守山旅行記(ブログ) 一覧に戻る
4月になったとある平日に連休を取った。ひと月に2回の連休希望を出すようにしているためだ。そこに店休日を加えた三連休を利用して冬の佐渡を訪れた。当時はまだコロナウィルスが日本でも発症が確認された程度だったために気にもしなかったのが事実であった。しかし昨今の被害拡大に外出自重が当たり前となっている。わからなくもないのだが家に篭っているにも限界があり、つい友達と連んでクラスター感染を引き起こす。いわゆる自爆行為であるが、感染拡大を防ぐために規制が強化されているのも事実である。その結果休業する店やテレワークを導入する企業が増えている。普段とは勝手が違う生活に戸惑う方も多いと聞くが、逆に店を開けておくために出勤しなければいけない販売職の人間からすると羨ましい限りである。出退勤時刻が決められており、時差通勤をしようものならば遅刻早退が待っていれば、生活が変わる訳でもなんでもない。それはそれで感染するのを待っているようにも見えてきた。これを自分の責任とされるのが所謂ブラック企業であろう。<br /><br />どうせ感染するならば自分に過失がある方が諦めがつく。何を今更というが会社や上司任せではどうしようもない。自らが責任を持って行動する、それが必要とされている時期に差し掛かっているのが現実だと考えている。しかし人が集まっている場所に行くことは小心者の私には出来ることではない。つまりひとりで〝三密〟の場所に行かずに気分転換を図る。そのことを念頭において非日常を作る。これが今の私が出来る唯一の〝休日の過ごし方〟に他ならない。<br /><br />こじつけになるが3月31日に最後の花見と称して笠原桜公園に行った。そして連休2日目の今日、天気に恵まれたことを理由に追加の〝花見〟を考えた。取り敢えず昼間の訪問で笠原桜公園を目指そうと自宅を出た。そんなところから〝なにげに旅〟が始まるのであった。<br /><br />令和2(2020)年4月7日火曜日<br />ハルに車を借りて出発する。取り敢えずは近くのローソンに立ち寄ってタバコを購入し、一息つく。自分の用件だけならば守山迄は40分の距離である。がこういう時に限って余計な指令が飛んでくる。古新聞と空き缶をリサイクルに出してこいと。ルートが変わるので嫌なのだが仕方がない。という訳でフレンドマート瀬田川店に向かう。リサイクルでポイント還元されるらしい。ただ勝手がわからない。古紙はわかったが缶は一本一本入れていかなければならない様子。こういう面倒臭いのは嫌いなのであるが、そんな気持ちが伝わったのか機械が途中で止まってしまう。理由はわからないが待っていても時間の無駄なので出発することにする。<br /><br />フレマでやっているから平和堂のやっていることだろう。マルゼン守山店にも設備があるようなのでそちらに行ってみることにした。<br /><br />湖周道路を走り道の駅草津でひと息つく。色々な店があることでも有名だが、それよりも話題になった〝風力発電機の撤去騒動〟の現場でもある。草津市が作ったものだが相変わらず滋賀県の市町村の税金の使途には呆れてしまう。話題作りのために作っただけなのかと機会があれば是非市長に訪ねたいと思う。まあそれはさておきせっかく来たのだからと店内を見て回る。ご飯ものなどもあったがあまり気を引くものでもなかったので諦めて先を急ぐことにする。<br /><br />ナビ通りに走り続けマルゼン守山店に到着した。どうやらこのスーパーマーケットマルゼンは平和堂の子会社になっているようだ。しかしCGC商品が並ぶなど平和堂の販売形態は違うようだ。しかし敷地内にあるリサイクルセンターは同じものであった。<br /><br />頼まれた野暮用は済ませたのでやっと自分の用件に戻ることができる。先ずはウェルシア滋賀守山店に立ち寄った。ここにはPUDOステーションがあり荷物の発送を無人で行うことができる。コンビニだと伝票の張り付けが面倒なのでこちらを利用した。このウェルシア滋賀守山店はちょっと異色なドラッグストアで、駐車場に本家かまどやニュー守山店がある。ちょうどお腹も減っていたが〝三密〟の飲食店に入るのは気が進まなかったこともあり、お弁当を購入することにした。のり弁大盛り430円、決して安いという値段ではないがたまに食べると美味しいものだ。ただお茶等の飲み物は売っていないようで、それはウェルシアで購入した。500円程で花見の弁当を済ませてしまう・・・なんと安上がりなんだろうと思ったりもした(笑)。<br /><br />お腹も膨れたのでいよいよ第一目的地である笠原桜公園を目指すことにする。前回日が暮れてからバスと歩きで向かった時は、バス停から遠い・・・というイメージがあったが車だと10分程で到着することができた。<br /><br />暗い場所に加え初訪問だったことから〝笠原桜公園〟だけが花見スポットだと思い込んでしまったが、公園に繋がる野洲川流域に約1kmに渡って桜が植えられている。