２０１９年ＧＷ　メモリアル旅はやはり南ドイツ！黒い森～ボーデン湖～ロマンティック街道　【３２】アウクスブルクへ

2019/05/05 - 2019/05/05

シュヴェービッシュ・ハルをあとに次の町アウクスブルクへ向かいます。
到着時の章で書きましたが、駅のエレベーターが故障中で３～４階分の階段を帰りには上らねばならず、その前にも石畳でトランクを転がしづらい場所多数。
朝の散歩で近くまでいったバス停からヘッセンタールまでバス移動してＤＢに乗り継ぐ方が楽かとも考えましたが、やはりこの町を去る時にはコッヒャー川河畔を歩きたい！
ということで、一念発起して（大げさ）まずはシュヴェービッシュ・ハル駅へ向かいました。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　４月３０日（火）　福岡～羽田～フランクフルト～ゲンゲンバッハ
　５月　１日（水）　ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
　５月　２日（木）　ゲンゲンバッハ～ドナウエッシンゲン
　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月　３日（金）　メーアスブルク～ユーバーリンゲン～リンダウ
　　　　　　　　　　　～メーアスブルク
　５月　４日（土）　メーアスブルク～シュトゥットガルト
　　　　　　　　　　　～シュヴェービッシュ・ハル
☆５月　５日（日）　シュヴェービッシュ・ハル～アウクスブルク
　５月　６日（月）　アウクスブルク～ドナウヴェルト
　　　　　　　　　　　～ディンケルスビュール～ネルトリンゲン
　　　　　　　　　　　～アウクスブルク
　５月　７日（火）　アウクスブルク～ウルム
　　　　　　　　　　　～フランクフルト国際空港より帰国便
　５月　８日（水）　羽田～福岡

エリア アウクスブルク(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

８：１５頃ホテルをチェックアウトして、シュヴェービッシュ・ハル駅へ向かいます。
マルクト広場を見納め。

次にはきっとこの「聖ミヒャエル教会」にゆっくりお邪魔し、鐘楼にも上ります。
では、出発！

まずはマルクト広場からノイエ通りへ。
ここもほぼ石畳で進みづらいですし、最後には駅の階段上りがあるし、ですが駅までの町の景観も楽しみたいので、余裕をもって乗車する列車時間の３０分以上前にホテルを出発しました。

すぐ左手には昨日歩いたミルヒマルクト。

ここも素敵な通りでした。

まだ誰もおらず、しんとしています。

三王を頂くレストランの看板。

振り返ると「市庁舎」の塔が見えました。

パン屋さんはもうオープンしています。

”ヘンカーシュテイク”を渡ります。

橋の上からのコッヒャー川の眺め。

木組みの向こうにまた「市庁舎」の塔が。

川沿いの通りは舗装されているのでトランクを転がすのも楽。

通り沿いには木組みが折り重なるように建ち並びます。

すごいな～、中はどんな造りなのかしら？

”ローターシュテイク（赤い小橋）”が見えてきました。

高台のひと際大きな建物は「ノイバウ（武器庫）」。

”ローターシュテイク”の並びの木組みもいい雰囲気です。

大変でしたが、やはりこのルートを選んでよかった。
コッヒャー川にはここでお別れです。

さて、ここからはバーンホフ通りの緩やかな坂を上って、

がんばってトランクを押して、

そして最後の難関に到達しました。
あの建物の中の階段を上りますが、その前にバーンホフ通りからその建物までが石畳。

そして、トランクを抱え息を切らして上り切ったところからの、最後の町の眺めです。
「聖ミヒャエル教会」や「ノイバウ」、その手前の木組みの家々。
素晴らしい景色にさようなら。

シュヴェービッシュ・ハルの駅舎。

ホテルからゆっくり歩いて２５分ほどでした。

８：５１発のＲＥを待ちます。

車内の様子。
レダーホーゼンの男子たちがいます。
この日は日曜日。何かお祭りでもあるのかな？
前日もシュトュットガルトで民族衣装の男女をたくさん見かけました。

長閑～な眺めの中をヘッセンタールまで。
列車は高い場所を走ります。
”タール”＝谷ですものね。
シュヴァーベン地方らしい地形なのですね。

雨は降らないけど、なかなかお天気が回復してくれないな～。

車内にあった路線図。
前日はシュトュットガルトからこの路線の左端のハイルブロンで乗り換え、右から３番目のシュヴェービッシュ・ハルまで来ました。
現在はそのひと駅先のシュヴェービッシュ・ハル・ヘッセンタールまで乗車しているところ。
太字になっているのは乗り換え駅ということで、そこから下に矢印が出ていてシュトュットガルトとありますが、まさにそこへ向かっております。

