2019/11/04 - 2019/11/05
30位(同エリア316件中)
ほいみさん
ネットで安平路山を検索すると
安平路山(あんぺいじやま・2363m)は中央アルプス南部の山で日本200名山の一つ。山頂は森林限界を越えず、樹林と笹で覆われる。200名山ながら、熊笹をかき分けて登るヤブ山で有名で・・・
とあった。
まぁ200名山に数えられるくらいだから、常識の範囲内でしょ。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
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-
還暦登山隊の隊長から、申し訳なさそうなメールが来た。
「ほいみ君、長野の安平路山に付き合ってくんない?」
ヤツが下手に出るときは、一般人が嫌がる山行に決まってる…どうせ付き合うのは私しかいないんだろ。
11月4日、のんびりと9時ころに我が家を出発。
八ヶ岳が見えた。 -
八ヶ岳PAは調理パンが美味しいよね~・・・とかいいながら、隊長は「何時もの蕎麦」
-
私はお勧めの「塩こうじラーメン」
これ、麺と野菜がてんこ盛りで、すごいボリューム。
エネルギー充填80%、今回も蕎麦隊長に勝てそうな予感。 -
店内に「塩こうじラーメン」お勧めのポップがいっぱいあったので、当然それにしようと思ったのだが、食券の自販機でそれのボタンが見つからない。後ろに人が並んでいるので焦ってしまう・・・諦めようかと思ったら、後ろの方が「これじゃないの?」って教えてくれた。
細かい方(ノーマル)の押しボタンの中から探してたのだ。「塩こうじラーメン」売り込み過ぎ! -
中央高速、飯田ICで降りて、大平街道を妻籠宿方面に走る。
-
佐野集落。
ほぼ無人の集落らしいが、2-3軒の農家の建物を借り切って宿泊出来るらしい。
この建物には4-5人の大学生が泊っていた・・・楽しそう。 -
食堂兼土産物屋もあった。
祝日なのに他にお客さんは無し。 -
佐野集落から林道を行く。
-
途中、一般車両通行止めのチェーンがあるが、役場に聞いたら「登山のためなら外して通過して下さい」との暖かいお言葉。
-
ここを歩くとなると往復10数㎞余分に歩くことになるから、計画は根本的に見直さなければならないところだった。
-
道は超狭い上に超凸凹。
時速10㎞くらいで走る…歩くよりは早いし楽。 -
16時には行き止まりにある無人小屋に到着。テントも持って来たが、ここは小屋に泊まらせてもらおう・・ありがたや。
-
まずは小屋の中を掃除。
-
ひと休みしてから、まだ明るかったので登山道を下見。
10分ほど登ったが、見事な笹! パンダがいそうじゃん!!
この笹、どこまで続いてるんだろうね?・・・嫌な予感。 -
まぁ、とりあえず一杯!
-
夕飯は「飛騨に敬意を払って」700円もする「飛騨牛カレー」を奢った。山の神様に香りだけでも!
と思ったら
「ほいみ君、安平路山は中央アルプスで、完全に長野県だから・・・飛騨じゃないし」 -
ヒートパックのカレーは温めなくても食べられるが、パックご飯はよ~く煮沸?しないと固くて食べられないから要注意。
こんな風にキャンプ用のバーナーだと、10分以上煮沸しないと固くてNG・・・電子レンジの偉大さを感じる。 -
例によってトイレタイムに星空写真。
月が明る過ぎて、天の川は写らず。 -
クルマだったので、デジイチと大きなレンズ・三脚を持って来たが、もちろんそれらは置いていく。
超ワイドレンズなので、デリカが「チョロQ」になってしまった。 -
山小屋の窓にも星空が・・・って、カーテンが無いんんで寒いのなんのって。
知ってれば家から要らなくなったカーテンを持って来たのに。 -
朝は4時起床。
昨日、八ヶ岳PAで買った、500円もするソーセージパンを温めて食べる。隊長は小さなカップラーメン・・・お気の毒! -
5時20分、真っ暗な中を出発。
-
真っ暗な中、背丈ほどもある笹薮を行くってどうよ。
当然思うように歩けないので、1時間で着くはずの「擂粉木山」分岐点まで1時間半も掛かってしまった。
すっかり明るくなって歩き易いが、さすがに「笹天国・安平路山!」
この後も延々と笹薮が続く・・・当然景色何てまったく見えない。
何やってんだか。 -
9時、3時間半掛かって途中の無人小屋に到着。
-
更に1時間弱で、安平路山山頂。
な~んつうことか、山頂はごく狭い上に「笹ぼうぼう」。
座って休むことも出来ないし、展望はゼロ! -
アサヒビールの寄付金で、山頂だけでも「笹狩り」してよ。
サントリーさん、「香るエール」ってマジ美味い!
