２０１９年ＧＷ　メモリアル旅はやはり南ドイツ！黒い森～ボーデン湖～ロマンティック街道　【４１】ディンケルスビュールへ

2019/05/06 - 2019/05/06

この日のひとつめの町ドナウヴェルトから次の町ディンケルスビュールへ移動です。
まずはネルトリンゲンまで列車で、そしてバスに乗り換えて計１時間強の道のり。
ドイツ旅では乗り物の車窓の景色が大好きな私なので、個人的趣向と記録のための移動のみの記です。
ご興味のない方にはご退屈でしょうが、ご容赦下さい。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　４月３０日（火）　福岡～羽田～フランクフルト～ゲンゲンバッハ
　５月　１日（水）　ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
　５月　２日（木）　ゲンゲンバッハ～ドナウエッシンゲン
　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月　３日（金）　メーアスブルク～ユーバーリンゲン～リンダウ
　　　　　　　　　　　～メーアスブルク
　５月　４日（土）　メーアスブルク～シュトゥットガルト
　　　　　　　　　　　～シュヴェービッシュ・ハル
　５月　５日（日）　シュヴェービッシュ・ハル～アウクスブルク
☆５月　６日（月）　アウクスブルク～ドナウヴェルト
　　　　　　　　　　　～ディンケルスビュール～ネルトリンゲン
　　　　　　　　　　　～アウクスブルク
　５月　７日（火）　アウクスブルク～ウルム
　　　　　　　　　　　～フランクフルト国際空港より帰国便
　５月　８日（水）　羽田～福岡

エリア ディンケルスビュール(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドナウヴェルトの１時間の町歩きのあと、９：０４発のＲＥに乗り込みました。
すぐにこのような長閑な風景です。

