2019冬・平成最後の関西旅（パート２：近鉄週末フリーパスで京都へ・祖父の十七回忌法要）

2019/02/22 - 2019/02/23

平成最後の四国旅を終え、前日はお誕生日の無料入園特典を活かすために南紀白浜アドベンチャーワールドに訪問しましたが、ここからは全く違う展開の旅になります。

翌2月22日からは週末ということで、近鉄全線が三日間乗り放題となる（特急乗車時は別途特急券が必要）「近鉄週末フリーパス」を利用した関西旅となりますが、実は23日には京都にて祖父の十七回忌法要があったので、前日は名古屋に戻って喪服等を用意し、同日に新幹線という高貴な乗り物を使用するという父母や姉夫婦とは別行動で、前夜は名駅傍のネットカフェに泊り、翌朝の近鉄始発で京都を目指す旅となります。

法事の開始時刻の都合上、同日の急行利用のみでの移動では間に合わないので、伊勢中川からは特急に乗車するという、私らしくないプチセレブ（？）な旅となりましたが、カエルりは時間があるので、また慌ただしく名古屋に戻る父母や姉夫婦とは別行動で、今度は一切特急に乗らずに近鉄利用で名古屋にカエルまでの様子を扱っただけのしょーもない旅行記となりますことを、予めお詫び申し上げます。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空で夜を明かして22日となりました。
お借りした毛布、キレイキレイに畳んで返却しましょうね。

コロナ明けに、この毛布貸し出し制度は復活するのか、コロナを言い訳にこの制度が廃止になってしまわないことを願いたいものですが…。

エアロプラザ 名所・史跡

で、朝にもう一度、スカイビューに向かいます。

朝のスカイビューは基本的にいつも殆ど人が居なくて快適。
早くコロナ喪が明けて、またゆっくりとここで寛げる時間が戻ってくるといいな…。

関西国際空港スカイビューカフェ グルメ・レストラン

まあ、ここでのスカイビュー訪問目的は、一日一回貰えるKIX-ITMカードの来場ポイントを貰うことだけどね( ´∀｀ )。

前日に引き続いて、計２ポイント、JL（orNH)マイル換算で5マイル分のポイントゲットです。

で、この日の旅の開始。

本日は近鉄利用で名古屋まで、という予定なので、まずは難波を目指しますが、まだ南海が通勤ラッシュで大阪都心部が混雑する時間帯かなと思い、ゆっくり寝ていいこうとちょっと高級なOCAT行きのバスに乗車します。
かつては寧ろ、南海よりもこのバスの方がちょっと安かったので、よく利用していましたが、運賃が逆転した今では、殆ど乗らなくなってしまいました…(;´Д｀)。

この時点でのバス運賃は1050円でした。（因みに、これを記述している2020年5月時点では、1100円に値上がりしていますね。14日有効の往復券なら、1900円で購入できますが…。）

そういやかつては、このバスでは回数券もあったように思い、それを利用すると、800円程度で移動できた気がするんだけど、あれももう、なくなってしまったのかな…。

で、空いている車内で暫くzzz。

目覚めると、大阪の工業地帯が目の前に…。

あっ、あれは！！！

九州旅の際に何度もお世話になっている名門大洋フェリーですね。

また乗りたいな…。

で、高層ビルなどが見え始めると…。

間もなくOCATに到着です。

そういや、本来は空港直結の都市部の空の玄関的な位置づけだった、CAT系施設は、関東のTCATやYCATも含め、今ではそういう意味合いは殆ど薄れてしまったよね…。

その昔、NW（ノースウェスト航空）の「ワールドパークス」というFFPにて、TCATでチェックインするだけで500マイル貰える、みたいなキャンペーンをやっていた時代があって、あの時はよく水天宮傍のTCATにも立ち寄っていたな～、なんて、懐かしく思いつつ…。


