2年ぶりにニューヨークでオペラ　その6 & 7　20200201/02

2020/01/27 - 2020/02/08

　土曜日でございます。お昼からミュージカルがございますが、結構混んでおります。二年前に見たものをまだやっていますし、見ていないものも結構切符が高うございます。
　言葉が難しくないものを気軽に見たいものでございます。と、なれば、ミュージッシャンものでございましょうか。「ジャージーボーイズ」なんて曲が良かったから、言葉なんて要りませんでしたよね。と、くると、「そうだ！ティナ・ターナーじゃねぇか！」ってんできまりでございます。

　じゃ、午前中はどうしよう！？というので、またまたバスの旅、そしてユニオン広場でございます。

　そして、日曜日。第54回SUPER BOWLでございます。もちろんテレビで見るわけですが、試合は東部時間18時半からですが、世の中、もう浮き足立っています。
　とりあえず午前中は礼拝に参列して、夕方に備えます。結果は・・残念。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

表紙と同じ写真を使っていて、申し訳ありません。今日はなぜか撮った写真が少ないのです。
いつもと反対に9th Ave.に出て、42 St.との角からM42の東方向へ乗ります。そのバスをほぼ終点まで乗ります。
2nd Ave.を南に下るM15に乗ります。それほど頻繁に走っているわけではないので、結構混み合います。
　で、どこへ行こうとしているのかというと、いわゆるSOHOってあたりっすかね。帽子屋がありそうだと聞いていたので、足を伸ばしてみる気になりました。

　ところがM15のバスがHouston St.に出てからすぐの停留所で降り、その帽子屋を探すんだけれど、見当たらない。じゃ、もう一軒は？とネットで探すと、まだまだ店が開く時間になりそうもない。
　しょうがないなぁ、とこのあたりは初めて来たので、ウロウロと北上する。しかし、多くの店は土曜日の午前10時前なんかに開いちゃいない。

　と思ったら、こんな派手な壁画を見つけちゃった。しかも、「ICHIBANTEI」とあるのだ。しかも、ぐるっと後ろを向くと･･･。

一番亭 和食

こっちもこんな壁画！すごいな！ばっちりだ！で、この壁も「SUSHI」と書いた店だ。やっぱりNEW YORKはすごいなぁ。

14th St.と1st Ave.との角にある地下鉄の駅に潜り込むと、L線が通っている。ところが向こう側の線路には工事用の車両がそのまま止まっている。どういうことかというと、週末に工事をすることが多くて、今日はL線はなんと「単線運転」なんでございますよ。

L線をUnion Squareで降りました。今日は土曜日なので、ここではマーケットが開かれます。確か、以前にもこのマーケットに来たことがあります。普通だったらここまで来たら、古本のStrand Book Storeに寄るわけですが、今日は止めておきます。なぜかというと、午後2時からミュージカルに行くからです。
　パン屋さん、チーズ屋さん、蜂蜜やサン・・・

ユニオンスクエア パーク 広場・公園

つい、見ていたら美味しそうなので、パウンドケーキを買ってしまいました。5ドル。

地下鉄でGrand Central Stationに戻ってきました。霧雨模様です。下のFood HallのHale and Hearty Soupsでトマトクリームスープとサンドイッチを買います。
　駅前に出てきて、M42でまた8th Ave.までバスで帰ります。バス停に来ると、何人かの女性たちが、ガイドのような人の話を聞きながら、上を見ています。なんだろうと視線を辿ってみたら、こんな彫刻が駅舎の上に載っています。
　ヘラクレスとミネルヴァ、そしてマーキュリーだそうです。時計はなんとティアニー謹製。
　しかし、わざわざ見上げる奴なんていないよなぁ。
そうそう、昨日の夕方、駅のコンコースで抗議デモがあって、何人か逮捕されたらしい。テレビでやっていたけれど、知らなかった。

グランド セントラル ターミナル 駅

これが買ってきたHale and Hearty Soupsでトマトクリームスープとサンドイッチでございます。見るからに美味しそうでしょ？美味しいんです。安くないけど。

