2014/04/23 - 2014/04/24
760位(同エリア4756件中)
shunfilmさん
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- 旅行記598冊
- クチコミ11件
- Q&A回答3件
- 275,000アクセス
- フォロワー36人
・4月16日:名古屋 ⇒ 大阪 ⇒ 機中泊
・4月17日:機中泊 ⇒ ドバイ ⇒ イスタンブール ⇒ アンカラ
・4月18日:アンカラ ⇒ カッパドキア
・4月19日:カッパドキア ⇒ コンヤ
・4月20日:コンヤ ⇒ パムッカレ
・4月21日:パムッカレ ⇒ エフェソス ⇒ アイワルク
・4月22日:アイワルク ⇒ トロイ ⇒ イスタンブール
・4月23日:イスタンブール ⇒ 機中泊
・4月24日:機中泊 ⇒ 大阪 ⇒ 名古屋
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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事実上の最終日、6:00起きでホテル周辺を散策。
クラウンプラザ イスタンブール ホテル
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朝食まで時間があるので周辺を散歩。
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朝焼けに染まるモスクと独立記念日を祝う国旗。
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モスクの前には犬が別の犬の首を噛み切っている彫像が屋外展示されていた。モスクの前に置くべき彫像ではない気がしたのは自分だけだろうか?
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ヴァレンス水道橋に向かう途中、歩道橋ならぬ地下歩道があり、そこは自転車屋になっていた。
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昨日この水道橋を潜り抜けた後にバスで通り抜けた地下の道も同じように1つの種類のお店が連なっていた。ガイドさん曰く、イスタンブールでは一箇所に同じ種類のお店が集まっているのが普通で、値段の比較もしやすいし便利だそうだ。
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昨年、スペインはセゴビアで壮大な水道橋を見たばかり+セゴビアは町全体が中世のまま残っている・・・こともあり、ここの水道橋はそこまで感動はない。
ヴァレンス水道橋 建造物
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ローマ帝国時代の378年に完成した水道橋で、完成当時の皇帝の名をとってヴァレンス水道橋と呼ばれている。
本来の全長はおよそ1kmあったが、現存するのは800mほど。 -
橋脚の下は旧市街地区の南北を貫く幹線道路"アタテュルク大通り"が走っていて、アーチとアーチの間をたくさんのバスや車が行き交っている。
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セゴビアでは見ることのなかった、水道橋の下を自動車やバスが潜り抜けていくのはある意味新鮮だった。
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そしてすぐ隣にあったシェフザーデ・ジャーミーへ。
シェフザーデ ジャーミィ 寺院・教会
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6時台ということもあり、さすがにモスクの建物内部には入れなかったが、敷地内には入れて、ゆっくりと朝陽が昇る前の時間を楽しんだ。
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1543年から5年かけて建築されたモスクで、ここのミナレットは2本だけ。
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地球の歩き方では地図上に名前が記載されているのみのとても小さな扱いだが、その大きさはかなりものだった。
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ちなみに英語では別名"プリンス・モスク"と呼ばれている。
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帰りがてら、ホテルの隣のラーレリ・ジャーミーを見学。昨日の猫おばさんはいなかった・・・。チューリップのモスクという意味を持つモスク。
ラーレリジャーミィ 寺院・教会
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ホテルが路面電車が走るメイン・ストリート沿いに建っているため、当然のようにこのモスクもメイン・ストリートに面している。だから当然大勢の人がいるのだろうと思いきや、ほとんど人がいなかった。
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ただし、訪れた時間が夕方&早朝だったため、中に入ることはできなかった時間帯だったことが原因かもしれない。昼間に訪れていれば大勢の人で賑わっていたのかもしれない・・・。
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大通りに面していながらも、門をくぐって階段を上がったところにモスクが建てられているため、外の賑わいがそこまでモスクには影響を与えない。
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そして外観は赤と白が交互に重なる横線が積み上げられた状態で、ドームを支える部分が赤、ドームが白となっている。その外壁を夕陽や朝日が照らすことでその美しさを際立たせる。
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そしてホテルで朝食をとり、8:00に出発。
クラウンプラザ イスタンブール ホテル
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今日は昨日までのトルコを周遊したバスとは変わり、市内観光用のバスに乗り換えると聞いていたのだが、会社名と外観が少しが変わった以外は、大きさといい、座席といい、どこがどう変わったのか、わからない。しかも出発早々、右のサイドミラーを壁にぶつけてた・・・(苦笑)。自分だけでなく、ガイドさんも苦笑いしてた・・・。
アヤソフィア 寺院・教会
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イチオシ
10分ほどでアヤソフィアとブルー・モスクが両側に見える、昨晩訪れた噴水に到着。アヤソフィアは外観だけの見学。4本のミナレットが立っているのだが、どれもデザインが違う。時代時代の王様がそれぞれ自分の趣向で建てたためらしい。
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イチオシ