因みに、OCATではチェックイン利用したことはないけどね…。

OCAT ショッピングモール

OCATもあまりにも久しぶりの立ち寄りで、土地勘が全くなくなっていました。
はて、どこに行こうか…。

基本的にこの日は名古屋に戻るだけの旅程、なので、前日までの四国＆和歌山旅の疲労も相当溜っていて、やる気もあまりありません。

今は4トラ登録が消えてしまったマクドのOCAT店で、取り敢えず一服…。

で、OCATから近鉄の難波駅までは案外遠い…。

まあ、時間はいくらでもあるので、焦ることはないですが…。

文字通り、歩きましょうね( ´∀｀ )。

なんばウォーク 名所・史跡

途中に、ステキなギャラリー風の箇所が…。
レプリカで有名な絵画の数々が再現されているようです。

こういう、”通路上の美術館”的なのは、札幌だと地下鉄東西線沿いの500ｍ美術館とかを思い出してしまいますが、こうした名画の数々をタダで楽しめる企画は素晴らしいですね( ´∀｀ )。

しばし立ち止まりながら、名画の数々を鑑賞していきます。

そういや、コロナ禍において、個人的に一番残念に思っているのは、全国津々浦々・全世界の多くの博物館や美術館までも閉まっていることでしょうか。

北海道では、当初2020年4月、白老にオープン予定だったウポポイ（民族共生象徴空間）の開業が5月に延期され、更に緊急事態宣言の延長を受けて、それも延期となってしまいました。一体いつになったら始まることやら…。

このギャラリーには”シカゴギャラリー”の名が付されているんですね。
大阪とシカゴとは姉妹都市提携をしていますが、その縁から、シカゴ美術館所蔵の各作品が忠実に陶板画として再現されているんですね。

シカゴギャラリー 名所・史跡

という訳で、近鉄の難波駅に到着。

大阪難波駅 (近鉄) 駅

ここからは、近鉄全線の3日間乗り放題フリー乗車券としてお馴染みの週末フリーパスを利用します。

因みに、このフリー切符は乗車当日には購入できませんので、今回の私は四国旅の前に京都駅に立ち寄った際に購入しておきました。

伊勢志摩方面に向かう急行は難波ではなく上本町発着ですので、短距離ですが、一旦乗り継がないといけません。なので最初はこちらの奈良行きで出発です。

始発は上本町ですが、乗り換えが面倒なので、多くの方はこちらの駅を利用しますね。JR駅もあって、何かと便利な駅でもあります。

鶴橋駅 駅

次の急行まで少し時間がありますね。
せっかく週末フリーパス利用なので、株優利用時には出られない改札外をちょっと彷徨ってみましょうか。

近鉄鶴橋駅のホーム上には、こんな名所もあります。

コンビニといえば、立地においては日本最北端・最南端とかに注目しがちですが、日本一小さな店舗、という言い回しはあまり聞かないな…。　

因みに、日本一小さなセブンイレブンとかローソンとかはどこなんだろう、逆に日本一大きな店舗は？なんて、ふと思いました。（ご存知の方は是非教えて下さいね…。）

鶴橋はコリアタウンをはじめ、駅界隈の迷宮のような風情がアジア的なテイストで楽しかったりしますね。

まあ、本日はお買い物モードではないし、前日までの旅の疲れもあって、結局、適当にフラフラするだけで終わりましたが…。

で、こちらの急行に乗車。

以前だと、宇治山田行きがメインだったように感じますが、最近の急行の行き先は五十鈴川行きというのが多くなりましたね。

大阪から名古屋を目指す場合、上本町からだと基本1回（伊勢中川）だけの乗り継ぎで名古屋に行くことが出来ますが、問題は急行の運行本数で、特に青山町～伊勢中川の区間を直行できる急行の本数が少ない（1時間に1本程度）ので、あまりに待たされそうな場合は、名張あたりから仕方なく特急に乗ることもあります…。

で、この子がやって来た…。

残念ながらロングです。
まあ、この区間のクロス運行は少ないので、仕方ないけど…。

そういや、近鉄と阪神が直通運行されるようになってもう10年が経過するんですね…。

でも、案外阪神って乗車頻度そのものが少ないんだよね～。
という訳で、久し振りに乗りたいなという思いもあったので、翌月にパンスターに乗車するため、大阪南港に向かった際は、運賃が高くなるとは思ったけど、敢えて近鉄から直通の阪神に乗り続け、九条で大阪メトロに乗りカエルたことを思い出します。

