駅

ザルツブルク中央駅構内の様子です．プラットフォームはこの上にあります．奥に見えるのはスーパーSparです．朝から夜遅くまで開店していたので，かなりお世話になりました．

ザルツブルク中央駅 駅

鳩さんが舞い込んでいますが，構内を歩く人々は気にもしないようです．このほか，日本では見られない風景としては，駅構内をさっそうと自転車が通り過ぎていくことかなぁ？自転車も列車に乗れますからね．

ザルツブルク中央駅 駅

ザルツブルク駅に発着する列車名が時系列的に表示されています．いわゆる上り線/下り線が混在して表示されるため，とても見づらいです．ウィーンまで乗車する予定の私鉄westbahnの案内がやっと表示されました．3番線に入線予定です．

ザルツブルク中央駅 駅

3番線ホーム，私鉄westbahnウィーン西駅行11:26発に乗ります．約3時間の乗車です．

ザルツブルク中央駅 駅

プラットフォームの向こう側の遠くに見える山々はウンタースベルクでしょうか？いつの日かあの山も登ってみたいです．

ザルツブルク中央駅 駅

westbahnの車両が入ってきました．

ザルツブルク中央駅 駅

この当時westbahnは2011年12月に開業したばかりの私鉄で，オーストリア国鉄OBBの路線を借りて運行されています．車内で車掌さんからチケットを購入しました．大人25ユーロ×2名，子ども15歳未満1ユーロ，6歳未満は無料でした．チケット代はクレジットカードで支払いました．WebサイトではEnglish OK! だったのですが，女性車掌さんは英語は通じなく，ドイツ語でやっと通じました．

座席は広くゆったりしたシートです．

リンツ駅に停車中です．

ウィーン西駅に到着しました．車両の乗車口ドアです．こちらの電車のドアは観音開きでドア部分が外側に開閉するしくみになっています．

ウィーン西駅は終着駅なので線路はここで行き止まりになっています．

ウィーン西駅 駅

私たちが乗ってきた列車は折り返しザルツブルク行になるようです．

ウィーン西駅 駅

青空一杯の初ウィーン訪問！路面電車のシュトラーセンバーンに乗り，ホテルへ向かいます．地階から地上へエレベータで昇り外へ出たとき，路面電車の線路と周囲の風景を見て，ああウィーンにやってきたんだなぁ～と実感を覚えたのを今でも記憶しています．

シュトラーセンバーンの車内です．子ども達も路面電車は初めての経験だったと思います．

ウィーン滞在のホテルはスイートホテル 900m ツア オパー SUITE HOTEL 900m zur OPERです．オペラ座から900m離れた位置にあるので，そのままホテルの名称になったのでしょう．

Suite Hotel 900 m zur Oper ホテル

ホテルの部屋です．ミニキッチン付きです．あのテレビの壁の向こう側にもう一部屋あります．

Suite Hotel 900 m zur Oper ホテル

ホテルにチェックイン後，最初に訪れたのはウィーン国立歌劇場（Oper)です．

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

まさか私が音楽の都ウィーンを訪ねることになるとは夢にも思っていませんでした．ここで前年度まで名指揮者の小沢征爾氏が音楽監督を務めていたのね！と思うと感慨深げでした．

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

国立歌劇場の対面になるホテルブリストル，ヨーロッパという雰囲気満々の建物ですね．

ケルントナー通りに直行する通りです．どの辺りでしょう?

ケルントナー通りから横道に入った所にあるスーパーBILLAです．夕食を調達するために，まずは営業時間を確認しておきます．リストにない日曜日は休業ですね．

ビラ スーパー・コンビニ

ウィーンに来たらまず皆さんはここに来るでしょう．シュテファン大聖堂です．青空に突き刺さるような尖塔が凄い．

シュテファン大聖堂 寺院・教会

どう角度を変えてもこの場所からはカメラのレンズに収まりきれません．

シュテファン大聖堂 寺院・教会

シュテファン大聖堂の出入口です．建物前の広場にはたくさんの人，人，人がいます．

シュテファン広場 広場・公園

反対側からみた見上げたシュテファン大聖堂です．

シュテファン大聖堂 寺院・教会

末っ子にウィーンの街は見るもの聞くもの全て興味津々のようです．

8月1日，ウィーンバーデンへ行く電車の車窓からの景色です．

終点のウィーンバーデンのヨゼフ・プラッツ駅に到着しました．実はここに到着するまで散々迷いました．Operから間違えて別の方向へ行くシュトラーセンバーンに乗ってしまい，道行く若者に尋ねたりして，一度Operへ戻ってご婦人に尋ねてようやく辿り付いたのです．このときばかりは妻の独語会話力を羨望のまなざしでみておりました．（みさぱぱが独語を勉強するきっかけになった出来事でした）
なおバーデンの様子は別旅行記にまとめてあります．

バーデンのヨゼフプラッツ駅で発車待ちのWienner Lokalbahnen AGローカル線の電車です．国立歌劇場前Operで折り返し発着している電車です．

さてバーデンから戻り，ケルントナー通りで見かけた風景．グランドピアノを持ち出して演奏するなんて，さすが音楽の街ですね．

ケルントナー通り 散歩・街歩き

グラーベン通りにあるペスト記念塔です．

ペスト記念柱 建造物

ペーター教会前にいたフィアッカーです．息子が興味津々です．最終日に乗りましょうね．

夜のオペラ座，いい雰囲気ですね．

8月2日，ホテルの朝食です．

お気に入りになってしまったカイザーゼンメルのパンが美味しいです．

ウィーン美術史美術館です．

美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらはウィーン自然史博物館です．美術館と対峙して建立していてとても似ています．

