2020/04/17 - 2020/04/17
19位(同エリア141件中)
ケロケロマニアさん
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この旅行記のスケジュール
2020/04/17
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自転車での移動
お家から和寒駅まで
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電車での移動
JR宗谷本線(普通列車)
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電車での移動
JR函館本線(普通列車)
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バスでの移動
中央バスで新十津川町役場、そこから徒歩
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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バスでの移動
橋本町バス停から中央バスで碧水市街、そこから徒歩
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徒歩での移動
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電車での移動
JR留萌本線(普通列車)
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徒歩での移動
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バスでの移動
深川十字街から中央バスで1条7丁目(旭川市内)まで
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徒歩での移動
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バスでの移動
道北バス(名寄行き)
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自転車での移動
自転車でお家まで。
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この旅行記スケジュールを元に
最初に予め申し上げさせて頂きますが、この旅行記は同日に東京都では新たな新型コロナウイルス感染者が一日過去最高の200人超に達するなど、前日には非常事態宣言の対象が、これまでの感染者集中の七都府県から全都道府県に拡大された中での旅路となりますため、或いは批判的なご意見もあるかと思います。
それに対しましては全く以てこの非常時における愚行であることは、言い訳の余地もなく、お詫びを申し上げるしかありませんが、今回の措置があまりにも急過ぎました…。最初の発表の5月6日ラストランから、感染拡大への配慮から、一般向けは4月24日にラストラン、そしてその三日後に地元の方向けのラストランという短縮日程の発表を経て、いきなり4月16日の夜に翌17日の一往復だけで、一日一往復区間(浦臼~新十津川)以外の廃止区間(北海道医療大学~浦臼)に関しても、それ以降は運休、という発表に至ったため、恐らく、全国の鉄道ファンの方の殆どは、今回のラストランに立ち会うことが出来なかった筈です。
通常私は、こういう惜別乗車などは、人が溢れて寂しくなるだけなので、逆に行かないタイプなのですが、今回ばかりは廃線区間に近い場所に住んでいて、この急な決定にも対応できる立場にある以上、歴史的な瞬間を目に焼き付けておく使命があると思い、多くの批判を受けるであろうことを覚悟して、緊急事態宣言下での旅を強行させて頂くことにしました。
勿論、この状況下ですので、自分なりにはかなり努力をしたつもりです。私自身、実は2月25日に旭川に行って以来、実はこの年の春は2か月近くも一歩も和寒を出ることなく過ごしておりましたので、恐らく自分は感染者でないという自負はありましたし、旅先でも出来るだけ所謂三密を避ける行動をしたつもりではありますが、ご覧になる方次第で、対策が甘い、という批判は多分にあり得ると思いますので、その点に関しては、冒頭から素直に反省の弁を冒述べさせて頂きたいと思います。
その上で、やはり私は”三密”と思われるラストラン乗車には、このご時世においては倫理的な問題があると思いましたので、ここでは出来るだけ人混みを避けつつ、かつ、最後の札沼線の姿を少しでも全国の方にお伝えしたく、本旅行記を綴らせて頂きます。ご批判やご不明点、ご意見などございましたら、是非、掲示板なりメールなりでお寄せ下さい。それぞれに対しまして、真摯に対応させて頂く所存でございます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4月15日に、新型コロナ感染拡大を受けて、ラストランの前倒しが発表に。
この時点では、それでもまだ1週間ほどの猶予があるように思われたのだが…。 -
翌日の夜、驚くべき発表が。
何と、突然に翌日を以ての運行終了が発表となったのだ。
私がこれに気付いたのは16日午後11時過ぎのこと。
これは、動かなければ!
実は私は、新型コロナ感染拡大の中で、ちょっと状況が危険になってきた世の中を鑑みて、当初の楽観論を捨てて、2月25日に旭川に出かけて以降、和寒という北海道・道北エリアの一田舎町から一度も出ることなく、この日を迎えていた。
勿論、状況が日々緊迫化する中での愚行であることは目に見えているのだが、少なくとも今回の旅に関しては、自分が感染するリスクはあっても、感染させるリスクは少ない、と判断し、約2か月間の”コロナ籠り”の呪縛を解いて、翌朝出かけることにした。 -
そして、この日の最終運行で、見逃していた方も多かったと思われる、”一日一往復区間”以外の廃止予定区間の動き。
実は、浦臼~新十津川間に関しては、数年前のダイヤ改正後、一日一往復となっていたので、この日も別に”通常運行”だったのだが、北海道医療大学~浦臼に関しては、もう少し多くの列車が前日まで運行されていた。
しかし、この直前に国による緊急事態宣言の全都道府県対象の発表を受け、事態は急変し、この区間に関しても、翌日の運行は以降の便に関しては取り止め(勿論、札幌圏の学園都市線は動いていたが…)、となってしまった。
つまり、今回の廃止区間においては、全ての駅が同じ条件での最終日を迎えることになった、という訳だ。 -
翌朝、6時前に自宅を出発。
令和に初めて迎える雪解けの季節。
この年は全体的な降雪量も少な目で、雪解けもかなり早く進んだ。
本来なら、もっと喜ぶべき季節の到来なのに…。 -
和寒駅までは、私の三匹の愛車のうち、ケロアメちゃん利用で。
実はJRに乗ること自体が、この日が約2か月ぶり(2月25日以来)、ということになる。
鉄道応援の立場の自分が、和寒移住後にこれだけの長期間宗谷本線に乗らなかったことはなかった…。和寒駅 駅
-
4月からは宗谷線応援のこんなスタンプラリーも始まったのに…。
現状では参加できない方々が殆どであろう。 -
そういえば、最近、いよいよ和寒にもこんな駅ノートが設置されるようになった。
設置されているのは旭川在住の方のようだが…。 -
で、前年10月のJR北海道値上げで、120円も高くなった運賃にて旭川(永山まではあったけど…)に向かうのも実はこれが初めてのこと。旭川まではバスだと780円で済む上に、ICカードのボーナスが10%つくので、実質的には150円以上、往復だと300円以上の差になるため、極力バスを利用するようにしていた。
但し、バスは始発が遅く終発が早い、という使い辛さがあり、特に本日に関しては、始発のJRに乗らないと、その後、滝川を経由して新十津川へ、札沼線のラストランを眺める時間帯に行くことが不可能なのである。 -
で、始発列車に乗り込む。
いつもの3両編成。(うち1両は全区間回送連結、真ん中の1両は蘭留から一般開放され乗車できるようになる(平日)いつもの流れは、ダイヤ改正後も変わらないようだ。 -
で、値上げ後半年以上が経過し、初めて860円での旭川入り。
うーん、無念。
こういうことを記していると、本当に鉄道を応援している立場なのか、と、諸先輩方からは叱責の対象となるだろうが、貧民には仕方のないことである。 -
そういや、当初4月下旬にオープン予定だったこちらも、1か月延期になった。
でも果たして、5月にも開業できるのか否か…。 -
本当は平日の朝一列車には乗りたくなかった。
何故なら、この時点では特に休校要請のなかった旭川の高校生達が数多く乗車しているから…。
出来るだけ、距離を意識しながら過ごすが、それでも、比布・永山を経て乗客が多くなる、宗谷本線の中でも悪い意味でレアな列車でもあるので、正直緊張しっぱなしの時間を過ごすことになる。
2か月弱の”自主コロナ籠り”が、如何に自分の精神状態も圧迫していたか、ということだが、それにしても、この程度の様子を見て、多くの大都会に居住されている方にとっては、別にどおってことなくね?と見えてしまうのだろう。
逆に言えば、それだけ現在の日本の大都市圏の通勤・通学列車で日常的に繰り返されている風景は異常だということ。このままの状態を続けていたら、収束なんてまだまだ先の話だと言わざるを得ない。 -
因みに、この日の3両目はこの子だった。
実物を眺めるのは実は初めてのこと。
でも、この日のテンションは全然上がらない。
頭の中が札沼線のことで一杯だから…。旭川駅 駅
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それでも、一通り見ておこう。
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パープルのカラーリングに宗谷線の水色プレート(敢えてサボとは言わない)。
このプレートも数種類があるけど、個人的にはこの利尻富士バージョンが一番好き。 -
まあ、車両としては、安定のキハ40ちゃんだけど…。
全国的に消えつつあるキハ40ちゃんを、塗装替えで観光向けに運用している例は、案外少ないのかもしれないな…。 -
正面から。
実はこの車両も、本来なら最後期の札沼線区間でイベント列車として運用される予定(実際4月4日のを予約した)だったのだが、結局この列車も運休となってしまった…。 -
ではまた、いつかお会いする日まで…。
-
ダイヤ改正から1か月以上が経過していたので、もう旭川駅の在庫はないかな、と思われたこちらのポケット時刻表。