車窓からは、富裕層向けのこちらの列車もお見送りしたりしながら…。

いつかは乗ってみたいな～。

途中、奈良県域を経由しながら…。

大和朝倉駅 駅

榛原に到着。
この駅の傍での見所といえば…。

榛原駅 駅

そう、駅から数百メートルほど名古屋側で車窓から見られる、こちらのカエルさん看板ですね。
（但し、この日はズームの仕方が甘くて、ちょっと遠距離のカエルさんとなってしまいましたことを、カエルマニアの皆様方にはお詫び申し上げます。）

名張にて特急に抜かれたりしながら…。

名張駅 駅

ひと眠りしているうちにあっという間に伊勢中川に…。
ウトウトしていたら、危うく乗り過ごしそうになったよ。
まあ、この日は時間的に余裕があったし、週末フリーパス旅程なので、運賃的な心配もなかったんですけどね…。

こちらで名古屋行きの急行（上の特急ではない）に乗りカエルます。

伊勢中川駅 駅

お世話になるのはこの子。

ここでは無事、クロスにありつくことが出来ましたが、同じ列車でも後方（または前方）車両のみがクロス、だったりということがこの区間ではよくありますので、クロス運用があるにも拘わらず、ロングで過ごしてしまうといった失態には御注意下さいね。

で、ここでもひたすら眠って、あっという間に名古屋に到着。

近鉄名古屋駅 駅

この時のナナちゃんは案外地味な服装でした…(・_・;)。

ナナちゃん人形 名所・史跡

本日は翌日に備えての旅の疲れを癒す一日、ということで、早めに実家に帰宅して休むことにしました。

お家近くの梅が満開となっていました。

香流川緑道 花見

多分、梅だと思うけど…。
前に河津桜を桃と見間ちガエルたことがありますので、また識者の皆様の御指南を仰ぐことになるかもしれません…(^^;)。

で、22日の22時頃まで実家で十分に休養した後、その晩の最終便近い名鉄バスにて再び名駅に戻ります。

栄付近の電飾。
案外夜遅くまで点灯してるんですね…。

栄ミナミ 大須ウィンターイルミネーション イルミネーション

で、名駅へ。

待ち合わせ場所としてお馴染みの金の時計付近も、流石にこの時間は人気がないな。（今だと、コロナの影響で昼間でもこんな状況なのかな…。）

金の時計 名所・史跡

銀の時計界隈もこんな感じ。

名古屋で金・銀といえば、きんさん・ぎんさんを思い出してしまうがね( ´∀｀ )。

銀の時計 名所・史跡

で、名駅コンコースの閉鎖時刻が近づいてきましたので、太閤通口側にある、馴染みのネットカフェに向かいましょう。

このネットカフェ、名駅界隈では安くて気に入っている店舗の一つです。

節約＆喪服着用中の身なので、寝そべって皺にならないようオープン席で。

６ｈパックが800円というのは安いですよね～。しかもTポイントが付きます( ´∀｀ )。

ドリンクバーはこんな感じ。特に目新しいメニューがある訳ではありません。

６ｈパックなので、もっと長居したかったのですが、もう始発が動き始める時刻となりましたので、5時間弱でお店を出発。2月23日の近鉄週末フリーパス旅程二日目の開始です。この日は法事が目的なので、基本的には名古屋＝京都の単純往復ですが…。

銀の時計 名所・史跡

前夜同様、人気のない金銀の時計を眺めてから…。

金の時計 名所・史跡

近鉄名古屋駅に戻ってきました。
尚、法事開始時刻が10時から、ということで、この日は急ぐ必要がありますので、途中、特急を利用させて頂きます。

但し、出来るだけクロス運用が多い名古屋＝伊勢中川間は急行利用で、少しでも安く、を心掛けましょう。

いつかは乗車してみたいしまかぜ。
車両料金は四日市までと賢島まででは300円ちょっとしか差がないんですね～。
更に、運賃と特急料金がかかることを思うと、富裕層向けの乗り物であることには変わりありませんが、貧民でも、”手も足も出ない”というレベルではなさそうですね。たまの贅沢には良いかも…。

