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ディンケルスビュールの町歩きのあと、バスでネルトリンゲンへ。<br />約1500万年前に巨大な隕石が地球に激突してできた盆地、リース盆地に位置する城壁都市。<br />10世紀頃から聖霊降臨節の前後10日間にわたって開かれた大市で市場町として栄え、1215年には皇帝フリードリヒ二世から帝国自由都市の地位を与えられる。<br />しかし、三十年戦争でドイツの多くの土地が戦禍を被り、通商ルートが変わってしまい衰退が始まる。人口が三十年戦争前の1612年の水準に回復したのはやっと1939年になってからだったという、隆盛と衰微の歴史を併せ持った町だそうです。<br />5つの城門、16の塔、2つの堡塁を備え、全長3Kmの城壁をずっと歩いて回れるそうですが、さて、どこまで見ることができますか。<br /><br />以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記の日です。)<br /> 4月30日(火) 福岡~羽田~フランクフルト~ゲンゲンバッハ<br /> 5月 1日(水) ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り<br /> 5月 2日(木) ゲンゲンバッハ~ドナウエッシンゲン<br />           ~コンスタンツ~メーアスブルク<br /> 5月 3日(金) メーアスブルク~ユーバーリンゲン~リンダウ<br />           ~メーアスブルク<br /> 5月 4日(土) メーアスブルク~シュトゥットガルト<br />           ~シュヴェービッシュ・ハル<br /> 5月 5日(日) シュヴェービッシュ・ハル~アウクスブルク<br />☆5月 6日(月) アウクスブルク~ドナウヴェルト<br />           ~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン<br />           ~アウクスブルク<br /> 5月 7日(火) アウクスブルク~ウルム<br />           ~フランクフルト国際空港より帰国便<br /> 5月 8日(水) 羽田~福岡

2019年GW メモリアル旅はやはり南ドイツ!黒い森~ボーデン湖~ロマンティック街道 【45】ネルトリンゲン マルクト広場周辺

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2019/05/06 - 2019/05/06

39位(同エリア117件中)

ハッピーねこ

ハッピーねこさん

ディンケルスビュールの町歩きのあと、バスでネルトリンゲンへ。
約1500万年前に巨大な隕石が地球に激突してできた盆地、リース盆地に位置する城壁都市。
10世紀頃から聖霊降臨節の前後10日間にわたって開かれた大市で市場町として栄え、1215年には皇帝フリードリヒ二世から帝国自由都市の地位を与えられる。
しかし、三十年戦争でドイツの多くの土地が戦禍を被り、通商ルートが変わってしまい衰退が始まる。人口が三十年戦争前の1612年の水準に回復したのはやっと1939年になってからだったという、隆盛と衰微の歴史を併せ持った町だそうです。
5つの城門、16の塔、2つの堡塁を備え、全長3Kmの城壁をずっと歩いて回れるそうですが、さて、どこまで見ることができますか。

以下、今回の旅程です。(☆印がこの旅行記の日です。)
 4月30日(火) 福岡~羽田~フランクフルト~ゲンゲンバッハ
 5月 1日(水) ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
 5月 2日(木) ゲンゲンバッハ~ドナウエッシンゲン
           ~コンスタンツ~メーアスブルク
 5月 3日(金) メーアスブルク~ユーバーリンゲン~リンダウ
           ~メーアスブルク
 5月 4日(土) メーアスブルク~シュトゥットガルト
           ~シュヴェービッシュ・ハル
 5月 5日(日) シュヴェービッシュ・ハル~アウクスブルク
☆5月 6日(月) アウクスブルク~ドナウヴェルト
           ~ディンケルスビュール~ネルトリンゲン
           ~アウクスブルク
 5月 7日(火) アウクスブルク~ウルム
           ~フランクフルト国際空港より帰国便
 5月 8日(水) 羽田~福岡

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ディンケルスビュールからネルトリンゲンへ向かいます。<br />13:36発のバスは6分ほど遅れてきました。<br />

    ディンケルスビュールからネルトリンゲンへ向かいます。
    13:36発のバスは6分ほど遅れてきました。

  • 朝、ドナウヴェルトから列車でネルトリンゲンへ。そこでバスに乗り換えてディンケルスビュールへ移動しましたので、同じルートを戻る形です。<br />行きと同じく長閑な風景の中を一路ネルトリンゲンへ。

