⑨女2人旅　ヨーロッパかけ足！ぐるっと一周15日間^ ^ 美味しいもの食べ歩きとベタな観光地めぐり

2019/09/10 - 2019/09/24

ツアーを使わず　ヨーロッパを15日間で8ヶ国周りました。自由旅行ならでは、の行きたいところ　食べたいところをたくさん詰め込んだ中味たっぷりの旅行となりました。もちろん思いがけないアクシデントにぶつかったりもしましたがそれも旅の醍醐味。一つの都市の滞在時間が24時間くらいのところが多くなり　駆け足ではありましたがそれでもその土地の空気を吸っただけで大満足。
娘との2人旅は気を使うこともなくそれはそれは　楽しさいっぱいの毎日でした^ - ^

9/10(火) 関西国際空港前泊
①9/11(水) 関西国際空港→羽田空港→ロンドンヒースロー国際空港→〈フランス〉パリシャルルドゴール空港　空港泊
②③9/12(木) 空港→パリ市内→ディズニーランドパリ•ラ.ヴァレ.ヴィレッジ•モンパルナス→パリ泊
④⑤9/13(金)ルーヴル美術館•オペラ.ガルニエ•サン=ジェルマン→パリ北駅→ユーロスター→〈イギリス〉ロンドン泊
⑤9/14(土)カムデンパッセージ（フリーマーケット）→フォートナム&メイソン（アフタヌーンティ）→コヴェントガーデン•ボンドストリート→ハイドパーク:BBCプロムスラストナイト→ロンドン泊
⑤⑥9/15(日)ガトウィック空港→〈スペイン〉バルセロナエルプラネット国際空港→バルセロナ市内→サグラダファミリア•カサミラ•カサバトリョ→ベルトラ（タパスツアー•三軒のバル巡りとサグラダファミリア夜景鑑賞）参加→バルセロナ泊
⑦⑧9/16(月)グエル公園→旧市街•ゴシック地区•カタルーニャ広場→バルセロナエルプラネット国際空港→〈イタリア 〉ローマフィウムチーノ国際空港→ローマ市内→ローマ泊
⑧⑨9/17(火)バチカン美術館→真実の口•コロッセオ•トレビの泉•パンテオン•スペイン広場→テルミニ駅→ナイトジェット （夜行寝台列車）
⑨9/18(水)〈オーストリア〉ウィーンハウプトバーンホフ→旧市街:ケルントナー通り•シュテファン大聖堂•コールマルクト→新市街:マリアヒルファー通り→ウィーン歌劇場:バレエ.シルヴィア→ウィーン泊
9/19(木)ウィーンハウプトバーンホフ→〈チェコ〉プラハ中央駅→プラハ市内→プラハ城→旧市街:ハヴェルスカー市場•オールドタウンスクエア•ティーン教会→スミホフショッピングセンター→プラハ泊
9/20(金)カレル橋→ヴァーツラフ.ハヴェル.プラハ国際空港→〈スイス〉チューリッヒ空港→列車→ベルン駅→ベルン旧市街→ベルン泊
9/21(土)ベルン駅→ローザンヌ駅→ローザンヌ観光:ローザンヌ大聖堂•ブルク通り•フロン→ローザンヌ駅→ベルン駅→くま牧場→ベルン泊
9/22(日)ベルン市内ショッピング→ベルン駅→〈ドイツ〉フランクフルト国際空港駅→ザ.スクエアショッピングセンター→フランクフルト空港泊
9/23(月)フランクフルト空港駅→フランクフルト市内:ガレリアカウフホフ•ツァイル→フランクフルト国際空港→
9/24(火)成田空港着

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月17日(火) 旅行8日目
ローマ　テルミニ駅

今夜は　イタリアローマからオーストリアウィーンまで夜行列車の旅
18時58分テルミニ駅発　翌日8時46分ウィーン中央駅着
乗車時間　13時間48分

そもそも何故列車はなのか…
飛行機で移動してホテルに泊まるよりお得だったし、空港までの移動ってけっこうめんどい、荷物もあるし
だったらお金も時間も体力もメリットのある列車にしちゃえ～٩(^‿^)۶ ということで。

