２０１９　レンタカーで巡る秋のスペイン【１１】　～コルドバ・メスキータ見学の後、コンスエグラ再訪～

2019/10/25 - 2019/10/25

昨夜の夫は熱も無さそうで、わりと良く眠っていた模様。
相変わらずお腹の調子は悪いままですが（涙）
いつもの海外旅行ではチンするだけのご飯や梅干しを持参しているのに、今回に限って持って来なかった事をひどく後悔しました。
お腹の調子が悪い時は、食べ慣れた物が良いよね。
次はフリーズドライのおかゆを持って行こうと思った、ちゃみおなのでした。

幸い夫も運転は出来ると言うので、予定通りの旅は出来そう。
まるまる観光出来るのは、この日が最後。
明日の午後には帰国の途につきます。

～～～～～２５日行程～～～～～
　７：３０　ホテルで朝食
　８：４０　メスキータ　無料開放の時間内に見学
　９：３０　メスキータ　見学終了
１０：００　コルドバのホテルを出発
１０：３０　スーパーで買い物（約２０分）
１４：４０　コンスエグラ　再訪
１５：２０　コンスエグラ　出発
※この旅行記は↑までを掲載します

１６：１０　トレド・パラドールにチェックイン
　トレド街歩き
２０：３０　パラドール内のレストランで夕食
　　就寝
～～～～～～～～～～～～～～～

エリア コルドバ(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
昨夜は夫もまあまあ眠れたみたいです。
7時半、ホテルで朝食を頂きます。
朝食会場の入り口ですが、今思えばメスキータそっくりのデザインになっていたのね。
メスキータは朝食の後、見学する予定です。

ユーロスターズ マイモニデス ホテル ホテル

8時半から１時間だけ、メスキータが無料開放されているので、それに間に合うように朝食を食べなくちゃ。
ちゃみお夫婦は朝食一番乗りでした(^_^)v

大きなホテルなので朝食のメニューも豊富。
パン、ハム、チーズ、フルーツ、卵料理など

ケーキもあるよ。

ここでもやっぱり「パン・コン・トマテ」
夫婦共々、これにすっかりハマってしまった。
パンが大量にありますが、2人分です。　

ハム、スクランブルエッグ、ウィンナー
これに生野菜があれば最高なのにね。贅沢は言えないけど。

ヨーグルト＆フルーツ
カットフルーツは食べやすくてGood！

ご馳走様でした。

お部屋に戻って歯磨きしたら、急いでメスキータに行かなくちゃ！

急いでホテルの目の前のメスキータに向かいます。

なかなか良い感じのショットです。

慌てていたので、メスキータの入り口の写真を撮っていなかった^^;
8時半からの無料開放に１０分ほど遅れた。
ちなみに、有料の時間の入場料は１０ユーロです。
ミサの時間だけ無料らしいけど、ミサは行われていなかったように思う。

全く予備知識も無く中に入ったら、とにかく驚いた。
広さと柱の数の多さに圧倒された。

メスキータ 寺院・教会

メスキータは785年に建設がはじまり、３回拡張工事が行われ、2万５０００人が収容できるモスクになったそう。

「円柱の森」と呼ばれているメスキータ内部。
柱の数は８５０本もあるそうです。

とにかく広い。

どこからどう見て回れば良いのか分からないほど、広い。

イスラム教とキリスト教が共存しているメスキータ。
ここにはキリスト像があります。

かつては１０００本以上柱があったそう。
８５０本でも凄いのに・・・。

見上げると天井も豪華！

豪華な祭壇。

あまりに凄すぎて言葉がない。

この広さが写真では伝わらないのがもどかしい。

ここはイスラム教かな。

ミフラーブ
メッカの方向を示しているそう。

細かい装飾が美しい。

アラビア語かな？

見上げると、ここも天井が美しい。

なんという美しさ。

すごいね～という言葉しか出て来ない。

天井も美しいので、見逃してはならないと上も見ていたら首が疲れた^^;

