
2019/11/30 - 2019/12/01
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Dwind_999さん
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ミャンマーのタチレクから国境の橋を渡ってタイのメーサーイに戻り、南東約40kmの所にあるチェンセーンに向かいました。
14世紀初めにチェンセーン王国の首都として開かれ、長い歳月を経て古色蒼然とした佇まいの仏教遺跡が点在する、観光客も少ない静かな町を歩きました。
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- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11月30日(土)、タチレクの宿を出て国境の橋に来ました。
右側の歩道を進んでミャンマーを出国。 -
国境の橋の上で左側の歩道へ移動し、タイのイミグレーションで入国審査を受けました。
出入国カードをもらって記入しますが、陸路国境越えなので到着便名の欄はWALK(またはOn Foot)と記入。出国カードの出発便名は、タイのチェンコーンからラオス(ファイサーイ)へはバスに乗って橋を渡るのでBUSと書いておきましたが、無記入でも問題ないみたい。
無事タイの入国ゲートを抜けメーサーイの街に出ました。 -
事前に調べていたチェンセーン行きの青いソンテウ乗り場に行き、停まっていたソンテウの女性運転手から出発時間は9時40分だと聞いたので、トイレ利用も兼ねてパホンヨーティン通り沿いにあるカフェで50Bのカプチーノを飲みながら時間待ち。
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これは別な日に撮った写真ですが、この2305番系の青いソンテウに乗るため9時40分の数分前に来るともう出発したあとでした。
ちゃんと時間を守ってくれよ、と毒づきながらそのまま乗り場に佇んでいると、次の便のソンテウが入ってきました。出発は10時20分と言うので、またカフェで時間待ちする羽目に。 -
またもやパホンヨーティン通り沿いの、先ほどとは別のカフェで時間つぶし。
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10時20分出発もあまり当てにならないので、今度は10分前に来て無事乗ることができました。案の定スタートしたのは10時16分。あぶなかった。
他の5人の地元民と一緒に乗り込む。 -
かなり飛ばすソンテウの荷台を風が通り抜けて涼しい。埃に弱いのでマスクをしたけど。
ゴールデントライアングルを過ぎ、メーサーイ中心地の少し手前にあるホテルのそばに来たところでブザーを押してソンテウを降り、運転手に運賃の50B(180円)を渡す。所要約40分。
「Gin's Maekhong View Resort & Spa」という名前だけは立派ですが、泊まった部屋は朝食付2泊で約7000円と安いツインルームなのでまあそれなりのものでした。
リバービューということで期待してましたが、1階の部屋をあてがわれたので外からメコン川がちょっぴり見えるだけ。 -
宿を出てメコン川沿いを1kmほど南へ行った所にある歩道脇のゴザ屋台に来ました。メコン川沿いの屋台はだいたい夕方頃からオープンするようですが、お昼のこの時間、もう魚を焼いている店があったのでついつられて注文しました。
食べやすいように片側の皮をはいでテーブルに置かれた大きな川魚の塩焼き(130B=470円)を、メコン川を眺めながら美味しくいただきまし。 -
車の通行量もそれほど多くないチェンセーンの町。のどかなメコン川沿いの歩道を歩いていく。
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警察署のある角を西に折れると、チェンセーンの町を東西に延びるメインストリートのパホンヨーティン通りとなり、少し進むと左手に生鮮市場のシーソンブン市場がありました。
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市場内をちょっと見て歩き。
アジアの市場の例にもれず、肉や野菜果物などが並び独特の匂いに満ちた猥雑感が漂う。 -
市場前の歩道にもずらりと露店が並ぶ。
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てきとうに町歩きをしながら、グーグルマップによると「ワット・パーサック・ハーンウィアン」という名のお寺に入ってみました。
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広い境内にはコピーキャラクターの像があちこちに。
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かわいいキャラクターの像が立ち並ぶ一方で、恐怖の地獄世界を見せる一角もありました。
日本のお寺にも地獄絵図がありますが、「悪いことをすると地獄へ堕ちる」という地獄思想を立体的に表現してみせる地獄寺、タイ全土に100カ所近くあると言われています。
観光スポットにもなりえる地獄寺、地獄の責め苦の残虐さをエスカレートさせながらこれからも増え続けることでしょう。 -
小坊主さんも、やっぱりアイスクリームを食べたい。
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日暮れとともにメコン川沿いではゴザ屋台が賑わいを見せ始めます。
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ローカル感たっぷりな雰囲気に乗せられて、ゴザに座ってタイの鍋チムチュム(150B=540円)を食べることにしました。チャーンビア大瓶65B(235円)とライス10B(36円)。
スープの入った鍋に豚肉と野菜を入れていただきましたが、安い値段なのでたいした肉ではないけど、日暮れのメコン川とゴザというシチュエーションでの夕食は、旅のひと時にちょっとした旅情と味わいを添えてくれます。 -
土曜日のこの日はメコン川沿いの道路の一部を歩行者天国にして土曜夜市が開かれ、露店がずらりと並んで賑わいます。
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夜になると車の通りもめっきり少なくなり、チープな電飾に彩られたパブレストランが何軒か商いするメコン川沿いの道をてくてく歩いて宿に戻りました。
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翌朝6時半頃のメコン川の朝焼け。
対岸はラオス。 -
ホテルの朝食はかなり品数が少なくて期待外れでしたが、朝日を望みながらいただきました。
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9時前に宿を出て町歩き。
