2020/02/21 - 2020/03/05
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toroppeさん
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ツェルマットでスキー滞在中は、まず天気予報をみておき、一番お天気の日はイタリア側チェルビニア、2番目はスネガ、3番目がゴルナーグラード、スキーをしたくない程の曇天の日はハイキングをする
という感じで、我が家の優先順位がありますから、まずイタリア側には一度行けたので、次はスネガだなということで、この日はスネガ方面へ行きました
ツェルマットを代表する山「マッターホルン」の東壁と北壁が均等に美しい姿で見られるロケーションの良さがスネガ展望台(2,288m)の特徴です
地下を走るケーブルカー「スネガ・エクスプレス」に乗れば、約3分で到着するので、街からは最短時間で行ける展望台として人気の場所で、ランチだけを食べにくる人もいるほどです
更にゴンドラでブラウヘルト(2,571m)、ロープェイを乗り継いでトップのロートホルン(3,103m)まで登ることができます
スキーコースはスネガ方向だけでなく、谷間のガント(2,223m)に下る際は、美しい角度のマッターホルンを正面に見ながら滑る快適なコースです
ガントまで下りきった所からロープウェイで、反対側のホーテェリ(Hohtalli : 3,286m)に登れば、展望台からは素晴らしい眺望を眺めることができます
そこからゴルナーグラード側のエリアに向かって、横に移動することができ、逆にゴルナーグラード側からガント方面に滑ることもできるというように、この二つのエリアは相互に連絡するコースを使って移動ができるので、色々な楽しみ方があります
また、スネガから谷間方向に下ったところにあるフィンデルン集落には、スキーヤーだけでなくハイカー達にも人気のレストランがいくつかあるので、ランチタイムは予約なしでは入れないほど賑わいます
ツェルマットの街まで雪があれば滑っておりることもできますが、最後は細い道のコースになり楽しくないので、地下ケーブルでおりるようにしています
まとめた動画はコチラ
https://youtu.be/E1M2ljb3vWA
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今回でスイスは26回目、ツェルマットは13回目の訪問となりました
どんだけスイス好きやねん ! と自分でも突っ込みたくなります
飛行機チケットはマイレージの無料航空券でしたが、前年に親族の病気や不幸が続いて、予約していたチケットを2度キャンセルしていたため、使用期限は今回がリミットとなっていました
そんな中、日本で新型コロナウィルス感染が広がる気配がありましたが、既に症状が無い人からも感染する「不顕性感染」の様相を呈していたので、何処にいてもリスクは避けられないのではないか ? と感じていました
またアジア人が旅行先で差別的な扱いを受けたという報道もありましたが、これはメディアが特殊な例を、あたかも何処ででも起っているかのように、大袈裟に報道しているだけだと、あまり気にはしていませんでした
まだよくわかっていないので不気味ということはあっても、それほど重症化率も死亡率も高くはないので、必要以上に恐れることもないのではないか
例が適切ではないかもしれませんが、車に乗る以上は事故のリスクはあるので、「だから車には乗らない」という選択もありだと思います
あえて危険なドライブはしないけど、普段と変わらない生活を送りたい、我が家はコチラの選択をしました
なので結果的に感染したとしても、自分が気をつけているつもりでも、ある程度はやむを得ないのかな、と言う感覚でした
ただ自分が知らぬ間に不顕性感染して、他人にうつすのも申し訳ないと言う思いもありました
ツェルマットはリゾート地であり、世界中からスキー客が集まります
リフトや街中はともかく、ゴンドラやロープウェイでは、短時間とはいえ密室なので気は使いました
寒いのでフェイスマスクはしてましから、他人の喋る反対方向を向いて、出来るだけ飛沫を避けていました
