2019/11/29 - 2019/12/02
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この旅行記のスケジュール
2019/11/29
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昨年の冬の暖かい沖縄に魅せられ、今年も行こうと予定を組んでいた矢先、首里城火災というニュースが飛び込んできました。
10月に申し込みをして、今年は南部をゆっくり巡ろうと思っていただけに、メインとしていた首里城の焼失はとてもショックな出来事でした。
実際、焼落している首里城を見ると、一日も早い再建って簡単に言えない状況だと思いますが、必ず再建できた首里城を見たいなと思います。
今回は伊丹空港9:00発のJALで那覇空港到着。トヨタレンタカーの営業所で手続きをして首里城に向かい、散策、昼食後は金城町石畳を歩き、旧海軍司令壕から瀬長島で着陸する飛行機と夕陽を眺め、ホテルに向かいました。
今回の旅行期間中は、風が少し強い日々でしたが、天候に恵まれ楽しく、最終日には30数年振りの友人との再会もあり、暖かい沖縄を満喫できました。
旅行記は4部構成で、1~3日の行動とホテル食事編です。
*昨年の「冬でも暖かい沖縄旅行記」↓
https://4travel.jp/travelogue/11432395
https://4travel.jp/travelogue/11432642
https://4travel.jp/travelogue/11433639
https://4travel.jp/travelogue/11433877
https://4travel.jp/travelogue/11434376
https://4travel.jp/travelogue/11434752
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
いつもの通勤時間と変わらない7:10過ぎにマンションを出て、阪神高速経由で予約駐車場に車を預け、伊丹空港に向かいます。
7:30に駐車場に到着、徒歩5分位でJAL乗り場に到着です。
時間があるので、ラウンジで沖縄のビデオを見ながら、少し休憩し1年振りの沖縄の街に向かいます。 -
予定通り、道中揺れもなくJAL2081便は2時間弱で那覇空港に到着です。
やはり沖縄、暖かいですね。
奥様、さっそく沖縄仕様の服装に着替えです。
私は、やせがまんで半袖Tシャツに長袖のシャツで大阪を出ましたが、奥様はしっかり防寒対策の服装だったので、そのギャップが凄いです。 -
到着ロビーを出て、レンタカーの送迎ゾーンに移動し、トヨタレンタカーの営業所で手続きを済ませ、首里城公園に向け出発です。
レンタカーの手続き終了まで、移動時間を含め1時間弱、丁度お昼時です。
とりあえず首里城公園の駐車場に車を止め、守礼門に向かいます。
平日とはいえ、観光客はちらほら、駐車場はガラガラ。
沖縄観光に、非常に大きな影響を与えているのだと痛感しました。 -
首里城公園の大半は規制がかかっていて内部を窺い知ることは出来ません。
園比屋武御嶽石門を横目に、歓会門に到着です。
首里城の城郭に入る第一の正門で、往時、首里城へ中国皇帝の使者「冊封使」が招かれ、人々を歓迎するという意味でこの名が付けられたという門で、見学できればこちらから入場できたんだと改めて思いました。
創建は1477~1500年頃で、沖縄戦で焼失し1974年復元されています。
石のアーチ状の城門の上に木造の櫓が載せており、久慶門、継世門等首里城内の門は、概ねこの形状のようです。 -
門の両側には、一対の石造の魔除けの「シーサー」像が置かれています。
-
石垣沿いを歩き「久慶門」別名「ほこり御門」という通用門に到着です。
公開されていた時は、有料ゾーンの出口となっていたようですが、往時は日常的に人々が出入していた門で、主に女性が利用したといわれ、国王が寺院を参詣したり、浦添から以北の地方へ行幸する等n際に使用した門のようです。
創建は1477~1526年頃といわれ、1983年に復元されたらしいです。 -
石垣の向こうは首里城正殿があった場所です。