そのため〝笠原の桜〟と一般には呼ばれていることを知った。界隈の桜と近江富士〝三上山〟とのコラボした風景をSNSスポットと述べたが正しくそうであった。河川敷の道が少しカーブしているが、そのポジションは有名らしくインスタ写真を撮っていると思しき女の子が場所を占領していたことからも理解できる。ただモバイルカメラのポートレートモードを使って背景を入れてしまうとマクロ撮影のようになり、背景となる桜や景色がボケ過ぎて人物が浮き上がってしまう。結局のところ中心となる人物の顔の〝大きさ〟が思いの外誇張されるので〝小顔〟には写らないのであるが、さほど自信があるのか気にも留めない様子であった。カメラマンの腕前ではなくカメラ機能が写真の出来を左右してしまうので注意が必要だ。私の場合確かに訪れた記録に自撮りをすることもあるが、あらかじめ顔の大きさを修正してごまかしているので、写真を見てビックリということもない。<br /><br />昨今のコロナ騒動で〝花見〟はご遠慮下さいと立て看板が置かれてあった。ただこの晴れ渡った天気と満開の桜を目の当たりにすると、数は少ないが〝お弁当〟を広げているグループも見受けられた。自粛要請という言葉には勿論強制力はない。かと言ってやっても良いかどうかは考えなければいけないものには違いない。晴れ渡る青空の下で気持ちが解放されるのは仕方がないと思う反面、数が少ないために個々のグループが目立って仕方がない。私自身普段ならば花見の時期に桜の名所を敢えて訪れることはない。酒盛りして楽しんでいる集団心理を理解することはできないことと、あの騒々しさが好きになれないのが理由である。そんな人物が敢えてこの時期に桜の名所を訪れているのは、単純に人がいないことを前提に考えていることに他ならない。なんとなく裏切られたような気持ちになったが文句を言っても仕方がないので、自分は写真撮影に勤しむことにする。インスタ映えする〝笠原の桜〟と〝三上山〟を位置を変えつつ撮りながら・・・。<br /><br />野洲川沿いに咲く笠原の桜並木の中にポツンと碑が建っている。水災記念碑の名前は野洲川の氾濫を後世に伝える役割をしているらしい。笠原の桜並木隣の野洲川は既に改修されたものであって暴れた野洲川ではない。というよりもは私自身野洲川の氾濫自体を知らないのでわからないのが現実だ。下流域の方が川底が高い天井川であったことが理由だが、今の景色からは想像もできない。そういう歴史があったことを心には留めておくことがせめてもの犠牲者供養となるのであろう。<br /><br />桜並木のエリアを出ると先日訪れた笠原桜公園に場所を移す。夜はさすがに誰にも合わなかったが、昼間は併設の公園で遊ぶ子供達を含んだ親子連れでそれなりの賑わいはあるようだ。勿論なにもなければもっと賑わっていたのだろうがそれはどうしようもないことだろう。ただやはり〝濃厚接触〟がクラスター感染の根源である以上、知り合い同士といえど桜の花の下で屯するのは如何なものかと思えてしまう。言い訳にするつもりはないが、ひとりをこよなく愛する私としては〝連む〟こと自体に嫌悪感を抱いてしまいがちである。それを他人に押し付けるつもりはないが、そこそこ人は集まっているので長居することもリスクがある。とにかく〝自衛〟はしなければならないので、暗かったが故に記録できなかったものをカメラに収め、次の場所へと移動しようと思う。目的地に到着するまでに立ち寄った場所に於いて時間を消費してしまっていることもあるために・・・。<br /><br />小一時間で笠原の桜を堪能し車へと戻る。次の目的地までは歩いても行ける距離だが、車を置いていくのも面倒なので敢えて車に乗って向かうことにした。蜊江(つぶえ)神社、神仏習合が色濃く残っている神社としても知られているが、なにより〝お蜊さま〟を崇めている神社だということが知る人ぞ知る珍しさで最近になって有名になった場所でもある。野洲川が決壊し神輿が流れそうになった際、多くのお蜊さま(タニシ)が神輿を守ったという伝承に基づいている。その当時は淡水域では食べられていたタニシではあったが、伝承に基づきこの地区では食しないものとなっている。勿論現在ではタニシを食すること自体が〝ゲテモノ〟と言われる時代ゆえそんなことも聞かないが、当時貴重なタンパク源とされていた時代には珍しいことだったのかも知れない。神社そのものの知名度は高くはないが、県や市指定の文化財も多いことからも歴史を感じられる場所でもある。さほど広くはない境内ではあるが、奉納された〝お蜊さま〟の石像等写真で切り取ると意外にインパクトがあると感じるものも多いように思う。笠原の桜を見たついでに立ち寄って後悔はしない場所であるに違いない。<br /><br />そんな感じで既訪地を再訪することができた。なので次の目的地へと車を走らせることにする。新庄大橋で野洲川を渡り、暫く進むと野洲市に入る。途中ファミリーマート野洲冨波店に立ち寄って一服し、コースを再確認することにした。<br /><br />     《次編に続く》