ドアやエレベーターボタンは、利き腕と反対で触るようにし、指で目や鼻、唇は触らない
食べたり飲んだりする前は、手洗いか消毒ウェットで手指を拭く、など日本でも気をつけるべき事は、現地でも注意を払いました
あとは日本で感染が急増して、日本への飛行機が運行停止になる、あるいは現地で自分が感染発症し、現地で足止めをくらう、それが一番の不安材料でした
<我が家が帰国便に乗った翌日の3月5日には、スイスインターナショナルエアラインは成田、関空-チューリッヒ間の減便を決めました>
なので、クレジットカード付帯の保険で、そういう事態になった場合、どこまで保険適用されるのか?などを電話してカード会社に確認を取りました
本人が発症して入院したり、飛行機自体が運行停止になり、当初の旅程が変更になってしまった場合は、本人分の滞在費、飛行機代などは補償されるとの事でしたが、家族の分まではダメとのこと
補償されるとしても、滞在が大幅に伸びた場合を考えると、当面のお金がかなり余分に必要なので、カードからおろせるように多目に銀行口座に入金もしました
他には、スイスの日本大使館の連絡先や、大使館からの情報がすぐに見られるようネットで検索しておき、準備をしました
個人旅行で海外に行くからには、ある程度のリスクを背負って行く、覚悟と言う程おおげさではないですが、まあこんな感じで出かけてきました
今後の旅行される方があれば、何らかの参考になれば幸いです
<2020.3.14現在、ツェルマットは、登山列車やロープウェイなど、残念ながら4月末まで運行停止となり、ゲレンデは閉鎖されました>
= 旅行記は以下に分けて記載します =
1.チューリッヒ前泊編
2.ツェルマット滞在編<ホテル、街、レストラン、クリーニングなど>
3.イタリア側チェルビニア・スキー編
4.ゴルナーグラード側スキー・夜景編
5.スネガ側スキー編
6.ツェルマット・冬のハイキング編
7.チューリッヒ後泊編
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
地下ケーブルカー「スネガエキスプレス」の駅入口
スキーバスのバス停も前にありますスネガ エクスプレス その他の交通機関
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長い廊下を歩いて乗り場に向かいます
-
ケーブルカーなので傾斜がついた車体と乗り場
降りてエレベーターに乗るなら下の方で
出てすぐ出口に向かうには上の方で
乗るのが良いです -
終点のスネガから乗り換えてブラウヘルトへ
スネガの乗り場でケーブル駅を出てみぎに進みます
ゴンドラとリフトが混ざり合っているという珍しいスタイル
写真のブラウヘルト(2,571m)に着くと強風でロープウェイがストップしてましたブラウヘルト 山・渓谷
-
カミさんがトイレに行っている間に外に出てみました
こんな快晴でも風が強いとロープウェイは運行停止になります -
ブラウヘルトにはレストランがあり
好天時は外で立ち飲みする人達が多いです
(写真は2018年のもの) -
日光浴のデッキチェアーもあります
(写真は2018年のもの) -
少しすると風がマシになり
ロープウェイが動き出しました -
トップのロートホルン(3,103m)のレストラン
レストラン ロートホルン 地元の料理
-
ここの前はビューポイント
記念写真を撮る人たちであふれます -
最近はスイス各地の観光地にこんなフレームがあります
-
スイスの国旗と
ヴァリス(ヴァレー)州の旗が青空に映えます -
ワインを入れると
マッターホルンが上下反対むきに映りますよ -
レストランを背にしてスタート
前日の降ってしまった雪は
キュキュと音をたてて超気持ちいい
この下で右にカーブして行くと
マッターホルンが正面に現れます -
正面に見ながら下って行くと
ここの下に分岐点がありますが
まずは右に進むとブラウヘルトに着きます -
更にリフト沿いに真っ直ぐ下ると
スネガのレストランに着きます -
スネガ(2,288m)は天気が良いと
陽光が降りそぞぎ寒くないので
テラス席はいつも満席ビュッフェ バー スネガ 地元の料理
-
山小屋とマッターホルンと青空
心が和む風景です -
