2019/12/31 - 2019/12/31
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年末年始にヨーロッパを旅しました。日程は以下の通りです。
12月25日 出国
12月25日―26日 デュッセルドルフ
12月26日―27日 ウィーン
12月27日―30日 ブルノ
12月30日 ブラチスラヴァ
12月31日―1月4日 ヴェリコタルノヴォ
1月4日―1月5日 ソフィア
1月5日―1月7日 アテネ
1月8日 帰国
メインはチェコのブルノとブルガリアのヴェリコタルノヴォです。人々の生活の様子を伺い知ることができるこじんまりとした街を旅することが好きなので、最近はそれに適した街を探すことが楽しみになっています。
中長距離の移動手段は日本で予約しておき、大きな街は経由地として1日観光をしました。
滞在した期間は街によって異なりますが、冬の静かなヨーロッパを巡る旅ができました。
昨年の春ごろから気になり始めたブルガリアのヴェリコタルノヴォ。帰国の飛行機がアテネ発、ということで迷わずメインの旅先に決めました。外国で年を越すのは初めてです。温かく家庭的な宿に泊まり、ゆっくりと愉しみました。
この旅行記はウィーン国際空港からソフィアを経由し、ヴェリコタルノヴォに到着した大晦日を記録したものです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夜明かししたウィーン国際空港。ソフィアに向かいます。飛行機は6時5分発。
空港泊するたびにこれで最後にしたい、と思うのですがLCCを使うことが多いため、なんだかんだで毎回のように空港に泊まっている気がします。
利用するのはラウダモーションという日本ではあまり聞き慣れない航空会社ですが、F1レーサーの故ニキ・ラウダ氏の名を冠した会社です。現在はヨーロッパ最大のLCC、ライアンエアの傘下にあります。機体はラウダモーションですが、予約システムはライアンエアなのでよく知られているように、事前チェックインをして航空券を印刷しておかないとカウンターで55ユーロも徴収されます。ウィーン国際空港 (VIE) 空港
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チェックイン時「ビザは?」と訊かれ「必要ありません」と答えたものの、改めて訊かれると不安になりました。結果、事前に調べた通り不要だったのですが。
航空会社の歴史によるのか、ローコストといえども上品な機体と乗務員さんたちでした。 -
離陸直後は夜。
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ソフィアに着くころ、朝がやってきました。
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ソフィア国際空港第1ターミナルに着いて驚いたことが2つありました。
1つ目は飛行機を降りてバスに乗り、ターミナルに入るとすぐに入国審査があること。慣れている方はすぐに列を作っていましたが、私は状況を飲み込めず出遅れました。
2つ目はターミナルが非常に小さく、(生まれていませんが)70年代くらいの雰囲気を醸し出していること。珍しかったのでむしろおもしろかったです。T1は到着したら目の前に入国審査場がある by Camelliaさんソフィア国際空港 (SOF) 空港
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第1ターミナル。スロットの広告が出ています。街中でもカジノやスロットを見かけたのですが、ブルガリア人はギャンブル好きなのでしょうか。って日本もか。
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メトロは第2ターミナルからとのことでターミナル間のバスに乗りました。
ブルガリアに入国してから思い出したのが約16年前のモスクワ旅行でした。というのも、あらゆる窓口の女の人が不愛想で怖いのです。例外もいましたが。
あ~これこれ旧共産主義だな、と率直に不快になりながら懐かしくもありました。普通の市民は素朴で優しいのもモスクワを思い出しました。この「窓口系女子」(ふざけたいい方ですが、こう捉えないとやり過ごせなかったのです)はこの後も随所で私を待っていました。 -
なかなか年季の入ったバスでした。嫌いじゃないです。
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移動してきた第2ターミナルはごく普通の現代の空港でした。それでも首都の空港にしては小さいといわれているようですが。
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ひとけがないメトロの入り口。一緒の飛行機だった方は車に乗ってしまったのかもしれません。そもそもターミナル間のバスも5人くらいしか乗っていませんでしたし。
地下鉄ソフィア空港駅 駅
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ソフィア空港駅。運賃は一律1.60レバですが、お札しか持っていなかったのでまた「窓口系女子」に「スモールマネー?」と怒られた(ように感じられた)。
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途中まで2車両貸し切り状態でした。大晦日だから?帰りはそれなりに乗っていました。
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ヴェリコタルノヴォに向かう長距離バスに乗り換えるため、ソフィア中央駅のメトロの駅で降りました。空港から1時間くらいかかった(ように感じましたが、実際は30分程度でした)ので不安になり、何度も路線図を見ました。
ソフィア中央鉄道駅 駅