8:20、ブルー・モスクに到着。
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ミナレットの影が大ドームの屋根に伸びている。この大ドーム、この旅の中で地方で見てきたモスクとは当然ながら大きさが違う。
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イスタンブールだけでなく、イスラム建築を代表する建築物であり、青いタイルの美しさからブルー・モスクの別称を持つスルタンアフメット・ジャーミィ。
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モスクの入り口に正式名称のスルタンアフメット・ジャーミィ、そして通称のブルーモスクと記されたプレートがある。
スルタン アフメト モスク 寺院・教会
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中庭を通って入り口に向かう。
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8:30開場のため行列が出来ていて、中に入れたのは8:50。
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ここも入場するのに靴を脱ぐ必要があるし、女性は肌と髪を隠す必要があり、スカーフの貸し出しも行っている。入口に例としてマネキンが置いてある。男性であれば半袖でも良いらしい。ちょっと意外。ただし半ズボンはNG。
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イチオシ
ようやく中に入ることができたのだが、自由時間は10分だけ・・・
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イチオシ
・・・全然時間が足りない。
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ツアーというのはこういうものだから仕方ないのだが、こういう時は個人旅行の自由さが懐かしい。
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開館したばかりのためか、絨毯の上に掃除機がまだ置いてあった。
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天井を見上げると複数のドームが重なっていることがわかる。
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中央ドームの中心部分にはイスラム文字で何か書かれている・・・と思われる。
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キリスト教の大聖堂であれば側廊にあたる部分。
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ステンドグラスはキリスト教徒は違い、非常にシンプル。
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次はグランド・バザールへ向かい、9:20到着。こちらは買い物タイムってことで、50分の自由時間。バザールに入る前に隣にあったヌルオスマニエ・ジャーミーへ入ってみた。
ヌルオスマニエ モスク 寺院・教会
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このモスクは18世紀中ごろに造られたもので、ヨーロッパの影響を受けたトルコ・バロック様式とされている。ヌルオスマニエは"オスマンの光"という意味らしい。
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こちらにも服装に関する注意書きはあったが、マネキンはなかった。
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中に入ると誰もいない。貸切り状態だ!ゆっくりと落ち着いて見れる。
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絨毯はブルー・モスクの赤とは違い、水色。
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壁は何の装飾もない質素な感じで、床に敷かれた水色の絨毯も含めて、ブルー・モスクとは違い、静けさが身に沁みる。
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すぐ隣にグランド・バザールがあるとは思えないほどの静けさで、何とも言えない心の安らぎを感じた場所でもある。
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また丁度ステンドグラス越しに光が差し込む時間帯だったこともあり、とても神秘的な空間を独り占めできた。
買い物時間の10分をブルー・モスクに回して欲しかったなぁ・・・。 -
1461年に当時のオスマン帝国皇帝のメフメト2世の命により建設されたグランド・バザール。16世紀に大幅に拡張され、1894年の地震で損傷したが修復されて現在に至る。全体がアーケードで覆われている東西250m、南北150mほどの大きさで、4000を超える店舗があり、世界最古で最大の屋内市場となっている。
またバザールの周囲には城壁が張り巡らされていて、バザールへの入口は城門をくぐる感覚。またその城門1つ1つに名前と番号がついていて、観光客の目印となるように工夫されている。グランド バザール 市場
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グランド・バザールは迷路みたいで迷いやすいので・・・とガイドさんが説明していたが、実際迷いそうだった。
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単純に歩いているだけなら問題ないのだが、買い物をしようとわき道に入ったお店を2、3軒回っていると、屋根に覆われていることもあり、確かに方向感覚がなくなる。
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ドバイと同じように金を扱うお店も含めて、いろんな種類のお店が並んでいたが、個人的にはカラフルな色の食器と電灯の笠がとても印象的だった。
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いろんな意味で印象的だった食器。
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今回の旅でいろんな場所で見かけたカラフルなランプ笠。
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続いて向かったのは昨日登れなかったガラタ塔。麓から見るとそこまで高さはなかったが、こうしてみると頭1つ抜けている。
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10:40に昨日上れなかったガラタ塔へ到着。
