２０１９年ＧＷ　メモリアル旅はやはり南ドイツ！黒い森～ボーデン湖～ロマンティック街道　【３９】ドナウヴェルト＜前編＞ライヒス通りの入口まで

2019/05/06 - 2019/05/06

アウクスブルク一夜めが明けて５月６日（月）。
この日はロマンティック街道の３つの町を訪ねます。
アウクスブルク泊にしたのは、アウクスブルクの町自体の観光ももちろんですが、ここを拠点にすればロマンティック街道のまだ訪ねたことのない町へのアクセスもいいため。
２０１０年に訪ねたロマンティック街道の町は、スタートのヴュルツブルク、ローテンブルク、そしてフュッセンのみでした。
今回これから、ドナウヴェルト、ディンケルスビュール、ネルトリンゲンと巡ります。
旅の中でも楽しみにしていた日でした。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　４月３０日（火）　福岡～羽田～フランクフルト～ゲンゲンバッハ
　５月　１日（水）　ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
　５月　２日（木）　ゲンゲンバッハ～ドナウエッシンゲン
　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月　３日（金）　メーアスブルク～ユーバーリンゲン～リンダウ
　　　　　　　　　　　～メーアスブルク
　５月　４日（土）　メーアスブルク～シュトゥットガルト
　　　　　　　　　　　～シュヴェービッシュ・ハル
　５月　５日（日）　シュヴェービッシュ・ハル～アウクスブルク
☆５月　６日（月）　アウクスブルク～ドナウヴェルト
　　　　　　　　　　　～ディンケルスビュール～ネルトリンゲン
　　　　　　　　　　　～アウクスブルク
　５月　７日（火）　アウクスブルク～ウルム
　　　　　　　　　　　～フランクフルト国際空港より帰国便
　５月　８日（水）　羽田～福岡

エリア ロマンチック街道周辺(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

６：００頃起床。
天気予報では南ドイツはお天気はまあよさそう。
この日の日記に、朝から足が痛いと書いています。
前日はここアウクスブルクの町を歩き回りましたので（１２：３０～１９：３０まで。ランチと夕食の２時間ほどを除いた７時間は歩くか観光施設の見学で立ちづくめでした。）かなりの疲労があった模様です。

でもその足の痛みも何のその。７：００少し前にホテルを出発しました。
朝食タイムが始まっていましたが、この日は早い出発ですしこのホテルでは朝食は付けませんでした。

少し歩くと朝陽を浴びるアウクスブルク中央駅駅舎が見えてきました。

駅までの道すがらにアインシュタインさんが。（ですよね？）
この翌日の帰国日、あなたの故郷へ立ち寄るかほかの町にするか、この時はまだ迷っているところでした。

駅に到着です。
この駅も工事中で駅前ロータリーが一部使用できなくなっていました。

この日は月曜日。
出勤時間が始まったようでバスやトラムが頻繁に走っていきました。
（この時７：００頃ですが、ドイツの人は早くから出勤すると何かで読んだことがあります。）

見上げれば青空と飛行機雲！
朝からこんな青空、一体何日ぶりでしょう。
この旅では７泊９日の半分近くが雨か曇りでした。
昨年２０１８年の旅は、ずっと快晴に恵まれたのですが。
同じ時期でも、年によってお天気は全く違いますね。

列車に乗る前に、朝食を調達します。
駅の工事のために、パン屋さんも外のこんな仮設の店舗だったようです。

大好きなＹＯｒｍａ’ｓで買おうかな。

駅舎南側のこの空き地も、そのうち何かに利用されるのでしょうか。

たくさんの人がホームから出てきます。
これからお仕事ですか？がんばって！
５月ですが、皆さんまだ冬の装いですね。

ホームへ出ました。
７：１９発のこのＲＥでひとつめの町ドナウヴェルトへ向かいます。

ニュルンベルク行きのＲＥです。

ドナウヴェルトまでは４０分弱。
乗り込んですぐに朝食にしました。
ＹＯｒｍａ’ｓで買ったクロワッサンと大好きなフルーツカップとコーヒーです。

気持ちのいい青空を眺めながら一路ドナウヴェルトへ。

雲の形状も様々。

飽きることなく眺めていられます。

どうぞ１日お天気がもってくれますように。

ドイツの列車からの眺めは本当に最高。

楽しいひとときです。

そろそろ到着です。予定より２分遅れているようです。

そして、ドナウヴェルト駅に到着。
アウクスブルクの４０ｋｍほど北、ヴェルニッツ川、ツーザム川、ケッセル川、シュムッター川がドナウ川に注ぐ河口沿いに位置します。ドウナヴェルトから約１２ｋｍ東でアウクスブルクを流れるレヒ川がドナウ川に合流するそうです。

駅前にはバスのロータリー。

ドナウヴェルト駅舎です。

駅を出てまずは右手へ進みます。

オーバーマイヤー通りという名の通りです。

通りはすぐにこんな長閑な風景に。

住宅地のようです。

バスも通る通りのようですね。

近くにこの町の地図と観光スポットの案内図がありました。

静かな町です。

そろそろ川に出会えるはずなのですが。

この右手の方に。

土手へ上がってみると、見えました！ドナウ川です。
この４日前に訪ねたドナウエッシンゲンから流れ出したドナウ川。
ここドナウヴェルトは、ドナウエッシンゲンとレーゲンスブルクのちょうど中間あたりだそうです。

静かに流れていきます。

先の方に橋が見えます。
あそこまで行けば、ドナウ川と北側を流れてくるヴェルニッツ川の合流点を見ることができるのですが、この町の滞在時間は１時間と少し。
町の中心も見たいので、残念ですがこの辺りでドナウ川とはお別れです。

左（北側）へ曲がります。

しばらく歩くと橋に出ました。
下を流れるのはヴェルニッツ川です。

左奥には教会の塔が２つ見えます。

橋の右方向。この先でドナウ川と合流します。

橋の左方向。鏡のようなヴェルニッツ川の川面に中州の木々が映って美しいこと。
こういう眺め、大好きです。
晴れてくれてよかった。

この中州はリート島というそうで、駅のある側と旧市街の間に位置しています。
後程駅へ戻る時に、ここを通ります。

リート島の北側。ヴェルニッツ川は細い流れで分岐して流れています。

渡った橋を振り返った眺め。

橋を渡り切った左の小さなガッセです。
ピンクの花がかわいらしい。

壁絵のある建物も。

橋から直進するのはウムケールという通り。

その先を左折します。カペル通りという通りに出ました。

右手にはブルーの壁のホテル。目を惹きます。

そこの看板。

かわいらしい外観です。

そのお向かい辺りにこの塔。先程、ヴェルニッツ川の橋から見えた塔です。

「ドイチュオーデンハウス（ドイツ騎士団館）」です。
ドイツ騎士団の最も古い建物の一つだそう。設立は１１９７年。

お邪魔してみます。

眩しいほどの白い壁。

小さいながら美しい中央祭壇。

副祭壇。

南の壁に磔刑像。

西に聖人像。

「ドイツ騎士団館」の先、右手のクリーム色の建物が「市庁舎」です。
１２３６年に創設され、その後２度の火災にも遭い何度も改築されているそうです。

左手に見えるピンクの門は「リーダー門」。
後程ここを通って駅へ戻ります。

右手へ進みます。

「市庁舎」の正面に出ました。

入口上部にはかわいいカリヨンが並んでいます。

そしてその前に延びるのがライヒス通り。
南ドイツで一番美しいと評される通りです。

では、メインストリート、ライヒス通りを歩きます。
続きは次の章で。