どこまで続くの～と思う奥行き。

立派な祭壇がたくさんあります。

「円柱の森」と言われるのも納得。

どこがどうとか説明出来ませんが、どこも凄いんです。
ここから上を見上げると・・・

天井も美しいでしょ！

多くの人が訪れて、みんな写真を沢山撮っていた。
夫はいつものごとく、どこの国の方か分からないけど女子３人組に写真を撮って欲しいと頼まれていた。
夫はよく頼まれるのです。

ここも天井が凄い！

増築された年代によってもちがうのか、場所によって雰囲気が違うのも面白い。

剣を手にした像も歴史がありそう。
詳しい事は知りませんが^^;

ここもまた上が凄い！

壁も細かい彫刻が施されています。
アルハンブラ宮殿も素晴らしかったけど、ここメスキータも素晴らしいわ。

ここはイスラム教ぽいね。

ここが主祭壇になるのかな・・・。

ステンドグラスも美しいです。

立派なパイプオルガンがあります。

近寄れないようになっていて、遠目にしか見られないのが残念。

夫も私も美しさに、ただただため息しか出ない状態でした。

こういう教会は初めてでした。

「円柱の森」は本当の森に迷い込んだような感覚になりました。

美しいステンドグラス。

このステンドグラスも美しい。

見学していると、パイプオルガンの演奏が聞こえて来ました。
練習されていたのかな？
ちょっとだけですが、録画したので雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。
こちらをどうぞ↓
https://youtu.be/On18G9n2V9A

演奏を聴いていたら９時半になり、外に出るよう言われました。
もう少し聴きたかったし、見学もしたかったけど、無料公開の時間は限られているので仕方ない。
退散です。

昨日夕方上った鐘楼。

青空に映えますね～。

二度目は無いと思うので、しっかりと目に焼き付けておかなくちゃね。

昔の人の知恵と技術は凄いなと改めて思います。
今のように便利な機械もないのに、これだけの立派な建物を建てられるなんて。

ホテルに戻りました。
ロビーには大きくて古そうなタペストリーがありました。

チェックアウトして、次の目的地に向かいましょ。

駐車場の出口が狭いので、私はぶつけないよう車外から見守る事に。
私達が出る前、ほぼ同じ大きさの車が出ようとしてガッシャーンという音を響かせていたので、用心しなくちゃと思ったのです。
夫はぶつける事無く、無事外に出ました。
でもサイドミラーを倒してギリギリの幅でした。
スペインの駐車場は狭すぎる。

メスキータ周辺は一方通行になっているので、チェックアウトする時フロントのお姉さんが出るルートを教えてくれました。

朝のメスキータ周辺は、レストランなどへ搬入するトラックが並んでいて大混雑。

途中、トラックでふさがれて進めなくなることもありました。

なんとか無事一方通行を脱出しました。
メスキータの屋根と鐘楼が見えてますね。
あんなにすごい建物だったとは・・・。

明日の午後には帰国だし、パッキング出来るのは今夜しかない。
という事で、スペインでの最後のお買い物しておかなくちゃ。
ばらまき用のチョコレートとかね。

訪れたのは「MERCADONA」というスーパー。
この地下駐車場の入り口のバーが上がらないので、どうしていいか分からず困った。一旦入り口から離れて、後続の車に先に行ってもらう事に。
するとバーは上がるじゃないの！
バーのすぐ近くまで寄らないと上がらない事が判明。
日本はもう少し早めに上がるので、こういうささいな事でも違いがあることを思い知りました^^;

これは駐車券。
レジで見せると、駐車料を無料にしてもらえます。

海外のスーパーでのお買い物もすっかり慣れている夫。
カゴを引きずって、お買い物♪
ちなみにスペインもエコバッグは必須です。

昔ほどの新鮮味は無いけれど、やっぱり海外のスーパーは楽しい♪
フルーツの陳列も色別になっていて美しい。
現地のビールを買いました。
パンも種類が豊富だな～。

お魚も新鮮そう。

お寿司のお弁当があったよ。
ニュージーランドでも見たっけね。
買って食べようとは思わないけど。

これは軽くカルチャーショックでした。
さすが生ハムの本場ですね。種類の多さにビックリ。
スーパーでこんなに生ハムがぶら下がっているのを初めて見た。
産地や豚の種類、メーカーによっても味が違うんだろうな。
私にその違いが分かるだろうか？ちょっと試してみたい気もした。