ワインを入れると
この通り反対むきに映りました
当たり前かっ(笑) -
ミントティー、レモンティーで8,4フラン
-
このお店の名がついた
カフェ・スネガはアルコールが入ってます -
休憩後は再度ゴンドラ、ロープウェイでロートホルンへ
そこから分岐点まで滑って
左のガントへ19のコース -
ここもマッターホルンをいい角度で眺めながら
ロングコースとなっており快適です
(写真は2018年で雪が多くて一段と綺麗でした) -
ガント(2,223m)からブラウヘルトにリフトで戻り
ロープウェイで再度ロートホルンに登り
もう一度同じコースを滑りました -
ガントに着いたら
今度は反対側のロープウェイに乗り
ホーテェリ(Hohtalli : 3,286m)へ登りました -
ホーテェリのトップからはダイレクトにガントに戻るコースと
ゴルナーグラード側の少し下部Gifthittli (2,935m)方向に
おりながら横に移動して行くコースがあります
コチラにはトイレもあります -
展望台もあり雄大な風景が楽しめます
-
ツェルマットのホテルの名前にもなっている
モンテローザ
山群の真ん中は氷河になっています -
モンテローザ群で一番高いのは
Dufourspitze(4,634m)
このあたりでは一番高い山です -
リスカム
下の氷河は下部でゴルナー氷河となります -
リスカム(4,527m)は
この辺りでN0.2の標高 -
マッターホルン・グレッチャー・パラダイスの
展望台からだとすぐ目の前に見えるブライトホルンは
てっぺんだけ雪を被り輝いています -
ブライトホルン(4,164m)は
24時間TVで土屋太鳳さんと障害者の男の子が登頂を試み
悪天候などで断念した山です -
やはりマッターホルンは別格の美しさですね
ここからだとスネガからよりも
東壁の見える部分が多くなります -
マッターホルン(4,478m)
左下に見えるドームがゴルナーグラードの天文台 -
コースのスタート地点に戻ると
左にチナールロートホルン(4,221m)
右にヴァイスホルン(4,506m)
薄い板状の雲が伸びてきました -
ダイレクトにガントに戻るなら28のコースですが
Gifthittliに行きたいので左の44のコースに進みました -
途中からは道のような緩斜面が続き
横に移動しているのが実感できます -
目的地に近づくと
この石が目立ちます -
穴があると
中にマッターホルンを入れたくなります
額縁効果 !! -
ゴルナーグラードから少し下ったGifthittli(2,935m)の分岐がコチラ
ここからもガントに戻れますが
左に行き36のコースでリッフェルベルグを目指しました -
ゴルナーグラード側で滑った時にも来た分岐点
ここから45のコースに行けばイグルー
今回は右の35のコースでリッフェルベルグに下りました -
リッフェルベルグ駅(2,582m)に到着
-
前回と同じく駅前のレストランへ
ビュッフェ & バー リッフェルベルグ 地元の料理
-
夕食はツェルマットの街のレストランを予約していたので
ランチはサラダの小プレート(8.9フラン)を2人でシェア -
小のお皿に自分の好きな物を乗せてレジで払います
ビール(5フラン)、白ワイン2dl(9)、サラダ(8.9)
トータル22.9フラン
アルコール飲むので、それなりにかかりますね -
マッターホルンに少し雲はかかってますが
お天気だと とにかく気持ちがいい !! -
ここからの写真はツェルマットでのスキー初日
強風でロートホルンーのロープウェイが運行停止だったので
ブラウヘルトから右に下ってPatrullarve(2,000m)に滑りました
途中でリフトの下をくぐって反対側に出る9のコースです -
途中にレストランがありますが
コチラはあまりメニューがないです -
裏側に進むとマッターホルンの見晴らしはいいです
(写真は2018年のもの) -
長いこと雪が降っていなかったので
コースはガチガチでしたし
曇ってきて斜面の凹凸もわかりづらいので
初日は早めに切り上げました
スキーはお天気と雪質で印象が全く変わりますね
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