極旨!小田原漁港ランチ・箱根でオリエント急行に乗ってみる・・１月の小田原・箱根・湯河原・東京周遊２泊３日　①/3

2020/01/24 - 2020/01/26

2020・一月後半の小田原・箱根・湯河原温泉・東京２泊３日周遊旅記録

１日目　小田原早川漁港のランチの美味しさに驚き箱根へドライブ旅
　　　　大観山で芦ノ湖を望み
　　　　ラリック美術館　オリエント急行
　　　　湯河原温泉へ下り宿泊
　
２日目　大観山へまた上る
　　　　小田原へ下り新幹線で東京へ
　　　　日比谷泊まり

３日目　いつものパターンで帰る
　　　　神田のうなぎに美味しいクロワッサンを買い込む
　　　　
　　　　

エリア 小田原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

曇ってました箱根行の日は・・
しかし、翌々日は積雪で通行止めになっていたから、ぎりぎりセーフの曇り空

新幹線で行くのもありだけど、あえて東海道線で小田原まで行ってみました。
途中の酒匂川

東海道線の鈍行ですが、追加料金で二階建て車両のグリーン車がありました。
席も景色が見えやすい四人掛けになっているので、二階に乗って湘南の景色を眺めながら小田原へ

小田原駅到着
東京から小田原、新幹線だとあっという間ですが、鈍行だと旅情も感じるから、時間があれば、たまに良いかもしれません。

小田原駅 駅

新幹線口に建つ北条早雲像
得意戦法の「火牛の計」の姿だそう
牛の角に刀の刃を結び、尾には葦を結び付けて火をつけ敵陣に追いやる古代中国からの戦法らしい

レンタカー屋さんに向かう途中
魚の町らしく、マンホールには魚が泳いでいました。

新幹線高架下でレンタカーを借りドライブ旅を始めます。

新幹線の上を通る橋を渡ると小田原城が見えてきました。

小田原城 名所・史跡

走ること数分ほど、箱根から相模湾へ流れる早川の河口にある小田原漁港に到着

小田原漁港 名所・史跡

大海原太平洋に続く相模湾の海の幸が揚がる小田原漁港には何店もの新鮮魚介を食べさせてくれるお店が集まっていました。
地図を見てアジフライの美味しいお店など・・・悩みます・・
11時開店が多いような・・

朝から開いている、こちらに

魚市場の二階にある、その名も　魚市場食堂
珍しよね、このロケーション

魚市場食堂 グルメ・レストラン

市場の端の螺旋階段を上り

見下ろせる魚市場
11時前だったので市場は閑散としてました。

ボードにおすすめメニューが沢山貼られてて、またまた、悩みます。

新鮮なのは絶対だろうから・・

量を見計らったりして比べまして・・

昔ながらの・・ってキャッチコピーにひかれます・・
アジフライも美味しいだろうな・・・

券売機でチケットを購入し

私はこちら、限定の昼定食にしました。

店名物の小田原丼にも惹かれます
かなりボリューミー・・
しかし、ここは・・アジフライをチョイス

店内は食堂そのものって感じの、昔懐かしい雰囲気

そちらは・・市場定食で、煮つけが一品多い

お魚は、もちろん鮮度抜群

こちら、昼定食
フライもさっくり、揚げたては格別の美味しさでした。

こんな大掛かりなお店もあるようで・・

この一帯、週末は大変な混みようで、アジフライ目当てに2時間待ちってこともあるらしい・・
この日は金曜日の11時前だったからか、待つことなくスムーズ

市場のすぐ上には西湘バイパス

港の防波堤には巨大な小田原提灯・・に見立てた・・灯台かな?