焼失した部分は見えませんが、丁度ひと月が経ったのですが、周辺はまだ火災の後特有の匂いがしています。 -
石垣上に少しのぞく屋根。
1945年の沖縄戦で灰燼に帰した首里城。
1453年、1660年、1709年と幾たびの焼失から立ち上がり、約30年にわたる復元工事が2019年1月に完了したばかりでした。
また、2000年12月には、日本で11番目の世界遺産として登録されており、鮮やかな朱色に彩られたその姿は、王国の歴史、文化の息吹を伝える雄姿であり、沖縄のシンボルそのものです。
きちんと原因を調査し、二度とこのような事態にならぬよう万全な対策を施した上で、早期の再建を願っています。 -
「あしびうなぁ」(ランチ等食事編は4日目にまとめます。)でランチを頂き、首里城公園の周辺を歩きます。
龍澤池から望む首里城公園。
夜景の名所でしたが、今回の火災のニュース等で繰り返し流れ、悲しい夜景となってしまいました。 -
次に向かったのは、玉陵(たまうどぅん)。
琉球王国 第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓です。
そもそもは第3代尚真王が、父尚円王を葬るために建築したもので、世界遺産です。
沖縄県最大の破風墓との事で、首里城公園から5分弱で到着です。 -
展示室に内部模型があり、玉陵は中室、東室、西室の3つの建築物に分かれています。
中室は葬儀の後、当時の琉球の葬制に基づき遺骸が骨になるまで放置し、数年後に骨を取り出して洗骨し、後に遺骨を骨壺に収め、王及びその妃の骨は東室に納められ、他の王族は西室に納められているようです。 -
玉陵入り口にある券売所 奉円館(ほうえんかん)の地下1階、資料展示室の見学の後、玉陵に向かいます。
両側にはカジュマル等の並木となっています。 -
当時の板葺き屋根の宮殿を表した石造建造物になっており、墓域は2.442m2あります。
-
奉円館で何度も注意を受けた門です。
入口高さが低いので、頭を打たないように注意して下さい。 -
中庭には珊瑚の破片が敷き詰められています。
-
東の御番所(あがりぬうばんじゅ)。
沖縄戦前までお墓を守る番人がお墓の管理をしていた場所で、王国時代には墓参りに来た王様が休憩をしたところのようです。 -
玉陵から金城町石畳道に向かいます。
金城町は、14世紀から19世紀にかけて栄えた琉球王朝時代の城下町で、首里城から国場川の真玉橋に至る長さ4 km、総延長10 kmの真珠道(まだまみち)の一部で、1522年頃にその建造が始まったと言われています。 -
市街を見渡すことができますが、きつい坂道の連続で、足腰が弱ってきた私達には、良い運動を超え少しきつかったです。
-
沖縄戦の砲撃等で、真珠道の大半は破壊され、コンクリト舗装の道となっていましたが、1983年に歴史的地区環境整備事業によって再び石畳に整備されたようです。
現存する238mの区間が首里金城町石畳道として、沖縄県指定文化財であり、1987年に、日本の道100選に選定されています。
行政上の道路の路線名は那覇市道金城2号、別名シマシービラと呼ばれているようです。 -
途中、金城嶽境内に寄り道、6本のアカギの大木を拝んできました。
1972年の日本復帰と同時に、国の天然記念物に指定されています。
一番大きい樹齢は約200年と推定されています。
かつては首里城内や城外周辺にも大木が生育していたようですが、戦争で殆ど焼失し、アカギの大木群が市街地内に見られるのは、県内ではここだけのようです。 -
石畳道沿いには眺望の開けたカフェや、音楽喫茶というのもありました。
シーサーが見守っています。 -
石畳道には年月を経て光沢を帯びた琉球石灰岩の平石が敷きつめられ、近世以前の石垣も多く現存しているようです。
乱敷きに配された大きさ20~30㎝ほどの平石の表面は、小叩きに仕上げられており、勾配が急な箇所には階段や、すべり止めの溝が彫られるなど、歩きやすいように工夫がなされています。
屋敷囲いは「あいかた積み」とよばれる手法を用いて積まれた石垣と、赤瓦屋根の木造住宅のコントラストが綺麗です。 -
ビジターセンター資料室内には、銃器や軍服等の壕内より発掘された遺品や家族への手紙等、旧日本海軍の資料が展示されています。
-
金城町石畳道から息切らせて駐車場に戻り、旧海軍司令部濠に向かいます。