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そして独立記念日ってことで国旗も下げられている。
ガラタ塔 建造物
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今日は空いていて、行列はほぼない。
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この塔は新市街にある高さ67mの石造りの塔で、6世紀初めに灯台として利用されていたものが、時代を経るごとに監視塔、牢獄、天文台などとその姿を変えてきた。頂上のとんがり帽子の部分は近年付け加えられたもので、昔は存在しなかったものらしい。
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エレベーターである高さまで行く。
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入場券。
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エレベーターを降りて、らせん階段を上る。
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このらせん階段がかなり急。ここまでの角度の階段はなかなか見ない。
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階段を上り終わると地上53mにあるテラスにたどり着く。
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外に出ると360度一周することができるようになっていて、イスタンブールのヨーロッパ側、アジア側の旧市街、同じく新市街を一望できる。
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イチオシ
テラスからはボスポラス海峡、金角湾が一望できる。豪華客船も停泊していた。
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ボスポラス海峡越しの旧市街。
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イチオシ
イスタンブールのシンボルとも言えるブルー・モスクとアヤソフィアがはっきりと見える。ミナレットの数もそれぞれ4本、6本あるのが一目でわかる。
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ブルーモスクの向こうには島が見える。
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ブルー・モスクとアヤソフィア以外にもたくさんのミナレットが見え、いかにモスクが多いのか?というのが実感できる場所でもある。
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しかし上に入れたのは実質10分。ツアーだから仕方がないのだが、ブルー・モスク同様ここももう少しゆっくりと景色を堪能したかった・・・。
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11:10に出発し、トプカプ宮殿へ。
宮殿は3つの城壁に囲まれていて、一番外の城壁は宮殿の建つ丘を大きく囲み、正門は、アヤソフィアに面した"皇帝の門"と呼ばれる門。皇帝の門 建造物
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"皇帝の門"をくぐると、第一庭園となっていて、昔のオスマン帝国時代から今までずっと一般の人々が自由に出入りできる場所でもある。またこの第一庭園には赤レンガで作られた教会もある。
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軍人が銃を持って立っている光景も何度か見た。観光地でありながら、こうした人がいるという現実に少し怖さを覚えた。
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こちらのレンガ造りの建物は教会らしい。
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そこからまっすぐ歩いていくと、右手にチケット売場がある。ものすごい行列になっていたが、そこはツアーということでスルーし、入場(こういう点はツアーは良い、当然ながら個人旅行の場合はこの長い列に並ぶ必要がある・・・)。この際にくぐるのが第二の城壁にある"送迎の門"。
トプカプ宮殿 城・宮殿
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ここでセキュリティ・チェックも受け、いよいよ本丸へ。といっても日本のようなお城があるわけでは、もちろんない・・・。あくまでも比喩です。
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送迎の門をくぐったところの天井にあった装飾。
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その装飾の下には独立記念日を祝う国旗が飾られていた。
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ここトプカプ宮殿の入場券は他のトルコの観光地と同じデザインだった。
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そして3つ目の門が"幸福の門"と呼ばれる門で、ここから先が実際に皇帝が住んでいた地域となる。
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門の手前に赤いロープで囲われた場所がある。
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"The place for the sacred standart"と記されたプレートが置かれていた。
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ガイドさんの話によると、周辺諸国を征服した後、遠征に持って行ったオスマン帝国の旗をこの場所に立てて式典を行っていた神聖な場所らしい。真上の天井からは振り子が吊るされていて、その振り子が指し示す場所でもある。
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幸福の門の奥にはチューリップが敷き詰められた庭がある。チューリップ自体は第一庭園や第二庭園も含め、いたるところに咲いているのだが、ここは綺麗に整備されていて、一面晴れていたらさぞかし綺麗な写真が撮れただろう。
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しかもチューリップも1種類だけでなく、たくさんの種類のチューリップが植えられていて、色についても赤だけでなく、白や黄色といった日本でもよく見かけるものから紫といった日本ではあまり見かけないものまで幅広い!