《2020.April》あみんちゅぶらり淡海を歩く旅そのXII守山・野洲・竜王前編~笠原の桜~

41いいね!

2020/04/07 - 2020/04/07

74位(同エリア290件中)

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

この旅行記のスケジュール

この旅行記スケジュールを元に

4月になったとある平日に連休を取った。ひと月に2回の連休希望を出すようにしているためだ。そこに店休日を加えた三連休を利用して冬の佐渡を訪れた。当時はまだコロナウィルスが日本でも発症が確認された程度だったために気にもしなかったのが事実であった。しかし昨今の被害拡大に外出自重が当たり前となっている。わからなくもないのだが家に篭っているにも限界があり、つい友達と連んでクラスター感染を引き起こす。いわゆる自爆行為であるが、感染拡大を防ぐために規制が強化されているのも事実である。その結果休業する店やテレワークを導入する企業が増えている。普段とは勝手が違う生活に戸惑う方も多いと聞くが、逆に店を開けておくために出勤しなければいけない販売職の人間からすると羨ましい限りである。出退勤時刻が決められており、時差通勤をしようものならば遅刻早退が待っていれば、生活が変わる訳でもなんでもない。それはそれで感染するのを待っているようにも見えてきた。これを自分の責任とされるのが所謂ブラック企業であろう。

どうせ感染するならば自分に過失がある方が諦めがつく。何を今更というが会社や上司任せではどうしようもない。自らが責任を持って行動する、それが必要とされている時期に差し掛かっているのが現実だと考えている。しかし人が集まっている場所に行くことは小心者の私には出来ることではない。つまりひとりで〝三密〟の場所に行かずに気分転換を図る。そのことを念頭において非日常を作る。これが今の私が出来る唯一の〝休日の過ごし方〟に他ならない。

こじつけになるが3月31日に最後の花見と称して笠原桜公園に行った。そして連休2日目の今日、天気に恵まれたことを理由に追加の〝花見〟を考えた。取り敢えず昼間の訪問で笠原桜公園を目指そうと自宅を出た。そんなところから〝なにげに旅〟が始まるのであった。

