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 かつての大平山の標高が分からないかと鎌倉市庁舎を訪れ、案内係で所轄していそうな部署を聞き、4階にある公園課と1階にある観光課を訪れた。どこも昼休み時間中でも対応してくれた。「武家の古都・鎌倉」が世界遺産に落選した原因は、第一に(世界遺産登録推進センターの)市職員の文化財行政に対する認識の低さにあったと実感していたから、他の部署ではそうでもなく普通に仕事をしているのかと気付かされた。<br /> それでも、やはり階上の職場は雰囲気が固く、職員組合が力を持っていることを感じさせるが、1階では訪れる市民が多いために、そうした雰囲気はなかった。組合員然とした態度(https://4travel.jp/travelogue/11545846)では多くの市民とはまともには接することはできないのだ。観光課のレベルはあんちょこにしている本がそのレベルを示しているのだが、こうした鎌倉に関する観光案内や史跡の案内本には間違いや不備が多過ぎることは、私がこれまでに多くの著作をアマゾンの書評で指摘して、大方は低い評価を与えて来ている。したがって、観光課職員の知識は、私のこうしたブログやそれらを纏めた「不思議が一杯!?鎌倉」や「続・不思議が一杯!?鎌倉」を読んでいないと低いままで、レベルの向上は望めないだろう。たとえば、「鎌倉で富士山を眺めたいのですが」と観光課を訪れた人にはどこの富士山のビュースポットを紹介してくれるであろうか?おそらくは、JR北鎌倉駅から2分以内で辿り着く北鎌倉富士見道(https://4travel.jp/travelogue/11571393)を紹介はできないであろう。<br /> それでも、隣の席の観光課の職員が電話して調べてくれて、国土地理院であれば、そうしたかつての大平山の標高の遷移についても調べてくれると、電話番号をメモして渡してくれた。<br /> あるいは、鎌倉中央図書館4Fの該当部署には特に詳しい職員がいることも教えてくれた。<br /> また、壽福寺のご本尊(https://4travel.jp/travelogue/11439733)についても市のデータベースがあり、調べてもらったら、神奈川県指定の文化財であることが分かった。<br /> このように、1階は極普通の市役所の職場だったので驚いた。おそらくは暇な部署ほど組合員意識が蔓延っているのだろう。<br /> なお、「大平山」(https://4travel.jp/travelogue/11195418、https://4travel.jp/travelogue/11343874)の例の看板は鎌倉市が設置したものではないことも確認できた。市が設置する看板ならば手書きは有り得ないことだ。海抜159.2mも横の水準点の高さであろう。しかし、現実には地表は3、40cm程度は低くなってしまっている(https://4travel.jp/travelogue/11396518)と考えられる。<br />(表紙写真は鎌倉市庁舎)

鎌倉市公園課・観光課訪問-かつての大平山の標高は?

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2019/11/29 - 2019/11/29

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 かつての大平山の標高が分からないかと鎌倉市庁舎を訪れ、案内係で所轄していそうな部署を聞き、4階にある公園課と1階にある観光課を訪れた。どこも昼休み時間中でも対応してくれた。「武家の古都・鎌倉」が世界遺産に落選した原因は、第一に(世界遺産登録推進センターの)市職員の文化財行政に対する認識の低さにあったと実感していたから、他の部署ではそうでもなく普通に仕事をしているのかと気付かされた。
 それでも、やはり階上の職場は雰囲気が固く、職員組合が力を持っていることを感じさせるが、1階では訪れる市民が多いために、そうした雰囲気はなかった。組合員然とした態度(https://4travel.jp/travelogue/11545846)では多くの市民とはまともには接することはできないのだ。観光課のレベルはあんちょこにしている本がそのレベルを示しているのだが、こうした鎌倉に関する観光案内や史跡の案内本には間違いや不備が多過ぎることは、私がこれまでに多くの著作をアマゾンの書評で指摘して、大方は低い評価を与えて来ている。したがって、観光課職員の知識は、私のこうしたブログやそれらを纏めた「不思議が一杯!?鎌倉」や「続・不思議が一杯!?鎌倉」を読んでいないと低いままで、レベルの向上は望めないだろう。たとえば、「鎌倉で富士山を眺めたいのですが」と観光課を訪れた人にはどこの富士山のビュースポットを紹介してくれるであろうか?おそらくは、JR北鎌倉駅から2分以内で辿り着く北鎌倉富士見道(https://4travel.jp/travelogue/11571393)を紹介はできないであろう。
 それでも、隣の席の観光課の職員が電話して調べてくれて、国土地理院であれば、そうしたかつての大平山の標高の遷移についても調べてくれると、電話番号をメモして渡してくれた。
 あるいは、鎌倉中央図書館4Fの該当部署には特に詳しい職員がいることも教えてくれた。
 また、壽福寺のご本尊(https://4travel.jp/travelogue/11439733)についても市のデータベースがあり、調べてもらったら、神奈川県指定の文化財であることが分かった。
 このように、1階は極普通の市役所の職場だったので驚いた。おそらくは暇な部署ほど組合員意識が蔓延っているのだろう。
 なお、「大平山」(https://4travel.jp/travelogue/11195418https://4travel.jp/travelogue/11343874)の例の看板は鎌倉市が設置したものではないことも確認できた。市が設置する看板ならば手書きは有り得ないことだ。海抜159.2mも横の水準点の高さであろう。しかし、現実には地表は3、40cm程度は低くなってしまっている(https://4travel.jp/travelogue/11396518)と考えられる。
(表紙写真は鎌倉市庁舎)

