
2019/12/02 - 2019/12/04
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Dwind_999さん
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チェンセーンから東方向に最短ルートを通って約55km、メコン川を挟んで対岸のラオスと接する国境の町チェンコーン。
チェンセーンから直通のバスやソンテウはなく、かなり遠回りになりますが路線バスを利用しチェンライ経由でチェンコーンに向かいました。行程約160km。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12月2日(月)、チェンセーンの宿を7時半に出てパホンヨーティン通りの市場近くにあるチェンライ行きバス乗り場に来ました。
バスの運転手に聞いた出発時間は8時30分。 -
バスの出発まで少し間があるので、警察署そばのカフェに入りました。
カフェといっても、メコン川の道路沿いのスペースにいくつかのテーブルを置いた、露店販売に近い店。
店舗横の、木の幹からヒモのような根(気根)がびっしりと垂れ下がったガジュマルの木が強烈。コーヒーは30B(110円)と安い。 -
予定通り8時30分にチェンセーンを出発した、ドア開けっぱなしのバスはほぼ満席。運賃は37B(135円)で徴収係のおばちゃんに手渡す。
路線バスなので何か所も停まっては人が乗り降りし、一時は立ち乗りの乗客も出る。ほとんどが地元民で旅行者は私一人でした。 -
10時15分、チェンライ第1バスターミナルに到着。ちょうど10時30分発のチェンコーン行きバスがスタンバイしており、バスターミナル内にあるトイレ(3B=11円)を利用してからすぐさま乗り込みました。
9番乗り場からスタートしたバス、ほどなくして女性車掌が料金徴収に回ってきたので運賃の65B(235円)を手渡す。
このバスには欧米人などの旅行者が7、8人乗っていて、そのうちの5人ほどはチェンコーン市内少し手前の国境行きバス乗り場で降りてラオスへ向かったようです。チェンライ第1バスターミナル バス系
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13時頃、チェンコーン市場前のバスターミナルに到着。所要2時間30分。
市場前のメインストリート、サイクラーン通り沿いには何台ものトゥクトゥクが停まっていて、国境の橋まで定額料金の140B(一人乗りの場合)で行ってくれるようです。 -
バスを降りてから歩いて10分弱、「Fortune River View Chiang Khong」にチェックイン。4階リバービューのデラックスダブルルームで朝食付3泊約18500円。
それほど広くはない簡素な部屋ですが、メコン川を望めるのは解放感があって気持ちよい。フォーチュン リバービュー ホテル チェンコーン ホテル
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バルコニーからは茶色く濁ったメコン川の悠々とした流れ、そしてその向こうにはラオス・ファイサーイ(次の訪問地)の町が望めます。
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2016年開業の147室あるホテルで、中庭に小さなプールもありますが誰も利用してない。宿泊客も少なく全体にひっそりとした雰囲気ですが、騒がしくないのはかえって良い。
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一段落したところで、ホテル前のメコン川沿いを歩いて食事に向かいます。
ちなみに、建物の右端一番上(屋根があるところ)がアサインされた部屋。 -
宿から北へ500mほど歩いた所にある「Rim Khong restaurant」。
メニューの中から「Mekong fish hot and spicy soup」(150B=540円)と、チャーンビア(75B)、ライス10Bを注文。スープのお味は普通でしたが魚は美味しかったです。
14時半頃のこの時間、ネット情報では29度となってましたが日陰では汗も出ず、メコンのゆるやかな流れと鳥の鳴き声に包まれた、昼下がりの静かなランチタイムはなんとも心地よい。
酒類販売禁止時間もなんのその、一組いた中年グループは何かの水割りを飲んでましたが、グラスが空くとその都度店の女の子が、スナックで水割りを作るかのような接客をしてました。(後で利用した別のレストランでも同じ光景が見られたので、この辺りではこれが普通のサービスなんでしょうね) -
食事を終え、そのままメコン川沿いを北へ少し進んだ所にある、きらびやかな寺院「Wat Luang Chai Sathan」をちょっとのぞいてみました。
ワット ルアン 寺院・教会
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本堂の壁には仏陀の生涯を描いた絵が鮮やかな色彩でたくさん描かれていました。
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きれいに整備されてるわけではないが、気持ちよくそぞろ歩きを楽しめるメコン川沿いの道。ところによってはこのような荒れた道もあります。
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メコン川沿いの道からサイクラーン通りに上がり、適当に見つけた「Rider's Coffee」に入ってココナッツケーキ(70B)とアメリカーノ(40B)で一息つく。
客の少ない店内には、店名の通り年代物のオートバイが置かれてました。
かつてはラオスへ越境する旅行者で人気のあったチェンコーンの町。初めて訪れる私は知る由もありませんが、今はもう往時の面影はないようで、これといったカフェやレストランも少ないようです。