やはり利用者減少の影響を受けているのだろうか。まだ無事ゲットすることが出来た。 -
本来なら、和寒から滝川まで移動する際は、旭川で運賃分割してしまうのは損、なので、改札を出ないこともあるが、ここではマルス券を発券する必要があるので、こちらの切符自販機エリアへ。
自身で区間を設定してマルス券を購入できるこのタイプの自販機。都会の方にとっては何の珍しさもないかと思うが、道北の田舎町に居住する身にとっては、一番最寄でも名寄かここに来ないと使えないのである。 -
で、本日の”乗車”券の模索を開始。
まあ、コロナ状況下では乗車は諦めているので、本当の乗車券ではないけれど、あくまでも最終列車日付切符の記念購入。
新十津川から、幾つかの候補を検索。
一駅で250円か…。 -
二駅なら300円。
うーん…。 -
個人的には鶴、という何となく縁起良さげな漢字を含むこちらの駅でも購入したかったのだけれど…。
流石に乗らない列車に340円も支払うのは、貧民には許されない…。 -
という訳で、素直に1駅だけの”乗車券”を購入。
往復乗車券の選択肢も出てくるけど、あの~、翌日以降はもう運行ないんですが…。 -
で、無事、廃止区間の一駅きっぷを購入。
途中下車はできませんって、途中駅ないんですけど…(-_-;)。
まあ、駅間移動中に飛び降りるな、って意味に解しておこう。 -
で勿論、これから乗る分の函館本線区間の乗車券も購入。
ちょっとの営業キロ超過で高くなってしまう旭川⇔滝川間。運賃もそうだけれど、特急料金に関しても凄く損した気持ちになるので、フリーきっぷやイベント列車などの特例を除いて、この区間だけで特急に乗るなどといったことはまずない。 -
なので勿論、ここで利用するのは普通列車。
数年前のダイヤ改正で、8時台の普通列車乗り継ぎが滝川行きとなっていて、札幌などを目指す際、乗り換え回数が1回増えて面倒だったのが、今回のダイヤ改正で、また岩見沢行きに戻してくれたみたい。 -
最近のJR北海道は、ちょっとした悪天候ですぐに運休してしまうけれど、2月だかの季節外れの雨の影響で、ずっと運休が続いていた釧網線の一部区間、運転再開の目途がたったようで…。
これはこれで喜ばしいことだけれど、世の中はコロナだしな…。 -
で、今回の札沼線のことに関しても。
昨晩の発表を受けて、急遽、この画面を用意したんだろうな…(-_-;)。 -
旭川駅構内も、明らかに人の流れが少なくなっているようだ。
ここまで来ると、逆に感染リスクは少ないか…。 -
旭山動物園も休園中。
でも、これはコロナでなく、通常の冬季営業→夏季営業に移行するGW前に毎年行っていることなので、こんなポスターを作成することが出来るのだろう。
果たして2020年のGW、この日本一有名な動物園はどのような展開を見せるのだろうか…。 -
それにしても、真っ暗な心の中とは裏腹に、この日のお天気の何と素晴らしいことか。本当はもっとテンション上がって良い筈、なんだろうけど…。
-
駅弁屋の掲示。
まあ、営業するだけまし、なのか…。 -
で、改めて先程購入した切符の様子を。
下の札沼線”乗車”券。経由・札沼、という刻印がもう見られなくなるんだな…。
でもふと思ったのは、当初のラスト運行は5月6日予定だったので、期間内の日付ではまだ発券はできるのだろうか?
発券したけど運休でしたので払い戻して、って、勇気ある方は是非”幻の乗車券”を発券して、払い戻し手続きに挑んで頂きたい。(まあ、記念発券、というのはあり得るだろうし、走らない列車に金を落としてもらえるのは、JR北にとってもやぶさかではないだろうから、システム的には発券できそうな気がする…。) -
この方向幕も、札幌圏では見られることが少なくなってきたように思う。
デジタル電光のタイプは撮影すると綺麗に撮れないことが多いので、やっぱりこういうのを残して欲しいな。 -
で、滝川に向かう車内では、札沼線を少し離れて、別の視点から重い気持ちになろうと思う。
JR北がこんなパンフを作成したようだ。
利用促進の願いにも取れるし、早く廃止するためのプロパガンダのようにも見える。 -
観光客に大人気と思われる富良野線。
JR北のローカル線としては優秀な方だと思うが、それでも年間11億の赤字。
ましてや、コロナが長引いて、夏の繁忙期にお客さんが来なければ、今年はもっと酷いことになるかも…。 -
石北線の解説には、そもそも”観光”としての文脈での記述が見られない。
観光客も地元民も使わない路線で年間44億も赤字なんだよ、とお怒りのようだ。 -
そして我らが宗谷線。
ここでは日本最北の鉄道としての、一応の観光の側面を綴っておられるが、より距離が長いだけに、年間53億の赤字なんだよ、とアピール。
だからこそ、沿線住民として私は最大限にこの路線を応援したい、と思っている(のに、運賃値上げに反抗して乗るのを控えてた、ってのは完全な自己矛盾だな…。)。
でも道南の高速クソ鉄道に対しては、それ以上の累積赤字を計上しながら、補償金の補填でごまかしている。赤字解消のためには、利権にどっぷりと浸かった政治屋を、この沿線市町村に配置する、のが一番の方策だと思う。
でもコロナ下で国庫自体が憂慮されるこのご時世、原発は二酸化炭素を出さないから温暖化対策に最適、等といった論理のすり替えと似たような、公共交通機関は感染拡大しやすいから、もっと自家用車利用を推進しましょう、みたいな、胡散臭いデマゴーグが拡散しないことを願いつつ、けち臭い考え方でコロナ対応が諸外国と比較して明らかに遅れている政治屋達には、是非、高速クソ鉄道への補償金拠出を止めて、ローカルな鉄道の少な目の利権にしがみ付くことで我慢するように、発想を転換してもらいたいものである。 -
ポケット時刻表で、今一度札沼線の項を確認。
まあ、学園都市線としては、まだ今後も継続なので、ちょっと幅が狭くなるだけか…。 -
んなことを考えているうちに、あっという間に滝川に到着。
青空の下で眺める雪のピンネシリが実に美しい。 -
滝川といえば、自販機脇の”いい日旅立ち”。
♪いーいひー たびぃーだちぃー 幸せをさがしぃーにー。
このコロナ時代の中、何に幸せを見出していけば良いのだろう…。滝川駅 駅
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跨線橋上から眺めるピンネシリ・樺戸山系とキハ40ちゃんとのコラボ。
数年前にはここで赤い711系との惜別旅も楽しんだな…。 -
で、ここからは、本日はスケジュール的に間に合わないので、徒歩を諦めて新十津川に向かうバスに乗車。
流石に、この日は同じことを考える鉄さんが多かったようで…。 -
本当は滝川駅隣接の新設バス案内所兼待合室で、中央バスの金券回数券を購入しようとしたが、何と営業時間が9時半から、とのことで、購入することが出来なかった。車内で回数券の有無を確認しようかなとも思ったが、本日はこのような”非常時”で、ややこしいことを言って、周りの旅人からの罵声を浴びて、飛沫感染してしまうリスクを避け(?)、素直に自販機にて正規運賃の切符を購入。
行くぜ、新十津川。 -
このタイムスケジュールで、札沼線目的でこの路線に乗車したことは何度もあるが、こんなに混んでいる姿を見かけたのは初めてだな…。
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快晴に恵まれた中で眺める、北海道の母なる大河、石狩川。
たかだか50キロ弱区間の鉄道が廃止になったところで、悠久の流れが途絶えることは一切ないのだろう。 -
樺戸・ピンネシリ山系がより大きくなってくると、いよいよ札沼線沿線だなと実感する。
-
で、役場に到着。
最終列車の新十津川到着は9時28分。
バス到着時刻は既に9時20分頃となっていたので、多くの乗客が同方向に足早に向かっていく。
これは”密集”のリスクがあるな。まずは回避だ! -
という訳で、別に個人的には何度も眺めている新十津川駅の到着シーン見物は諦めて、先に郵便局に向かう。
2月の訪問時にも押してもらったが、本日はラストラン日付、という意味(しかも予定より早まったイレギュラーな日付での)で、再度押印しておく必要があったのだ。
実はこの先も予定を控えていたため、10時発の最終列車見送り後に立ち寄っていたら、多くの”同業者”の列も予想されるし、そもそも予定していたバスに乗り遅れる可能性もある、ということで、最終列車に乗っているであろう多くの乗客の一部がこちらに来る前に、対応しておこう、と思った訳。
因みに、2月に伺った段階ではGW中の最後の特需に対しては、駅前に郵便局のブースを設けて対応する措置も予定されていたそうだが、そんな話も崩れ去り、この日の突然決まったラストランに対しては、”駅出張”も行われなかったので、あの混雑の中で、この記念小型印の存在すら知らなかった、という乗客も多かっただろう。
尚、この記念小型印に関しては、5月29日まで押すことができるそうなので、ラストランとの意味付けとしては関係ないだろうけど、記念に保管される用として、期間内に現地を訪れる機会がある方は、是非押印を依頼して頂きたいと思う。(記念スタンプではなく、有効な郵便物の消印としての扱いなので、最低郵便料金(63円)以上の切手や葉書を購入する必要があります。) -
で、最終列車の到着時刻はこの局内で、大学時代の鉄道好きの友人に宛てた、記念小型印付きの葉書を綴る時間に費やしていた。
うん、これなら、密集、密接ではないよね( ´∀` )。 -
郵便局の窓口前にも、このような”バリケード”が築かれていて、そのビニルシート越しに、記念小型印を押して下さる局員さんの様子をパチリ。
この後、こちらの郵便局にやって来るマニアもいらっしゃると思うので、押印失敗して怒られないように、頑張って練習して下さいね( ´∀` )。(自分はまあ、それはそれで話の種として面白い、とプラスに考えるタイプなので、別に失敗されてもそんなに気にしないけど、怒る人は怒るからね…。) -
そして、葉書を書き終えて、局員さんに渡す頃合いには、”第二派”の記念押印マニアが徐々にやって来ましたので、密集を避けるためにそそくさと退散しましょう。
街中のいろんなところにこの幟が見られました。
でも、結局殆どの町民は利用していなかっただろうにね…。
{まあ、一日一往復では、生活路線としては使いようないわな…。) -
で、最終列車の到着から10分程度が経過し、そろそろ少しは落ち着いてきた頃かな、と、満を持して、新十津川駅に向かう。
おや?やはりポリス殿が臨戦態勢で待機しておられるようだ。
そりゃ、そうだよな。こんな急展開だもの…。 -
因みに、これまでに何度もUPさせて頂いておりますが、新十津川のマンホールデザインはカエルさん。
役場の1階に行くと、カラーバージョンも見られますので、是非足を運んでみてケロ! -
この標識も、そのうち撤去されるのかな?
