【2019海外】南米 弾丸10日間 #07-03 サンチアゴ編 ～サンチアゴ到着後の街歩き（後半）～

2019/08/23 - 2019/09/02

2019年の夏季休暇は南米へ。
各国の首都を中心にサラリと街歩きしてみました。
10日間で下記都市を訪問しました。
#01 ソウル
#02 ロンドン
#03 サンパウロ
#04 ブエノスアイレス
#05 モンテビデオ
#06 アスンシオン
#07 サンチアゴ
#08 シドニー

この旅行記はチリのサンチアゴ到着初日の街歩き（後半）です。
サンチアゴを代表する２つの市場を回ってみました。

※基本情報（航空券、宿、為替レート）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11537589

エリア バルパライソ(チリ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

時刻は15:00。
サンチアゴの街歩き（後半）開始。

街歩きの後半の部は市場を訪ねてみようかと。
サンチアゴには大きな市場が２つある。
まずは中央市場へ向かってみることに。

小さな商店を眺めながら、、、

中央市場（Mercado Central）に到着。
さっそく、中へ。

中央市場は主に魚介類を取り扱っている場所。
まずは市場内を回ってみることに。

南北、海に沿ったチリは魚介類も豊富。

ホタテのような貝には巨大な貝柱。

巨大ウニ。
バフンウニのようにあトゲが短いタイプ。
チリもウニを食べる文化があるんだね。

ムール貝もやたらデカい。
というか、もはやムール貝ではないのかもしれないけど。

カニの爪。
本体はどこいった？？

こちらは巨大フジツボ。
なかにはカニのよう大きな爪がうごめいている・・・
うーむ、どうやって食べるんだろう？？？

市場内にはレストランもたくさん併設しています。
そして、どのお店もかなり積極的な客引きだ・・・

この市場では食事するつもりで来た。
いくつかレストランを覗き見した結果、、、

こちらのこじんまりしたレストランに決定。
決め手は「ピスコ・サワーとセビーチェをサービスするよ！」ってことだったので。

ピスコ・サワーはペルーやチリで定番の柑橘系カクテル。結構アルコール高め。
セビーチェも南米ではお馴染みの魚介類のマリネ。
日本人にも慣れ親しんだ味です。

あと、ローカルビールを追加。

この市場の名物はシーフードスープ。市場内ではマリーンスープって呼ばれていた。

具材によって値段は変わる。
どのレストランでも4000～10000ペソ（＝600～1500円）ほど。

そして、もう１つ名物がこちらの1皿。
さっき市場で見た巨大ウニが山盛り。

ウニはスペイン語ではエリッソ（Erizo）。
市場では日本人と分かると、「ウニ！ウニ！」って声をかけられます。

この量で8800ペソ（＝1,350円）
レストラン価格でこの値段はお手頃。
そもそも、一人で食べる量じゃない。

・・・で、このウニ盛り。
ウニと一緒に謎の物体が。。。
よ～く見てみると、、、

もの凄く小さなハサミを持つカニでした。

・・・なぜ、カニが？？
しかもちょっとグロテスク。

不思議に思いながら眺めていたら、スタッフが
「ウニの中に一緒にいるんだよ」って教えてくれた。

ほう、なるほど。ウニに寄生しているカニなんだね。「パンコーラ」って言うらしい。
・・・で、
「美味しいから食べてみな！」と。

恐る恐る食べてみると・・・
・・・うん、完全にウニの味のカニ。そりゃウニの栄養だけで育つカニだからそうなるよな。
殻はふにゃふにゃでソフトシェルクラブみたい。
生食に若干不安はあったけど、特に問題ありませんでした。

ウニの身はほんと大きい。
たぶん3匹分くらい入ってたんじゃないかな。
オニオンを刻んだ冷製スープに浸っていて、この食べ方については、日本人にはちょっと馴染めないかも。。。

ということで、最強のソースを用意。
はい、醤油。
最近、旅先に持ち歩いてるんだよね。

お店には申し訳ないが、醤油を付けて頂くと・・・

・・・うま～い！！
これはもう理屈じゃなくて、日本人ならやっぱりコレだな。

チリを訪れる際はぜひ醤油を持って行きましょう。

続いてもう１つのメイン「シーフードスープ」。
メニューの中では松竹梅で言うと「竹」ランク。
4500ペソ（＝700円）

見た目は100点。
大きな貝がこれでもかって入ってる。

器の底にも大量のムール貝の身が。
ほぼ貝の出汁のスープだ。

ただ、思ったより旨味が薄いのはなぜだろう・・・
もっと濃厚スープになっても良いんだが。。。
まぁ、濃すぎても飽きちゃうだろうな。
やや薄味だったからこそ、最後まで食べきれた。