で、ここで乗車するのは、始発の急行鳥羽行きです。
これに乗れば、伊勢中川で京都行の直通特急（大和八木で乗り換え不要）に乗れることが判明しましたので…。

近鉄名古屋駅 駅

で、名古屋→伊勢志摩方面の急行利用の場合は、大体、前方がクロス車両運用のことが多いので、そちらを目指します。

で、予定通り、クロスシートをゲット( ´∀｀ )。

ここで漸く、この日の朝ご飯を頂きましょう。
実家からパクってきた菓子パン二点と、実家で汲んできたお茶、なので、出費は０円です( ´∀｀ )。

プチ観光客気分で、京都のパンフレットを眺めながら過ごすドスエ。

で、伊勢中川に到着。
取り急ぎ、ホーム自販機で京都までの特急券を購入します。

で、この子がやって来ました。
伊勢志摩からは殆どが大阪方面に向かう特急なので、京都までの直通特急は案外貴重です。

伊勢中川駅 駅

特急料金は1320円です。
土曜日ということもあり、結構混雑していて、通路側の席が割り当てられてしまいました。

お隣は着物を着用された品のある風情の女性だったので、飲食などには気を遣いましたな…(・_・;)。

で、間もなく京都、というタイミングで車内の様子をパチリ。

案外、京都まで乗られる方は少ないのね…('◇')ゞ。

東寺の五重塔が見えてくると…。

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

程なく近鉄の京都駅に到着です。

今回の四国旅の始まりは、まず名古屋から京都までバス利用でしたので、京都としては6日ぶりにやって来た、ということになります。

京都駅 駅

法事の会場は清水寺傍の大谷本廟ですが、まだ間に合いそうだったので、歩いて向かうことにしましょうね。

京都タワーを横目に眺めつつ…。

京都タワー 名所・史跡

まずは東の方に進み、三十三間堂へ。
外周観光（？）をしてから今度は針路を北寄りにカエルて…。

三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会

まずは養源院に立ち寄ります。
詳細は、大分前にクチコミを書いたように思いますので、そちらを御参照下さい（丸投げ）。

養源院 寺・神社・教会

幼い頃から京都には頻繁に立ち寄っておりましたが、北海道暮らしが長くなり、この歳になってしまうと、無性に京都ではお寺を観たくなってしまいますね。

今回はこのお寺で特別公開中だった、国宝の長谷川等伯「桜楓図」を観たくて、ここを第一目的に立ち寄りました。

山門の様子。
有名どころが目白押しの京都のお寺の知名度としては、関脇クラス位かな？

智積院 寺・神社・教会

因みにこの辺りは、古典文学によく登場する鳥辺野エリアとしても有名ですね。
ある意味、法事目的で訪れた本日は、こうした場所が相応しいのかな…。

智積院は名勝庭園も有名なお寺ですね。

智積院 寺・神社・教会

で、こちらは庭園傍にある講堂です。

この後、宝物館にて、等伯親子の国宝障壁画を堪能するのですが、流石にこちらは撮影禁止となっていましたので、ここでは画像はありません。
でも、作品が描かれた背景などを詳細に解説して下さるお姉さんがいらして、等伯の長男、久蔵の描いた「桜図」と等伯が描いた「楓図」のそれぞれに関して、興味深い話を色々と伺うことが出来ました。

等伯の絵には、先に亡くなってしまった息子に対する悲しみが滲み出ていて、それを見ているだけで、やはり親より先に亡くなるということは、最大の親不孝なのだなと、改めて思い至った朝でもありました。

