2020/01/27 - 2020/02/08
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keithforestさん
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さて、本日はオペラを買ってございません。
午前中は北上して、メトロポリタン美術館の別館であるクロイスターを訪ねます。そしてまた今日も本館にお邪魔します。
夜は草臥れて、早くから寝てしまいました。
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42 St-Port Authorityの駅からA線地下鉄に乗り、一気に北上!
19駅目、約35分乗って、190 Streetで降ります。 -
190 Streetの駅で降りると、この駅にはエレベーターがあって随分深いところにある様子。マンハッタンの地下鉄の駅としては随分他の駅と異なるなぁと思った。
異なるわけで、この駅は実は冷戦時代にシェルターとしての役割も兼ねて設備されたいたらしい。知らなかったなぁ~! -
上の写真から外へ出てみると、こんな具合になっていて、降りた時は随分構えた駅だなぁと思ったわけだけれど、シェルターを兼ねていたと聴かされると、なるほどと納得しますね。
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190 Streetの駅前にバス停留所があって、そこへM4のバスが来る。このバスは32丁目から4番街を北上して、110丁目、つまりセントラル・パークの北辺を西へ取り、Broadwayを今度は北へとって、延々と上がってくる。9時から18時まではクロイスターをぐるっと回ってくるが、それ以外は190丁目で折り返してくるそうです。もっともクロイスターは午前10時開館で、11月から2月までは16時45分閉館、それ以外は17時45分閉館です。M4のバスは降りてくる時は、セントラル・パークの東側、つまり5番街を降りてくるわけです。
さて、それではクロイスターへ入りましょう。 -
修道院へ入っていくような雰囲気です。
それもそのわけで、フランスから移設された修道院の5つの回廊をここにくみ上げて建てたものだそうです。このあたりは丘陵になっていて、ワシントン・ハイツと呼ばれています。東京の光が丘地域が占領期に「ワシントン・ハイツ」と呼ばれていたことを思い出させます。 -
昨日の日付が入ったメトロポリタン美術館の入場券(シールをそのまま保管していました)を提示して「これでは入れますか?」とお伺いすると、「C」の入った日付のシールをくれます。
入り口にそのままクロークがあるのですが、外に出るところがあるというのでコートは着たまま上がりました。 -
正に欧州の各地からコレクションしたんだなと思わせる協会絡みの作品が目白押しです。
しかし、欧州に何度も足を運んだことがある人にとっては、どうしてわざわざこうしたものを持ってきちゃったんだろうか、という疑問が湧いても不思議じゃなさそうです。ここのコレクションの中核をなすものは、20世紀初頭に活躍したGeorge Grey Barnardという彫刻家の収集によるもので、これをロックフェラー2世が全て引き取ってメトロポリタンに寄贈したと説明されています。 -
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15世紀にドイツで作られたもののようで、「りんごを持った子どもの時のキリスト」
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ピエタそのものでございます。これもドイツから持ってきたもののようです。
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タペストリーを集めた部屋もあります。
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修道院の回廊そのものを持ってきてしまって、それをいくつも組み合わせてあるわけで、これは建てる時には結構難しいパズルのようだったのではないでしょうかねぇ。
回廊にはなんとガラスがはめ込んであって、中庭はガラス越し、という状態にしてあります。冬は寒すぎるのでしょうか。
夏にはこの中庭がカフェにもなるようです。 -
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正にどこか欧州の山中の修道院に来たようです。
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修道院の礼拝室だったのかも知れませんねぇ。
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こちらはスペインの、多分バレンシアからきたキリスト復活のレリーフのようです。
非常に細かい作業がなされていて、金箔、銀箔が施されていたようです。
とっても印象的なレリーフで、思わず写真を撮らないではいられない。 -
特にイエスの足下にいる人たちのレリーフがとっても良いのですよ!
なんだか、鎧兜を身につけているという雰囲気。
こりゃひょとしたらあれかなぁ、イエスが復活した時に居眠りしていた奴かな? -
ありゃりゃ!こやつも寝ておりますですぞ!
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あ、やつだけはイエスの復活を目の当たりにして拝んでますぞ!
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スペインから来たもので、フレスコ画をキャンバスに写したものだといいます。
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回廊の中庭でしょうに、屋根がかけてあります。
どうもさっきから、小さなスケッチブックを手にした、30歳前後とおぼしき男性と前後しております。
あとはスクールバスでやってきた小学生の一団。なにかというと「わぁ~!」と歓声を上げるので、ガイドのボランティアの方が「し~~ッ!」と人差し指を口に当てておられまする。 -
各種の柱が並んでいて面白うございます。
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外が寒いので、ガラスには結露しています。
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シクラメンが飾ってあって、なんだか外国にいる気分が致しませぬな。
この節、日本でもクリスマス前に買ったシクラメンがいつまでもガラス戸の中で咲いておりますよね。 -
これはもう完璧に礼拝堂でございますね。
椅子も並べてございますが、ここで礼拝が行われること、あるんでしょうか。
良い季節になったら、ここで結婚式を挙げて、回廊の中庭でパーティーなんてのができそうですよね。 -
これもスペインあたりから持ってきたみたいですよ。
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西側のテラスへ出てみると、そこにはハドソン川が拡がっています。
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あたかもそこには警察の船がいて、なにか作業をしているようです。
難か事件なんかぁ~い!?と聞いてみたい。
しかし、ごっついエンジンつけてますねぇ! -
上野船と相前後してこの辺をゆらゆらしているんですよ。
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George Washinton Bridgeが見えていますが、私この橋見たのは初めてですね。
マンハッタン側の橋のたもとからNJ Transitの175潘のバスが対岸に向けて走っているみたいです。でも、MTAのweekly ticketじゃ乗れないか!