７分ほどでヘッセンタール駅に到着。

そこでこちらのＲＥに乗り換えます。

９：０３発。終点のシュトュットガルトまでちょうど１時間の道のりです。

ここももちろん初めての路線。

曇り空だけど、車窓の景色から目が離せません。

途中駅。

お、少し青空が！

お、お、いいんじゃない！？

山の上のあれはお城でしょうか？なんとかわいらしい。

冬用の薪でしょうか？
この辺りも冷え込むのでしょうね。

ヘッセンタールから３５分ほどでこちらへ。
Ｂａｃｋｎａｎｇ（バックナング）は、前日シュトュットガルトでジョイントしたあと、とんちゃんご夫婦が向かわれた町。
ここも木組みがたくさんのかわいい町並みだったようです。

そこからもちょこちょこと停車。

いろんな町があるものだな～。

と、ここでレダーホーゼンの男子たちが下車。

手に手にビールのケースを抱えています。
ビール祭りか～！？　楽しそうですね。

そして１０：０４、前日も降り立ったシュトュットガルト中央駅へ到着しました。

１０分ほどの乗り継ぎ時間で次の列車へ。

こちらのミュンヘン行きのＩＣＥです。

１０：１４に発車。束の間のシュトュットガルトでした。

シュヴェービッシュ・ハルから２回乗り換えて、あとは目的地のアウクスブルクまで１時間４０分ほど。のんびり参ります。

空はうっすら明るくなりながら、なかなか青空にはなってくれず・・・。

ですがまたずっと外の景色を楽しみました。

ウルムへは１時間弱。

丸い木立ちがかわいらしい。

菜の花畑も現れました。

そして見えてきたあの塔は・・・！
そう、ウルムの「大聖堂」ですね。

ウルム中央駅の手前は大工事中。

おー！こんなに掘られている。

近年、大きな駅は工事中ばかりですね。
ドイツ鉄道ってお金があるのですね。

ほぼ定刻にウルム中央駅に到着。

この２日後、帰国日にここを訪ねるかほかの町にするか、この時はまだ思案中でした。

ウルムを過ぎてだんだんとお天気が快方に！

雲は多いけれど、明るくなってきました。

畑の中の木立ち。私の好きな風景です。

こちらもいいですね。

遠くに小さく見える教会。

丸い木が２本♪

ずい分青空が広がってきて・・・

ほぼ定刻、１１：５２にアウクスブルク中央駅に到着しました。
シュヴェービッシュ・ハルからちょうど３時間でした。

お天気回復するかな～？

この駅も何度か乗り換えで降り立ったことがあります。

ですが、町へ出るのは初めて！
宿泊ももちろん初です。

駅の南口から出たら、ちょうどホテルへの方向でした。
右奥の小さい赤いマーク。「ホテルイビス」がこの町でのお宿です。

駅からは徒歩５分ほど。
ちょうど１２：００頃でしたが、チェックインできました。

シンプルなロビー。

お部屋はダブルのシングルユース。
ベッドが大半を占めていますが、トランク台もあるし問題なし。

イビスらしくとてもシンプルな内装です。

バスルームはちょっと狭めですがまあいいでしょう。

ここにこの日から２泊します。
ひと休みして、初めてのアウクスブルク町歩きに出ます。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2019/12/15 10:47:19

  今頃ウロウロしています

  ハッピーねこさん、こんにちは。
  
  まだ私はシュベービッシュ・ハルあたりでウロウロしておりました。
  いよいよご出発ですね。
  
  Bad Cannstatt、そうなんです。ビール祭りがあるのです。あれ、ワイン祭りだったかな？
  そのお祭りを目指して行ったことがあります。あれはもう十年以上前。
  
  アウクスブルクのホテルイビス。私たちも泊まりました。
  狭いけど、駅に近くて便利でしたね。
  
  ご旅行記の方、カメの歩み・・、ですが、のんびりと懐かしく思い出しながら拝見させていただいています。
  
  himmel
  

  ハッピーねこさん からの返信 2019/12/16 21:53:38

  ありがとうございます。

  himmelさん、こんばんは。
  コメントをいただきありがとうございます。
  
  シュヴェービッシュハルからシュトュットガルトへの途中駅カンシュタット、こちらへもお越しになられたとは、さすがhimmelさん！
  先程、ご旅行記を拝見しました。
  2009年10月、ちょうど10年前なのですね。
  私が若者が大勢降りていくのを見たのは5月ですから、春と秋にお祭りが開催されているのでしょうかね。
  
  アウクスブルクでは午後いっぱい充分に時間を取ったつもりでしたが、訪ねきれていない場所が多数です。
  いつか再訪したい町になりました。
  
  今年も残すところ2週間。早いものですね。年々早くなります。^^;
  年末のご挨拶には少々早いかもしれませんが、今年もお世話になりました。
  来年もhimmelさんのご旅行記、楽しみにさせていただきます。
  どうぞよいお年をお迎え下さい。
  
  ハッピーねこ