2020/02/21 - 2020/03/05
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toroppeさん
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ツェルマットから上部へのルートで、一番ポピュラーなのは、駅前からゴルナーグラード鉄道で登る方法です
乗り換えなしで展望台まで行けるため、一年中観光客が途絶えないエリアとなります
ただ、普通に往復チケットを買うと1万円以上しますが、スキーの場合にはリフト券があれば何度でも乗れるので、他のエリアで滑ってからコチラに移動することも容易ですし、天気が良い日には、サンセットや星空だけを見に行くことも気軽にできます
ゆっくりとした速度でツェルマットの街並みを眺めながら登って行き、マッターホルンに次第に近づいて行く風景は、誰をも魅了するものとなっています
コチラのゲレンデからは別のエリアに滑って行くこともできますし、鉄道駅の一部だけを繰り返し滑ることもできますので、体力やレベル、当日の天候に合わせて色々と選択肢があります
リッフェルベルグに滑るコースの途中には、雪でできたかまくらのようなイグルーのホテル、バーもあるので、天気の良い日はマッターホルンを眺めながら、昼間からシャンパン、ワイン、コーヒーなど飲みながら過ごすのは至福のひと時です
またローテンボーデン駅からリッフェルベルグ駅間では、長いソリ専用のコースも整備されていて、駅で半日、1日のレンタルがあるので、年齢を問わず多くの人が楽しんでいます
まとめた動画はコチラ
https://youtu.be/E1M2ljb3vWA
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今回でスイスは26回目、ツェルマットは13回目の訪問となりました
どんだけスイス好きやねん ! と自分でも突っ込みたくなります
飛行機チケットはマイレージの無料航空券でしたが、前年に親族の病気や不幸が続いて、予約していたチケットを2度キャンセルしていたため、使用期限は今回がリミットとなっていました
そんな中、日本で新型コロナウィルス感染が広がる気配がありましたが、既に症状が無い人からも感染する「不顕性感染」の様相を呈していたので、何処にいてもリスクは避けられないのではないか ? と感じていました
またアジア人が旅行先で差別的な扱いを受けたという報道もありましたが、これはメディアが特殊な例を、あたかも何処ででも起っているかのように、大袈裟に報道しているだけだと、あまり気にはしていませんでした
まだよくわかっていないので不気味ということはあっても、それほど重症化率も死亡率も高くはないので、必要以上に恐れることもないのではないか
例が適切ではないかもしれませんが、車に乗る以上は事故のリスクはあるので、「だから車には乗らない」という選択もありだと思います
あえて危険なドライブはしないけど、普段と変わらない生活を送りたい、我が家はコチラの選択をしました
なので結果的に感染したとしても、自分が気をつけているつもりでも、ある程度はやむを得ないのかな、と言う感覚でした
ただ自分が知らぬ間に不顕性感染して、他人にうつすのも申し訳ないと言う思いもありました
ツェルマットはリゾート地であり、世界中からスキー客が集まります
リフトや街中はともかく、ゴンドラやロープウェイでは、短時間とはいえ密室なので気は使いました
寒いのでフェイスマスクはしてましから、他人の喋る反対方向を向いて、出来るだけ飛沫を避けていました
ドアやエレベーターボタンは、利き腕と反対で触るようにし、指で目や鼻、唇は触らない
食べたり飲んだりする前は、手洗いか消毒ウェットで手指を拭く、など日本でも気をつけるべき事は、現地でも注意を払いました
あとは日本で感染が急増して、日本への飛行機が運行停止になる、あるいは現地で自分が感染発症し、現地で足止めをくらう、それが一番の不安材料でした
<我が家が帰国便に乗った翌日の3月5日には、スイスインターナショナルエアラインは成田、関空-チューリッヒ間の減便を決めました>
なので、クレジットカード付帯の保険で、そういう事態になった場合、どこまで保険適用されるのか?などを電話してカード会社に確認を取りました
本人が発症して入院したり、飛行機自体が運行停止になり、当初の旅程が変更になってしまった場合は、本人分の滞在費、飛行機代などは補償されるとの事でしたが、家族の分まではダメとのこと