利用形態が決まったら、別な表記を上貼りしたりするのかな???
そういえば、駅傍にはこの病院があります。
いつのことだったか、この路線は病院通いの人が利用しているからなくならないよ、と豪語して笑っていたおばあちゃんがいらしたな。
まだ、あの頃は、それなりに”生活路線”としての需要が残っていたのかもしれない…。 -
で、いよいよ駅前に。
うわっ、やっぱり凄い人出だ~。
でも、思いっきり密集、って程でもないかな。
少しずつ、”危険エリア”に入っていきましょう。
勿論、ソーシャルディスタンスを最大限に意識しながら…。 -
本当の到着時を生で眺めていないので何とも言えませんが、やはり、想像していたよりは来客数は少なかったのではないかな?
何となく色々な空間を見ていても、”バリケード”のレイアウトに余裕を感じます。GW前に廃止前倒しにしたのは、結果的には大成功だった、と、いつかは笑って言える日が来て欲しい…。新十津川駅 駅
-
売店ブースも、店員さん達は距離をとっていらっしゃいますね。
売り場に近づくと、一人の店員さんが近づいてくる、といった感じ、でした。 -
数年前に設置されたこちらの顔出しパネル。
ラストラン以降はどうなるのだろう…。 -
で、お決まりの二点を頂いておきましょう。
来たぜ、新十津川駅。
生きた駅として眺めるのは、本日が最後となります。 -
勿論、取材関係者も数多く来駅。
この辺りは密集のリスクが高そうなので、足早に立ち去りましょう。 -
で、まず危険を感じたのがこのエリア、窓口にて入場券などを購入するのに並ぶ行列です。これは危ないな~。密集・密接は勿論、駅舎内で並んでいる間は、密閉のリスクもある程度はありそうです。
もっと早くから来てれば、こんな行列なく買えたのにね…。
まあ、自分には関係ないので、ここも足早に退散しましょう。 -
折り返しの最終列車が出発する10分位前までは、ホームへの立ち入りが制限されていましたので、いつものような至近距離でのキハちゃんの撮影が出来ません。
-
まあ、それでも”柵”越しに車両編成を撮っておきましょう。
流石にラストランということもあって、最近の新十津川(ダイヤ改正後の本当の最近の様子は知らないけど…)では珍しい2両編成となっていました。
一両はこちら。
この子は平時からよく見られましたね。 -
800番台の子は、最近では見かけたことなかったな…。
-
で、ありがとう札沼線の幟とのコラボをパチリ。
-
正面からもパチリ。
-
間もなく最終列車が向かっていく方向の線路沿いの様子。
グリーンのネットが張られて、至近距離への立ち入りを制限しています。 -
多くの時を一人で過ごしたこの駅界隈。
こんなけ人がいると、何だか感傷に浸る、という雰囲気でもないな…。
でも、やはり駅舎を少し離れれば、このように空間的には比較的余裕があって、やはり、突然決まったことなので、これでも相当少なかったのだと思います。 -
何度も申し上げますが、こうなる前に、もっと多くの方に早くから足を運んで頂きたかったよ…(;´Д`)。
-
本当にありがとう、札沼線!
-
丁度、いい雰囲気で鱗っぽい雲が出てきましたね。
人混みが写らないようなアングルで撮るのは結構大変ですが…。 -
ラストランは前倒しになりましたが、予想以上に春の到来も早かったこの年。
お花達の一部の子も、間に合ってくれました。
新十津川駅は地元の方々のご尽力もあって、いつも沢山の美しい花々で出迎えてくれました。そんな光景を思い出す度に、また涙が溢れてくる…。 -
でも、そんな感傷的なノスタルジーに浸っている間もなく、現実はシビアです。
最終列車の乗車に向けての行列が出来ています。
ここも密集・密接の危険ゾーンだな。
こちらの警備員さんも感染リスクと戦っていらっしゃいます…。 -
でも私にはわからない。
勿論、色々な思い出があって惜別の再訪・乗車をされるのなら許されると思うのですが、単なる葬式鉄、としてのラストラン活動はこういうご時世の時は控える、という発想にはならないものなのだろうか…。
もし従来の予定でGW中も運行が継続されていたのなら、同じような光景が数日は続いたであろうから(まあ、コロナ拡大の初期段階では、感染リスクを少なくするため、最終の数日の運行は全車指定席にする、という発表も一時期なされたんでけどね…。)、やっぱり、前倒しで運行終了、という選択肢は正しかったのだと思う。
札沼線の立場でモノ言えば、”あっしは平時の自分らしく、静かに消えていく身なのでござる”、ということなのだろう…。 -
で、実はこの時の自分はもう、既に殆どの方々の意識が南に向かっている中で、一人、北に思いを馳せているのである…。
札沼線の札は勿論札幌、だけれど、沼は、といえば、留萌本線沿線の沼田町を指す。
札沼線の最後を見届けた後、今度は未来志向で今後の留萌本線応援スタイルを確立する意味でも、この旅を展開していきたい、と思っていたのだ…。 -
最終列車の乗車が始まりそうだ。
暫くは別の箇所の様子を見てみよう。 -
二月の訪問時にはまだ90日超の日付を刻んでいたボードも…。
途中、あと20~1という数字を刻むことなく(昨日位はあと8とかになっていた可能性はあるけど…)、本日いきなり0、となってしまったのだ…。 -
札沼線ありがとう、の横断幕。
余りの突然の決定だったためか、色々な思惑を敢えて表現するためなのか、日付も5月6日のままになっている…。 -
いよいよ最終列車の乗車開始。
うーん、ちょっと密接・密集し過ぎだよね…。
車内に入ると、これに密閉も加わると思うと、末恐ろしい。
ただこの日は不幸中の幸い、というか、気候的には暖かくて、窓を開けて過ごした乗客も多かったのではないだろうか。密閉回避のためにそう願いたいし、何よりも、最後の札沼線車内がクラスターになった、という悲報だけは耳にしたくない。 -
札沼線の歴史の最終月における日別訪問者数の様子。
いつもの年なら、青春18きっぷシーズンが終わると激減する、ということが多かったものだが、この年は寧ろ増加傾向が見られる位。
この記録がGW中まで続いていけば、最後の活況となった筈なのに…。
本当に、コロナの馬鹿!