慰霊塔は、昭和33年に沖縄海友会、海軍戦没者慰霊之塔建立発起人会によって建立されました。 -
慰霊塔前広場からは、首里城や南部市街が見渡せました。
-
壕入口の階段です。
105段の階段を降りると、縦横に張りめぐらされた壕内通路に続いています。
この濠は、昭和19年日本海軍設営隊によって掘られた司令部壕で、当時は450mあったと言われて います。
カマボコ型に掘り抜いた横穴を、コンクリートと杭木で固めた濠は、米軍の艦砲射撃に耐え持久戦を続けるための地下陣地で、4,000人が籠っていたらしいです。 -
戦後しばらくの期間放置されていましたが、数回に渡る遺骨収集の後、昭和45年3月、観光開発事業団によって司令官室を中心に300mが復元、見学できるようにされています。
一発逆転を信じ人力作業で掘り進めていたのでしょうが、本当に戦争って狂気の結果ですね。
狂った指導者に振り回され、最後は巻き添えで亡くなっていった多くの一般人や、かき集められた兵を思うと、たまらない気持ちになります。 -
司令官室です。
壁面には『大君の御はたのもとに死してこそ人と生まれし甲斐ぞありけり』
という大田司令官の愛唱歌が鮮やかに残されていました。
旧海軍司令部壕の司令官であった大田實少将が、海軍次官に宛てた、沖縄県民の献身的作戦協力について訴えた電報が残っています。
沖縄県民が如何に軍に協力し、多くの方が犠牲になった事を後世に伝え、「県民斯く戦えり。今後のご高配を」と結ばれています。
最後にきちんと巻き添えにした沖縄県民に特別な感謝を伝えたことは評価できます。
「戦争は作戦室で起こっているんじゃない。」「現場の惨状を作戦室は知れ。」踊る捜査線の青島刑事のように、大本営に怒りと共に打電したのでしょうが、沖縄県民を守れなかった司令官としては、どうなんでしょうか。 -
陽も傾いてきたので夕焼けを見に、本日最後の目的地「瀬長島」に向かいます。
途中、泡盛製造工程見学歓迎という看板に引き込まれるように、寄り道です。
空港近くの「忠孝酒造」です。 -
沖縄本島の中で、一番小さな手作り泡盛工場らしいです。
工程見学は30分毎に実施されているようで、最初にガラス越しですが泡盛造りの工程を見学し、次に忠孝窯で泡盛の甕「忠孝南蛮荒焼甕」の製作過程を見学し、長期保存の泡盛蔵を見て、最後は泡盛の試飲という流れです。
レンタカーですので、当然試飲は出来ませんが、奥様、米麹の甘酒を試飲し、購入です。 -
この建物は、木造建築としては首里城に次ぐ県内2番目という、「古酒蔵」です。
忠孝酒造の自慢の施設らしいです。
建物内には、にくーす(古酒)の香りと、長期熟成中の甕が並んでいます。 -
「忠孝酒造」から5分ほどで瀬長島に到着です。
ウミカジテラスという商業施設が、海に向かって階段状に並んでいます。 -
カフェや雑貨店等、様々な種類のお店がありますが、お店の前にテラスがあり、海を臨みながら食事ができるようになっています。
-
島の最上部にはホテルがあります。
「琉球温泉 瀬長島ホテル」というらしいです。
瀬長島の地下1,000mから湧き出る天然温泉で、豊富な湯量で「子宝の湯」と言われているようです。 -
瀬長島ホテルの玄関前に鎮座する「龍神さま」。
もともとは無くホテル建設の際、数々の神人から指摘され建立されたようです。
瀬長島はその昔から、神の島、信仰の島として本島各地からも訪れる人が多かったらしいです。
戦後の一時期、米軍の武器庫ができたために島に近寄ることができなかったようですが、ホrテル建設にあたり島の守り神として、あらためて龍神が鎮座することになったようです。 -
瀬長島は、沖縄本島南部の西岸約1kmに位置する周囲約1.5kmの小さな島で、那覇空港から一番近い離島で、本島と海中道路で結ばれています。
その上を那覇空港への飛行機が通過するので、離、発着を真近で見ることができます。 -
そして美しい海景と夕陽、プラス飛行機を眺めるスポットとして有名な場所らしいです。
白亜のウミカジテラスは地中海の風景のような感じです。(行ったことないけど・・・)
夕焼けを眺め、ホテルに向け出発です。
本日これまで。
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