補償されるとしても、滞在が大幅に伸びた場合を考えると、当面のお金がかなり余分に必要なので、カードからおろせるように多目に銀行口座に入金もしました
他には、スイスの日本大使館の連絡先や、大使館からの情報がすぐに見られるようネットで検索しておき、準備をしました
個人旅行で海外に行くからには、ある程度のリスクを背負って行く、覚悟と言う程おおげさではないですが、まあこんな感じで出かけてきました
今後の旅行される方があれば、何らかの参考になれば幸いです
<2020.3.14現在、ツェルマットは、登山列車やロープウェイなど、残念ながら4月末まで運行停止となり、ゲレンデは閉鎖されました>
= 旅行記は以下に分けて記載します =
1.チューリッヒ前泊編
2.ツェルマット滞在編<ホテル、街、レストラン、クリーニングなど>
3.イタリア側チェルビニア・スキー編
4.ゴルナーグラード側スキー・夜景編
5.スネガ側スキー編
6.ツェルマット・冬のハイキング編
7.チューリッヒ後泊編
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
左は駅のレストラン
右がゴルナーグラード鉄道駅ゴルナーグラート鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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駅やホテルにある小冊子
周辺の案内や時刻表、リフト券価格表、ハイキングコースなど網羅されているので、どこかで手にしておくと便利です -
駅の待合室は前の列車が出発した後はガラガラ
入口入ってすぐ左のレーンは各駅停車
右のレーンから入ると
終点のゴルナーグラードまでノンストップです
自動ドアは5分前くらいに開きます
絶対に座りたいなら早めに自動ドアの前に並びましょう -
乗り口をあがるとスキー置き場があります
ストックは自分で持っておいた方が良いです
揺れるとゴチャゴチャに絡まってしまい
取り出しにくくなりますので -
スイスの登山鉄道はラックレイル式が多いです
写真のようなレールに車輪の歯車が噛み合います
このレールに入る時はスピードが落ちるのでわかります
どれくらいで ちびるのかは不明
こういう諸々のメンテ代を考えると高いのも納得ですね -
進行方向の右側に座ると
街並みとマッターホルンを眺めながら進みます
フィンデルバッハの滝駅を過ぎてトンネルを抜けた後のあたりで
今回は乗るたびに毎回 小鹿を見かけました
ボーッと生きてると気がつきませんよ(笑) -
終点(3,089m)に到着して列車から降りると
皆さん とりあえず記念写真など写しまくりタイムになります
上に見えているドームがホテルと天文台
その上部にある展望台からの見晴らしは360度の大パノラマ
通路を登って行くとエレベーターもありますゴルナーグラート展望台 自然・景勝地
-
展望台には山々の案内板があります
-
左がこの辺りで一番高いモンテローザ群(4,634m)
右がリスカム(4,479m)
その下が雄大な氷河 -
一団が滑り去ってから次の列車が到着するまでの間に
スタートするとコースがすいてます -
トップを降り鉄道の下をくぐるとコチラ
まずは左の道状のコースを下ります -
道状を滑り切ると
少し先に分岐点があり
まずは37のローテンボーデンのほうに滑りました -
鉄道の下をくぐり反対側に出ると
ローテンボーデン駅横のコチラになります
ここから線路沿いにソリ専用コースがあります
ソリはここの駅でレンタル(半日、一日)できます
スキーコースは初心者向きの38に沿って滑りました
斜度はないですが雪質が良くすいてますし
風景も良いので好きなコースです
ちびっ子のスクールもよくやっており
見ていると微笑ましいです -
リッフェルベルグ駅まで滑ったら
駅のすぐ右下からのリフトに乗って上がりました
降りた所がコチラ
リフトを降りて右に進み36のコースを滑りました -
リフトに沿って下って行くと
コチラの分岐点があります
イグルーに立ち寄るため45のコースを滑ります -
左がイグルー
-
左がイグルーホテル&バー
中央のドームは倉庫
その右はトイレ棟 -
カウンターで飲み物などを
オーダーしてもらいます -
メニューはコチラ
食べ物はフォンデューくらいだけ -
ミントティーとグリューワイン(ホットワイン)
グリューワインは赤だけでなく白もあります
今回は珍しい白をオーダー -
重い木のテーブルの下には
スキーの板が付いていて移動が簡単
灰皿はテントのペグみたいなので雪に挿します
どちらも発想が楽しい !