最近は予算に余裕があれば、これ飲んでます! アサヒに代わって笹狩りして!
って、絶対二度目は無い安平路山でした。 -
途中の山小屋まで下りて来て昼ご飯としました。
-
「香るエール」はここで開けました。
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昼ご飯
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藪こぎで疲れ切っていたところにビールを飲んだ(半分づつ)せいか、疲れが一気に出て、情けない下りになった。
下りって言ったって、アップダウンは激しいからね・・・「藪こぎ」のオマケ付きだし。 -
擂粉木(スリコギ)山周辺が、若干視界が開けてる・・・南アルプスが見えた。
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この写真、何を撮ったのか思い出せない。3枚も撮ってあるから、何か興味深かったんだろけど。
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単純往復なので、帰りも延々と「藪こぎ」。
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13時40分、足より腕が疲れて登り口まで戻って来た。
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これほどつまんない山行もないね・・・と意見が一致。
クレーマーじゃないけど、なぜこの山が「日本二百名山」に選ばれたのか、誰か説明してくれ~!
私は「○○名山全部登る」とかの趣味はないから救われるが、誰かが勝手に決めた「○○名山」に縛られ、大切な休日を使って「つまんない山行」をしてる方(隊長!)達にはつくづく同情する。
仕事じゃないんだし。 -
佐野宿まで戻って、また蕎麦かよ~!
だから~・・・山から降りて来たら最低でも「トンカツ定食」だろ! -
19時には沼津ICまで戻った。
腹が減ったから、何か美味いもの食おうぜ!
って、これか~・・・あ~だから年寄りはヤダ!
年金で焼肉食おうぜ!
翌朝・・・背中ら腕に掛けて筋肉痛。
藪こぎの威力か? -
さて、話は変わってそのちょっと前、10月31日の河津七滝
隊長は地元天城山のガイドをやってるので、時々勉強がてら天城を歩く。勉強なんてひとりでやればいいものを、時々私に誘いがかかる。
10月31日、朝7時半、メールチェックしたら「ガイドの仕事が入っていて、今日はその下見に行くから付き合わない?」「9時にそこを通るから・・」
そう私の家は、隊長が「仕事場の天城」に行く途中にあるのだ。 -
仕事を辞めたら良いことばっかりなのだが、仕事を理由に「不適切な」誘いを断れなくなったのは伏兵だった。
-
秋田県からの団体さんを河津七滝に案内するんだそうだ。
山じゃないしぶっつけ本番でいいだろうに・・・とも思ったが、台風19号の影響が心配だから下見をしておきたい・・・という、何時もながらの真面目さに「しょうがない、付き合ってやるか」 -
山の中にポツンと自販機
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台風19号の爪痕は、いたる所に残っていた。
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水量が多くて、展望台の先まで行けないし。
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これって・・・橋だよね。
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渡れません…って書いてあったけど。
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ここは、普段なら周遊出来る。
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お約束通りのスローシャッターなんだけど、コンデジ・三脚無しなので難しい。
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各滝には名前が付いてるんだけど、ガイドじゃないから忘れてしまった。
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これは「出会い滝」って言って、奥の滝と手前右側からの滝が滝つぼで出会うんだね・・・
この手の命名としては「納得がいく」物件だから覚えている。 -
これが一番大きな、その名も「大滝」・・・やった~!
そうそう、この辺りでは滝を「だる」と呼びます。
だから正確には河津七滝は「かわづななだる」となります。
だからこの写真は「おおだる」 -
お約束、スローシャッター。
手前の建物は温泉! -
これって、食欲をそそらないよね。
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サワガニ
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あれから1ヶ月半以上経つから、今頃は紅葉してるかな?