チョコレート、ビールなど色々お買い物しました。
その中で美味しそうなスムージーがあったので、買ってみました。
これを飲んで夫も元気になってくれると良いな。

マドリードに近づいて来ると、またアレがチラホラ見えて来た。
分かります？
黒い人影。

牛バージョンもある。

また人ですね。
これ、結構大きいんですよ。
アンダルシアでは見かけなかったから、マドリード方向に帰って来たんだなと実感します。
旅もそろそろ終わり。

スペインは広い。
というのを実感した旅でした。

途中トイレ休憩。
このサンドウィッチが不味かった。

今夜泊まるトレドに向かっていると、あまりにも天気が良いし通り道なので、２日目に訪れたコンスエグラへもう一度行ってみようという事になりました。
２日目に訪れた時は、今にも雨が降りそうな曇り空で残念な風景だったのです。

そのコンスエグラの風車が見えて来ました。

２日目に見たのとは全然違う！
今日は良い景色が見られそうです。

今回のスペイン旅行中、2回目のコンスエグラです。
1回の旅行中、同じ場所へ２度訪れたのは初めてでした。
前回とは違って日差しがあるので暖かい♪

やっぱり晴れているって良いね。

ラ マンチャの風車 (コンスエグラ） 史跡・遺跡

遠くまで見渡せて、良い景色♪
前回の曇り空とは全然違うわ～。

広島では絶対に見られない、広大な景色。
しっかり目に焼き付けておこう！

風車達も、心なしか暖かくて気持ち良い！と思っているような・・・？！

相変わらずお腹の調子は悪いままの夫。
熱が無いのが幸いです。
ちょっとは元気が出て来た模様。

屋根がもうちょっと綺麗な青だったらな～、と贅沢な事を思うちゃみおです。

2度目だけど、初めて来たような感動がある。

ちょうど人も少なく、写真も撮りやすい。

この寝転がっている人は何をしているかと言うと・・・

このお姉さんの写真撮影でした。
ヨガのポーズをしているのだと思います。
こういうところで撮影すれば絵になるよね～。
良い写真撮れたかな？

パッチワークのような景色が大好物のちゃみお。
季節によって畑の色も違うんだろうな。

まだヨガのお姉さんは頑張ってます。

スペインの青空は綺麗。

牧場のかほりがするな～と思ったけど、発生源はここだな。
ヤギかな？

これは三角点かな。
ここは本当に見晴らしが良い。

この辺りで周囲の景色を撮影したので、良かったら見て下さい↓
https://youtu.be/DTbUmQO1Tls
撮影中、ゴミをポイ捨てしてる現場をとらえてしまいました。
皆さん、ゴミは持ち帰りましょう！