このあと、セブンイレブンで水やパンなどを買って17時半には部屋に戻りました。 -
翌朝6時15分頃の部屋から見るメコン川。
この時の気温は20度を下回り少し肌寒い。 -
朝食は6時からと案内されていたので6時20分に1階に下りると、まだぜんぜん料理が用意されてない。パンと飲み物はありましたが、先に来ていた欧米人もあきれ顔でした。
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仕方ないので料理が出てくるまでコーヒーでも飲もうとしたら、白いテープであちこち目隠ししたコーヒーメーカーが不調でまったくコーヒーが出ない。
楽しみにしていたブレックファスト、もうこの時点であえなく失望の極みとなりました。 -
朝日に映えるメコン川。
しかし、ようやく6時45分頃からサーブされ始めた料理は失望に追い打ちをかける貧弱さで、失望は絶望へと変わりました。ちょっと大げさ。 -
8時に宿を出てサイクラーン通りに来てみると、道路沿いの空き地で魚をさばいている光景に出くわし、立ち寄ってみました。
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青空魚屋さんの台の上に置かれていた、ナマズなどの川魚たち。
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サイクラーン通りのバスターミナルの少し手前に架かる橋を渡っていく。
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サイクラーン通りの裏手にあるバスターミナル(ただのバス発着所のようなもの)に隣接しているチェンコーン生鮮市場をのぞいてみました。
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市場で、B級スイーツ系のお菓子を3つ(1つ10B)購入。
左上の写真はケープムーという、豚の皮を素揚げしたもので麺料理なんかにトッピングするそうです。 -
先ほど買ったタイ風スイーツを、市場近くにあった「Taxi Cafe'」でコーヒーを飲みながらいただきました。
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広い敷地のワット・シードーンチャイ南側の白壁に描かれた絵。
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寺院の壁だけに奇抜なものはご法度なんでしょう、タイの日常の一コマがいくつか描かれていました。
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サイクラーン通り沿いにあるワット・シードーンチャイの前。
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チェンコーンの町をメコン川に沿って南北に走るメインストリート、サイクラーン通り。
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サイクラーン通りからわき道に入ったところに描かれていたストリートアートの壁画が目を楽しませてくれます。
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ブロック塀にもかわいい絵が。
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カオソーイの有名店を目指して、ときどき犬に吠えられたりしながら歩いていく。
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「Khao Soi Pa Orn」というカオソーイの人気店に入りました。
カオソーイといっても、チェンマイで食べたココナッツミルク風味のカレースープとは違い、ラオスやシーサンパンナ(西双版納,中国雲南省南部のタイ族自治州)風の担々麺のようなもの。
幅広のセンヤイ麺に豚ミンチの肉味噌が乗せられ、トッピングとしてケープムー(10B)を入れました。それに赤飯と間違えそうな、豚の血を混ぜて作ったカオガンジン(20B)というご飯を食べました。
きしめんのような太麺は好みじゃないので、40B(145円)のカオソーイの満足度は今一つでした。カオ ソイ パー オーン アジア料理
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かつてはタイ・ラオス越境者たちで賑わったらしいチェンコーンの町の路地も、今はゲストハウスやカフェ・パブなども消え去り、ひっそりとした佇まいを見せています。
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サイクラーン通りにある、派手な色彩を施した寺院「ワット・フゥアウィアン」。
一部補修工事中で中には入れませんでした。 -
寺院のすぐ横には学校の運動場があり、ずっと向こうに巨大な仏像が見えたので行ってみることにしました。
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サイクラーン通りから西に折れて車道を進み、黄色に塗られた建設中の大きな仏像にだんだん近づいてきました。
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寺院への階段を上がります。
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階段の途中に置かれていた、タイでも人気のある長い髪の女神、地母神メー・トラニー像。瞑想中の仏陀を魔物が襲った際に濡髪を絞って撃退したという伝説があるそうです。
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建設中の巨大仏像のある丘からは、チェンコーンの町の一部とメコン川が少しだけ見えました。