テーブル、デッキチェアー、ソファなどは自由に使えます -
イグルーホテル&バー
皆さん中に入って記念撮影 -
中に入ると見取り図がありました
右の独立したスイートにはプールも書いてありますけど・・・
暖かかったら雪溶けそうなんですけど
もしかして冷たいプールかっ ?? -
更に入ると
バーカウンターがありました -
写真はバーの内部
泊まる人いるのかなぁー
でも飾ってあった写真を見ると
夜は満天の星のようですので
それはそれは特別な風景は見られるでしょうね -
休憩してからリッフェルベルグ駅(2,582m)まで滑りました
写真のゲートを通るときにリフト券を反応させます
入口と出口は別になっています
ソリの人は滑ってきたら
またここから一駅のって繰り返し滑ります -
駅前にはレストランやホテルがあります
今回はランチでコチラのレストランへ
< 地図情報ではホテルのレストランになっていますが、そことは別で、コチラは駅舎のすぐ下にあるカフェテリア形式のレストランです)ビュッフェ & バー リッフェルベルグ 地元の料理
-
カフェテリア形式で飲み物やグラスをトレーに乗せ
食べ物はカウンターで上の写真や現物を見てオーダー
レジに行って支払うという流れです -
そんなにお腹空いてなかったので
スープのコーナーで自分で入れました
Barley soup(9.9フラン)は大麦の入ったスープで
お粥のような食感で美味しいです -
スープ(9.9)、パン(1.5)、白ワイン・ファンダン200cc(9)
トータル20.4フラン
これをカミさんとシェアーしたランチタイム -
これは別の日ですが
朝はゴルナーグラードへ行って1本滑ったものの視界が悪いので
クラインマッターホルン方面に移動したら風が強くて寒い
再度フーリからゴンドラを乗り継いでリッフェルベルグにまた戻りました
それからリッフェルアルプまで滑りました
最初の鉄道沿いの道コースはたいていアイスバーンなのですが
この日は前日の雪でコンディションも良かったです
ここから直滑降で下り切ったら右に進むとリッフェルアルプです -
コチラのイタリアンにランチに行こうと思ってきましたが
室内は予約で満席でした
この日は外は風が強くて寒そうでしたてので断念リストランテ アル ボスコ イタリアン
-
コチラがイタリアンレストランの入口
天候が良ければテラス席の方が混みます -
やむを得ず向かいの高級リゾートホテルへ
以前室内で食べた時は
金持ちのお嬢ちゃま達がパジャマでランチ食べてました(笑)リフェラルプ リゾート 2222M ホテル
-
コチラはホテルが壁になって風がないので
気持ちの良いテラス席にしました -
窓に映るマッターホルン
少し雲がかかってますが美しい -
この日は夕食を街のレストランで予約していたので
コチラでは軽く食べたかったところ
軽めのお料理メニューというのがありました
トリュフのパスタ (16フラン)は流石に美味しかったです -
ビーフクリアスープ(14フラン)も流石の上品なお味
帝国ホテルの結婚式とかで出るスープみたいな -
白ワインのファンダンもコチラなら高いかな ?
と思ったら1dlですが5フランと思ったより安目でした -
スープ、サラダなどのメニュー
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軽めのお料理メニュー
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ワインメニュー
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ホテルからリッフェルアルプ駅までは道のコース
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リッフェルアルプ駅(2,211m)から列車でくだりました
-
これは別の日ですが
天候の良い日にサンセットと星空を見に行きました
17:24発のゴルナーグラード鉄道で登り17:54トップに到着
夕暮れの西陽があたりはじめていました -
展望台のあたりは凍っていて滑るので
取り外し式のスパイクを持って行きました
通路には手で持つロープもつけてありますが
やはりスパイクもあった方が快適でした
COOPやスポーツ店で売ってます -
だんだんとオレンジ色に染まってきます
-
展望台の一番上に登って360度眺めます
紫色に変化して行き吸い込まれそうです
ここにはスパイクがない人は登れませんでした -
日が沈むと
徐々に暗くなっていきます -
日が沈みきると
次第に濃い紫に染まっていきます
山々のシルエットが美しい瞬間です -
星が出るまで少し時間があり寒いので
クルムホテルの入口に入って待避3100 Kulmhotel Gornergrat ホテル
-
ココのトイレの男性用の便器には
マトになるハエの絵が描かれていますので
思わず狙ってしまいます(笑) -
コチラにはショップもありますが
この時間は閉まっています -
星が出てきてしばらくすると
暗さが増すごとに見える数が増えてきます
リスカムの上部にオリオン座が見えてきました
真ん中の3つの下の星も肉眼でも見えました
iPhone11のタイマー撮影でもまあまあ綺麗に写りました
19:18発の列車で下り19:59にツェルマットに戻りました
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