因みに4月4・5日に数値が不自然に上昇していますね。これは恐らくこの両日に最後のイベント列車としての「札沼線4町号」(正式な名前は忘れた)が運行予定だったためでしょう。イベント列車がキャンセルになっても、ホテルなどを確保されていた遠方在住の方は多かったでしょうから、取り敢えず札沼線の乗車はされた、ということなんでしょうね。
また、11・12日に関しては、二つの数値が示されていますが、これは廃止前の時期の臨時列車として、週末を中心とした14日間、通常は浦臼止まりだった昼の列車を新十津川発着にして、一日2往復体制で運行していく予定だったから。結局この計画も最初の二日間の運行後、次の臨時運行日を迎えることなく、本日がラストランとなってしまいました。 -
撮影に際して、ずっと横断幕を掲げられているのも大変なことですね。
明日以降はゆっくりとお休み下さい…。 -
駅舎前にはこんな人だかりが。
新十津川町長がラストランに向けてスピーチをされていました。 -
突然決まってしまった最終運行。
やはり残念な気持ちが沢山おありのようでした。 -
町長から、長年地域の足を支えて下さったJR北海道乗務員への花束贈呈。
凄く悲しい光景ですね…。 -
後々マスク姿の写真などを見ながら、あの時は大変だったな、と、懐かしむことのできる時代がやって来ますように…。
-
スピーチを終えて、トボトボと退散される関係者の皆様方。
いよいよ出発時刻が近づいてまいりました。 -
皆さんの注目はホーム上に集約され、駅舎前は一旦静かな時間を取り戻します。
-
私的には最後の瞬間はこの付近からの動画撮影で過ごしました。
左手でデジカメを操作しながら、右手で精一杯手を振ってお見送りです。
ここでどっと涙が溢れてきました。
こんな終わり方は予想してなかったよ。
町の方が用意した、「蛍の光」のBGMが流れる中、最後に汽笛を上げてゆっくりと出発していきました。
長い間、本当にありがとう、札沼線。
そして、さようなら…。 -
そして、列車が見えなくなり、ようやくホームに入り、”祭りのあと”の風情に浸ります。
ホームや駅舎は出来る限り現状のままで残して欲しいな…。 -
この日は最終列車の出発後も、駅舎周辺は何かと賑わいを見せていました。
こういう風景が日常だったなら、廃止されることはなかったのかもね…。 -
まだまだいろんな所で記念撮影などが続いているようでしたので…。
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私は一人でひっそりと”恒例”の儀式を…。
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乗る予定、だったぜ、札沼線最終列車。
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まだまだ各所は賑わってますが…。
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駅舎内の方がようやく空いてきたようですので、最後に往時の風情を楽しんでみましょう。
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もう、ようこそ、と出迎えられる相手がいなくなってしまいました…。
-
記念購入の行列も、ようやく捌けてきました…。
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1年半前の秋、北海道胆振東部大震災の際の自転車旅で、一夜を過ごさせて頂いたこの窓辺。
もう”駅”ではなくなってしまうので、夜明かしは出来なくなるだろうな…。
(正規のラストラン予定だった5月6日までの運用はこれを記している時点では不明ですが…。) -
路線存続に向けて頑張ってきたここ数年の新十津川。
全ては終わってしまったのです…。 -
もう一日一往復すら、姿を拝むこともできないのです…。
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外では再び、報道関係者向けのスピーチを町長が続けられていました。
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カメラ目線で自分も少し眺めてから…。
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さて、いつもなら、商売に乗せられた感のある物品の購入には消極的なタイプの私なのですが、今回は急に決まってしまったラストランのために、最後の特需に向けて用意したと思われる様々な札沼線関連グッズが、行き場を失ってしまう可能性があります。
本日は、ラストランに立ち会うことが出来なかった全国の鉄道ファンの方々の思いも乗せて、余計なことを考えずに幾つか購入してみましょう。 -
数年前から新十津川駅傍ではお馴染みとなっていた寺子屋さんにも立ち寄ります。
-
おや、こんなのも販売していますよ。
2,000円の投資は、私にとっては清水の舞台から飛び降りる、みたいな覚悟が必要ですが、明日以降はまた暫く、和寒での引き籠もり生活が続くでしょうから、日々の生活を切り詰めて対応しましょう。
ええーいっ、買ってしまえ~。 -
で、ゲットしたぜ。札沼線セット。
-
最終列車出発から15分程が経過し、流石に人混みも消えてきました。
私もそろそろ、次の旅路に急がなければならないので、名残惜しいですが、ここで新十津川駅を後にします。
さようなら、またいつかお会いできることを願いつつ…。 -
で、ポリスの皆様方も、任務を終えて、さようなら~。
-
さてここでは勿論、本日のラストランから遡ること約48年前、札沼線廃線区間のパイセン、新十津川→石狩沼田間の”札沼北線”旅の開始となります。
まずはバス時刻が迫っているので急ぎましょう。 -
今回は立ち寄る時間がなかった物産館。
またいつか、逢いに来るねぇ~。新十津川物産館 グルメ・レストラン
-
新十津川橋に到達。
-
ここで徳富川を渡ります。
-
で、新十津川の酒蔵として有名な金滴酒造のある交差点を左折してすぐのところにあるのが…。
金滴酒造 グルメ・レストラン
-
こちらの橋本町バス停です。
このバス停を滝川から北竜町の碧水地区まで向かう路線バスが経由しますが、その出発時刻が…。 -
10時33分だったんですね。
てか、これを逃すと次は3時間後の13時33分。
乗り遅れてしまったら、本日の”札沼北線構想”は灰燼に帰してしまう、ということになりますので、無茶苦茶急ぎました。
もし、ラストランが休日だったら、休日ダイヤはご覧の通りの一日一便運行(しかも夕方)なので、旧札沼線沿いのウォーキング旅は不可能だったため、取り敢えず、便があるだけでも感謝しないとね。 -
で、予定時刻より数分遅れて、バスがやって来ました。
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整理券はこちら。
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札沼線のラストラン日、ということもあり、同じようなことを考えて行動する鉄さんがいるかな、と思ったのですが、コロナ時代にあってはそんなこともないようで…。
鉄さんどころか、一般乗客も自分だけ、という、運転手と私だけの濃厚な時間が暫く続きます。 -
途中、雨竜町域を経由。
ここの市街地移動で、一人のおじいさんが乗車して数か所先の停留所で降車されて行きましたが、彼がこのバス車内で私が見かけた、唯一の私以外の乗客でした。 -
3年前の北海道179市町村スタンプラリー旅でも訪れた雨竜の道の駅。
ここは色々な展示施設が楽しめる(しかも無料)ので、多くの方に訪問して頂きたい道の駅の一つですが、本日は勿論車窓から、単に眺めるだけ…。道の駅 田園の里うりゅう 道の駅
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で今度は、北竜町へ。
名古屋に所縁のある竜党としては、雨竜・北竜と続くこの”ドラゴンズ街道”が何となく好き( ´∀` )。 -
そして北竜町にも道の駅があります。
3年前のスタンプラリー旅では改装中だった建物ですが、すっかりと美しい外観へと生まれ変わりましたね。勿論、ここではスルーですが…。道の駅 サンフラワー北竜 道の駅
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で、間もなく碧水市街に到着。
事前のリサーチでの運賃は750円ということで、それを用意します。 -
碧水にも昔駅があったんだよな~、と思うと、感慨深いものがありますが、現実のこのエリアでは、公共交通機関の存在意義なんて、基本的に忘れ去られてしまっているのでしょうね。雨竜も北竜も、悪い意味で”北海道らしい”町の二つです。
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で終点にて下車。
新十津川の時とは違って、客は自分だけなので、今度はゆっくりと回数券の有無を尋ねることが出来ました。券種が少ないのが残念でしたが、中央バスは今後も道内各地で使う可能性がありますので、ちょっと本日の予算はオーバーしますが、多めの金額で購入しておきましょう。 -
結局購入したのは200円券の11枚綴り(2000円)。
運賃は750円なので、これを3枚と残り150円を現金で支払いました。
残すはあと8枚となりました。 -
さて、ここからは本日メインのウォーキング旅が始まりますので、旅の無事を祈願するために、まずはバス停傍の碧水神社に立ち寄ります。
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因みに碧水という地区はこの辺りでは一種の交通の要衝でもあり、立派なバス停も設置されていますね。
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ここから(へ)は、札幌まで(から)直行することが出来るんですね。札幌・留萌間の一部都市間高速バスがここを経由しています。
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で、まずは道民のコンビニに立ち寄り、食材を購入。
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では歩き始めましょう。
北竜町は言わずと知れた向日葵の町ですね。 -
沼田の市街地まではひたすら国道275号線を歩きます。
新十津川で75~6キロの表記でしたので、バスで大体25キロほど北上した、ということになりますね。 -
沼田の市街地までは8キロ。
遠いと見るか、近いと見るか?