　テレビをつけていたら、こんなステージ中継が映っているんですよ！真ん中のギタリストは、なんとVince Gillじゃないか！
　すげえ！さすがだ！と思ってじっと見ていたら、要するにコンサートのDVDの宣伝だった。そうだ、この種の番組ってないのかなぁ。

で、午後2時から、Lunt-Fontanne Theatreで、かの「ティナ・ターナー」の半生を描くミュージカル「TINA」でございます。もちろん私が買った席は二階の上の方です。それでも実は100ドル近い切符です。
　皆様よくご存じのところですが、米国でこの種の切符は切符代理店のような店がネット上で売っているわけで、つまり、公認されているダフ屋みたいなものでございます。だからこそ当日安い切符を探す人たち、売る店があるわけです。
　私はVivid Seatから買い、ticketmasterのアプリに落ちるように設定しました。このアプリがくせ者で、日本ではスマホに落ちません。スマホ自体をアメリカ設定にすることによって落とすことができます。

ラント フォンテイン劇場 劇場・ホール・ショー

　幕が開くや否や「南無妙法蓮華経」と唱える声が聞こえてきて、どきっとしました。知らなかったのですが、彼女はSGI、つまり創価学会員なんだそうで、ミュージカルを通して、彼女が危機に陥ると、必ず唱えられるという設定でございます。
　お客さんのアフリカン系が占める割合はもちろん高くて、ほぼ半分くらいじゃないか。左前あたりの咳に、実にマナーの悪い一団がいて、最初のうちは落ち着かなかった。上演中にカメラを構える客もポツポツいて、その度に係のお姉さんが懐中電灯で照らして止めさせている。
　中身は本当に飽きさせない上に、歌い手も、ミュージッシャンも実に上手い！当たり前だけれど！

黄昏のタイムズ・スクウェアをのんびり歩くことがなかなかないので、なんだかキョロキョロさせて戴きました。アハハ！

タイムズスクエア 散歩・街歩き

Walgreensに寄ってサラダを買って帰った。

20200202（日曜日）
　今日はいよいよスーパーボウルです！昨シーズンわずかに3勝しかできなかったSan Francisco 49ersが、若手バリバリのQB、マホームズ擁するKansas City Chiefsと相まみえます。
　まず買いだし。

ホール フーズ マーケット (ミッドタウンイースト店) スーパー・コンビニ

　そして、Google mapに「anglican」と検索したら出てきた最も近い教会へ行きます。外から見たら、こんな具合で知らずに前を通ったら、誰も教会とは気がつかないだろうという案配。
　しかし、名前が「The Church of Saint Mary the Virgin」で、これじゃアングリカンじゃなくて、カトリックだよなぁ。

入って下さい、休んで下さい、祈って下さい、どなたでも大歓迎。
でも、飲み食いなんかは止めてね、と書いてあります。

これは後日、平日の昼間に撮った写真ですが、ご覧のように、教会の中には行く場所のない人たちが、何人も座って休んでおられます。

　今日はクリスマスから40日に当たる日で、日本語では聖燭祭、英語ではcandlemasといいます。生まれて40日後に神殿にイエスを連れてきた日、といういわれで蝋燭が配られ点灯されます。
　この辺から「あれ？」カトリックっぽいなと思ったんですが、お香をバンバン焚くし、牧師が聖水で清めて下さるに至って、あ、やっぱカトリックだよねと納得しました。もちろん最後まで参列しました。この教会のパイプオルガンも、そして聖歌隊も、ものすごく立派で、超一流です。チャンスがあったらまた来たい。礼拝が終わって帰ろうとすると牧師さんが後を追ってこられて、どこから来たの？と聞いて下さいました。二年前はトリニティー教会の礼拝に与ったことを想い出しました。

　テレビはもう朝から、スーパーボウル特集ばかりです。

　天気も回復してきて、陽が差してきましたぞ！盛り上がるたったひとりのスーパーボウル・パーティー！

Whole Foods Marketでtake outしてきたディナーを膝に、さぁ、テレビ！

頑張れェ～！ガロッポロ！