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これで、ここまでの中央アジア旅行記として終わりかと思いきや、実はまだまだ続くこのシルクロードを辿る旅♪<br />シルクロードのおさらいですが、中国の西安を出発地として、中央アジア、イラン、中東を経て、海路でローマへ続く、人と食と、宗教、文化を結んだ最古の道。<br />そもそもコンビニで見つけたお手軽な宗教入門みたいな本からきっかけに来てみたこの旅ですが、シルクロードのもう少し先まで進み「宗教」を考えてみようかと思ってます。<br />TAS/TLV18:50DEP/22:25ARRのHY303便(ウズベキスタン航空303便)で、タシケントからイスラエルはテルアビブのベングリオン空港へ向かいます♪<br />ムスリムが多数のウズベキスタンからイスラエルへのフライトが飛んでるのが、まずびっくりなんだがね(o゚Д゚ノ)ノソンナノアルンダ<br />たぶん他のどの日本人も辿らないであろうルートでイスラエル入り(笑)<br /><br />もう何度も言うけど、今回のこのスケジュールを組み立てるのに本当に苦労したんです。<br />費用をあまりかけられないので、ウズベキスタン航空だけを使って空路は全て繋げました。<br />自分を褒めてあげたい(笑)<br /><br /><br />さて、約6時間半のフライトでテルアビブに到着♪♪<br />まず最初の難関?は、イスラエルへの入国。<br />悪名高いテルアビブの出入国の手続きは、イスラエル初心者のこの私にも轟いておりまして、入国よりも出国のが厳しいと噂される謎仕様(笑)<br />…なら、ひとまず入国の今日は大丈夫か(;^_^A<br /><br />イスラエル国民は自動チェックイン機であっさりと手続きしていくけど、我々のような小市民は入国審査官の列に、閻魔大王の前に並ぶ罪深き罪人のごとく、延々と並びます。<br />審査官「イスラエルへようこそ」<br />審査官「イスラエルは初めて?」<br />審査官「何しに来たの?」<br />審査官「一人できたの?」<br />審査官「どこに行くつもり?」<br />審査官「誰かに会う予定あるの?」<br />審査官「どこから来たの?」<br />審査官「いつまでいるの?」<br />かなり身構えてましたが、意外にもたいした尋問も受けずあっさり入国。<br />これが、入国はそんなに苦労しない、ということかε-(´∀`*)ホッ<br /><br />とはいえ、アメリカの各空港並みの手続きの遅さでして、22:25着でバゲージをピックアップ出来て、外へ出たらもう軽く23:30は過ぎてました。<br />深夜ですけど両替屋さんも開いてたし、ATMもあるし、このへんはいつ到着しても問題なし。<br /><br />では、次なるミッションはエルサレムへの移動。<br />ベングリオン空港からエルサレムへは、直行のシュルート(シャトル)で簡単に来ることができますが、鉄道がないので公共交通機関はシュルート以外にバスしか手段が見つかりません。<br />タクシーは200シェケル(≒6500円)とか言ってるから諦めて、乗り合いタクシーにすることに。<br />シュルート乗り場は、空港の外で「シュルート!!シュルート!!」って叫んでるおじさんがいっぱいいるから、すぐに分かった。