因みに、美深までの表記も出てきましたね。
この国道は”裏街道”を経由して、沼田より先は、旧深名線沿いを北上していきますので、和寒の隣町、お蕎麦で有名な幌加内町も経由します。 -
美葉牛、という地名は、富良野線沿いの美瑛傍の駅を思い出しますが、漢字がちょっと違いますね。(あちらは美馬牛。)
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同名の川を渡ります。
この地名は勿論アイヌ語起源ですが、恐らく美瑛の美馬牛も同じような意味なんでしょうね。 -
石狩川水系の一級河川とのことですが、それ程大きな川ではないようですね。
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で、橋を渡ると何とそこはもう沼田町域。
ここから市街地までが遠いんだよね…。 -
歩き始めて1キロ地点。
青空が心地良いですね。
コロナの影響からなのか、殆ど通る車(特に乗用車)もなく、たまにトラックなどが駆け抜けていく瞬間に我に返る、みたいな春爛漫のウォーキングを楽しみます。
この辺だと、感染リスクは全くなさそうですね。 -
竜橋、だって!
テンション上がってきて、”燃えドラ”などを歌いながら歩います。
♪遠い夜空にこだまする 竜の叫びを耳にして ナゴヤ球場(ナゴヤドーム詰めかけた 僕らをジーンと痺れさす いいぞ頑張れドラゴンズ 燃えよドラゴンズ~
ああ、早く野球が観たい…。
(最近では無料配信があれば、台湾プロ野球とか観てるけど…( ´∀` )。) -
こんな雪の結晶を象ったキャラも可愛いですね。
カエルさんには負けるけど…。 -
札幌から103キロ地点を通過。
深川留萌道の沼田ICの標識も出てきましたね。 -
そろそろお昼時、ということで、バス路線が運行されていないこの辺りでは、定番の休憩所でもあるバス停待合所が全くありませんので、歩きながら昼飯を頂きましょう。こんなことなら、おにぎりとかにしときゃ良かったかな?まあ、お寿司だからつまみながら食べられるよね( ´∀` )。
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進行方向左手遠方には暑寒別山系の白い景観がずっと望めます。
あの向こう側には増毛があるんだな、と思うと、ここでもふと、留萌本線のことを思い出してしまいます。(これから沿線に向かいますが…。) -
歩き始めて3キロ。札幌から104キロ地点を通過。
このボロさが逆に味わい深くて良いな…。 -
この地点傍には、沿線上最大(?)の観光スポット、本願寺駅逓もあります。
何と、4トラスポットにも登録されているようですね。駅逓の風情が存分に楽しめる素晴らしい建造物です! by ケロケロマニアさん本願寺駅逓 名所・史跡
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冬季閉鎖、ということで、内部の様子を窓辺から覗いてみました。
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更に歩くと、願海寺というお寺がありましたが…。
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ここでもこんな掲示が…。
基本的に田舎での感染リスクは低いものですが、そんな田舎でも要注意なのが病院、とお寺を始めとした宗教施設(教会なども含めて)でしょうね。 -
本願寺駅逓・願海寺を過ぎると、再びそこには北海道の雄大な大地の景観が広がり始めます。
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で、このウォーキング旅程においては、ほぼ中間地点の札幌から105キロ地点に到達。
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更に106キロ地点を通過します。
ここに留萌方面(恵比島・峠下を含めて)と沼田市街地方面とを分かつ交差点があります。勿論、国道に関してはこのまま沼田市街地へと続いていきます。 -
この辺りの地区名がこちら。
昔の札沼線には、五ケ山駅というのもあったそうですね。 -
恵比島(「すずらん」のロケ地的には明日萌)駅までは6キロの距離。
歩けない距離ではないですが、まあ、本日の目的は札沼線、ですので、忠実に見えない線路傍沿いを歩くため、ここでは右折して市街地へのルートを歩き始めます。 -
この辺りは、歩道が工事中のようで、未舗装状態になっていました。
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ふと左手を見ると、スクラップの山が。
下の方には自転車も見えますが、まだまだ直せば使えそうなのにな…。
自転車マニア的には、持ち帰って修理して使いたくもなるのですが…(;´Д`)。
ホント、現在の日本、という国は、目に余るほど贅沢な人が増えてしまったものよのう…。 -
市街地までは残り二キロとなりました。
ここまで来れば、あと少しですね。 -
この辺りで渡ったのが地区名を冠したこちらの橋。
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驚くことに、完成年月のプレートが令和となっていますね。
これの令和バージョンって、初めて見た気がするな…。 -
札幌から107キロ地点を通過。
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この辺りまで来ると、徐々に沼田市街地テイストが出てきて、町営バスの運行エリアともなってきますね。こんなバス停待合所らしきのを発見。
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やはり町営バスの待合所のようでしたが、元々は他のバス会社のバス停として運用されていたのかもしれませんね。
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レンガ造りのしっかりとした待合室内の様子。
北海道のバス停留所は、冬場の避難小屋的な側面もありますので、これだけ強固な造りの建物もよく見かけます。 -
で、札幌から108キロ地点。いよいよ残り1キロほどとなりました。
ここには、沼田のセコマがありますので…。 -
立ち寄ってみると、ホットシェフがあったので、久し振りに食べたくなって親子丼を購入してみました。(実は先程歩きながら食べたお寿司がちょっと量が少なくて、まだお腹が空いてた。大分歩いているしね…。)
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で、セコマを出発した矢先、町営バスとすれ違います。
沼田といえば全国的(道内的レベルなのかな?)には、夜高あんどん祭りで知られている町でもありますね。 -
で、いよいよ、国道と駅方面への分岐標識が現れましたよ。
ゴールは間もなくです。 -
時節柄、マスクを大きく取り扱うお手製の看板も。
”困まった”の”ま”は要らない気がするけど、逆に違和感で印象を植え付けて商売する戦略、だと考えると、なかなかお店の方もヤリ手だなという捉え方も出来そうです。 -
夜高クオカードだって。
こちらもちゃっかり、プレミア価格での強気な商売のように思われますが、30年に一度の販売って…。次の販売は2036年、ってなってるけど、その頃にはもう、プリペイド式のカードなんて、世の中から完全に消えてしまってるんじゃないかしら??? -
で、遂にゴール!!!
見慣れた石狩沼田の駅舎も、こうして札沼線の旅の延長で遥々やって来ると、感慨も一入だな~。石狩沼田駅 駅
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実は今回の札沼線の廃止に伴い、GW中に石狩沼田まで自転車で訪問し、そこから石狩沼田→(留萌本線)→深川→(函館本線)→桑園→(学園都市線・札沼線)→新十津川というルートの乗車券を発券し、1泊2日行程で今回の廃止区間を探訪した後に、本日経由したルートで石狩沼田まで戻って来る、という旅を計画していました。
が、突然の前倒し発表により、それが出来なくなってしまい、石狩沼田から新十津川までの”遠回り札沼線乗車券”が使用できなかったのはつくづく残念に思います。 -
留萌本線の時刻表。
こうして見ると、凄く本数が多いように錯覚してしまいそう…。
そのうち本数が減らされて、最後は廃止へという、今回の廃止区間と同様な流れを汲むような感じがして、それはそれで非常に辛い。
なので、多くの方にもっと留萌本線を利用して下さい、とここでは切に訴えかけたい。GW中に札沼線訪問予定だった方、代わりに留萌本線どうですか、と言いたいところですが、このコロナ時代にあっては、そういう発言も不謹慎なのかな…。(そもそも当初と違って特に最近の北海道の田舎町は、”感染させられる”リスクの方に危機意識を持っている方が多いので…。) -
無人駅の印象が強い石狩沼田、ですが、実は嘱託という形ではありますが、切符販売が行われています。わざわざこうした掲示を用意する辺りも、沼田町の熱い思いを感じます。
個人的な記憶としては、5年ほど前に”増毛ノロッコ号”に乗車した際、石狩沼田から車内に乗り込んで来られた地元の方々の様子に、凄く熱意を感じました。現在の沿線最大の観光地ともいえる「明日萌駅」を有する路線でもあり、もう映画やドラマのことは忘れ去られがちですが、こうした地元の方々の熱い思いを、もっと観光客の方にも感じて欲しいです。 -
沼田町はJR北海道を応援しています
こうした素直な応援表明を掲げる自治体は、実は珍しいように思います。
恐らく、JR側からは”有難迷惑”なんだろうけど…。
だからこそ、有難迷惑、と言われないためにも、もっと平時から留萌本線を利用してあげて下さい。2016年の留萌~増毛間の部分廃止の際の特需はどこへやら、もう今の留萌本線にはあの時の面影は一切残っていません…。
今回、慌てて札沼線の廃止区間に乗りに来られた多くの方も、本当の札沼線の原点に帰る、という広い心にはなって頂けないのがつくづく残念に思います。 -
で、嘱託の方がいらしたので、色々とお話します。
一応、記念スタンプの有無を尋ねたら、こちらを出して頂けました。
沼田町が誇る鉄道遺産、クラウス15号ですね。
4トラサイト上でもスポット登録申請させて頂いてから、もう10年近くが経過するかと思いますが、当時はまだ市街地に展示されていたので、駅から簡単に観に行くことが出来たんですよね。今は、幌新温泉にあるので、鉄道利用で容易にこの鉄道遺産が観に行けなくなった、という状況を少々寂しく思います。 -
で、ここでは深川までの常備券を購入します。
深川までの運賃は340円と、値上がり後にしては案外安く感じますね。
”札沼南線”のラストラン日の日付入り常備券、勿論最後は、無効印処理の上で持ち帰る予定です。 -
トレぺの経費さえ削減してしまう、現在のJR北海道の惨状。
もっと役員報酬とかを大きく削減すべきでは???