令和2(2020)年4月7日火曜日
ハルに車を借りて出発する。取り敢えずは近くのローソンに立ち寄ってタバコを購入し、一息つく。自分の用件だけならば守山迄は40分の距離である。がこういう時に限って余計な指令が飛んでくる。古新聞と空き缶をリサイクルに出してこいと。ルートが変わるので嫌なのだが仕方がない。という訳でフレンドマート瀬田川店に向かう。リサイクルでポイント還元されるらしい。ただ勝手がわからない。古紙はわかったが缶は一本一本入れていかなければならない様子。こういう面倒臭いのは嫌いなのであるが、そんな気持ちが伝わったのか機械が途中で止まってしまう。理由はわからないが待っていても時間の無駄なので出発することにする。

フレマでやっているから平和堂のやっていることだろう。マルゼン守山店にも設備があるようなのでそちらに行ってみることにした。

湖周道路を走り道の駅草津でひと息つく。色々な店があることでも有名だが、それよりも話題になった〝風力発電機の撤去騒動〟の現場でもある。草津市が作ったものだが相変わらず滋賀県の市町村の税金の使途には呆れてしまう。話題作りのために作っただけなのかと機会があれば是非市長に訪ねたいと思う。まあそれはさておきせっかく来たのだからと店内を見て回る。ご飯ものなどもあったがあまり気を引くものでもなかったので諦めて先を急ぐことにする。

ナビ通りに走り続けマルゼン守山店に到着した。どうやらこのスーパーマーケットマルゼンは平和堂の子会社になっているようだ。しかしCGC商品が並ぶなど平和堂の販売形態は違うようだ。しかし敷地内にあるリサイクルセンターは同じものであった。

頼まれた野暮用は済ませたのでやっと自分の用件に戻ることができる。先ずはウェルシア滋賀守山店に立ち寄った。ここにはPUDOステーションがあり荷物の発送を無人で行うことができる。コンビニだと伝票の張り付けが面倒なのでこちらを利用した。このウェルシア滋賀守山店はちょっと異色なドラッグストアで、駐車場に本家かまどやニュー守山店がある。ちょうどお腹も減っていたが〝三密〟の飲食店に入るのは気が進まなかったこともあり、お弁当を購入することにした。のり弁大盛り430円、決して安いという値段ではないがたまに食べると美味しいものだ。ただお茶等の飲み物は売っていないようで、それはウェルシアで購入した。500円程で花見の弁当を済ませてしまう・・・なんと安上がりなんだろうと思ったりもした(笑)。

お腹も膨れたのでいよいよ第一目的地である笠原桜公園を目指すことにする。前回日が暮れてからバスと歩きで向かった時は、バス停から遠い・・・というイメージがあったが車だと10分程で到着することができた。

暗い場所に加え初訪問だったことから〝笠原桜公園〟だけが花見スポットだと思い込んでしまったが、公園に繋がる野洲川流域に約1kmに渡って桜が植えられている。そのため〝笠原の桜〟と一般には呼ばれていることを知った。界隈の桜と近江富士〝三上山〟とのコラボした風景をSNSスポットと述べたが正しくそうであった。河川敷の道が少しカーブしているが、そのポジションは有名らしくインスタ写真を撮っていると思しき女の子が場所を占領していたことからも理解できる。ただモバイルカメラのポートレートモードを使って背景を入れてしまうとマクロ撮影のようになり、背景となる桜や景色がボケ過ぎて人物が浮き上がってしまう。結局のところ中心となる人物の顔の〝大きさ〟が思いの外誇張されるので〝小顔〟には写らないのであるが、さほど自信があるのか気にも留めない様子であった。カメラマンの腕前ではなくカメラ機能が写真の出来を左右してしまうので注意が必要だ。私の場合確かに訪れた記録に自撮りをすることもあるが、あらかじめ顔の大きさを修正してごまかしているので、写真を見てビックリということもない。