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巨大仏像の丘を下りて戻る途中、メコン川対岸、ラオス・ファイサーイの丘の上にあるワット・チョムカオ・マニーラット(wat chomkao manylath)も少し見えました。
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かつてはここから渡し船に乗ってメコン川を渡り対岸のラオスへ入るという、簡単で味わいある国境越えができたそうですが、2013年12月にメコン川に架かる第4タイ・ラオス友好橋が開通してからは、渡し船を利用できるのはタイ人とラオス人だけになりました。
そのせいもあってか、チェンコーンの町を素通りし、友好橋を渡ってタイ・ラオス間を越境する旅行者が増えたそうです。チェンコーン国際河港 駅
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サイクラーン通りに戻り、またあてもなく歩き回る。
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サイクラーン通りから東へ少し下ってメコン川沿いに出てきました。
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メコン川沿いを南へ歩いて宿の前を通り過ぎ、昼ご飯を食べに行きます。
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グーグルマップで適当に見つけた、メコン川沿いにある「バーンプン・リムコーン」というレストランで、Mekong fishのFried Sweet and Sour(大きいサイズで180B=650円)を食べましたが、なかなかの美味しさでした。
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昼食を終え、おだやかな午後の人の通りも少ない民家の路地を歩いていく。
ここにもバナナの房が。 -
幹線道路に出て少し歩き、テスコロータスにちょっと寄ってみました。
安いケーキとカシューナッツを購入。 -
宿へ戻る途中で目にしたココナッツの実。
その数、九つどころではない。 -
それほど暑くもない(27度くらい)のどかな昼下がりの町を歩いていく。
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15時過ぎには部屋に戻り、気持ちの良いバルコニーでメコンの流れを眺めながらくつろぎました。
ささやかだけど贅沢な旅のひと時です。 -
朝7時少し前の、メコン川を赤く染めるサンライズ。
バルコニーでコーヒーを飲みながら、自然が織りなす色彩のうつろいに見とれました。 -
7時を過ぎて1階レストランの朝食会場(この日も料理が用意されたのは6時50分頃)に行ってみると、中国人ツアー客がいたせいか、数少ない料理の半分はカラでお粥もカラ。仕方ないので食パン2枚とコーヒーだけで済ませました。
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朝食がまことにお粗末すぎるホテルを出て、グーグルマップでは「海南鶏飯」と出ていた店に入りカオマンガイで朝食の取り直しです。
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メコン川沿いから「ワット・プラケオ・チェンコーン」への階段を上がりました。
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人懐っこい猫がお出迎えする、ワットプラケオを名乗る「ワット・プラケオ・チェンコーン」本堂前。
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本堂内にはエメラルド仏に似せた仏像が安置されてました。
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ワット・プラケオを出てメインストリートを歩いていく。
道端で屋台の準備に炭火起こしするおばちゃん。
薪や炭が日常的に用いられ、ガスの火を使わないところに食欲をそそるローカルな味わいがあります。 -
ハンドメイドの店とツアーデスクを兼ねた、チェンライ名産の「Doi Chaang Coffee」を飲ませるカフェがあったので一休み。
コーヒー通じゃないので味についてはどうこう言えないが、まずまずの美味しさでした。 -
ナムニャオの人気店、「Khao Soi Pajan Namieu」に入りました。
知らなかったけど、ナムニャオはタイ北部の郷土料理の一つで、豚骨や鶏ガラなどを煮込んだトマトベースのスープと米麺を使った麺料理だそうです。 -
店の奥のメコン川沿いのテーブルについて、ナムニャオの普通サイズ(タマダー)をいただきました。35B(130円)。
ナムニャオとだけ言って注文したら、あまり好みでない幅広の麺(センヤイ)でしたが、トマトベースの赤いスープに骨付き豚肉と豚の血を固めたものが入ったナムニャオを美味しくいただきました。 -
メコン川沿いのオープンエア(多くの店がそうだけど)のレストラン「ナーンヌアン」で昼ご飯。わりと広い店内に客は私一人。
メニューの写真を指差し注文したメコンフィッシュ(200B=720円)、やけに出てくるのが早かったけど、揚げた魚が固くて(作り置きなのか?)おいしさ半減。それに目の前の赤土の道路は工事中。失敗した~。 -
特に行くとこもないので14時には部屋に戻り、洗濯してシャワーを浴び、バルコニーでのんびり過ごしました。
翌日は、向こうに見えるメコン川対岸のファイサーイの町に一泊します。
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