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ところでチューリップと聞くとオランダを思い浮かべるが、実はトルコ原産の花らしい。そしてもう1つ、ヨーグルトもここトルコ発祥らしい。
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一通り宮殿内を歩いた(といっても突き切った感満載だが・・・)後は宮殿内のレストランでランチ。宮殿の最奥部にあり、ボスポラス海峡を望む場所にあり、景色は最高。
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そしてこのツアー最後のご飯にして、初めて美味しい!と思える料理。前菜として出てきたのは何かの葉っぱでご飯を巻いたもの。
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そして次になぜかサラダが・・・、順番逆じゃない?そしてケバブ、デザートと提供された。味だけでなく、ボリュームにおいてもこのツアー一番の料理だった。
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第3庭園の宮殿の最北部にあるのが"バーダット・キョシュキュ。
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ここにあるテラスからはボスポラス海峡、ボスポラス大橋、新市街など見渡すことができる絶好のビューポイントポイントらしいが、微妙に木が邪魔をして絶景とは言いにくいかも・・・。
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絶景という意味ではレストランから見える海越しのイスタンブール・アジア・サイドの方が適切だと感じる。ただしガラタ塔を含めた新市街を見るにはこちらの方が眺めが良いのは間違いない。
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もともとこの金色屋根の建物はイフタリエと呼ばれ断食を終えて、夕食を取る場所らしい。
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ここからの眺めがこの地区の見所であるかのように紹介されているのだが、テラス以外にも部屋がいくつかあり、部屋の内部は綺麗なイズミック・タイルが一面を覆っている。
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壁だけでなく、天井に至るまで覆うそのタイルの美しさはブルー・モスクのそれに勝るとも劣らない。
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そしてイスラム建築の真骨頂とも言うべきドーム型の天井は巨大なモスクとは比べるべくもなく小さいがその装飾は変わりなく美しい。
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また部屋によってタイルの色が青だったり、緑だったり、カラー・バリエーションに富んでいるだけでなく、その柄も幾何学模様のようでよく見るといろんな種類の花を組み合わせたものだったして、面白い。
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イスラム建築と言えば、丸いドーム型の天井が多い中、ここの天井は部屋によっては鋭角なデザインとなっているし、ドーム型の天井であっても採光用の天窓が開いていたり、他の部屋とは一線を隔している。
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こちらの天井部分の装飾も他とは異なっている・・・
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・・・植物の装飾。
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天井だけでなく、床にもモザイク画が施されている。
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またトプカプ宮殿の目玉とも言うべき、宝物館。
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中には"スプーン屋のダイヤモンド"は世界でも有数の大きさ(86カラット)で、その周りに49個の小さなダイヤを散りばめた何とも贅沢な一品。その名前の由来はオスマン帝国版"わらしべ長者"とも言うべき物語で、漁師がダイヤの原石を拾い、3本のスプーンと交換したことが起源と言われているらしい。
そしてもう1つの目玉が世界最大のエメラルドで、その重さは3kgになるらしい。残念ながらこの宝物館は写真撮影禁止なので、現物はその目で確かめてください! -
第二庭園にこういったものがあった。
何だろう?と思って、階段を上ってみると・・・ -
・・・日時計だった。
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そして第二庭園には後宮=ハーレムがある。
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ここに入るには別料金が必要らしく、ツアーではここはスルー・・・。他にも"スルタン(王)の調理場"と呼ばれるかつての厨房があり、ここは料金はかからないのだが、ものすご行列のため、再びスルー・・・。
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ちなみに中に入ることはできなかったが、1階のある部分のみ入ることができたので、帰り道に立ち寄ってみたら金に覆われた派手な内装の部屋だった。
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イチオシ
13:15にツアーを離脱し、自由行動へ。
アヤソフィア 寺院・教会
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アヤソフィアに行きたかったのだが、ものすごい行列ができていたので、時間が足らず不満だったブルー・モスクへ。
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朝は晴れていたが、曇ってきた。
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イチオシ
朝のツアーで訪れた際は10分しか見学時間がなく、人の多さに自由に動くこともできなかった。
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午後からはツアーを離脱して1人で訪れたのだが、その際は朝の混雑が嘘のように行列に並ぶこともなく、中に入ることができた。
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床には赤色の絨毯が敷き詰められている。
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ミンベルと呼ばれる説教壇には細かな装飾が施されていた。