ランチも早々済ませ・・箱根方面へ上りましょ

早川から箱根へは国道一号線かターンパイクかですが
大観山にまずは行こうと・・手っ取り早いターンパイクで行くことにしました。

まずは一号線を西に少しだけ走り

ターンパイクに入ります

箱根ターンパイク 自然・景勝地

箱根の上の方は雲がかかっています。
芦ノ湖と富士山をいっぺんに見るのは無理そうな・・

かなりの勾配を上ります

雪が残っています。

到着・・大観山

大観山 自然・景勝地

すごく久しぶりに訪れました・・懐かしいなぁ~

晴れていたなら、芦ノ湖の向こうに富士山が見える・・はずなのでしたが・・

それでも・・芦ノ湖を見下ろ景色は壮大でした

芦ノ湖 自然・景勝地

芦ノ湖湖畔に下り旧街道を仙石原方面へ進みます。
杉並木や関所を通り過ぎ

仙石原へ点在するアートスポットへは、やはり車が便利です。
閑散とした茶色い風景が広がっていました。冬の風景も良いものです。

仙石原高原 自然・景勝地

星の王子様ミュージアムを過ぎ
箱根ラリック美術館へ

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

自然の中に調和して建物が建っています。
韓国の方たちは去年から訪日しなくなったし、中国では新型コロナウィルス騒ぎからか、ほとんど見かけず、閑散としていました。
私たちには有難い事でしたが。

目下ミュシャの展示も開催されていました。

フランスの装飾美術工芸家、ルネ・ラリックの作品を1500点所有し、常時230点ほど展示されています。
自然をモチーフにした作品にはめを奪われてしまいます。

館内は撮影禁止でした。
しばらくラリックとミュシャを観て

外に出たら晴れてきました。

美術館入り口側のカフェレストランの脇に

オリエント急行LE TRAINがあり

乗車券とコーヒーセットのチケットがあり15時に出発の予約をしまして

本物のオリエント急行が時間になったら出発という設定で

まずは待合室を案内され、オリエント急行の歴史が数分流れまして

いよいよ乗車
入り口はそほど広くなく

ダイニングへ

上質なマホガニーがふんだんに使われた車内は落ち着いた雰囲気

通路の途中の洗面台横を通過し

使われていた当時そのままだそう。席に案内され

コーヒーとパウンドケーキが出てきました。

しっとりしたケーキにコーヒーを車窓から景色を眺めながらいただく・・って設定のなか・・優雅にいただき・・

ひと段落したところでオリエント急行内部の説明をしていただきました。

椅子に使われたファブリックも上品な色と模様

窓の下にはブザーが付いてるのね・・

サンシェードの布も少し色は変わっているのでしょうが雰囲気に調和していて落ち着いています。

天井のランプもラリックのものだそう

ガラスに独特の白いくものりがかけられているせいで、優しい色です。

1928年作というラリックのパネルが壁を装飾しています。

数種類あり、豊かな実りを象徴しているそう。

彫像とパネル・・男女の像がと葡萄が浮き彫りになって

ガラスに特殊な加工をして独特なスモーク感が生み出されているそう。
柔らかく優しい感じに見えます。

ダイニングの奥には違う雰囲気の部屋が・・

ラリックの娘の作品だとか・・

2001年まで現役で走っていたそうで、ヨーロッパからユーラシア大陸を横断して遥々運ばれてきたそうで・・
そんなニュースを耳にした記憶があるような・・・

船で日本に着き、レールの幅に合うように調整し、箱根の山を登るのも大変だった様子。

こちらはオルゴール、時代を感じます。

金曜日のラリック美術館でゆったりと過ごすことができました。

時代を100年ほどタイムスリップしたような気分になれる美術館でした。

さて・・

下りは国道一号線、箱根駅伝コースを下りて小田原に向かいました。
すごい勾配に、今更ながら駅伝の選手の体の頑丈さに感服・・しながら下ります。

箱根湯本の駅通過

ここから、湯河原温泉へ向かいます。

②につづく

この旅行記へのコメント （2）

• pmanさん 2020/01/30 16:41:36

  こんにちわ！

  小田原は何度か訪れていますが
  小田原城と、かまぼこで終わっていました・・
  こんな楽しみ方があったとは！
  次の旅行記楽しみにています！

  mikanさん からの返信 2020/01/30 17:07:23

  Re: こんにちわ！

  pmanさん、こんにちは
  久しぶりに小田原に行ったのですが、昔からあったのだか?
  小田原漁港にこんなたくさんの食べ物屋さんがあるとは知りませんでした。
  早川あたりはうなぎが美味しいとしか知らなかったので今回行って驚きでした。
  漁港なのにちょっと強気なお高めのお値段設定でしたが観光ついでに行くと面白い所でした。