智積院 寺・神社・教会

智積院の本堂ともいえる金堂がこちらですね。

智積院 寺・神社・教会

で、その隣にあるのがこちらの明王殿ですね。
元々は四条寺町にあった浄土宗の名刹、大雲院の本堂であったそうです。

智積院 寺・神社・教会

この辺りの梅林の紅白梅がまた美しい時期でもありました。

法事の時刻が迫ってまいりましたので、先を急ぎましょう。
最後にこちらにも立ち寄って…

妙法院 寺・神社・教会

で、結構ギリギリの時刻に大谷本廟に無事到着。

きっと父母や親戚は、あの○鹿まだどこ彷徨ってんだ、と思っていたことでしょう(;´Д｀)。

大谷本廟 寺・神社・教会

一応、総門の解説板だけでもUPしておきましょうね。

法事はしめやかに行われ、1時間余りで終了。

祖父が亡くなってから、もう16年の歳月が流れるのか、と、改めてしんみりとした気持ちになりました…。

最後に納骨堂に立ち寄って、祖父に合掌してから…。

法事の際の恒例行事ともいえる会食。
今回はこちらで催されるようで、親戚御一行様が送迎バスで現地へと移動します。

車内の様子。

で、お店に到着。
この時点では、どこにあるのか不明でしたが、どうやら方角的には京都駅よりはかなり南寄りみたいなので、カエルりは近鉄沿線に歩いて行けそうだな、なんて一人思いながら、親戚の行列に寄り添うようにして入店します。

因みに、シーホース＝タツノオトシゴ、ということで、店内の水槽にはちゃんと彼がいらっしゃいました( ´∀｀ )。

てか、このお店、我々が利用した約3か月後の、令和元年5月21日に閉店してしまったそうな…。

シーホース グルメ・レストラン

円卓での会食となるようですね。
普段の私生活では、まず縁のなさそうな風情の店だな…(~_~;)。

こんな中華風の屏風絵なども飾られていましたが、先程、智積院の等伯親子の障壁画に圧倒されたばかりなので、申し訳ないですが、凄くおもちゃみたいに見えてしまった…(・_・;)。

で、後は酔っぱらいながらの会食が始まるので、記憶もあまりないんですが、一応画像として残っていた料理の数々を…。

料理１。

料理２。

料理３。

料理４。

料理５。

料理６。

料理７。

すっかり記憶にないので、併せて大分前に綴ったシーホースのクチコミもご参照頂けましたら幸いです。（もう閉店しちゃったけどね…。）

すっかり出来上がって、横柄な態度を取っている筆者と姉の旦那＆娘。

姉の娘の、酔っ払いおじさんを眺める冷めた視線が怖いケロ～。

という訳で、賑やかな雰囲気が好きだった職人の祖父のことを偲びながら、楽しい会食の時間も終了となりました。

で、カエルりも、親戚御一行様はこちらの送迎バスに乗車されるのですが、私は最寄の近鉄駅まで歩くことにして、お店の方と一緒に、送迎バスをお見送りしてから一人徒歩にて出発です。

会食中に大体現在地を把握することが出来たので、後は方角を合わせて東に向かえば、どこかで近鉄駅にぶつかるだろう、という見込みの中で適当に歩きます。

酔っぱらって高揚した気分の中、住宅地っぽいエリアの中を歩きながら…。

道沿いにあった小さなお宮さんに、無事に到着できるように祈りながら…。

何とか、ほぼ予定通りに近鉄駅に到着。

どこやねん、ここ？

と思ったら、案外メジャーな伏見駅ではないか！　

とは言え、伏見稲荷傍の同名の京阪駅やJR稲荷駅には立ち寄ったことがあるけど、全然違う場所にある近鉄の伏見駅を利用するのは、通過以外ではこれが初めてのことだな…(・_・;)。

寧ろ、名古屋の伏見駅（地下鉄東山線で名駅の隣）の方が馴染みだよねぇ～。

伏見駅 駅

どれどれ、名古屋までの正規運賃は…。

京都から乗車するのと変わらないみたい。
まあ、フリー切符利用時は関係ないけどね…(^^;)。

この駅は、普通列車のみの停車ですので、この先は乗りカエルが必要です。

まずはこの子に乗って、最寄の急行停車駅へと移動しましょう。

伏見から最寄の急行停車駅は丹波橋だと思いますが、なんだか混雑していて座れない予感がしたので、取り敢えずもう少し普通列車に乗ったまま移動することにしました。

で、やって来たのは…。

新田辺駅です。

今回の法事の主役だった祖父や祖母、親戚と共に、1970年代後半～1980年代の夏休みには、よくこの駅の傍にあった「中心山荘」という施設に、泊りがけで旅行するのが恒例行事となっていたことを思い出します。