    朝、ドナウヴェルトから列車でネルトリンゲンへ。そこでバスに乗り換えてディンケルスビュールへ移動しましたので、同じルートを戻る形です。
    行きと同じく長閑な風景の中を一路ネルトリンゲンへ。

  • 行きも帰りも右の座席に座りましたので、行きと反対側の車窓の景色を楽しみます。

    行きも帰りも右の座席に座りましたので、行きと反対側の車窓の景色を楽しみます。

  • こんな木立ちの中を走ったり・・・

    こんな木立ちの中を走ったり・・・

  • 視界が開けて畑や丘が見えたり。

    視界が開けて畑や丘が見えたり。

  • 行きにも通っているのに、小さな町が見えてくるとわくわくします。<br />空にポツンと黒く見える点は、窓の汚れです。(笑)

    行きにも通っているのに、小さな町が見えてくるとわくわくします。
    空にポツンと黒く見える点は、窓の汚れです。(笑)

  • 教会の塔が見える景色が一番楽しい♪<br />ディンケルスビュール~ネルトリンゲン間は、行きにも書きましたが山道だったり住宅街の狭い道路を抜けたり、かなり入り組んだルートですが、そんな場所で大きなバスを自由自在に操るドライバーさんは・・・

    教会の塔が見える景色が一番楽しい♪
    ディンケルスビュール~ネルトリンゲン間は、行きにも書きましたが山道だったり住宅街の狭い道路を抜けたり、かなり入り組んだルートですが、そんな場所で大きなバスを自由自在に操るドライバーさんは・・・

  • 若い女性でした。男前な運転でした。<br />学生さんたちとは顔なじみなのか、降り際に”チュース”と声をかけるフレンドリーさも。

    若い女性でした。男前な運転でした。
    学生さんたちとは顔なじみなのか、降り際に”チュース”と声をかけるフレンドリーさも。

  • そうこうして、ディンケルスビュールから52分、14:34にネルトリンゲン駅前に到着しました。<br />残念ながら雲っていますが、雨でないだけいいと思いましょう。

    そうこうして、ディンケルスビュールから52分、14:34にネルトリンゲン駅前に到着しました。
    残念ながら雲っていますが、雨でないだけいいと思いましょう。

  • 町の入口「ダイニング門」までは駅から3分ほど。<br />赤いハットのようなかわいらしい塔を頂く門です。

    町の入口「ダイニング門」までは駅から3分ほど。
    赤いハットのようなかわいらしい塔を頂く門です。

  • 門への道すがら、大好きな藤の花が!

    門への道すがら、大好きな藤の花が!

  • 「ダイニング門」に到着。

    「ダイニング門」に到着。

  • ここから町へお邪魔しまーす!

    ここから町へお邪魔しまーす!

  • 門の碑版。

    門の碑版。

  • 門から延びる通りを歩きます。<br />整然とした町並みだな~。

    門から延びる通りを歩きます。
    整然とした町並みだな~。

  • パウルナーの看板。南ドイツですね~。

    パウルナーの看板。南ドイツですね~。

  • 素敵なお店。

    素敵なお店。

  • このような三角屋根の建物が並びます。

    このような三角屋根の建物が並びます。

  • こういうお宅の内部、興味津々。

    こういうお宅の内部、興味津々。

  • 木組みの建物も多そうです。

    木組みの建物も多そうです。

  • こちらはひと際大きくて素敵な木組み。

    こちらはひと際大きくて素敵な木組み。

  • 教会の塔が見えて来ました。「聖ゲオルグ教会」です。

    教会の塔が見えて来ました。「聖ゲオルグ教会」です。

  • 「ダイニング門」から延びるダイニンガー通りを進んでくると小さな広場が。

    「ダイニング門」から延びるダイニンガー通りを進んでくると小さな広場が。

  • レンガ色のこちらの建物は「アルテ・シュランネ」。<br />元は17世紀初頭に建てられた武器庫でその後は穀物倉庫となり、現在は屋内市場です。<br />のちほど訪ねました。

    レンガ色のこちらの建物は「アルテ・シュランネ」。
    元は17世紀初頭に建てられた武器庫でその後は穀物倉庫となり、現在は屋内市場です。
    のちほど訪ねました。