どこまでも平らな大地ですね。
広島では見られない景色に出会えるから、旅は止められない。

２日目に訪れた時は、あまりの寒さに車からダウンジャケットを引っ張り出して着たけれど、この日は暖かくて薄着でした。
夫よ、早くお腹の調子も良くなると良いね。

残念、観光バスが来た。
しばらく賑やかになりそうだ。

オランダとスペインの風車は全然違うんだよね。
カッコイイのはオランダの方かな。

昔はクルクル回っていたんだろうね。

前回来た時とお天気も違うけど、この風車もちょっとだけ違ってた。
何が違うでしょうか？

風車の羽に帆がかけられてます。
その気になれば、回るのか？

お人形は健在でした。

それぞれの風車には名前が書いてあります。

1回の旅行中に同じ場所を２度訪れるというのは初めてでした。
でも来て良かった。
最高の青空です。

手を振るちゃみお。

1人とぼとぼと歩くちゃみお。

結局この中には入らなかった。
風車の並ぶ景色を見る事ができただけで満足です。

この風車群をしっかり目に焼き付けて・・・。

夫とは別のルートで歩き、ここで合流。

なごり惜しいけれど、次の町に向かいましょ。

お城の下の白っぽい建物は公衆トイレ（無料）です。
スペインではあまりトイレ代を払わなかったような気がします。

コンスエグラの風車群の麓の町。
なんとなく寂れた雰囲気です。

今夜がスペイン最後の夜。トレドに向かいます。

～～～～～続く～～～～～

この旅行記へのコメント （2）

• 前日光さん 2020/04/12 23:53:41

  メスキータ！

  こんばんは、ちゃみおさん
  
  オレンジとベージュ？の円柱、８５０本もあるなんて、すごいですね！
  迷路みたいですよね。
  迷いそうです。
  もうどこもかしこも、何らかの物で埋め尽くされていて、息をつくいとまもない、
  ま、これはヨーロッパの文化の特徴なのでしょうね。
  これだけ精緻な物たちを、よくもまぁ造ったものだとクラクラします。
  
  なんと言ったらいいのか分からないけど、とにかく凄い！といったようなことをおっしゃっていますが、私も同感です。
  日光東照宮の隙間のない美と共通するものがありますねぇ～
  
  アルハンブラ宮殿の方が、まだおとなしめだったかな？
  これは宗教の力なのかな？
  人間の創造意欲や精緻さを追求する意欲を、どんどん引き出すような、何らかの神がかり的なものが働いたとしか思えないような見事さですね！
  
  これを見た後で、青空に映えるコンスエグラの風車を見ると、正直ホッとしました。
  どちらかというと、こういった自然と同化したような風景の方が好きなので、コンスエグラの風車をまた見ることができて、私もよかったです！
  最後はトレドですか。
  トレドの泉って、聞いたことがあります。
  
  
  前日光

  ちゃみおさん からの返信 2020/04/13 20:29:12

  RE: メスキータ！

  前日光さん、こんばんは。
  
  一昨日から急に寒くなったと思っていたら、今日は中国山地で十数センチの積雪があったそうです。
  ４月とは思えない寒さです〜^^;
  
  > オレンジとベージュ？の円柱、８５０本もあるなんて、すごいですね！
  > 迷路みたいですよね。
  > 迷いそうです。
  > もうどこもかしこも、何らかの物で埋め尽くされていて、息をつくいとまもない、
  > ま、これはヨーロッパの文化の特徴なのでしょうね。
  > これだけ精緻な物たちを、よくもまぁ造ったものだとクラクラします。
  
  メスキータ、凄いですよね！入った瞬間、広さと柱の多さに圧倒されました。
  このデザインを考えた人も凄いですけど、建設に携わった人々も凄いなと思いますね。
  ヨーロッパの大きな教会を見る度、どうやって建てたんだろうと、いつも考えてしまいます。
  
  > なんと言ったらいいのか分からないけど、とにかく凄い！といったようなことをおっしゃっていますが、私も同感です。
  > 日光東照宮の隙間のない美と共通するものがありますねぇ?
  
  私の語彙力では表現しきれない、凄い建物でした。
  確かに東照宮の彫刻と通じる物があるように思えますね。
  
  > アルハンブラ宮殿の方が、まだおとなしめだったかな？
  > これは宗教の力なのかな？
  > 人間の創造意欲や精緻さを追求する意欲を、どんどん引き出すような、何らかの神がかり的なものが働いたとしか思えないような見事さですね！
  
  アルハンブラ宮殿も見事でしたけど、メスキータの方が派手さはあるかもしれません。
  最初はイスラム教のモスクだったらしいので、イスラムの力が大きかったのかもしれないですね。
  スペインの建物はアラブ風な物が多く、独特だなと思いました。
  
  > これを見た後で、青空に映えるコンスエグラの風車を見ると、正直ホッとしました。
  > どちらかというと、こういった自然と同化したような風景の方が好きなので、コンスエグラの風車をまた見ることができて、私もよかったです！
  > 最後はトレドですか。
  > トレドの泉って、聞いたことがあります。
  
  晴れているコンスエグラの風景は本当に素敵でした。
  ３６０℃広大は農地が広がり、１日中見ていても飽きないと思う程でした。
  再訪して良かったです。
  最後の町はトレドです。
  ここではちょっと面白い人との出会いがありました。
  「トレドの泉」ですか？
  泉のような物は見なかった気がしますが、見逃してしまってるのかも？
  
  　　　ちゃみお