<br />シュルートなら64シェケル(≒2000円)で済むし、バスと違って連れてって欲しいとこまで行ってくれる♪<br />ただし、乗り合いなので10人くらい揃うまで出発しないのと、近い順に降ろしながら向かって行くので、若干時間は掛かります。<br /><br />最後から二人目の乗客となり、約1時間くらい掛かりながらダマスカスゲート前に降ろしてもらい、暗闇のエルサレム旧市街に到着。<br />24時を過ぎても、ゲートの内側にはライフル銃を持ったイスラエル兵が立っていて物々しい雰囲気。<br />だけどね、逆に考えるとずっと安全が保たれ、治安が良いということなのよ。<br />良いか悪いかは別として。<br /><br />さて、本日最後のアトラクション♪<br />エルサレム旧市街のダンジョン巡り(笑)<br />ドラクエ世代なら分かるあのダンジョン。<br />モンスターは出て来なかったけど、女の子は夜は無理な雰囲気です。<br />まぁ私は勇者なのでズンズン突き進む。<br />(装備は「ひのきのぼう」と「ぬののふく」ですけども…)←分かる人だけ分かればよい<br />15分から20分くらい、ダンジョンを彷徨いやっと見つけた今晩の宿屋。<br />ハシミホテルです。<br />旧市街の真ん中にある、バスルームとトイレが付いてるホテルです♪<br />真夜中のチェックインも、携帯で動画を見てる若者が店番してたから大丈夫です( ´^ω^)<br />アザーンが夜中と早朝に鳴り響く本格派の立地(笑)(暑いから窓を開けてたから大音量で丸聞こえ…)<br /><br />さて翌朝。<br />ハシミホテルからのエルサレムの眺めは最高でした。<br />朝もやの中の黄金に輝く岩のドームが目の前に見えて、宗教の本場エルサレムが一望出きるんですヽ(゚∀゚ヽ)ワーイ<br /><br />エルサレムは、キリスト教とイスラム教とユダヤ教の聖地とされていて、それぞれが信じる宗教と様々な人種とが暮らすカオスな土地。<br />それを理由に様々な問題を抱えて、度々戦禍に巻き込まれる原因でもあるんです。<br />問題を起こし、それを大きくするエルサレムでの宗教とはどういうことなのか?<br />遠い日本では分からないので、百聞は一見にしかずという事で直接触れてみることに。<br /><br /><br />では、まずはエルサレム旧市街にある聖墳墓教会から。<br />朝イチで攻めるのをオススメします♪♪<br />熱心な信者さんたちが、後から後からモリモリ押し寄せるエルサレム屈指の人気の教会だもんで。<br /><br />聖墳墓教会とは、あのイエス・キリストのお墓とされ、埋葬されている場所でございます。<br />ヴィア・ドロローサの10~14留もこの「聖墳墓教会」内部に設定されているのです。<br />まずそもそも、ヴィア・ドロローサとはなんぞや?からですけど、現在のヴィア・ドロローサには途中14カ所に「留」と呼ばれるステーションがあり、これはイエスが裁かれ、絶命するまでの出来事をそれぞれの場所を「留」として出来事ごとに設けられたもの。<br />第1留は総督ピラトの官邸跡地(現在はイスラムの学校校庭となっている)で、そこから旧市街の小路を進み、第9留でゴルゴタの丘に辿り着く。<br />第10~14留はゴルゴタの丘があったとされるここ「聖墳墓教会」内部に設定されているのです。<br /><br />そんなキリスト教の意義深い聖墳墓教会に、浄土宗の日本人が(と言っても爺さん婆さんのお墓が浄土宗の寺というだけのライトな仏教徒)行ってみるなんちゃって巡礼でございます(*`艸´)ウフフ♪