  • その前にはこんな泉。

    その前にはこんな泉。

  • 石版には歴史がこの町の描かれているようです。

    石版には歴史がこの町の描かれているようです。

  • この町の滞在は2時間半ほど。<br />あとでお茶もしたいものですが、そんな時間があるかな~。

    この町の滞在は2時間半ほど。
    あとでお茶もしたいものですが、そんな時間があるかな~。

  • こちらはあとで観光案内所でいただいた町の地図。<br />ぐるりと城壁が丸く取り囲む町です。<br />結論から言いますと、この円の真ん中あたり、町の中心部のほんの一部を歩いたのみで、町の西から北方向へ流れるエーガー川付近や、南に位置する「聖サルヴァトール教会」は見ることができませんでした。<br />もっと十分に時間を取るべき町でした。

    こちらはあとで観光案内所でいただいた町の地図。
    ぐるりと城壁が丸く取り囲む町です。
    結論から言いますと、この円の真ん中あたり、町の中心部のほんの一部を歩いたのみで、町の西から北方向へ流れるエーガー川付近や、南に位置する「聖サルヴァトール教会」は見ることができませんでした。
    もっと十分に時間を取るべき町でした。

  • 先へ進みます。<br />案内板の上部の「Kornschranne」とは先程の屋内市場の入居する建物。<br />これから左向きの矢印の「観光案内所」や「聖ゲオルグ教会」の方向へ歩きます。<br />「Daniel」は「聖ゲオルグ教会」の愛称だそうです。

    先へ進みます。
    案内板の上部の「Kornschranne」とは先程の屋内市場の入居する建物。
    これから左向きの矢印の「観光案内所」や「聖ゲオルグ教会」の方向へ歩きます。
    「Daniel」は「聖ゲオルグ教会」の愛称だそうです。