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また昨年のスペイン旅行の際に知ったミフラーブと呼ばれるメッカの方向を示すくぼみは金で装飾された豪華なもので、さらにその周りをステンドグラスが取り囲み、イスラム教徒の皆さんが熱心に祈りを捧げていた。
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このブルー・モスク、正式名称はスルタンアフメット・ジャーミーと言うのだが、内壁を飾る青を基調としたタイルから、別名がついた。
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全部で2万枚以上のタイルで飾られているらしい。改めてゆっくり見ると本当に綺麗。同じイスラム建築のアルハンブラ宮殿も綺麗だったが、それとはまた別次元の美しさだ。
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またドームには全部で260個の小窓があり、そこから差し込む光によって内部は明るく照らされている。
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イチオシ
大ドームの天井部分には青い背景に黄金色のイスラム文字で何か書かれている。さらにその大ドームを囲うように半円形のドームが4つあり、それぞれに細かな装飾が施されている。
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ステンドグラス、キリスト教は人物が描かれることが多いのだが、このブルーモスクでは一枚も人物が描かれたものは見つけられなかった。
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しかし歴史を重ねたイスラム教建築の荘厳な雰囲気のこのモスクの中に、近代文明の利器とも言うべき、スマホ片手に写真を撮りまくる観光客といった光景を昔の人が見たら、いったいどう思うのだろうか?なんて考えがふと頭をよぎった。
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イチオシ
東ローマ帝国時代の首都コンスタンティノープルにあったコンスタンティノープル競馬場の跡地であるヒッポドローム。現在はブルー・モスクの西隣に面した広場となっていて、3本の柱が立っている。
ヒッポドローム 史跡・遺跡
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最南端にあるのが、コンスタンティヌス7世のオベリスクと呼ばれる石柱で、元々は金メッキされた青銅製の板で覆われていた。
コンスタンティヌス7世のオベリスク モニュメント・記念碑
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コンスタンティノス7世のオベリスクのプレート。
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中央にあるのは途中で折れてしまっている青銅製の柱で蛇の柱と呼ばれている。
蛇の柱 モニュメント・記念碑
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ギリシアのデルフィのアポロン神殿から持ってきたもので、元は紀元前5世紀にギリシアがペルシア戦争の戦勝記念に建てられたものらしい。
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蛇の柱のプレート。
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1番北側にあるのが、テオドシウス1世のオベリスクと呼ばれる高さ25.6mの石柱。
テオドシウス1世のオベリスク モニュメント・記念碑
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エジプトのカルナック神殿からローマ皇帝によって運ばれたもので、柱にはヒエログリフが刻まれている。
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3,500年も前に建てられたものだが、最南端にある10世紀に建てられたオベリスクよりも保存状態が良いのは何故だろうか?
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テオドシウス1世のオベリスクのプレート。
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そしてアヤソフィアと並んでもう1つ見たかったのが地下宮殿。
イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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貯水池にもなっていて、写真で見ると水面に反射した列柱がとても幻想的な雰囲気を醸し出していたのだが、こちらもかなりの長い列ができていて断念・・・。
カッパドキアの気球も含め、またいつか戻ってくるぞ、トルコ! -
ツアー離脱後に使用したトラム。
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トラム乗車に必要なトークン。モスクが2つ描かれている。
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裏側にはイスタンブールの市章が描かれている。
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トラム乗り場。
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集合時間までしばらく時間があったので、シルケジ駅を訪れた。
日本でも有名なオリエント急行の終着駅であるこの駅から西方に向け国際列車、国内列車、近郊列車が発着している。シルケジ駅 駅
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中には今でもオリエント急行の名を伝える列車があり、この駅を利用している。フランスの芸術の都・パリからの列車が到着する他、イタリアの水の都・ベニスへの列車が出発している。
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駅舎は当時のものがそのまま保存されていて、入口も北側に残っている。
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しかし2013年に日本の援助を経てボスポラス海峡を横断する海底トンネルを通過する地下鉄が完成したのに合わせて、近代的な入口が西側にでき、多くの人はこちらを利用しているみたいだった。
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とはいえ自分は観光客。当然旧駅舎をのぞく。独立記念日だからか国旗がいたるところに掲げられている。
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そんな中1つのレストランへ。その名もずばり"Orient Express(オリエント急行)"!!