昨今のコロナ騒動で〝花見〟はご遠慮下さいと立て看板が置かれてあった。ただこの晴れ渡った天気と満開の桜を目の当たりにすると、数は少ないが〝お弁当〟を広げているグループも見受けられた。自粛要請という言葉には勿論強制力はない。かと言ってやっても良いかどうかは考えなければいけないものには違いない。晴れ渡る青空の下で気持ちが解放されるのは仕方がないと思う反面、数が少ないために個々のグループが目立って仕方がない。私自身普段ならば花見の時期に桜の名所を敢えて訪れることはない。酒盛りして楽しんでいる集団心理を理解することはできないことと、あの騒々しさが好きになれないのが理由である。そんな人物が敢えてこの時期に桜の名所を訪れているのは、単純に人がいないことを前提に考えていることに他ならない。なんとなく裏切られたような気持ちになったが文句を言っても仕方がないので、自分は写真撮影に勤しむことにする。インスタ映えする〝笠原の桜〟と〝三上山〟を位置を変えつつ撮りながら・・・。

野洲川沿いに咲く笠原の桜並木の中にポツンと碑が建っている。水災記念碑の名前は野洲川の氾濫を後世に伝える役割をしているらしい。笠原の桜並木隣の野洲川は既に改修されたものであって暴れた野洲川ではない。というよりもは私自身野洲川の氾濫自体を知らないのでわからないのが現実だ。下流域の方が川底が高い天井川であったことが理由だが、今の景色からは想像もできない。そういう歴史があったことを心には留めておくことがせめてもの犠牲者供養となるのであろう。

桜並木のエリアを出ると先日訪れた笠原桜公園に場所を移す。夜はさすがに誰にも合わなかったが、昼間は併設の公園で遊ぶ子供達を含んだ親子連れでそれなりの賑わいはあるようだ。勿論なにもなければもっと賑わっていたのだろうがそれはどうしようもないことだろう。ただやはり〝濃厚接触〟がクラスター感染の根源である以上、知り合い同士といえど桜の花の下で屯するのは如何なものかと思えてしまう。言い訳にするつもりはないが、ひとりをこよなく愛する私としては〝連む〟こと自体に嫌悪感を抱いてしまいがちである。それを他人に押し付けるつもりはないが、そこそこ人は集まっているので長居することもリスクがある。とにかく〝自衛〟はしなければならないので、暗かったが故に記録できなかったものをカメラに収め、次の場所へと移動しようと思う。目的地に到着するまでに立ち寄った場所に於いて時間を消費してしまっていることもあるために・・・。

小一時間で笠原の桜を堪能し車へと戻る。次の目的地までは歩いても行ける距離だが、車を置いていくのも面倒なので敢えて車に乗って向かうことにした。蜊江(つぶえ)神社、神仏習合が色濃く残っている神社としても知られているが、なにより〝お蜊さま〟を崇めている神社だということが知る人ぞ知る珍しさで最近になって有名になった場所でもある。野洲川が決壊し神輿が流れそうになった際、多くのお蜊さま(タニシ)が神輿を守ったという伝承に基づいている。その当時は淡水域では食べられていたタニシではあったが、伝承に基づきこの地区では食しないものとなっている。勿論現在ではタニシを食すること自体が〝ゲテモノ〟と言われる時代ゆえそんなことも聞かないが、当時貴重なタンパク源とされていた時代には珍しいことだったのかも知れない。神社そのものの知名度は高くはないが、県や市指定の文化財も多いことからも歴史を感じられる場所でもある。さほど広くはない境内ではあるが、奉納された〝お蜊さま〟の石像等写真で切り取ると意外にインパクトがあると感じるものも多いように思う。笠原の桜を見たついでに立ち寄って後悔はしない場所であるに違いない。

そんな感じで既訪地を再訪することができた。なので次の目的地へと車を走らせることにする。新庄大橋で野洲川を渡り、暫く進むと野洲市に入る。途中ファミリーマート野洲冨波店に立ち寄って一服し、コースを再確認することにした。

     《次編に続く》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
41いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (3)

開く

閉じる

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP