2020/02/21 - 2020/03/05
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toroppeさん
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ツェルマットで天候が良くない日には、沢山あるハイキングコースを歩くことが多かったです
せっかく高いリフト券を購入しているのに、ただ街をブラブラしたり、部屋で過ごすのはもったいないので、多少雪が降っているくらいならハイキングをしている人は結構あります
日本人は滞在日数が短いため、曇天でもスキーをされるからでしょうか ? 過去一度も出会ったことはありません
今回は10日間の滞在中、強風、降雪の日があり、スキーをする感じではない日は、4回ハイキングに出かけました
街からは色々な冬のハイキング専用コースがあり、脚力に合わせて往復歩くか、ゴンドラや登山列車、地下ケーブルカーを利用して、登りだけ、下りだけを歩くこともできます
我が家は邪魔なので雪でも傘は使わずにスキー用の帽子だけで済ませますが、たまには傘をさして歩く人もいます
夏山は石や岩がゴロゴロして歩きにくいコースでも、雪道の方がむしろ歩きやすく、自分の足音や鳥のさえずりだけを聞きながら歩くのは、それはそれで気持ちの良いものです
ただし坂道や凍ったところでは、スリップに注意は必要なので、スノトレや長靴に取り外しできるスパイク付きのゴム底を装着すると、グリップ力が断然アップするので安全です
また、スキーをレンタルしているので、ストックがありますから、1本もしくは2本持って歩くと安全です
コースの概要は、ホテルや駅にある小冊子を見ればわかりますし、それぞれのコースには分岐点に道標があるので初めてでも大丈夫です
まあメジャーなコースは沢山の人が歩いているので心配はないと思います
=======
スイスは26回目、ツェルマットは15回目、そのうちスキーでは12回目となりました。どんだけスイス好きやねん ! と自分でも突っ込みたくなります
飛行機チケットはマイレージの無料航空券でしたが、前年に親族の病気や不幸が続いて、予約していたチケットを2度キャンセルしていたため、使用期限は今回がリミットとなっていました
そんな中、日本で新型コロナウィルス感染が広がる気配がありましたが、既に症状が無い人からも感染する「不顕性感染」の様相を呈していたので、何処にいてもリスクは避けられないのではないか ? と感じていました
またアジア人が旅行先で差別的な扱いを受けたという報道もありましたが、これはメディアが特殊な例を、あたかも何処ででも起っているかのように、大袈裟に報道しているだけだと、あまり気にはしていませんでした
まだよくわかっていないので不気味ということはあっても、それほど重症化率も死亡率も高くはないので、必要以上に恐れることもないのではないか
例が適切ではないかもしれませんが、車に乗る以上は事故のリスクはあるので、「だから車には乗らない」という選択もありだと思います
あえて危険なドライブはしないけど、普段と変わらない生活を送りたい、我が家はコチラの選択をしました
なので結果的に感染したとしても、自分が気をつけているつもりでも、ある程度はやむを得ないのかな、と言う感覚でした
ただ自分が知らぬ間に不顕性感染して、他人にうつすのも申し訳ないと言う思いもありました
ツェルマットはリゾート地であり、世界中からスキー客が集まります
リフトや街中はともかく、ゴンドラやロープウェイでは、短時間とはいえ密室なので気は使いました
寒いのでフェイスマスクはしてましから、他人の喋る反対方向を向いて、出来るだけ飛沫を避けていました
ドアやエレベーターボタンは、利き腕と反対で触るようにし、指で目や鼻、唇は触らない
食べたり飲んだりする前は、手洗いか消毒ウェットで手指を拭く、など日本でも気をつけるべき事は、現地でも注意を払いました
あとは日本で感染が急増して、日本への飛行機が運行停止になる、あるいは現地で自分が感染発症し、現地で足止めをくらう、それが一番の不安材料でした
<我が家が帰国便に乗った翌日の3月5日には、スイスインターナショナルエアラインは成田、関空-チューリッヒ間の減便を決めました>
なので、クレジットカード付帯の保険で、そういう事態になった場合、どこまで保険適用されるのか?などを電話してカード会社に確認を取りました
本人が発症して入院したり、飛行機自体が運行停止になり、当初の旅程が変更になってしまった場合は、本人分の滞在費、飛行機代などは補償されるとの事でしたが、家族の分まではダメとのこと
補償されるとしても、滞在が大幅に伸びた場合を考えると、当面のお金がかなり余分に必要なので、カードからおろせるように多目に銀行口座に入金もしました
他には、スイスの日本大使館の連絡先や、大使館からの情報がすぐに見られるようネットで検索しておき、準備をしました
個人旅行で海外に行くからには、ある程度のリスクを背負って行く、覚悟と言う程おおげさではないですが、まあこんな感じで出かけてきました
今後の旅行される方があれば、何らかの参考になれば幸いです
<2020.3.14現在、ツェルマットは、登山列車やロープウェイなど、残念ながら4月末まで運行停止となり、ゲレンデは閉鎖されました>
= 旅行記は以下に分けて記載します =
1.チューリッヒ前泊編
2.ツェルマット滞在編<ホテル、街、レストラン、クリーニングなど>
3.イタリア側チェルビニア・スキー編
4.ゴルナーグラード側スキー・夜景編
5.スネガ側スキー編
6.ツェルマット・冬のハイキング編
7.チューリッヒ後泊編
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルや駅などでもらえる小冊子
夏・冬のハイキングコース、時刻表、リフト券価格表などが出ているので、街に着いたら手に入れておくと良いです -
コチラに冬のハイキングコースが出ています
-
コースの概略
107から113 -
コースの概略
114から123 -
靴底につける滑り止め
前の方と後ろの方にスパイクがあり
凍結した雪でもグリップ力があります
Coop、Miglos、スポーツ店などで売っています
もう20年以上使ってますが壊れてません -
1回目
マッーホルン・グレッチャーパラダイスのゴンドラに乗り
街の一つ上のフーリまで乗車
今回は街の雪がほんとに少ないマッターホルン エクスプレス その他の交通機関
-
フーリ(1,850m)で下車して
すぐ下の道にくだります -
道標に沿って右へ
ゴンドラの下をくぐって進みます
ツェルマットまでだと1時間20分と書かれていますが
Furi-Moos-Winkelmatten 116のコースを行きましたので
2.6km、高低差197m 約45分の割と楽チンな下りのコースです -
リッフェルベルグへのゴンドラ中間駅を通り
ゴンドラの下をくぐって反対側の道路に進みます
この辺りはスキーヤーも滑ってますので要注意です
だいぶ下までくると 写真の分岐点
Winkelmattenまで25分の右に進みました -
道にはスリップ防止で木々を粉砕した粉が撒かれています
エコなアイデアですが大変な手間だと思いました -
林の中を横に進んでいくと
フィンデルンバッハ駅横の橋に出ます
向こう側から渡ってコチラに進みました
橋を過ぎたら下に下り
分岐点で更に左に下っていきます -
普通の道路に出たら
集落の間を真っ直ぐ下ってくると
Winkelmattenのバス停があります
歩いても30分程度ですが
今回はバスで帰りました -
レッドラインのバスがこの教会前でUターンして
駅方向の街中に戻ります
コチラ側からはゴンドラ駅にも停車しますし
各橋のバス停をへて駅前に行きます -
2回目は
ツェルマットから登りのお気軽コース
119番を歩きました -
119は
2.4km、往路1時間、復路45分、高低差244m
羊マークのあるものはお子様でもOKのコース -
マッターホルン・グレッシャー・パラダイス
ゴンドラ乗り場下の道にバス停があり
そこの右の坂道を登っていきます
ゴンドラに乗っていると
ここを歩いている人をよく目にします -
Zum See 35分の標識
コチラを右に登っていきます
最初からまあまあの坂道ですので
ゆっくり行きましょう -
少し進むと こんな墓標 ?
夏場はこの辺りから
マッターホルンの日の出を拝むと良い場所 -
さらに登っていくと
一段上の道の奥に小鳥の餌場があります
静かに待っていると
可愛い小鳥が沢山ついばみにやってきます -
少し進むと分岐点
人が来ている上の道に進むとZmutt
今回は左のZum Seeの方に下りました -
こんな橋を渡ると
そこからはまた急な登りが続きます -
坂の途中に分岐点
左に行くとBlatten
今回は右のZum See 10分
の方に登っていきました -
坂を上り切ると Zum Seeの集落
お洒落なレストランは予約で一杯な感じでした -
Zum Seeの集落を過ぎると分岐点
左に行き Furi まで 25分 -
かなりの急な坂を登っていきます
横には掴むためのロープもついています
下に見えるのがZum Seeの集落 -
上り切ってしばらく進むと
ロープウェイが見えてきます
1回目にも来た
ロープウェイ駅下の分岐点に到着です
ここまで50分かかりました -
ランチタイムは
以前にも来て美味しかった「レストラン フーリ」へ夏も冬も賑わう人気店 by toroppeさんレストラン フーリ 地元の料理
-
まずは喉が渇いたのでビール(2dl : 3フラン)がうまい
白ワイン(2dl : 9.4) -
以前にも食べた
これが食べたかったー
オニオングラタンスープ(12) -
ペンネアラビアータの1/2ポーション (18)
普通に美味い !!
昔と比べると
ツェルマットの食のレベル向上には驚きです
トータル43.2フラン
やはり物価は高いな
食材の移動コスト等を考えると仕方ないですかねー -
スープ、サラダなどのメニュー
-
パスタなどのメニュー
-
ワインリスト
-
アルコールも入ったし
もう歩けましぇーん ので
ゴンドラで1駅街まで降ります -
3回目は
WinkelmattenからFindelnを経てSunneggaに登るコース
112番 -
112番は
3.7km、往路2時間、復路1時間30分、高低差607m
羊マークのない大人向きのコースです
Findelnのレストランに予約を入れておき
ここに食べに行く人が結構あります -
まずはレッドラインバスに
ホテル・ペーレンの前の「Vispa」から乗車 -
Winkelmatten 行きに乗ります
「クラインマッターホルンのゴンドラ乗り場には行かないよー」
と乗車する時にドライバーに言われました
まさか日本人が歩きに行くとは思わなかったようです -
2回目のハイキング時の終点だった
Winkelmatten(1,672m)で下車し
今回はコチラの教会前からスタートします -
左のFindeln Ze Gassen 1時間25分 を目指します
-
この集落の間を鉄橋の方に登ります
突き当たりを左に進み
坂道の方に登っていきます
平坦な道はアパートに行く人の道です -
登山鉄道の線路をまたいで
さらに登っていきます -
線路をまたぐとすぐに
登山列車が登ってきました
道標を見ると
すでに15分歩いたことがわかります -
森の中に入ると
可愛いリスのお迎え
最初「誰か来たの ?」
みたいにキョトンとして見てましたが
人だとわかると慌てて走り去りました -
坂道から少し奥にコースからハズレて入ると
コチラの展望場所がひらけています
ハイキング1回目の日に歩いた鉄橋が眼下に見えます
マッターホルンと登山鉄道の写真を撮る絶好のポイントです
この日はあいにく マッタ 君は雲の中
クマッタ、クモッタ (笑) -
静かな森の中を進みます
風で木の雪がパラパラ散ってきて
綺麗でした -
ビューポイントにはベンチもあります
そうでもないポイントにもありますけど -
分岐点を上の細い道に行くと
Tiefen Matten経由でツェルマットという ややヘビーコース
このまま道なりに登っていきます -
約1時間20分でFindeln Ze Gassen 集落に到着
ホテルフロントから当日の朝予約してもらった
レストラン「Findlerhof」でランチテラス席なら予約は必須の人気店 by toroppeさんFindlerhof 地元の料理
-
マッターホルンは雲に隠れていても
皆さん外のテラス席の方が良いようでほぼ満席
私たちも外で他の人たちと相席で座りました -
野菜スープ(12フラン)
野菜の旨味があって美味しい -
本日のおすすめメニューにあったので
山の中でもフレッシュなのでしょうね
新鮮生かき4ピース(26)
日本の大きなカキみたいにクリーミィーではないけど
潮の香りがして小さいのも好きです -
コチラもおすすめメニューにあったので
ムール貝のアーリオーリオ(34)
手がベトベトになってめっちゃ食べにくいけど
ニンニクが効いて美味しい !!