シルクロードにおける宗教や歴史文化の伝播について興味津々なのでイスラエル来てみた(宗教って何だろ?エルサレム前編8/28夕~8/29朝)10

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2018/08/24 - 2018/08/31

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旅行記グループ シルクロード巡礼の旅

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てつやん

てつやんさん

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これで、ここまでの中央アジア旅行記として終わりかと思いきや、実はまだまだ続くこのシルクロードを辿る旅♪
シルクロードのおさらいですが、中国の西安を出発地として、中央アジア、イラン、中東を経て、海路でローマへ続く、人と食と、宗教、文化を結んだ最古の道。
そもそもコンビニで見つけたお手軽な宗教入門みたいな本からきっかけに来てみたこの旅ですが、シルクロードのもう少し先まで進み「宗教」を考えてみようかと思ってます。
TAS/TLV18:50DEP/22:25ARRのHY303便(ウズベキスタン航空303便)で、タシケントからイスラエルはテルアビブのベングリオン空港へ向かいます♪
ムスリムが多数のウズベキスタンからイスラエルへのフライトが飛んでるのが、まずびっくりなんだがね(o゚Д゚ノ)ノソンナノアルンダ
たぶん他のどの日本人も辿らないであろうルートでイスラエル入り(笑)

もう何度も言うけど、今回のこのスケジュールを組み立てるのに本当に苦労したんです。
費用をあまりかけられないので、ウズベキスタン航空だけを使って空路は全て繋げました。
自分を褒めてあげたい(笑)


さて、約6時間半のフライトでテルアビブに到着♪♪
まず最初の難関?は、イスラエルへの入国。
悪名高いテルアビブの出入国の手続きは、イスラエル初心者のこの私にも轟いておりまして、入国よりも出国のが厳しいと噂される謎仕様(笑)
…なら、ひとまず入国の今日は大丈夫か(;^_^A

イスラエル国民は自動チェックイン機であっさりと手続きしていくけど、我々のような小市民は入国審査官の列に、閻魔大王の前に並ぶ罪深き罪人のごとく、延々と並びます。
審査官「イスラエルへようこそ」
審査官「イスラエルは初めて?」
審査官「何しに来たの?」
審査官「一人できたの?」
審査官「どこに行くつもり?」
審査官「誰かに会う予定あるの?」
審査官「どこから来たの?」
審査官「いつまでいるの?」
かなり身構えてましたが、意外にもたいした尋問も受けずあっさり入国。
これが、入国はそんなに苦労しない、ということかε-(´∀`*)ホッ

とはいえ、アメリカの各空港並みの手続きの遅さでして、22:25着でバゲージをピックアップ出来て、外へ出たらもう軽く23:30は過ぎてました。
深夜ですけど両替屋さんも開いてたし、ATMもあるし、このへんはいつ到着しても問題なし。

では、次なるミッションはエルサレムへの移動。
ベングリオン空港からエルサレムへは、直行のシュルート(シャトル)で簡単に来ることができますが、鉄道がないので公共交通機関はシュルート以外にバスしか手段が見つかりません。
タクシーは200シェケル(≒6500円)とか言ってるから諦めて、乗り合いタクシーにすることに。
シュルート乗り場は、空港の外で「シュルート!!シュルート!!」って叫んでるおじさんがいっぱいいるから、すぐに分かった。
シュルートなら64シェケル(≒2000円)で済むし、バスと違って連れてって欲しいとこまで行ってくれる♪
ただし、乗り合いなので10人くらい揃うまで出発しないのと、近い順に降ろしながら向かって行くので、若干時間は掛かります。

最後から二人目の乗客となり、約1時間くらい掛かりながらダマスカスゲート前に降ろしてもらい、暗闇のエルサレム旧市街に到着。
24時を過ぎても、ゲートの内側にはライフル銃を持ったイスラエル兵が立っていて物々しい雰囲気。
だけどね、逆に考えるとずっと安全が保たれ、治安が良いということなのよ。
良いか悪いかは別として。

さて、本日最後のアトラクション♪
エルサレム旧市街のダンジョン巡り(笑)
ドラクエ世代なら分かるあのダンジョン。
モンスターは出て来なかったけど、女の子は夜は無理な雰囲気です。
まぁ私は勇者なのでズンズン突き進む。
(装備は「ひのきのぼう」と「ぬののふく」ですけども…)←分かる人だけ分かればよい
15分から20分くらい、ダンジョンを彷徨いやっと見つけた今晩の宿屋。
ハシミホテルです。
旧市街の真ん中にある、バスルームとトイレが付いてるホテルです♪
真夜中のチェックインも、携帯で動画を見てる若者が店番してたから大丈夫です( ´^ω^)
アザーンが夜中と早朝に鳴り響く本格派の立地(笑)(暑いから窓を開けてたから大音量で丸聞こえ…)

