2020/01/06 - 2020/01/09
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旅人のくまさんさん
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『十分瀑布』がある基隆河は、かつては砂金採集の場として有名でした。また、基隆河で砂金が採れたことが契機となり、上流の九分での金の採鉱、さらには金瓜石鉱山の発見に至りました。平渓線沿線の渓谷は、日本統治時代には『平渓耶馬渓』とも呼ばれました。
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『十分瀑布』の下流光景です。基隆河は、かつては砂金採集の場としても有名でした。また、基隆河で砂金が取れたことが契機となり、上流の九分での金の採鉱、さらには金瓜石鉱山の発見に至りました。平渓線沿線の渓谷は、日本統治時代には『平渓耶馬渓』とも呼ばれました。最近は、日本の鉄道ファンの間で『台湾の保津峡』と呼ばれているようです。
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帰り際に、もう一度振り返って眺めた『十分瀑布』の光景です。『基隆河』は河道が湾曲し、また上流の平渓山区が台湾で最も雨量が多い地区のため、大雨のたびに下流で水害を引き起こしてきました。治水工事により、下流域での洪水被害は減少しましたが、満潮時の逆流や、中流域での洪水被害という新しい災害を誘発したようです。今もその戦いが続いています。
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『基隆河』の上流方面の光景です。新しく生じた洪水対策として、2003年からは瑞芳で『員山子分洪道』という分水路を建設し、過剰な流水を東シナ海に直接排出する工事を施工したようです。台湾・新北市のルイファン地区にある水利施設は、東シナ海と東シナ海の上流のリファン川を2線76キロのトンネルで結びました。
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『員山子分洪道』の主な機能は、降雨量が多過ぎる時、基隆河の下流の洪水を引き起こすのを防ぎ、自然流出により基隆川の水位を下げるものです。余剰の水は、基隆山の北東隅にある2線76キロのトンネルを通って海に流れ込みます。(台湾語からの自動翻訳です)
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『基隆河』の支流は、鰈魚坑渓、東勢坑渓、暖暖渓、鶯歌石渓、瑪陵坑渓、友蚋渓、北港渓、大坑渓と双渓です。合流先が、『淡水河』になります。『淡水河』は、台湾三大河川の一つです。
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帰り道で目にした、『十分瀑布』近くのお店の光景です。まだ明るい時間帯ですが、既に明かりが灯っていました。
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往きには、通り過ぎただけの錦鯉の池の光景です。帰りには、写真撮影だけに立寄りました。『ニシキゴイ(錦鯉)』は、 観賞魚用に改良された『コイ(鯉)』の品種の総称です。色鮮やかな体色が錦に例えられました。日本の新潟県で品種改良や養殖が進み、国内各地への移入や海外輸出が進みました。
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イチオシ
餌を求めてひしめきあっていた錦鯉の群れの光景です。水面に顔を出した鯉は、目一杯に口を開けていました。『生きた宝石』や『泳ぐ芸術品』とも呼ばれ、全日本錦鯉振興会は、『日本の国魚』と位置付けています。
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『サザンカ(山茶花)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹
分布:日本、台湾、中国、インドネシアなどに分布。
特徴:日本は自生地としては北限とされます。
その他:ピークを過ぎたピンクの花です。ツバキだったかも知れません。 -
イチオシ
『サザンカ(山茶花)』
分類:ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹
分布:日本、台湾、中国、インドネシアなどに分布。
特徴:日本は自生地としては北限とされます。
その他:見頃のピンクの花です。ツバキだったかも知れません。 -
おとなしそうな2匹のワンちゃんのお散歩です。飼い主の方に声をかけて撮影させて戴きました。ゴールデン・レトリバーか、その近縁種のようです。イギリス原産の大型犬で、賢さと忠誠心を兼ね備へ、穏和な性格の犬種のため、ペットとして広く愛好されています。
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『センダングサ(栴檀草)』
分類:キク科センダングサ属の野草です。
分布:世界的に分布し、日本でも各地で目にします。
特徴:衣服に引っ掛かる、いわゆるひっつき虫の一つです。
その他:国外では、観賞用のものもあります。 -
『センダングサ(栴檀草)』
分類:キク科センダングサ属の野草です。
分布:世界的に分布し、日本でも各地で目にします。
特徴:衣服に引っ掛かる、いわゆるひっつき虫の一つです。
その他:『ひっつき虫』の呼び名が不思議な清楚な白い花です。 -
『アゲラタム』
分類:キク科カッコウアザミ属(アゲラタム属)
分布:熱帯アメリカが原産です。
特徴:花期は5月~11月、青、ピンク、白の花を咲かせます。
その他:ふんわりとしたソフトな質感が魅力の花です。 -