てか、社員にしても、最近のJR北海道社員は鉄道愛が低い人が多いように思うな。鉄道愛が強い方なら、給料の一部を鉄道乗車特典の優遇振替という手段で、満足すべきだと思うのですが…。まあ、元々JR北は労組が強い組織でもあっただけに、悪い流れは今でも連綿と続いているように感じます。
なんでも”金”で解決するだけでなく、少しは”もの”や”サービス”の獲得を報酬として捉えられるような、豊かな考え方が出来る人が増えてくれば、このコロナ時代の閉塞感も少しずつは変化していくように思う。
金が回らなくなっている時代だからこそ、”諸刃の剣”としての金の功罪(特に罪の方)を、もっと社会的に大きく捉える人が増えてこないとね…。 -
まあ、ごちゃごちゃ考えている割には、当座の問題としての空腹を解決する、という至近の課題優先ということで、先程購入したばかりのホットシェフ親子丼を頂きましょう。
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で、食後は石狩沼田駅ノートを取り出して…。
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またここでも、本日のルートなどに関して色々と綴らせて頂き、最後は留萌本線応援の意思を残して〆ます。
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私が待っているのは深川行き、ですが、ここでは先にまず、留萌行きがやって来ましたので、その様子をパチリ。
旭川界隈では富良野線で見かけることが多かったこの子、ですが、最近では留萌本線上でも見かけるようになりましたね。 -
で、さいなら~。
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嘱託のお姉さんはこの列車の乗務員にノリホ箱を渡していたようで、この列車が出発するときまでが、窓口の営業時間となるようですね。
でも、この時石狩沼田駅で乗降したお客さんはゼロ。きっとノリホの数値も悲しい状況なんでしょうね。留萌本線の今後に幸あれ! -
でも、営業時間内でも列車が来ない時間帯等は窓口を閉めておられるようですね。
累計の勤務時間は計算すると4時間25分、となりますね。一日4.5時間分程度の給与支払い、とかでお茶を濁されているのかな、なんてうがった見方をしつつ…。 -
基本的には平日のみの営業、平日に祝日が重なった場合はその日も休業となりますので、なかなか土日メインの観光客の方が、この窓口で切符を購入するのは大変なことなのかもしれませんね。
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で、まだ列車がやって来るまで時間があったので、上述の”札沼線セット”の中身をここでようやくチェックしてみます。
よく見ると、クリアファイル(画像下の常備券デザインのやつ)には石狩沼田の文字が…。この日の私の行動が見透かされたような”普通乗車券”です( ´∀` )。 -
裏のデザインが別にある数点を再度UP。
因みに上述画像のラストラン日付をあしらった常備券タイプのラミネートカードは、購入者特典として先着150セットにつけられたもののため、6点セットの数には含まれていません。 -
で、新十津川駅で押させて頂いた駅スタンプの数々の様子を。
まずはとつかわこめぞー君バージョン。 -
こういう六角形の駅スタンプは古き良き駅スタンプの風情、といえそうですね。まあ、JRが作っているとは、正直思えないんだけど…。
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色んなスタンプが用意されていたことに改めて驚かされます。
これらは今後どうなってしまうのかな…。 -
という訳で、新十津川駅スタンプの紹介はこれで終了。
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ホーム沿いの外壁に、温度計が設置されていたので、確認してみると…。
ちょっと見辛いですが12~3度位を示していますね。
最近寒い日が続いていましたが、ようやく本日は日中の気温が二桁に到達しました。 -
で、折り返しの子が戻ってきました。
さっきの子が来るのかな、と思っていたら、キハ54ちゃんが来てくれましたよ。
(冷静に考えれば、タイムスケジュール的にはそりゃそうだわな…。)
やっぱり留萌本線にはこの子が似合います! -
54ちゃんは、宗谷本線上でも見られますので、より親近感もありますね。
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で、意気揚々と乗り込むと…。
誰もいない…。
コロナの影響、なのか、普段からの日常の光景なのか…。
こんな状態なので、現状の日中時間帯の留萌本線は感染リスクゼロ、だと思いますね。感染が大きく広がっているエリアからのご訪問は躊躇われるかと思いますが、是非、北海道ご在住の方にはこんなご時世ではありますが、安心して留萌本線を利用して頂ければな、と思います。(寧ろ札幌圏等ご在住の方々はうつす側にならないよう、くれぐれもご配慮下さいね。) -
この列車は、北秩父別は通過でした。
ここはまだ乗降したことがないな。
色々と次の留萌本線旅に向けての構想が拡がってきますね。北秩父別駅 駅
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沖里河・イルムケップの山並みが近づいてくると、そろそろ深川だな、と実感しますね。
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で、秩父別に到着。
本当はここで下車して温泉にでも入ろうかな、とも迷ったのですが、石狩沼田で用意されていた常備券を記念に残したくて、今回は深川まで乗り続けることにしました。秩父別駅 駅
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そして名前が可愛い北一已駅。
これは”いちやん”と字面に忠実に発音する人と”いちゃん”と発音する人の双方がいらっしゃるように思います。北一已駅 駅
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実はここもまだ乗降経験がないので、諸先輩方に怒られませんよう、そのうちきちんと調査しないとな…(;^ω^)。
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で、最後に北一已駅を後方から見届けてから…。
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左手にはコップ山や…。
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深名線跡の様子などを眺めているうちに…。
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深川に到着。
深川駅 駅
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54ちゃん、さいなら~。
またどこかでお会いしましょう。 -
で、予定通り、無効印処理して頂いた上で、”札沼南線”ラストラン日付での”札沼北線”起点駅発の常備券を無事ゲット。
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この先はどうしましょうか。
因みに、深川から和寒までは直買いしてはいけません。
近距離なので、途中下車も出来ませんし、旭川での乗り継ぎは通常待たされることが多いので、改札外に出る必要がありますし、何よりも、旭川で分割した方が安い(750+860=1,610円)からです。
因みに、純粋に運賃分割、という意味では、実は比布分割がお得かも。
(1,130+440=1,570円) -
深川駅の外観。
ここは今のところは昔からあまり変わっていませんね。 -
コンビニが不便な滝川と違って、深川には駅至近にタヌキコンビニがあるのが便利。鳥ポイントを利用して、お試し引換券商品でも購入しましょう。
因みに、以前、さっぽろ雪まつり開催期間中に綴った旅行記内で、それとなく鳥ポイントのキャンペーンのことを綴らせて頂き、3万ポイント当たるといいな、等と呟かせても頂いたのですが、何と、本当に当たってしまいました( ´∀` )。
但し、贈呈された鳥ポイントは3か月間の期間限定ポイントのため、6月末日までに使い切らなくてはいけません。通販やタヌキコンビニなどで大分使って、残りはあと半分を切る残額となりました。 -
でここからの旅程の話。
上述した通り、橋本町→碧水市街で乗車した際に購入した中央バスの回数券がまだ十分に余っていますので、ここではそれを消費するために中央バス(正確には空知中央バス)の深旭線を利用して旭川に向かうことにします。
JR深川駅からは徒歩2分ほどの距離にあるこちらのバス停から乗車予定。 -
但し、バスが来るまではまだ1時間以上ありますので、このバス停傍にある、バス待合所の機能も有しているプラザ深川にて時間を過ごすことにしましょう。
建物自体が旧拓銀深川出張所として運用されていた歴史的建造物となっています。プラザ深川 名所・史跡
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テレビも設置されていますが、やっぱりコロナ関連のニュースばっかりでうんざり…。
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で、30鳥ポイントでゲットしたこちらの飲み物で喉を潤しながら、タイムスケジュールや運賃などをここに据えられていた紙製時刻表で再確認。
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で、そういや、新十津川で札沼線の新聞みたいなのを100円で購入したことを思い出し、テーブルがあったことを幸いに、ここでそれを拡げてみることに。
新聞、とはいえ、このような巨大な一枚編成の八つ折となっていました。 -
裏面右側には、沿線各町長のコメントが綴られています。
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そして、左側には札沼線の歴史が綴られています。
これは勉強になりますね。 -
実はこの深旭線という中央バス路線は、途中納内六丁目というバス停を経由しますが、このバス停の最寄にあるのが、和寒に向かう際にも利用できる高速「なよろ」号の納内バス停です。
ここで乗り継ぐことが出来れば、深川十字街→納内六丁目が350円、高速納内→和寒が970円と、合計1,320円で移動できるんですが…。
名寄行きの高速「なよろ」号が高速納内を通過するのが15時55分予定。
私が現在待っている旭川行きの路線バスは深川十字街16時1分発予定なので、全然間に合いませんね。その後の便、ということになると、20時20分まで待たないといけない(真ん中のグリーンの便は土日限定運行便(それでも19時20分発だけど)なので、本日は利用不可)ので、本日は諦めましょう。 -
で、本日残すのはバス旅程のみ、なので、本日の鉄道旅程としての切符を再確認。