あとミネラル(6)、白ワイン2dl(11)
トータル89フランは昼から贅沢なひと時です
この夜は屋台でソーセージ食べて終わりでしたけど -
本日のおすすめメニュー
-
メニューの一部
-
美味しいランチで大満足の後 ハイキング再開
集落を抜けて写真のスキーコースを横切り
さらに上に登っていきます -
酔っ払ってコケた
わけではなく
ジンジャークッキーマークをつけたつもりが
ミシュラン君みたいになってもーた がな -
さらに登ると
ランチの人気レストラン
テラスも含め席数の多いレストランですが
予約がないとまず入れませんので要注意シェ ブローニィ 地元の料理
-
雲が少しあがって
山々も見えてきました -
リフト沿いに坂を上り切ると
Findeln Eggen (2,117m)の集落に到着
真っ直ぐ道なりに行くとレストランなどあります
今回は左 Sunnegga 30分を目指します -
さらに坂道を登っていくと
8人乗りの小さなシャトル・ケーブルカー乗り場に到着
ここまで約1時間坂道で疲れているので
ここからの坂道を登らなくてすむのは助かります -
シャトルを下車してトンネルを通過します
-
コチラが出口です
-
出たところが
先日も来たスネガのレストラン
(写真は先日のスキーの時のもの)ビュッフェ バー スネガ 地元の料理
-
4回目は 121番
Zermatt ー Zmutt ー Furi を歩く
ツェルマットで1番の人気コース -
121番は
4.8km、往路2時間、復路2時間15分、高低差328m
と少し距離がありますので大人むき
ほとんど往路コースを登りますが
我が家は逆の復路コースをくだりました
くだりの方がスリップを用心するので
所要時間がかかるのでしょうね -
まずはマッターホルン・グレッシャーパラダイス
ゴンドラに乗って1つ上のフーリ(1,867m)まで乗車
その上が悪天候で運行停止のため
スキーヤーもほとんどいなくてガラガラです -
ゴンドラを降りた先の標識
右の Zmutt 50分 へ -
下部にツェルマットの街を見ながら進みます
-
最初の方には
洒落たシャレー、レストランなどもあります -
分岐点もありますが
道なりにどんどん進みます -
谷の対岸には
これから向かうZmuttの集落が見えます -
コチラの分岐点では
道なりに進むとStafelに行きますが
今回は下にくだりZmutt まであと10分 -
下ったところにある橋から
上流を見るとダムの管理事務所かな ? -
下流を見ると
川の水が凍ってハンパない -
Zmutt (1,936m)に到着
ここまで約45分
夏のハイキングでも立ち寄った
レストラン「Jagerstube Zmutt」で休憩夏も冬も人気のレストラン by toroppeさんJägerstube Zmutt 地元の料理
-
カウベル他の室内装飾が素晴らしい
ランチタイムは全て予約が入っており
それまでなら使っていいよって感じでした -
鹿の角もすごい数
歴史を感じる暖炉も稼動中
夏はテラス席だったので
室内は初めて見ました -
窓の飾りもいい感じです
-
ペパーミントティー(4フラン)
カフェメランジ(5.2フラン)
このクリームがまた美味い !! -
ドリンクメニュー
文字が特徴あり過ぎて
読みづらいんですけど -
ビールなどアルコールもありますが
まだ長距離残っているので・・・
60歳を過ぎて
我慢 ということを覚えました(笑) -
休憩を経て
集落の標識で左に進みました
ツェルマットまで1時間10分 -
ひたすら下ります
先ほどの店でランチするために
登ってくる人たちが結構ありました
かなり高齢者もいるのが驚きです -
この道標は
他では見かけないお洒落なもの -
雪がちらつきガスもかかり
周辺はモノトーンな風景となった中
この人のカラフルさが目立ちました -
なんともいえない
モノトーンな世界でした -
先日も通った分岐点
今回は道なりに左へ
ツェルマットの教会まで30分 駅まで40分
ゴンドラ乗り場までは10分くらいでした -
駅前に来ると
ツェルマットのマスコットキャラクター
黒鼻羊のウォーリー君が
愛嬌を振りまいてました
60過ぎのおばさんも大喜び !!ツェルマット駅 駅
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