空高く舞い上がった『天燈』の光景です。『天燈』は、『ランタン』とも呼ばれていました。大きなランタンに、願いを書いて空に飛ばしますが、元は台湾の旧暦で言う『元宵節』を祝うための行事、『平溪天燈節』が由来とされます。
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舞い上がったばかりの『天燈』のズームアップ光景です。『天燈』を上昇させるための炎が見えていました。『十分』はランタンの故郷と呼ばれ、元宵節のお祝いでランタンを飛ばし始めたのが十分の住人だったと言われています。今は、年中飛ばすことができます。
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私たちは旅行社で予約されていたお店の裏庭から『天燈』を挙げましたが、平溪線の線路の中から挙げる人も多かったようです。前方には、挙がったばかりの『天燈』が見えていました。
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飛ばしたランタンを見上げる人達です。ネット情報からの紹介です。ランタン飛ばしの値段は、単色ランタンが100NTドル、4色ランタンは150NTドルと紹介されていました。100ドル(TWD)は、現時点(2月初め)で約365円です。
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旅行社で予約をしてくれていたお店の光景です。ランタンに願い事を書き、店員さん維手伝ってもらってあげたのは、このお店の裏庭のような場所でした。因みに、赤色:健康運、黄色:金運、藍色:事業運、紫色:学業運、白色:明光運、橙色:愛情運、緑色:順調運、さくら色:幸福運、桃色:人気運とされます。
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電車がやって来ることが、笛と呼び声で告げられました。先ほどまで線路の中にいた人達がを立退き、今度は線路の両脇からのカメラマンに早変わりです。左手前の黄色の札には、『美景電動車出現』と優雅な表示がありました。
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イチオシ
大きな警笛も鳴らさず、ゆっくりと駅構内に入ってきた『美景電動車』の光景です。以前に乗車したこともある、平溪線のローカル電車です。新北市瑞芳区の三貂嶺駅から同市平渓区の菁桐駅の間を運行しています。
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更に車体が大きく見えてきました。ネット情報では、『渓流に沿って走るローカル線で、週末には十分瀑布などを訪れるハイカーがよく利用するが、平日には閑散とした路線である』と紹介されていました。元々は、日本統治時代に、屈指の炭田といわれた青桐坑の開発のため、台陽鉱業が敷設した専用鉄道が前身です。1922年(大正11年)7月に開業しました。
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電車が通り過ぎた後の光景です。夕食の時間が近付いたようですから、この場を立ち去った人達も多かったようです。2013年にCNNが発表した『世界の参加価値のあるイベント』52の内の、8位に選出されたこともある、十分のランタン揚げです。
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十分での天燈揚げを終え、次は九分へのバス移動です。バスを降りた付近が再集合場所でした。まだ時間の余裕がありますから、ゆっくりとその方面に向かっての移動です。
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再集合場所近くから眺めた周りの光景です。近くに見える川が『基隆(キールン)河』です。長いカンバスにお花畑と山並み、それに鳥の絵が飾ってありました。花のよぷに赤く見えるのは、アカドラセナの葉のようです。あるいは十分の時に紹介した『コルディリネ』のオフかも知れません。
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同じく、再集合場所近くから眺めた周りの光景です遠くに見える緑の道路標識には、『石碇』、『双(の繁体字?)溪』、『暖暖』などの文字が見えました。
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同じく、再集合場所近くから眺めた周りの光景です。前方に高架道が見えていました。左上に見える道路標識は、右向きの矢印『十分站(駅)』、直進の矢印が『十分瀑布公園』でした。
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九分では、街歩きは止めて、喫茶店で時間をつぶしました。その喫茶店の前の光景です。この後に夕食ですから、夜のコーヒーは止めてウーロン茶を注文しました。日が沈み、天燈が輝く時間帯になって来ました。
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同じく、時間つぶしに入った喫茶店の前からの光景です。1階は喫茶店でしたが、二階より上階はレストランのようでした。九分の一番の見どころの石段の近くでした。
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2泊した台北のホテルに戻って来ました。明日は日本への帰国ですから、実質的な台湾旅行はこれでお終いです。初日も夕方近くの日本出発でしたから、2日だけの見学のツアー旅行でした。
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