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駅の建物にある店舗。やばい店?と思ったらスロットでした。中は見えないようになっていますが、目立ちます。
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軽食店もありました。お昼ご飯の店も探しながら歩きました。
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地上に上がってきました。ソフィアの治安が悪い場所として挙げられるソフィア中央駅付近。確かに変な人がいたので足早に歩きました。それでも昼間はなんとか大丈夫そうですが、夜間は歩きたくないです。
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バスターミナルがあったので中の売店で軽食をとることにしました。
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ホットドッグ。どアップになっていますが。200円しなかったと記憶しています。焼き目のついたイタリア風のようなパンがおいしかったです。
私がいるターミナルは国際線用だったようで、隣にある国内線のターミナルに移動しました。教えてくれたおじさんが祖父に似ていて安心しました。 -
左のビルが国内線バスターミナルです。
ソフィア 中央バスターミナル バス系
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国内線バスターミナル。新しくてきれいです。
「ヴェリコタルノヴォ」の表示があるバス会社を探しました。 -
最初に訊いた窓口では、次のヴェリコタルノヴォ行きは2時間後と言われ、約20分後に発車する隣のバス会社を案内してくれました。優しい窓口の方でよかったです。
行きのバスと併せて1月4日にソフィアに戻るバスチケットも購入しました。往復35レバ(約2224円)。カード払いできました。 -
11時30分発車。寒そうな荒涼とした景色です。どれだけ寒いのだろう、と考えていました。
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ヴェリコタルノヴォに近づくにつれて天気がよくなってきました。
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15時頃、ヴェリコタルノヴォのバスターミナルに到着しました。約3時間の乗車時間でした。
Airbnbを通して予約した4泊するお家へはバスで移動しようとしていましたが「窓口系女子」に「タクシー!(に乗っとけ)」と言われて困っていたところ、ホストからバス案内のメッセージが届いていることに気づきました。家に向かう5番バスがあと10分ほどで発車するということで、バスターミナルにある路線バス乗り場に向かいました。ヴェリコ タルノヴォ メイン バスステーション バス系
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「窓口系女子」ではなく、近くを歩いている方にバス停をお尋ねしたら丁寧に教えてくださいました。こんなに大きいのに焦っていると見つからないものですね。
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車掌さんも優しかったです。運賃徴収のときに「○○で降りたいです」とお伝えすると「任せといて!」と笑顔で応じてくださいました。
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宿付近で降車しました。橋を渡った先に宿があります。この橋で初めて見てはっとしたのが住民の訃報を知らせる貼り紙でした。5枚くらいはありました。当初は尋ね人かと思ってしまったのですが、読んでいるうちに訃報だとわかり、この土地の結びつきの強さを知りました。
写真も載っていて、勝手ですが高齢で亡くなった方は満足気な表情(昔の写真の方もいました)、若くして亡くなった方は寂しそうな表情だと拝察しました。 -
要塞に囲まれた街です。
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快晴の下にあるツァレヴェッツ要塞。滞在した5日間は天気に恵まれ、暖かかったです。雪解けが進んでいました。
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チェックインしました。
中心部でカウントダウンイベントがあるとのことでしたが、行こうかどうか迷っているうちに寝てしまい、起きたら23時過ぎていたので家の中で過ごしました。前の晩は空港泊で寝不足だったのです。
そうこうしているうちに日付が変わり、新年を祝う花火が打ちあがりました。ホストから「近所の友達と食事しているから一緒にどう?」とご招待いただき、お言葉に甘えてリビングに行くとご馳走がありました。
上のパンはご近所の女性手作りのパン。美味しいと言うともうひと切れくれました。木の枝を挿しているのはバニツァというチーズパイのようなもの。ナッツや多様なケーキ、サラミ、そしてシャンパン。ブルガリアらしい素朴なご馳走です。幸せでした。 -
バニツァに挿されている黄色い花が咲く木の枝(名前は忘れました)にはおみくじのようなものが結び付けられています。「なんて書いてあるの?」とホストに尋ねるとニコッとして「結婚する」と書かれていると教えてくれました。そんな予定は全くありませんが、言われて悪い気はしません。よい年になったらいいね、という希望を込めた風習です。
ホストは「もう一つ家が手に入る」、ご近所さんは「お金持ちになる」と書かれていました。
初めての外国での年越しはとても穏やかで満たされたものでした。
その2に続きます。
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