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建設中の伊豆縦貫道。
これが出来ると、東名沼津ICから下田まで一直線。
河津七滝が下に見えます~・・・なんて言いながら素通り? -
ハイキングコースにこんな立派な橋って無駄じゃない? っていつも思ってたが、この橋は台風で流されなかった。
他にも小さな滝は幾つかあるようだが、語呂が良い様に「七滝」としたのは、静岡県民の奥ゆかしさだ。 -
以前、愛犬と行った「赤目四十八滝」なんて、欲張った方向で語呂を良くしたために、こんな小さな滝にまで名前を付けて数に入れている。まぁジョークってやつなんだろうけど。
-
赤目四十八滝には、2015年にシフォンと行った。
涼しかったので、シフォンはグイグイと歩いたが、5番目くらいの滝まで歩いたら「もう帰る・・」と言って?どんどんクルマに戻ってしまった。
シフォンをクルマに置いて、再び四十八滝に挑戦したが、やはり途中でバカバカしくなって帰った思い出がある。
犬がダメなら飼い主もダメなんだ。
以上、だらけた旅日記となりました。
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この旅行記へのコメント (8)
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- jamokaさん 2019/11/25 01:43:56
- 藪中のボヤキ声聞こえてきそう
- トイレタイムで写した月と木のシルエット星空写真素敵ですね!
達成感より眺望無くて残念感?いやいやお宝写真撮れてるから~♪
ポスターに使えそう!
昨日、私も想定外の背丈以上の藪漕ぎになってしまい踏み跡もなくおまけに足元にはゴーロ(汗)バキバキと前進するも同行者も見えなくなるので敢え無く撤退。後で見たら手には擦過傷だらけ。山行は常に想定外予見が大事(汗)
還暦登山隊長さんはちゃんとグローブされていますね(^・^)
ますます進化する変態化…次の還暦登山隊のお山は何処かな~♪
同行者気分になりながら心拍数上げずに参加出来て楽しいです。
- ほいみさん からの返信 2019/11/25 10:05:48
- Re: 藪中のボヤキ声聞こえてきそう
- 月があんなに明るくなければ、天の川も写って良かったのですが。
不快に笹藪はマジで危ないです。特に下りは足元が見えないので、昨年の捻挫の恐怖が甦ってしまいました。今度やっちまったら引退かも。
隊長は園芸用の手袋だったかな。私はゴム引きの軍手でした。最近は天城山のガイドが忙しいらしく、あまり声が掛からないのが幸いです。
- ほいみさん からの返信 2019/11/25 10:07:02
- Re: 藪中のボヤキ声聞こえてきそう
- また忘れた、、、@バングラデシュ、ジュンボルドン
- jamokaさん からの返信 2019/11/25 14:12:52
- Re: 藪中のボヤキ声聞こえてきそう
- 野生の王国探検隊ですか~!
楽しみに待ってま~す(^^♪
- ほいみさん からの返信 2019/11/25 23:01:52
- Re: 藪中のボヤキ声聞こえてきそう
- ジュンボルドン、期待してなかったけど、それ以下だったかも。楽しかったけどね。@ラジシャヒ、バングラデシュ
-
- くろねこだりゅんさん 2019/11/21 17:43:21
- さすが還暦登山隊!
- ん~いくら二百名山でもこの藪漕ぎは勘弁<(_ _)>
足より腕が筋肉痛!(笑)かなり地味~なお山で、登ったご褒美景色もなく…
手袋されていないようでしたが、切り傷とかできませんでしたか?
見通しが効かない山道で間違えずに頂上までたどり着けるのは流石です。写真を拝見するに獣道よりも道がないように見えます。
高山は雪の便りですね。
私もモルツの青いやつは大好きです。普通のモルツより飲みやすいですよね☆
今回、おにぎりシリーズがなかったのは残念無念(笑)
- ほいみさん からの返信 2019/11/25 02:16:02
- Re: さすが還暦登山隊!
- 返事が遅れました。
そうそう、やっと登ったのに景色のプレゼントもないっていうのは弁解の余地はないだろ、、、って気分です。しかも記念撮影もご満足に出来ないとか、全国三万人の藪漕ぎマニアもガッカリです。
もちろん軍手は使いました。夜露蛾すくなかったのが唯一の救い上げだったかな。このコース、その低いからと油断するとヤバいです。上りはともかく、下りは勢いで道を何度か見失いました。
サントリーは、時々、とんでもなく美味しいビールを出しますね。
- ほいみさん からの返信 2019/11/25 02:17:05
- Re: さすが還暦登山隊!
- そうそう、今、バングラデシュに来てます。
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