青空と山と畑、そしていくつかの家々。
それだけなのに心が躍ってたまりません。

ドナウヴェルトから７分ほどでこちらの駅。
駅名がしっかり撮れるとうれしい。

すごい薪のストック。
冬場はこの辺りも冷え込むのでしょうね。

あ、そうだ。アウクスブルクを発つ時、これも買っていたんだった、と思い出してチョコ＆ピーナッツがけのドーナツを。

先程の駅からわずか３分ほどでこちらに。

駅のすぐ先左手にお城。
地図で見ると”Ｓｃｈｌｏｓｓ　Ｈａｒｂｕｒｇ”とあります。

こんな所で途中下車して小さな村を歩くのもいいでしょうね～。
そしてここを流れるのもヴェルニッツ川です。

青空は旅での何よりの贈り物。

どれだけ眺めても飽きることがありません。

とんがりの塔は小さな教会でしょうか。

ブロッコリーのようなかわいい木立ち。

ドナウヴェルトから２０分ほどでこの小さな駅。

たぶんこの方が踏切のバーなどを操作されているのかと。
ドイツの小さな駅のあるあるですね。

この畑に栽培されているのは何だろう？

なんて想像しながらのひと時。

小さな集落の暮らしにも思いを馳せてみたり。

あの木立ちもなかなかよい雰囲気ですね。

と、車窓を楽しむうちにネルトリンゲンに到着です。
ドナウヴェルトから２８分でした。

すぐに駅前のロータリーから５０１番のバスに乗車します。
６分ほどのちょうどいい乗り継ぎです。

ディンケルスビュールまで６．３ユーロ。
ここから４０分弱の道のりです。

バスから見るネルトリンゲン駅舎。
こちらも工事中のようですね。
ディンケルスビュール観光後、バスでまたこちらへ戻ってネルトリンゲンの町を歩きます。

町の中心部を抜ければすぐにまたこのような風景。

長閑です。

途中の町にはネギ坊主頭の教会が。

郊外の道を抜けて・・・

また小さな町を通って・・・を繰り返します。

ディンケルスビュールまで実に２０もの停留所がありました。

２分ごとに停まっている計算です。

ハンドルを握るのはこのビッグなドライバーさん。

ディンケルスビュールの表示が出てきました。

途中、住宅地の中の細い道を走ったりもして、ルートを覚えるだけでも大変そうな道のりです。

この時期の風物詩、菜の花畑も登場。
ですが、だんだんと空が灰色に・・・。
ディンケルスビュールのお天気、大丈夫だろうか・・・？

風力発電の風車も現れました。
ということは結構高い場所だったのか。

前を走るトラックには”ＯｅＴＴＩＮＧＥＲ”（エッティンガー）の文字。
調べてみるとビールの銘柄でした。
なんとこのビール大国ドイツで、生産量１，２位を誇るとか。
えー？そうなの？初めて知るブランドです。
創業１７３１年という歴史があるそう。日本では江戸時代。すごいですね。
大手酒販店などの通販サイトでも購入できるようなので、いつかトライしてみようかと思います。
本当は現地で飲みたいですけどね。

小さな町の付近ではこのようなロータリーをぐるりと回って進むことが多いですよね。
ボーデン湖の町でもそうだったな～、と回想したりして。

Ｗｏｌｆｓｂｕｈｌという町に入るようです。

ここも長閑な町、いえ村でしょうかね。

こんな１本道も好きです。

”Ｓｃｈｕｌｅ”の表示。日本でいうところのスクールゾーンですね。

ディンケルスビュールまで７Ｋｍ。

切れてしまいましたが、ヴェルニッツ川を渡ったようです。
ヴェルニッツ川は、バイエルン州西部のフランケン地方の高原に源を発し、先程のドナウヴェルトでドナウ川に合流するまで全長約１３２ｋｍの河川。
屈曲が多いことが特徴だそうです。
なので、忘れた頃にこうして出会います。
これから向かうディンケルスビュールにも流れています。

前を行くオレンジ色のトラック。後ろにいろいろと積んでいますね。
こういうのも楽しい。

大好きな町、そしてロマンティック街道の出発の町ヴュルツブルクまでは１００ｋｍ以上あるのですね。

なんて観察していると右手に赤い建物が見えて・・・

そこを左に入ったところにバス停がありました。
ディンケルスビュールに到着です。

乗ってきたバスです。無事に運んでくれてありがとう。

バス停からはディンケルスビュールの町並みが見えます！

では、町へ向かいましょう。
先程見えた赤い建物の通りへ戻って先へ進みます。
ルイトポルト通りという名の通り。
ここを北上すればローテンブルク、東へ行けばニュルンベルクの方向です。
途中の町では曇り空でしたが、ここで青空が覗いてきて気分高揚！

通りから見える町並みにも気分高揚！
この緑地帯は地図を見ると”Ｓｃｈｗｅｄｅｎｗｉｅｓｅ”とあります。
直訳すると”スウェーデンの草原”？
先程のバス停もこの名前でした。
（この付近にはバス停が数ケ所あり、ネルトリンゲンとの間を走るバスはそこに発着します。）
この町のモットーは「川と草地のロマンティック」とのことですので、このような草原が大事にされているのでしょうね。

この建物は何だったんでしょう？
地図で確認してもよくわからず、です。
今見ると何かプレートが建っているので、道を渡って見てみればよかった。

その先を左へ入ると前方に赤い門。
「ヴェルニッツ門」、町の東側の入口です。
手前の橋を渡ります。

下を流れるのはヴェルニッツ川。
ドナウヴェルトを流れ、ここへ来る途中にも出会った川です。

通りの名前もヴェルニッツ通り。

通り沿いには大きなレストラン。

この辺りにビアレストランがあると何かで見ており、ランチの候補にしていました。
ここのことかな？

いい雰囲気です。

その先でヴェルニッツ川の先の支流のような細い流れを渡ります。

右手の塔の下を、恰幅のいいおじ様が自転車に乗ってやって来ました。
微笑ましい１枚。

川面に映る緑、小さな丸い塔、左手の木組み。
この小さな流れの一角もいい眺めです。

「ヴェルニッツ門」から続く建物。

この壁も古そうですね。

帝国自由都市の双頭の鷲の紋章と、左がこの町の紋章。麦の穂でしょうか。

門の上の方には草がちらほらと。

では、門をくぐって町へ。

「ヴェルニッツ門」です。
この町の４つの塔門の中で最も古いものだそうです。

門をくぐった先にはこの風景。
ディンケルスビュール町歩き開始です！
続きは次章で。