まあ、左下の新十津川→下徳富に関しては実際には乗車していないので、新十津川駅入場券としての感覚で眺めて頂ければ幸いです。 -
深川十字街バス停は方面別にバス停場所が異なりますので御注意下さいね。
旭川に向かう際はこのバス停を利用しますが、向かいにはドコモショップが。
北海道内のドコモショップでは、ここ数年、よくd払いやdポイントを道内加盟店舗で500ポイント以上消費したレシートを見せると300ポイントプレゼント、みたいなキャンペーンを定期的に行っていますが、深川では駅前にタヌキコンビニとドコモショップが傍にあるので、案外こうしたキャンペーンを利用したい際には使い勝手が良さそうな駅だなと思います。 -
で、バスがやって来ました。
路線バスだから空いているかな…。 -
と思いきや、このバスは事前に深川高校前とかを経由している関係で、学生さん達の利用が多い路線でもあります。
深川エリアの高校は、このご時世下でも休校していなかったようですね。それなりに混雑している(まあ、立ち客が出るほどではないけど…)車内なので、今一度マスクを再チェックです。 -
で、本当は高速バスに乗り継ぎたかった納内6丁目を経由し…。
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先程のリサーチでは、深川十字街→旭川駅前は730円となっていましたので、200円回数券3枚と小銭130円を用意して下車に備えます。
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旭川市街地に入ると、目の前に白く輝く大雪山系が望めるようになりました。
本日は4月にしては珍しい好天に恵まれましたので、一日中、各所の山の景色を見るのに飽きることがありませんでした。 -
で、別に旭川駅前まで乗っても良かったんですが、街並みの様子も見ていこうと、一つ前の停留所、1条7丁目で下車します(運賃は同額)。
たい夢 旭川A.s.h店 グルメ・レストラン
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夕刻の買物公園通り。
例年なら、こんなに天気が良ければもっと多くの方が歩いてそうな一日でしたが…。
旭川に関しては、それなりの感染者数が出ています(札幌圏程ではないけど…)ので、やはり外出を控えていらっしゃる方が多いんでしょうね。平和通買物公園 名所・史跡
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という方は、献血をされる方も激減しているようでして…。
全部の血液型の不足を告知する幟が駅傍に並んでいました…。 -
で、駅前イオンでお買い物をした後、17時20分発の名寄行き道北バスに乗車し、和寒を目指します。
本日の旅程ではもっと夜遅くになるかな、と思い、帰りは旭川からJRかな、と当初は思っていました(旭川駅前発名寄行き道北バスの最終は18時20分)ので、まさか、これに乗れるとは思っていませんでした。しかも、一本早い便に。旭川駅 駅
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でも、夕刻ということもあって、流石にバスの車内はそれなりに混雑します。
ここでも今一度マスクをしっかりチェックして、感染リスクに備えましょう。
まあ、それでも大都市圏に比較すると、笑われてしまうようなレベルなんだろな…。 -
ここで歩数計をチェックしてみると、この時点でこんな感じ。
本日は結局26,000歩近くの数値で終えました。 -
で、この日の感染者数発表の状況を確認。
遂に東京都内の感染者数が1日200人を超えてしまったみたいですね…。 -
で、午前中の札沼線最終運行関連の記事を各社確認していきます。
こちらは、私が見ることのなかった、石狩当別駅での様子のようですね。 -
こちらは新十津川駅での様子をUPされていますね。
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札沼線の一部区間、という表現にはちょっと違和感を感じますね。
残された”札沼線”区間も、これまでの愛称だった学園都市線が正式名称になりますので、札沼線、という呼称での歴史はもう本日付で終了してしまったんです。 -
記事の数々を読みつつ、ますます暗い気持ちになりながら、旭川市・比布町境にあるトンネルを越えて比布町域へと入ります。
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こういう日は、比布から眺める大雪山系がまた楽しみなんだよな~。
最近買い替えた安物の中古デジカメでは、上手に撮ることは出来ませんが…。 -
この日は大雪山系だけでなく、十勝岳連峰も望むことが出来ましたよ!
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更に両者の間にはトムラウシも。
これだけすっきりと山並みが望める日は、年間を通じても少ないので、この日はやっぱり、景色探訪という意味でも、旅をして良かったのかな、と、自身の不謹慎な行動を自己正当化したりしつつ…。 -
比布町内も今年は雪解けが早かったようですね。
こりゃ、田植え時期も早まるかもね…。 -
バスは塩狩峠を越えて和寒町域へ。
流石に峠付近はまだまだそれなりの残雪が見られますね。
でも今年は桜の開花も早まりそうだな…。塩狩峠 自然・景勝地
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塩狩駅方面への分岐を右手に眺めつつ…。
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峠を下ってそろそろ和寒市街地エリアが近づいてまいりました。
-
で、最後に車窓から和寒駅を確認し…。
-
ほぼ定刻に和寒BT(セコマの横)に到着。
まだ明るいうちに戻って来れるとは思わんかったな。
4月も半ばを過ぎ、随分と日も長くなったものです。 -
で、この日は朝に和寒駅舎前にケロアメちゃんを停めさせて頂いておりましたので、それを取りに結局は駅舎へと足を運びます。
和寒駅 駅
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丁度、下りの汽車がやって来るタイミングだったので、せっかくなので、お出迎え・お見送りをしていきましょうね。
-
停車中に前方へと移動し、もう一枚パチリ。
-
で、最後は逆方向を振り返ってお見送り。
さいなら~。 -
札沼線の歴史のことを思い続けた一日、でしたが、最後は沿線住民として宗谷本線の歴史を再度確認していきましょうね。
-
文字が小さいですが、拡大して和寒駅のことも是非読んでみて下さいね。
-
という訳で、最後はホクレンショップに寄って半額食材などを購入してから帰宅しました。
-
帰宅してみると、こんなものが届いていました。
おおっ、漸く届いたか、えきねっとポイントの交換商品(びゅう商品券1000円分)。えきねっともポイント制度がもうすぐ変更になるようなので、きっとこれが最初で最後のことだろうな。昨年の風っこそうや号の乗りまくりで一気に貯まったえきねっとポイントのことを思い出して、静かにほくそ笑む中年のおっさん一人。 -
という訳で、本日の旅程はすべて終了。
そういえば、新十津川郵便局では、手持ちの旅ノートにはこちらを押印させて頂きました。上のは2月の訪問時に押してもらったものですが、本日のは下方、本当のラストラン日の日付で、ある意味、”葬式鉄”としての側面から、敢えて弔事切手を購入して押印して頂きました。
という訳で、突如決まってしまった札沼線の最終運行に立ち会う目的の日帰り旅の様子を綴らせて頂いた本旅行記はこれにて終了となります。
本旅行記の内容のような旅は、緊急事態宣言下では不謹慎だ、と思われた方も多かったと思います。そうした点に関するご意見・苦情なども真摯に受け止めたいと思いますので、是非、お寄せいただけましたら幸いです。今後の旅や旅行記作成に対して、出来るだけ前向きに対処させて頂きたいと思いますので…。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。
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この旅行記へのコメント (11)
-
- wancoさん 2020/04/30 01:56:50
- 新十津川町 札沼線
- ケロマニさん ありがとうございました。
- ケロケロマニアさん からの返信 2020/04/30 06:16:37
- RE: 新十津川町 札沼線
- wancoさん、おはようございます。
ご丁寧に有難うございます。
札沼線はなくなってしまいましたが、月形・浦臼・新十津川の歴史はこれからも続いていきます。是非、沿線の街の今後の支援も、何卒よろしくお願い申し上げます。
byケロマニ
> ケロマニさん ありがとうございました。
>
-
- ザリガニ大王さん 2020/04/22 15:49:07
- ありがとうございました
- 巻頭の懸念、充分理解いたします。
それを超えての出発は、且つて訪れたことのある鉄の旅人に
少しでも伝えんがためと決意されてのこと。
感涙です。
それにしても、いつも出迎えてくれた保育所の園児の姿はなく
さみしい限りです。
最後はケロさんとともに泣いてしまいました。
この様子はニュースでも見ましたが、この記事を見て改めて実感がわきました。
この駅も南清水沢の駅の様に活用されると良いです。
ありがとうございました。
- ケロケロマニアさん からの返信 2020/04/23 00:55:03
- RE: ありがとうございました
- ザリガニ大王さん、こんばんは。
今回の旅路は、このご時世ですので、色々な複雑な思いがありましたが、そう仰って頂けて嬉しいです。どうも有難うございます。
あのような最期の瞬間を迎えるとは全く予想していませんでしたが、あれから数日が経過し、今振り返ってみると、あれはあれで、普段は見向きもされていなかった札沼線らしい終わり方だったのかな、とも思います。
かつては某テレビ番組にも取り上げられた、あの園児のお出迎え・お見送り風景。
ほっこりする光景でした…。
あの子達が大人になった頃、この島にはどれだけの路線、どれだけの駅が残されてるのかを想像すると、悲しい未来ばかりしか見えてきませんね…。
何れにせよ、終わってしまったことを悔やむよりも、仰る通り、”南清水沢”型の運用がなされることを願っています。新十津川は特に鉄道で有名になった街でもありますので、個人的には、何とか”りくべつ鉄道”型の観光鉄道誘致の道は残されていないのかな、なんて、ちょっと思ってもしまうのですが、まあ、無理でしょうね…。
こちらこそ、拙い旅行記をご覧下さり、どうも有難うございました。
byケロケロマニア
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- S...t...e...Pha...n...i...Eさん 2020/04/20 13:43:41
- ありがとうございます(´;ω;`)
- ケロケロさん、こんにちは~
札沼線のラストラン、見届けにいってくださってありがとうございます!