最初はこの駅からタクシーで移動していたのですが、途中から、京阪の樟葉駅まで中心山荘の無料シャトルバスが運行されるようになり、近鉄利用で中心山荘に行くことはなくなってしまったのですが、今でもこの地名を耳にすると、あの楽しかった日々のことを思い出してしまいます。大きいプールがあって、ずっと泳いでいたんだよな～。（因みに、この中心山荘は、途中からホテルに生まれ変わった後、どうやら2002年頃に廃業となってしまったみたいですね…。）

新田辺駅 駅

で、橿原神宮前行きの急行に乗りカエルましょう。

まあ、流石にここではロングだわな…。
この時間帯に座れただけでも感謝しましょう。
（まあ、最近の新田辺界隈は、完全に京都のベッドタウン的な位置づけなので、ここで多くの方が下車される、という見込みの下で乗りカエルているんですけどね…(;'∀')。）

で、定番の大和八木乗りカエルで名古屋を目指しますが…。

大和八木駅 駅

本日は、フリーパス利用ということで、株優利用時には出られない改札外に出られますので、まずは八木駅前の金券屋に立ち寄りましょう。

ここでの目的は、ジャーン、これを購入することですね。
最近は近鉄の株優の金券屋価格相場が上昇してしまい、名古屋や京都は勿論、大阪でも普通に1800円は取られるようになってしまったのですが、確か、八木駅前ではちょっと安くカエルたな、という記憶があったので、今回も立ち寄ってみました。

実は、翌月のパンスター旅で名阪間移動の予定がありましたので、それを見据えて、前月のこの時点で株優を購入しておいた、という訳です。

で、ここではもう一つの目的が…。
それは？

このカエルさんがお出むカエルしてくれる…。

こちらのお団子屋さんに立ち寄りたかったんですねぇ～。

この二か月ほど前の年末時期に立ち寄った際は、長蛇の行列で買い損ねた悔いがありましたので、今回はそのリベンジです。

だんご庄 八木店 グルメ・レストラン

で、流石に年末のような混雑ではなかったので、あっさりと購入できました。

車内食用に2本だけ購入しましたが、少し値上がりしたみたい。
それでも1本75円は安いわね～。
殆どのお客さんは大口で10本以上購入されていかれるようですが、今回の私は車内で頂くだけ、ですので…。

で、最後はかしはらナビプラザにて、カエルさんのお友達のウーパールーパーちゃんにもご挨拶してから…。

橿原市観光交流センターかしはらナビプラザ 名所・史跡

インスタはやってないので、UPはしないけど、なまらめんこいよね～( ´∀｀ )。

で、大和八木駅に戻り、ここから急行宇治山田行きに乗車。

大和八木駅 駅

こちらの子にお世話になりましょうね。

まあ、ロングシートなのですが、車内が空いてきた頃を見計らって、先程のお団子を食べちゃいましょう。うーん、うんみゃい～。このさっぱりとしたきなこ味のお団子、本当に病みつきになりますねぇ～。

ここでは一本だけ食べて…。

名張を過ぎた辺りから車内はガラガラになりましたので、ここでもう一本頂きましょう。

でも、このクロスシートをロング運用しているタイプの場合は、これをロングシートと呼ぶべきなのか、迷ってしまうよな…。

てな訳で伊勢中川に到着。

ここで名古屋行きの急行に乗りカエルましょう。

因みに、先程購入した近鉄の株優はこちら。
有効期限がもう少し長いと、買い溜めできるんだけどね～。

伊勢中川駅で覚えておくと良いのが、改札外にあるこちらの棚。

近鉄名物のウォーキング旅につカエル、「てくてくまっぷ」が各種入手できます（無料）。

で、実は翌日再訪することになるのがこちらですね。

実は２か月前にも”セントレア道民割”を利用して、この施設を訪れているんですが…。

翌日にはこのお祭りが開催されるんですね。
これを見物するのが、今回の近鉄週末フリーパス三日目旅程の主目的となります。

という訳で、いつも通り、先行の特急を見送った後の急行に乗車して…。

伊勢中川を出発し、後は名古屋までzzz。

伊勢中川駅 駅

最後は名駅から名鉄バスで実家に向かってこの日は終了となりました。

という訳で、近鉄週末フリーパスを利用した１・２日目旅程に関する本旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さりどうも有難うございました。

名古屋三越 (栄店) 百貨店・デパート