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わき道に入ると、「オレたちの縄張りに勝手に入るな」とばかりに放し飼いの犬に睨まれ、吠えたてられます。
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「ワット・プラタート・チョーム・キティ」を目指し、大きな道路のわりにはあまり車が通らない道の横を歩いていく。
歩道わきにはさりげなくバナナの房が垂れ下がり、やはり日本人にとっては物珍しく目を奪われます。 -
道路わきに建つ白い仏塔の門をくぐり、しばらく進んだところから右の小道に入ってゆるい坂道を上がって行きました。
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「ワット・プラタート・チョーム・キティ」入り口のナーガ(蛇神)の階段を上がっていきます。
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小高い山の上にある「ワット・プラタート・チョーム・キティ」の仏塔。
ワット プラ タート チョーム キティ 寺院・教会
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仏塔から階段を下りて本堂の方へ進む。
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本堂のご本尊。
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本堂の東側からはチェンセーンの町並みとメコン川、対岸のラオスが望めます。
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寺院の丘を下りてきてまた広い道路を南へ歩いていきます。
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入場料50Bを払って「ワット・パーサック」に入りました。
約300本のチーク林を形成している広い敷地内には多くの遺跡もあり歴史公園となっているがそれほど整備されておらず、それがかえって打ち捨てられた侘しさを醸す味わいを見せてくれます。
風が吹くとチークの枯葉がひらひらと舞い散る、日曜日なのに誰もいないひっそりとした歴史公園。パサック歴史公園 広場・公園
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蜘蛛の巣がかかったレンガ積みの壁の前に置かれた青銅の仏像は後年祀られたものでしょうが、林の中の廃墟の仏教寺院らしさを見せてくれます。
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次にチェンセーン国立博物館に入りました。入館料100B(360円)。
ランナー王朝時代の仏像やタイ北部の工芸品、楽器、少数民族の衣装などを展示。チェンセーン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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次に博物館のすぐ近くにある、14世紀に建立された「ワット・プラタート・チェディルアン」に来ました。
ワット チェーディールアン 寺院・教会
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草むす廃墟の仏塔が印象的なワット・チェディルアン。
八角形の基壇の上に高さ18mの仏塔が建つ、「大きな仏塔」という意味のチェディルアン。 -
仏塔の向こうには遺跡の上に修復した本堂が建てられている。
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レンガ積みの遺跡の上に大きな柱が並ぶ簡素な造りの本堂。
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本堂の中に安置された、所どころに金箔が張り付けられた仏像。
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シーソンブン市場近くに戻ってくると、少し西側にある通り一帯で日曜マーケットが開かれていて、衣料品や日用雑貨の露店が並び賑わいを見せていました。
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市場の近くで見かけた丸い板。
何だろうと思いあとで調べてみると、木の幹を切って作ったタイの伝統的なまな板だそうです。 -
人に聞きながらチェンコーン行きのソンテウ乗り場に来てみると、ちょうどチェンコーン行きの(濃い緑色の1245番系統)ソンテウに荷物を積んでいたので、屋根の上の運転手に翌日朝の出発時間を尋ねました。
運転手から09:30と教えてもらいましたが、事前の調べでもチェンコーン行きの直通はなく、ハーバイという町で別の赤色ソンテウに乗り換えないといけないらしい。
この赤いソンテウの出発時間がアバウトでかなり待たされたという旅行者の情報もあり、結局は、遠回りになるが路線バスでチェンライを経由(乗り継ぎ)して行くことにしました。 -
メコン川沿いのレストランに入り、魚が入ったトムヤムクン風のスープでお昼ご飯。150B(540円)。
写真付きメニューを指さし注文して出てきたのは、写真とは少し違うものでしたが、アリがちょこちょこ這いまわるカウンターテーブルでいただきました。 -
町のあちこちにレンガ積みの朽ちかけた遺跡が見られ、おばちゃんにとっては露店を出すのにうってつけの場所。
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露店のすぐそばの草むらの空き地に建つ苔むした仏塔。
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このワット・プラノーンという寺院跡には、放置され打ち捨てられたような小さめの涅槃仏が横たわる。
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昼下がりのメコン川沿いのカフェで、ココナッツケーキ(60B)を口にしながら一休み。
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日が暮れるといつものようにメコン川沿いの歩道にゴザ屋台が出現。
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静かな夜のチェンセーン。
人の入りも少ない電飾のパブレストランを横目に見ながら、宿へ戻っていきました。
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