2020/04/07 - 2020/04/07
18位(同エリア126件中)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん
この旅行記スケジュールを元に
こじつけで始まった3月31日の笠原桜公園の花見。それで令和初めての春は終わるはずであった。が、外出規制や三密とダメだめの連呼が日常の当たり前と化した今日、気分転換にはどうすれば良いのかをふと考える。不要不急の外出は控えた方が良いのであろうが、三密に準ずる環境での仕事を余儀なくされている身としては、仕事以外で外出したくなるのは仕方がない。ただつるむことは避け慣れたひとり行動と、密室へは立ち入らない。そんな最低限のことは心がけて良い天気のもと散歩に出ることにした。
そんなこんなの第二章は夜桜を楽しんだ笠原桜公園から職場の同僚お勧めの隠れた桜の名所を目指すべく野洲市に向かう。ファミリーマート野洲冨波店でひと息ついて、年度末の道路工事で混雑する滋賀県道2号線を走り生和神社へと到着した。
生和神社という神社は初めて聞いた名称であった。旧村社郷社格の神社であれば仕方がない事かも知れない。ただ謂れを読むとかなり歴史ある神社であることを知る。平安時代に藤原氏の荘園であったこの地〝冨波荘〟に領主として赴任した藤原忠重。当時この地では〝人食い大蛇〟が住み着き、住人を苦しめていたそうだ。その大蛇を退治すべく忠重は旧領の大和国春日大社を勧請し、春日神社としてこの地に祀った。それを背景に忠重は大蛇に戦いを挑むが、退治はしたものの大蛇の持つ毒が体に回り亡くなってしまう。その恩恵を後世に伝えるべく祭神として忠重を祀った神社こそが生和神社の創建であるとされている。勿論伝承であり藤原忠重という人物も想像上の人物として記載してあるものもあり、単なる言い伝えだけなのかも知れない。また付近を流れる祇王井川は天井川であるが故に歴史上に於いて度々氾濫を起こしているらしい。そのため古の記録が残っておらず、創建の地から現在地に移設されたものであるということや、本殿や末社春日神社は江戸時代の改修記録が残っていることから国の重要文化財の指定を受けていること位しかわかっていない。しかし狭いながらも趣のある境内からはその歴史を漂わせるものとなっていることは間違いない。伝承等はともかく長年ご近所の氏子達が崇拝し、その気持ちから祇王井川の両脇に桜並木を作り、憩いの場としていることに疑う余地はない。写真を見れば一目瞭然で河川敷を利用した立派な桜並木だとは口が裂けても言えないが、その代わりに手作り感満載の桜並木を見ることができる。
ジモティ曰く近所の老人会あたりがこの時期に手入れをして行っているらしい。見た感じもう少し手を加えればもっと良くなるように思えるのだが、そこまでは人の手が足りない様子。お金を注ぎ込んで立派なものを作り出し、多くの観光客を呼び込める場所ならばともかく、駐車場もない場所ゆえ仕方がないのであろう。ましてや若者が手を貸すわけもなければ仕方がない。距離的には僅かな距離の桜並木、両側の通路を行って帰っても時間はかからない。ゴミ置き場の前の広場に路駐していたこともあり、適当な時間を見て立ち去ることにする。
所要時間は30分程度、祇王井川沿いの一角に桜が咲いている。あくまで川と道路沿いの桜並木ゆえ、例年でも〝花見の苑〟を開くのは難しそうな場所であった。今回は同僚の話に乗っかって訪れた場所のひとつでしかなかったが、もし来年の様子を聞くことだできるならば時間をかけて訪れようかとも思う場所であった。もっとも駐車場位はという意見もあるのであろうが、生和神社自体が冨波乙集落内にあり、またすぐそばには滋賀県道2号線が走っているためとてもじゃないがそんな余地はないという感じも受けた私だった。
《次編に続く》
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ひと息つけたので出発する。
ファミリーマート野洲冨波店 15:29(6.4km・37.5km・32.0km/h)
15:42 -
生和神社に到着する。
生和神社 15:48(1.3km・38.8km・32.0km/h)
16:20村の鎮守の神様だった。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん生和神社 寺・神社・教会
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生和神社、拝殿。
村の鎮守の神様だった。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん生和神社 寺・神社・教会
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生和神社、手水舎。
村の鎮守の神様だった。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん生和神社 寺・神社・教会
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生和神社、遷宮百年記念碑。
村の鎮守の神様だった。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん生和神社 寺・神社・教会
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生和神社の由緒書き。
村の鎮守の神様だった。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん生和神社 寺・神社・教会
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生和神社脇に流れる祇王井川。この場所の桜を眺めに来た。
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生和神社付近を流れる…。
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祇王井川に沿って…。
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イチオシ
ソメイヨシノの桜並木が…。
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植えられている…。
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史跡大岩山古墳群、亀塚古墳。
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由来文によると…
自然堤防上に所在。全長45m以上の帆立貝式古墳または前方後円墳で、周濠を備える。古くから土取り場となっていたため、墳丘の残存状況はあまり良くない。後円部の直径は33m前後、高さは現状で約5mを測る。形状が亀の形に似ており、字名の由来になっている。内部構造については明らかになっていない。かつて土取り中に石材が出土したと云われているが、詳細は不明。出土遺物は円筒埴輪や朝顔形埴輪、形象埴輪、須恵器などがある。5世紀末頃の築造。
国指定史跡(大岩山古墳群)、1985(昭和60)年指定。 -
何かいるようだ。
-
サギちゃんですか。
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堤防を歩いて行く。
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地元では有名処らしい…。
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祇王井川沿いは宅地化されている。
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生和神社の桜とたかティムさん。
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自然のつくりを利用している…。
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だが菜の花と桜もマッチするもんだ…。
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アングルを変えても良い感じになる…。
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下流方向へと歩いて行く…。
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桜の菜の花、そして提灯。
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造りは雑だが、手作り感はその分増す。
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浮いている提灯もまたをかし。
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それなりの古木ではあるが丁度満開であった。
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もうじき折り返し地点となる。
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振り向いても良い感じだ。
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橋を挟んでも桜は植えられていた。
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橋から振り返ると左右差がわかってしまうのは残念だ…。
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橋の上から。
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ズームアップ。
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イチオシ
橋を渡って対岸を歩き始める。
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余計なものも写りこむが立派な桜の木だ。
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こちらの方が桜の木が茂っている。
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天気が良すぎて桜の花が目立たないこともある…。
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大きな桜の木に出会う。
-
イチオシ
家は写りこむがこちらの方が風情がある。
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背景がごちゃごちゃしている方が桜は映えるようだ。
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家が写りこむのは残念だが…。
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切り取らない方が自然に見える…。
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イチオシ
結構足元まで咲いている…。
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しかし桜の花だけを切り取るのは難しい…。
-
イチオシ
間もなく桜並木が終わってしまう…。
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向こうの森が生和神社にあたる。
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この辺りが〝生和神社の桜〟と言ってもいいかも知れない。
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通りを一周してきたので…。
-
次の目的地へと出発する…。
村の鎮守の神様だった。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん生和神社 寺・神社・教会
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滋賀県立近江富士花緑公園にやってきた。
滋賀県立近江花緑公園 16:33(6.3km・45.1km・30.0km/h)
17:02滋賀県立近江富士花緑公園 公園・植物園
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