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あまり客は見られなかったが、雰囲気はある。
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とはいえ、駅舎全体として見た場合、前年に中欧やイベリア半島で鉄道を利用した時の駅と比べると少し貧相な感は否めない。
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15:20に待ち合わせ場所であるフェリー乗り場に着いたが、バスがいない・・・。正確にはツアー・バスがいなくて、市バスが一杯。フェリーを降りたツアー客っぽい団体について10分ほど歩いていくと、ツアー・バスが並んでいる場所にでて、無事合流できた。
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金閣湾沿いにはこうした船がたくさん並んでいる。
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何の船か?というと、トルコ名物の鯖サンドを作っている船だった。
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ツアーバスに合流して、そのまま空港へ向かう。
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ビルの屋上から巨大な国旗が掲げられている。
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16:10空港着。建物に入った瞬間にセキュリティ・チェック。
アタテュルク国際空港 (IST) 空港
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航空会社のカウンターでチェックインする前にセキュリティがあったのは史上初。見送りに来る人も大変・・・。
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でもってチェックインした後も、もう1回セキュリティ・チェックがあった。それだけ安全に気を配っているということでしょう。
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残り所持金額が10リラだったので、ハンバーガーでも食べようかと思ったが、マクドナルドはなく、バーガーキングのみ。しかしバーガー単品でも21リラ(1000円以上)が最低料金。いくら空港値段とは言え高すぎる。
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キーラ・ナイトレイが広告塔を務めるCHANEL。
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DUTY FREEのお店も独立記念日を祝っていた。
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ハンバーガーをあきらめて残り10リラの使い道として、スタバでコーヒーだ!と思ってみたが、こちらも12リラ(600円以上)で、最終的に水を買って喉を潤した。
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30分遅れで離陸し、機内では食事時に10分ほど目が覚めた以外は爆睡で、ドバイには25:05到着。
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この遅れの原因はエミレーツ航空の搭乗手続きの段取りの悪さが原因。ビジネスとエコノミーで別々に受け付けるのは普通だが、ビジネスが空いていて、エコノミーに長い列ができていても、そこは別扱い。
今まで乗ってきた他社の場合、空いていればエコノミーをビジネスに回して対応していたのだが、そういった対処はなかった。それでも離陸時間が守られるなら問題ないが、離陸時間が遅れると乗り換え時間が短くなり、最悪乗り過ごす危険もある(過去に離陸3分前にギリギリ搭乗という経験もしてるし・・・)ので、そこは改善してほしいものだ。 -
ドバイでの乗り換えは特に問題もなく、定刻出発。
ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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大阪行きのフライトはガラガラ。
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搭乗するとCAさんがやってきて、なぜか名前で自分の事を呼んでくる。まるでビジネスクラスのような接客をしてくれたのだが、イスタンブール⇒ドバイのフライトでディスプレイが壊れて使用できなかった+ガラガラのため、3、4、3の中央4席をお1人でお使いくださいとのこと。爆睡していたのに何かラッキー!
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せっかくなので、肘掛けを起こして横になろうと思ったら、気づいたら寝ていて夕食の匂いで起床、気づいたらまた寝ていて朝食の匂いで再び起床。
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6時間も寝ていた・・・。大阪まで2時間くらい。「アナと雪の女王」が101分と丁度良い上映時間だったので、鑑賞。日米でディズニー史上歴代最高の記録的なヒットを飛ばしている作品ということもあって、面白かった。
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機内食1回目。
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機内食2回目。
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16:50定刻より20分早く関空に到着。本屋で時間をつぶし、19:00にエミレーツのバスで名古屋へ向けて出発。20:40亀山でトイレ休憩をとり、予定より1時間も早く21:30に名駅に到着した。
関西国際空港 空港
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6泊9日のドバイ&トルコの旅もこれで終了。久々のツアーだったけど、ツアーは便利ではあるものの、便利すぎて逆に"旅してる感"が薄れてしまった。
さぁ次はどこへ行こう?
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