お会計。
ビール3200ペソ（＝500円）とサービス料（？）を合わせて
合計20300ペソ（＝3150円）

量的には2人前なので、観光客価格とはいえリーズナブルだ。

平日の夕方ということもあって、ほぼ貸し切り状態でした。
スタッフも気さくに話しかけてくれて、楽しい時間だった。

ウニに寄生するカニなんて、説明無かったら全然分かんなかっただろうな。。。

食事も済んだし、中央市場の見物は終了。
次の目的地へ向かおう。

中央市場からさらに北へ。
ラ・ベガ市場という2つ目の市場へ向かってみます。

市場に向かう途中も露店がたくさん並んでいた。

良く分からない葉っぱとか売ってます。
怪しい葉っぱでは無いだろうが。。。

小さな川を渡る。
奥にはほんの少しだけ積雪した山も見える。
美しい風景。

ただし、ゴミ多し。
大都市ゆえにしょうがないのか。

市場に近づくに連れて、ちょっと雰囲気が変わる。
なんというか、下町っぽいというか、雑多な雰囲気・・・

市場周辺に近づくと、黒人の割合が増えてきた。
市場で働いている人が多いのかな。

この辺りはもう市場のエリアかな。
人の活気が違う。

市場の建屋の外は青空市になっている。
スーパーのショッピングカートに品物を乗せて売る人が多数。

それにしても、これは何？？
・・・もしかして腸？

屋内市場の周りも市場の雰囲気が漂っている。

ガラクタ市に遭遇。
これがなかなかのガラクタ具合でして、、、

ボロボロの靴や錆びたスコップやら。。。

釘とかクッキーの缶とか。
果たしてお金になるんだろうか・・・？

さて、ようやくラ・ベガ市場の建物の中へ。

まぁ、普通の市場だね。
正直、外の青空市の方がインパクトがある。

肉が多いのが南米の傾向のようで。

#ラ・ベガ・セントラル市場

先ほどの中央市場は魚市場だったけど、こちらのラ・ベガ・セントラル市場はお肉と青果がメインの市場でした。

ラ・ベガ・セントラル市場の見物も終わり。
あとは街歩きしつつ宿へ戻ろう。

ちょうど帰宅時刻かな。
仕事帰りの人たちが多かった。

人で賑わうセントロ（旧市街）を通り抜ける。

クラシックな建物にテナントが入っています。

メトロポリタン大聖堂を裏手から。

大聖堂の裏手に位置するこちらの建物は旧国会議事堂（Santiago former National Congress Headquarters）
建設は1876年。

セントロの中心部は車両も入ってこない。
交差点にちょっと変わったオブジェ。

さて、街歩きはこのあたりで終わりかな。
スーパーで買い物して宿に戻ろう。

ホテルへの向かう途中にあったスーパーへ。
いやいや、ワインの量が凄い・・・

チリと言えばチリワイン。
チリワインは日本でも安いけど、当然ながらチリ国内ではもっと安い。

チリのビールも買っておこう。
チリワインよりチリビールの方が珍しいしね。

ワインとビールを調達してお買い物終了。

日もすっかり暮れて来た。
ビルの間から見える夕焼けが綺麗。

橋もライトアップ。

見事なグラデーション。
マジックアワー。

大都市サンチアゴは車が多い。
メトロもかなり頻繁に走っていた。

宿のあるエリアに到着。
近くに学校があるらしく、たくさんの若者で賑やかな雰囲気だ。

19:00。宿到着。
あとは宿でゆっくり過ごそう。

宿の中庭。
お洒落だけど、寒いので誰もいない。

キッチンスペース。
冷蔵庫に買ってきたビールをしまって、まずはシャワー。

シャワーですっきりしたところで、部屋飲み開始。
正確には部屋じゃなくて、宿の共用エリアにて。
寒いので屋内のテーブルで。
・チリビール
・チリワイン
・チリの伝統菓子

チリのビール4種。
1本500ペソ（＝75円）ほど。
デザイン的には左から2番目のチリ国旗カラーの缶が素敵。

こちらはチリの伝統的なお菓子。カルソネス・ロトス(Calzones Rotos)
直訳すると「破れた女性の下着」だそう。

家庭的なおやつって感じだね。
シンプルに美味しいやつ。
1パック600ペソ（＝90円）

最後は中庭のお洒落な雰囲気の中で格安チリワインを。
500mlで200ペソ（＝30円）という衝撃的な安さ。

ただ、寒くてすぐに撤収。
屋内に戻って飲み直しした後、就寝となりました。

こうしてサンチアゴ 初日は終了。
翌日はチリ第2の都市、バルパライソに行ってみます。

★ダイジェスト動画集
＃03 中央市場
https://youtu.be/bR8blgDHYaA

★ダイジェスト動画集
＃04 ラ・ベガ市場
https://youtu.be/hOouVCYRr-Q

★ダイジェスト動画集
＃05 街歩き
https://youtu.be/s-Vn1W9zwws