美術館の中庭です．

美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージアムクォーターです．

ミュージアム クォーター 散歩・街歩き

写真の右側にあったカフェの屋外テーブルでランチを食べました．

ミュージアム クォーター 散歩・街歩き

プラーター遊園地にやってきました．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

映画「第三の男」で有名になった大観覧車が見えます．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

アトラクションのクレイジーマウスCrazy Mouseです．妻と末っ子が乗りました．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

色々なアトラクションが仕掛けられているハウスです．息子と末っ子が二人で入場しました．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

いわゆる投てきゲームです．二人とも外れでゴムボールをもらいました．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ドナウジャンプDonauJumpというアトラクションで息子のお気に入りでした．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

さて次は何にしようかな？

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

大観覧車です．

プラーター大観覧車 エンターテイメント

8月3日，ウィーン自然史博物館NHMです．

自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

大型恐竜の顧客標本（レプリア）が多数展示されていました．

自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

玄関ホールの天井ドームです．綺麗！

自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

遠目に見えたのは市庁舎だったかな？

街歩きで見つけたショウウィンドウのマネキンです．奇抜ですね．

この手のマネキンはちょっと衝撃的でした．

8月4日，ブルクガルテン（王宮庭園）の一角にあるモーツァルト記念像です．

モーツァルト記念像 建造物

新王宮狩猟・武器コレクションを訪ねました．女性用のスカートの鎧がなんともユニークです．

新王宮 城・宮殿

お馬さんも上半身に鎧をまとっていたのですね．

新王宮 城・宮殿

このづんぐりむっくり感がなんとも言えず...

新王宮 城・宮殿

フェンシングの鎧に近い？ような気がしますが...

新王宮 城・宮殿

さて次は新王宮内にある古楽器博物館を訪ねました．

新王宮 城・宮殿

トリプルネックのギターのような楽器です．

新王宮 城・宮殿

王宮前広場（ヘルデンプラッツ）です．

Heldenplatz 広場・公園

低床車両タイプのシュトラーセンバーンです．

この日もプラーター遊園地にやってきました．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ぐるぐる回る空中ブランコです．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

またまたドナウジャンプです．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

回転空中ブランコです．息子と末っ子が載っています．（中央右端）

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

20時近くになり，ようやく日も暮れてきました．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

末っ子の運転がとても上手で，なんとハイスコアを出した記憶があります．バイクなんて乗ったことないのにね．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

夜の遊園地は昼とは違った意味でカラフルですね．客層も子どもより若者が多いです．

プラーター遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

8月5日，ベルヴェデーレ宮殿へ行きました．このとき，なぜか息子は朝から機嫌が悪く，ホテルに一人で留守番です．

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

ベルヴェデーレ宮殿です．

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

ベルヴェデーレ宮殿，綺麗な花です．

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

ベルヴェデーレ宮殿の庭は左右対称的なレイアウトになっています．

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

ベルヴェデーレ宮殿を後にして，ちょっと街を歩きました．

これはホッホシュトラール噴水です．

噴水の近くにはソ連戦勝記念碑がありました．しかしなんでオーストリアにこんなもの建てたんだろう？第二次大戦時はドイツに併合されて敗戦国になってしまったからでしょうか？

オーストラリア戦争記念碑 モニュメント・記念碑

噴水とソ連戦勝記念碑です．

帰りに乗ったシュトラーセンバーンの連結器です．とてもシンプルな構造です．

ときどきウィーンの街角で見かける有料体重計です．実際に載っている人は見かけたことありませんが，ウィーンに限らず街の中にあるようです．

新王宮内にある宝物館Imperial Treasury Viennaの入口です．

宝石の王冠，宝石がちりばめられていました．

王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー

黄金製の器です．

王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー

黄金製の花飾り．眩しいわ．

王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー

黄金の十字架？です．

王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー

カラフルな色の宝石が装飾されている王冠です．

王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー

オーストリア国立図書館前のヨゼフシュプラッツです．

ウィーン滞在の最終日は家族でフィアッカーに乗りました．30分ほど旧市内を馬車で巡りました．

ホーフブルク王宮前広場です．ここはフィアッカーの発着点になっていました．

8月6日，ウィーンミッテ駅にあるチェックインカウンターで受託手荷物のスーツケースを預け，ウィーン空港へはCAT(City Airport Train)で移動します．大人片道11ユーロ×2枚です．

CATの車窓からみた景色です．水平に広い平原が広がります．

ウィーン空港へはノンストップで15分ちょっとで到着しました．ホームに降りて，ほんのちょっと歩くと空港です．割高な運賃ですが，初訪問の不安もあったし，楽ちんでしたので良しとしましょう．

ウィーン国際空港駅 駅

ウィーン空港の1階です．スーパーSparでお土産のお菓子類やパンなどを買い込みました．二階はチェックインカウンターやロビーがあります．

ウィーン国際空港駅 駅

搭乗したオーストリア航空B777-200の窓からです．長いようで短く感じた12日間の家族オーストリア旅行でした．

ウィーン国際空港駅 駅