ラストランだけを狙って乗りに行くのには反対ですが、ケロケロさんや、道内の方々、もしくは以前沿線に住んではったような方が名残惜しんで乗りに行くのは当たり前だと思っています。だから私のようなただのファンはそれ以前に乗るべきですよね。
夕張支線だけはほんまに特別枠でした。
今回の廃止前倒しについてはまさかって感じでびっくりしました。
マプトさんに教えていただくまで知らなかったんです~涙
かなり気になっていたので様子が見られて良かったです。
思っていたよりも人は少なかったようで、これで良かったような気もしました。
最後に花束をもらった方はいつもあの1日1往復区間だけでなく、札沼線を何度も往復運転してらっしゃった運転手さんですね。最後は絶対あの運転手さんに運転していただきたいと勝手に思ってました。私も何度もお世話になりました。
とにかく、長年走ってくれた札沼線におつかれさま、ありがとう、ですね。
私が2月末に札沼線に行ったときの旅行記はまだもうちょっと先になりそうですが、そのうちアップしようと思います^^;
(夕張支線も・・・;)
留萌本線にしろ、宗谷本線にしろ、走ってくれてるうちに出来るだけ乗っておきたいと思います!
ステファニー
- S...t...e...Pha...n...i...Eさん からの返信 2020/04/20 13:46:23
- 書き忘れました!
- 表紙の写真はもしかして、新十津川駅のホームからみた空じゃないですか?
(違ったらごめんなさい;)
ステキな写真ですね~
最後の日がいいお天気でほんまに良かったです^^
- ケロケロマニアさん からの返信 2020/04/21 08:01:09
- Re: ありがとうございます(´;ω;`)
- ステさん、おはようございます。
この度はメッセージを有難うございます。
札沼線、といえば、ステさんでしょうからね。こんなご時世でなければ、或いはもう一度乗りに来られていた、位の情熱をお持ちだったことでしょう。今までステさんの札沼線を始めとした、北海道内の鉄道関連の旅行記には、沢山の元気を貰いましたし、これからもその活動は続けて頂けるものと信じております。
ステさんは、遠慮し過ぎだと思いますよ( ´∀` )。十分に”半地元民”的、いや、多くの地元民以上に、JR北海道を利用して下さっていますし、私が凄いなと常日頃思っているのは、有効なフリーきっぷ利用時にも、敢えて応援の意味から、常備券や入場券などを購入されているお姿、あれはなかなか真似のできないことだと思います。是非、もっと自信を持って、偉そうに地元民的に振る舞って下さいね。ステさんにはその権利が十分にあります!
夕張支線に関しても、ステさんにとっては、あの南清水沢の”駅長”さんとのご交流が続いていることでしょうね。鉄道はなくなっても人脈は途絶える訳ではありませんので、是非今後とも楽しい旅をお続け下さいね。
顔をご覧になっただけで、運転手様が同定できるとは、流石ですね~( ´∀` )。あのシーンも感動的でした。
実は2月の札沼線旅の旅行記UPを躊躇われている、とのことで、心配しておりましたが、是非、私のようにもっとダメな状況でUPしている馬鹿者もいますので、安心してUPして頂ければ嬉しいです。
表紙の写真、気付いて頂けましたか!流石ステさんですね!!!
私にとっての新十津川駅って、やっぱりあの駅ホームの向かい側に並ぶ、あの防風林っぽいやつなんですよね。特に冬の晴天時に眺める白と青とのコントラストがたまらなく好きでした。
では、また!
byケロケロマニア
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- cicyannさん 2020/04/20 12:04:26
- 感激・ありがとうございます。。。
- コロナウィルスがまん延の中、札沼線のアップ
小さな声で「ありがとうございます。。。」
自分が行った気になれ、ラストランの雰囲気もバッチリ分かり感激です。
4月5.6日で愛知県から「札沼線乗車の旅」を計画しました。
が、コロナが心配で、泣く泣く中止に。
飛行機、ホテルはキャンセル・・・
18切符、2回分は捨てました(><)
昨年は、ラスト・ラン前に、夕張線乗車出来た事のに幸せを噛み締めています。
留萌本線も乗車したい!宗谷本線も乗車したい!
※宗谷本線は計画立てましたが、2018.9.6の地震で延期・・・
早くコロナがおさまってくれる事を、祈るばかりです。。。
本当に、本当に、ありがとうございました(^@^)
- ケロケロマニアさん からの返信 2020/04/21 07:46:55
- Re: 感激・ありがとうございます。。。
- cicyannさん、おはようございます。
この度はメッセージを有難うございます。
愛知の方なんですね!私も実は現在の実家が名古屋にありますので、親近感が沸いています( ´∀` )。今後とも何卒宜しくお願い致しますね。
元々4月上旬にご訪問予定だったんですね。そういえば、ご訪問予定日とその前日にはイベント列車が運行予定でしたが、それもコロナの件で運休になってしまいました。遠方からですと、色々な経費が掛かってしまいますよね。18きっぷ二回分、それは残念なことでした…(;´Д`)。
廃線前の夕張支線にも乗車されたんですね。あの時の夕張支線は最後は特別ダイヤで運行されていて、非常に盛り上がりましたよね。それに引き換え今回の札沼線は、本当に寂しい終わり方で、やっぱりコロナが憎いです…。
そうですか、宗谷本線の旅も、地震のために出来なかったんですね。まだ、留萌本線も宗谷本線も頑張って欲しいので、今後は是非、またスケジュールを見つけて遊びに来てくださいね!
沢山のお褒めの言葉、どうも有難うございました。厳しい意見を頂くかな、と、旅行記UP後、ドキドキの時間を過ごしておりましたので、とても嬉しかったです。
では、また!
byケロケロマニア
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- ねもさん 2020/04/18 20:48:19
- お久しぶりです
- ケロケロマニアさん
札沼線の最後を見届けていただいて、お疲れさまでした。後世に残る記録と思います。
札沼線が全線で運行していたのは、私が生まれてから中学生までの15年ほどだったのですね。おぼろげな記憶ですが、(函館本線と結構ダブっているようにみえる)こんなところに鉄道が走っているんだ!と子ども心に思いました。残念ながら、一度も乗ったことはありません。
釈迦に説法ですが、深川-和寒間は、比布に加えて新旭川でも切って3分割にすると、さらに安く1,530円で済みます。誰が作ってくれたのか、インターネット上の乗車券分割プログラム、私はいつも重宝しています。
- ケロケロマニアさん からの返信 2020/04/21 07:38:24
- Re: お久しぶりです
- ねもさん、おはようございます。
こちらこそ、どうもご無沙汰しております。
ねもさんは、”札沼北線”の現役時代をご存じなんですね。私が生まれる約半年前に廃止になってしまったので、勿論、思い出も何もない路線でしたが、今回改めて沿線を歩いてみて、殆ど当時の遺構が残されていないことに改めて驚かされます。月日の流れって、残酷なものですよね…。
運賃分割の件、なるほど、そういうプログラムが世の中には出回っているんですね。何かと便利な時代になりあした。昨年10月に新運賃になってから、近郊の運賃分割研究も、よりしっかりとし直さなければ、と改めて思いました。
感染者数としてはまだ少なめの数値のようですが、静岡の方の状況は如何でしょうか。世の中はこれを機に、登山を始めとしたアウトドアブーム、自然への回帰に向かってくれれば、これはこれで、”怪我の功名”とも言えそうですね。また、南アルプスに登りたいな…( ´∀` )。
それでは、また!
by今度行くとしたら、笊ヶ岳に登りたいケロケロマニア
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