  • グレーの建物はアポテーケ。

    グレーの建物はアポテーケ。

  • 素敵な看板です。

    素敵な看板です。

  • 通りから小さなガッセが延びます。角にはお花屋さん。

    通りから小さなガッセが延びます。角にはお花屋さん。

  • 「聖ゲオルグ教会」が近づいてきました。<br />右手の白い建物のお店は・・・

    「聖ゲオルグ教会」が近づいてきました。
    右手の白い建物のお店は・・・

  • ”Metzgerei”~お肉屋さんでした。素敵な看板。

    ”Metzgerei”~お肉屋さんでした。素敵な看板。

  • 「聖ゲオルグ教会」に到着です。

    「聖ゲオルグ教会」に到着です。

  • 大きな泉は”Kriegerbrunnen”~クリーガーの泉。

    大きな泉は”Kriegerbrunnen”~クリーガーの泉。

  • 台座には古めかしい碑文が。

    台座には古めかしい碑文が。

  • 教会にお邪魔する前に、周囲を散策してみることに。<br />何ともかわいらしい町並みです。

    教会にお邪魔する前に、周囲を散策してみることに。
    何ともかわいらしい町並みです。

  • こちらも♪

    こちらも♪

  • こちらはおしゃれなお花屋さん。

    こちらはおしゃれなお花屋さん。

  • 建物もかわいらしいですね。

    建物もかわいらしいですね。

  • 店先には薄ピンクのバラが。

    店先には薄ピンクのバラが。

  • こちらは八百屋屋さん。

    こちらは八百屋屋さん。

  • 旬のシュパーゲルやいちごが並びます。

    旬のシュパーゲルやいちごが並びます。

  • 教会の西側にはすっきりとした建物群。

    教会の西側にはすっきりとした建物群。

  • 淡いパステル調の落ち着いた雰囲気です。

    淡いパステル調の落ち着いた雰囲気です。

  • バス停がありました。

    バス停がありました。

  • こちらの白×グリーンの建物は洗練された雰囲気。<br />真ん中にちょこんと塔のような部分があって周囲の建物とは違った趣きですね。

    こちらの白×グリーンの建物は洗練された雰囲気。
    真ん中にちょこんと塔のような部分があって周囲の建物とは違った趣きですね。

  • 見上げると教会の塔が覗いています。

    見上げると教会の塔が覗いています。

  • この町のランドマーク的存在。このあともいろんな場所で目にします。

    この町のランドマーク的存在。このあともいろんな場所で目にします。

  • 教会の北側あたり。

    教会の北側あたり。

  • この中心部を教会を右回りに歩いているところです。

    この中心部を教会を右回りに歩いているところです。

  • こちらは西の方へ延びるガッセでしたでしょうか。

    こちらは西の方へ延びるガッセでしたでしょうか。

  • 教会の北側の方を歩くと、前方に見えてきた白い建物はラートハウス。

    教会の北側の方を歩くと、前方に見えてきた白い建物はラートハウス。

  • ラートハウスの屋根と手前のホテルの看板のコラボ。

    ラートハウスの屋根と手前のホテルの看板のコラボ。

  • 近くのアイスカフェの建物には素敵なデザインの柱が。

    近くのアイスカフェの建物には素敵なデザインの柱が。

  • その先の右のクリーム色の建物は「ホテルゾンネ」。<br />レストランが評判のようで、お昼にこの町にいたら絶対にここでランチをいただこうと思っていました。<br />1350年創設という歴史あるホテル。16世紀にローマ皇帝が3人滞在したそうです。<br />左の白い建物が先程も見えたラートハウス。

    その先の右のクリーム色の建物は「ホテルゾンネ」。
    レストランが評判のようで、お昼にこの町にいたら絶対にここでランチをいただこうと思っていました。
    1350年創設という歴史あるホテル。16世紀にローマ皇帝が3人滞在したそうです。
    左の白い建物が先程も見えたラートハウス。

  • そしてこの辺りがマルクト広場です。<br />多くの町に見られるような丸い広場を教会や市庁舎や多くの建物が取り囲むマルクト広場とは異なり、通りが交差しているやや広い場所、といった雰囲気でした。

    そしてこの辺りがマルクト広場です。
    多くの町に見られるような丸い広場を教会や市庁舎や多くの建物が取り囲むマルクト広場とは異なり、通りが交差しているやや広い場所、といった雰囲気でした。

  • こんなカフェなどの賑やかな一角も。

    こんなカフェなどの賑やかな一角も。

  • そして、何故か全景を写していないのですが「タンツハウス」の建物。<br />(ドナウヴェルトにもありましたね。)<br />左上のプレートでしかそれとわかりませんが、15世紀創設のダンスホール、現在は祝祭ホールだそうです。

    そして、何故か全景を写していないのですが「タンツハウス」の建物。
    (ドナウヴェルトにもありましたね。)
    左上のプレートでしかそれとわかりませんが、15世紀創設のダンスホール、現在は祝祭ホールだそうです。

  • そのお向かい辺りがラートハウス。

    そのお向かい辺りがラートハウス。

  • 重厚な入口扉です。

    重厚な入口扉です。

  • 奥にこのような階段が。<br />このラートハウスは14世紀創設で16世紀に増築され、この石階段は三十年戦争が起こる直前の1618年に完成したものとか。

    イチオシ

    奥にこのような階段が。
    このラートハウスは14世紀創設で16世紀に増築され、この石階段は三十年戦争が起こる直前の1618年に完成したものとか。

  • 繊細な彫りが美しいですね。

    繊細な彫りが美しいですね。

  • その奥のこちらに観光案内所があり、ここで地図をいただきました。<br />

    その奥のこちらに観光案内所があり、ここで地図をいただきました。

  • 地図で町並みを確認して、もう少し周囲を歩いてから教会へお邪魔することに。<br />続きは次章で。

    地図で町並みを確認して、もう少し周囲を歩いてから教会へお邪魔することに。
    続きは次章で。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • jijidarumaさん 2019/12/03 01:05:04
    ”Metzgerei”~お肉屋さんでした。素敵な看板
    ハッピーねこさん、
    今晩は。
    看板に吃驚!Schlechtシュレヒトの言葉はよく使われる言葉、
    辞書を見て頂くと分かりますが、これが店の名前だとしたら、
    ありえない!お肉屋ですからね。
    初めて拝見しましたが、歩いて見ると、ドイツも様々。
    jijidaruma

    ハッピーねこ

    ハッピーねこさん からの返信 2019/12/04 20:43:10
    びっくりですね!
    jijidarumaさん、こんばんは。
    返信が遅れ失礼しました。

    ネルトリンゲンのお肉屋さんの看板の文字。
    ”Schlecht”を調べてみて驚きました!
    おっしゃるとおり、ありえないですね。
    何故にこんな言葉を店名に・・・。
    1952年創業のようですが、その時からずっとなのでしょうか。
    看板は眺めて楽しんでいましたが、書いてあることの意味を調べてみると
    こんな発見もあって(なかなかここまでのものはないでしょうが)
    勉強になりそうです。
    ありがとうございました。

    ハッピーねこ

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