  • 鎌倉市庁舎。<br /><br />国土地理院には、<br />「かつて横浜市と鎌倉市の市境(鎌倉カントリークラブ・クラブハウス付近)に大平山がありましたが、昭和38年(1963年)に掘削されて今は大平平となっています。<br />このかつての大平山の標高を知りたくて調べています。お分かりでしたら教えてください。<br />先日鎌倉市観光課でこちらの電話番号(029-864-4462)を紹介されました。」<br />と質問した。<br /><br />国土地理院からの回答内容は、<br />「ご質問の、かつての大平山の場所や標高について国土地理院では分かりかねます。<br />1/2.5万地形図「戸塚」「鎌倉」の図郭付近と思われますので、ご自分でお調べいただけますようお願いいたします。」<br />ということだ。<br />1/3,000地形図でもないと標高の記載はないだろうから、1/2.5万地形図では「大平山」表示はあっても、標高の記載はあるとは限らないだろう。<br /><br />鎌倉中央図書館の該当部署で調べてもらったら、昭和29年(1954年)発行の鎌倉市内の山岳地図では大平山には160mの等高線が実線で描かれ、162mの破線の等高線も描かれていることが分かった。このことから、掘削される前の大平山は162m~164mの標高があったものと考えられる。<br /><br />理工系なら特許や論文は調べることを前提で蔵書されており、20年ほど前からはPDF化されてデータベース化され、インターネットで検索できるようになっている。それに比べると、今回のかつての大平山の標高は博士が3年余り掛けても真実(真値)にたどり着けないという結果になってしまった。

    鎌倉市庁舎。

    国土地理院には、
    「かつて横浜市と鎌倉市の市境(鎌倉カントリークラブ・クラブハウス付近)に大平山がありましたが、昭和38年(1963年)に掘削されて今は大平平となっています。
    このかつての大平山の標高を知りたくて調べています。お分かりでしたら教えてください。
    先日鎌倉市観光課でこちらの電話番号(029-864-4462)を紹介されました。」
    と質問した。

    国土地理院からの回答内容は、
    「ご質問の、かつての大平山の場所や標高について国土地理院では分かりかねます。
    1/2.5万地形図「戸塚」「鎌倉」の図郭付近と思われますので、ご自分でお調べいただけますようお願いいたします。」
    ということだ。
    1/3,000地形図でもないと標高の記載はないだろうから、1/2.5万地形図では「大平山」表示はあっても、標高の記載はあるとは限らないだろう。

    鎌倉中央図書館の該当部署で調べてもらったら、昭和29年(1954年)発行の鎌倉市内の山岳地図では大平山には160mの等高線が実線で描かれ、162mの破線の等高線も描かれていることが分かった。このことから、掘削される前の大平山は162m~164mの標高があったものと考えられる。

    理工系なら特許や論文は調べることを前提で蔵書されており、20年ほど前からはPDF化されてデータベース化され、インターネットで検索できるようになっている。それに比べると、今回のかつての大平山の標高は博士が3年余り掛けても真実(真値)にたどり着けないという結果になってしまった。

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