さて翌朝。
ハシミホテルからのエルサレムの眺めは最高でした。
朝もやの中の黄金に輝く岩のドームが目の前に見えて、宗教の本場エルサレムが一望出きるんですヽ(゚∀゚ヽ)ワーイ

エルサレムは、キリスト教とイスラム教とユダヤ教の聖地とされていて、それぞれが信じる宗教と様々な人種とが暮らすカオスな土地。
それを理由に様々な問題を抱えて、度々戦禍に巻き込まれる原因でもあるんです。
問題を起こし、それを大きくするエルサレムでの宗教とはどういうことなのか?
遠い日本では分からないので、百聞は一見にしかずという事で直接触れてみることに。


では、まずはエルサレム旧市街にある聖墳墓教会から。
朝イチで攻めるのをオススメします♪♪
熱心な信者さんたちが、後から後からモリモリ押し寄せるエルサレム屈指の人気の教会だもんで。

聖墳墓教会とは、あのイエス・キリストのお墓とされ、埋葬されている場所でございます。
ヴィア・ドロローサの10~14留もこの「聖墳墓教会」内部に設定されているのです。
まずそもそも、ヴィア・ドロローサとはなんぞや?からですけど、現在のヴィア・ドロローサには途中14カ所に「留」と呼ばれるステーションがあり、これはイエスが裁かれ、絶命するまでの出来事をそれぞれの場所を「留」として出来事ごとに設けられたもの。
第1留は総督ピラトの官邸跡地(現在はイスラムの学校校庭となっている)で、そこから旧市街の小路を進み、第9留でゴルゴタの丘に辿り着く。
第10~14留はゴルゴタの丘があったとされるここ「聖墳墓教会」内部に設定されているのです。

そんなキリスト教の意義深い聖墳墓教会に、浄土宗の日本人が(と言っても爺さん婆さんのお墓が浄土宗の寺というだけのライトな仏教徒)行ってみるなんちゃって巡礼でございます(*`艸´)ウフフ♪

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
ウズベキスタン航空
旅行の手配内容
個別手配
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シルクロード巡礼の旅

この旅行記へのコメント (2)

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  • フィーコさん 2020/12/20 23:20:42
    イスラエルへ行かれたのね!
    てつやんさん こんばんは。

    個人旅行でエルサレム。
    多分私にはできないと思われるけど、行ってみたい地だから ほーほーなるへそとガイドブックのように見させていただきました。
    迷路のようにダンジョンですか。
    ハードル高そう。

    私の実家も夫の実家も浄土宗なのよ。
    私もナムナムしたいわ(笑)

    続きを楽しみにしております。

    フィーコ

    てつやん

    てつやんさん からの返信 2020/12/21 19:35:35
    軽い気持ちで行ってきました
    フィーコさん


    こんばんは!!
    コメントありがとうございます♪
    もう年の瀬ですね、今年はなにもやってない気がするんですよね(;^_^A


    〉〉〉
    個人旅行でエルサレム。
    多分私にはできないと思われるけど、行ってみたい地だから ほーほーなるへそとガイドブックのように見させていただきました。

    大丈夫ですよ♪
    行きたい気持ちさえあれば。
    安全だと思うんですが、女性だけで夜出歩くのは少しビビるかもしれません。


    〉〉〉
    迷路のようにダンジョンですか。
    ハードル高そう。

    これは、ホントに迷路でした。
    しかも夜なので方向感覚が無くなる感じがして…。


    〉〉〉
    私の実家も夫の実家も浄土宗なのよ。
    私もナムナムしたいわ(笑)

    あら(´^ω^)!!
    浄土宗仲間っすね♪
    といっても、意味なんて分かってないなんちゃって浄土宗徒ですが。
    南無阿弥陀仏ぅーーー(‐人‐ )


    てつやんでした

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