それでも一番遠いzone 5まで行っても62歳以上は3.20だって云うんだから行ってみれば良かったかもなぁ。 -
対岸に大きな施設が見えます。もちろん川の向こうはNew Jersey州なわけです。
Google mapで探すとSt Michael's Villaという宗教施設であると出てくるだけです。
でもFBでみると、キリスト教系の高齢者施設みたいに見えますねぇ。こんな景色の良いところじゃ、さぞかし、お金持ち向けですかねぇ。 -
フランスから持ってきた12世紀の扉。
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重厚そうな鋳物の鐘。
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良い音が出そう!
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お庭がございます。今は冬枯れでなんも目につきませんけれど、日当たりの抜群なお庭です。
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冬の晴れたお陽様に開放感があります。
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これは!?
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鳥さんも寒そうに、羽根を膨らまして、めいっぱい空気を孕んでいます。自前のダウン!
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こんなところにも鳥さんが!
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とっても良いお天気なんですよ。
しかも二年前に比べたら遙かに温かいし。
なんだか、拍子抜けなくらい。
極暖のズボン下、出番がございません。 -
いやいや、タイムズスクエアなんかとは大違い!静寂の小春日和を堪能させて戴きました。
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帰りはM4のバスで延々と下って参ります。
残念ながら、途中で酔っ払ったスペイン語圏移民とおぼしき爺さんが乗ってきて、巻き舌で周囲の人たちに演説をぶちます。しかし、皆さんお人がよろしいというのか、相づちを打ってやる人もいます。その人たちが降りると、こっちになしをかけてくる雰囲気がしますが、徹底的に無視します。しかし、とうとううるささに我慢できなくて、目指していたメトロポリタン美術館の数停留所前で降りました。
そして、後続のバスに乗り換えました。weekly passを買っている強みでございます。 -
メトロポリタン美術館本館でも真ん中のインフォメーションに行って、こっちの入場シールを貰おうとすると、日本人一世の女性がおられました。すぐさま日本語で。
すると、二時から日本語の印象はガイドがありますから参加して下さい、というのです。
まだ小一時間ありましたので、高いのは承知でカフェテリアで冷たいサンドイッチとコーヒーを買いました。はす前にお座りの高齢女性二人はどうもロシア人のようで言葉が全くわかりません。そうなると音は気にならないものでございます。メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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印象派を解説下さる日本語ツアーは6-7人の参加者で申し訳ないほどですが、男は高齢者がひとり。つまり、私だけです。
他には若い女性二人連れ、あとはそれぞれおひとり参加の女性たちでした。
こういう参加者ですから、当然印象派が人気ですよね。 -
あの方の1869年の作品、「La Grenouillère」でございますねぇ。
この年、あの方とルノアール様はセーヌ川のリゾート、「La Grenouillère」でイーゼルを立てたっちゅうわけです。ルノアール様は二ヶ月もここに滞在されていたんだそうですよ。 -
で、この水面の素晴らしいタッチとその表現力!だっちゅうわけです。
私はもうこういう絵は当たり前じゃんになっていますから、全然不可思議に思わないんですが、近づいてみると、なんだよ、この「ちょっ、ちょっ!」っていう筆使い!と驚いてしまいますよねぇ。驚かない?? -
手摺りにもぞもぞってなってんのは一体何を描いたんですかね?誰かがケープかなんかを引っかけてんの?と思うと、また後ろに下がって、なにに見えるか、やってみますね。
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これは、何を撮ったのかというと、ルノアール様が描くところの少女の髪の毛、でございます。いやぁ、芸が細かいのなんの!
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小一時間で印象はツアーを終了いたしました。
私は必ず見に来る「リトル・ダンサー」をまた見に来ました。
不思議な魅力を持っていると思うんですよ。 -
ドガじゃなくて、ピッサロもこんな扇子絵を描いているんですね!
彼らの間では流行ったのかなぁ。 -
髪の毛のまとめ方がとってもユニークで、目を離せなくなったでござる。
近頃のアフリカン系の少女たちがやっているお団子とはまた違いますね。 -
これ、どっかで見たことあるよなぁ、どこだろうなぁと頭をひねりながら帰ってきたんでございますよ。
で、調べたら、「あっ!」でございます。
ルーブルのLa Grande Odalisqueでございますよ!
で、ここの解説を探したら、Jean Auguste Dominique Ingresご一統様の未完成版で意図は不明だってんです。
→https://www.louvre.fr/en/oeuvre-notices/une-odalisque -
これまたJules Bastien-Lepageというフランス人の画家の1879年の作品「Joan of Arc」でございますが、私、いたく気に入りました。(勝手なことをいっております!)
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