2016/12/05 - 2016/12/05
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ドクターキムルさん
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天園ハイキングコースを建長寺方面から天園峠に向かうと、鎌倉カントリークラブのクラブハウスの真横辺りに小山が残り、「大平山」の看板が掛かっている。ここの海抜は159.2mとあり、「鎌倉市最高地点」とも記載されている。一方、ここから500m程天園峠側にも「横浜市内最高地点」(海面からの高度:159.4m)の看板がある。「鎌倉市最高地点」の看板はブリキの板か何かであるが、「横浜市内最高地点」の看板は横浜開港150周年を記念して設置された立派なものである。
しかし、横浜市と鎌倉市の市境が大平山の頂上であるのに、それが500m程も離れているのはどこかおかしい。また標高も0.2mほどの違いが見られる。地図には「横浜市内最高地点」の看板辺りに大平山の最高地点(山頂)が記載されているが、鎌倉市はわざとその地点を500m程も離れた地点に設定している。そのことを疑問に持った人のWeb(http://park.geocities.jp/oshipapahouse/oohira.htm)がある。それにはゴルフ場造成時に大平山の頂上を掘削したことが示されている。しかし、地元の人は、「あっちの山(「鎌倉市最高地点」)とこっちの山(「横浜市内最高地点」)が繋がっていたが、クラブハウスからの眺望が悪くなるので、自分の土地でもないのに勝手に削ってしまった。」と言う。すなわち、昔からの街道も削ってしまい、クラブハウスの裏は平坦な岩場(大平平)となり、「鎌倉市最高地点」の看板がある天園ハイキングコースへは歩き難い岩場の段々になった坂道になってしまっている。
いくら世界遺産でもまともなことが何一つできなかったトンチンカンな鎌倉市でも、横浜市と同じ場所かその傍に「鎌倉市最高地点」の看板を立てなかったのは、かつての最高地点、すなわち、大平山の頂上が掘削されて無くなってしまったので、その地点に近い場所を選んで設置しているのかも知れない。
(表紙写真は「大平山」の看板)
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「大平山」の看板。
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下の岩場の平地の広場ではお昼になれば多くのハイカーたちが弁当を広げる。あるいはお湯を沸かしてカップラーメンを食べたりコーヒーを入れたりしている人たちもいる。
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掘削された広場の崖から西を見る。果たして雲がなければ富士山はこの方向にあるのだろうか?
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鎌倉の海岸。
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掘削された広場の別の崖から西を見る。果たして雲がなければ富士山はこの方向にあるのだろうか?
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クラブハウス。今では生垣の背が高くなり、3Fまでの視界を遮っている。
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クラブハウス。
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獅子舞の谷。
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これは本来の岩盤?
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向こうに今泉からの道(旧道)が合流する。
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大平山下の紅葉。
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大平山下の紅葉。
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ゴルフ場の向こうにランドマークタワー。
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駐車場の崖。道も上りだ。
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上り坂。
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この先が天園。
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「横浜市内最高地点」。
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峠の茶屋跡の方が「横浜市内最高地点」よりも高い。
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大平山の紅葉。等間隔で植えられており、大正時代に天園休憩所を開いた小川氏によって獅子舞と同様に昭和初期に植えられたものであろう。
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