女2人旅　夜行列車なんて危なくない？
と思ってあちこち検索をかけましたが　この路線に関してはネットでの情報量も少なく忘記録を兼ねて書きたいと思います

まず予約編
今回の希望は　２人用寝台個室シャワー、トイレ付き
（共同のシャワーがあれば個室なら良いかなと思ったけど連結されてない車両があると聞いたので念のため）
日本の旅行会社に問い合わせたところ
シャワー無し　18.700円×2人　シャワーつき　23.800円×2人　それに手数料が加算すると2人で50.000円越え
あら、意外と高い！！
で、直接購入できるサイト
２つあってイタリアのトレニタリアとオーストリアのOBB どちらも日本でいうJR的な（たぶん）そして　どちらもネットで簡単に予約可能
物価がお安い国の方が運賃が安い　という話もあったけどイタリアとオーストリアじゃそんなに変わらんな

で、調べました。早い方がお得なので3ヶ月前
どれくらい前から予約できるかは、ダイヤ改正が入ったりするとなかなか金額表示にならないのでちょいちょいチェックするのがオススメ

トレニタリアが€318
OBBが€259.8
はい、OBBに決定！
どちらも早割キャンセル不可プラン

テルミニ駅 駅

早割価格で　チケットが€29×2人
ってことは6人の座席のみのコンパートメントなら3000円ちょいで国が移動できるってことですね(°_°)
それに個室料が€201.8（こっちが高い！）
で、二等寝台個室　計€259.8 カードの請求が31.497円
移動して寝れておまけに朝食も食べれるなら良いじゃないですか*\(^o^)/*

この列車は全て二等車です
ちなみにOBBのアプリから予約したのでQR表示で乗れるらしいけど　車掌さんがチケットを預かりに来るので　プリントアウトして持っていった方が良いです
（PDF表示を押してプリントアウトしてしまえばQRは使えなくなるので注意！）

無事にチケットを手に入れて　はじめての国際寝台列車にワクワク…

の予定が　ホームの表示が出るのが遅過ぎてスーツケースをガラガラ押して慌てて乗る始末
あんなに広い駅なのに10分前に表示ってひどすぎるΣ（ﾟдﾟlll）

見てお分かりのようにホームがかなり低いので入り口にけっこう高めな階段が3段くらいあります
スーツケース重いっっ！

荷物を置けるスペースはないので個室まで持っていきます

車内の案内図
coach 413の32&36

どうやらこの車両は全部個室
一番左が車掌さんのお部屋
物品の売買も車掌さんから

通路は狭い
ようやく人が通れるくらい

テーブルを出して廊下でくつろげるシステムだけど　そんなことしたら誰も通れない（笑）

非常にコンパクトにしかし使い勝手よく工夫された車内！

もうベッドは作られてました
狭いかな　と思ったけど外人サイズなので全然大丈夫◎

乗った瞬間にゆっくりと列車が動き出した
時間に無駄がないんだね
日本の新幹線と一緒じゃん(・∀・)

枕元に室内のスイッチがあるんだけどベッド灯が作動せず

車掌さんに聞いたら
うーん！壊れてるなぁ～
で、おしまい　(T . T)
直す気はないのね
下のベッドは部屋の電気を消すと真っ暗になっちまったよ

ベッドサイドにはノベルティ販売のカタログとお水

2段ベッドの上の方
ハシゴが壁側にあり　二階に上がるのがちょっと大変
私には無理だった(T . T)

個室感があってとても良いらしい

寝るときには網を張って落下防止

ベッドの反対側の洗面所の上にもベッドがある

3人用の部屋かも

これが洗面所なんとシンクが左右に動いて　右に向けるとこの蛇口がシャワーとなる

なんて賢い作り！

水圧は　強すぎるくらい充分で　安定したお湯も出て問題無し

ただ　水圧が強すぎてうっかりするとこのシンクからはみ出る…

シャワールームだから下に落ちても大丈夫だけど

これがシンクをなくした形
カーテンを閉めてシャワールームとして使える

シャンプー兼ボディソープがあるけど匂いが強めなので持参を推奨!

バスタオルが2枚

そしておトイレ
洗面台の隣には棚もあって使いやすい

コンセントは洗面所に一つ
ヨーロッパ仕様の差込口Cタイプ

入り口はしっかりと二重ロック
防犯万全

ゴミ箱は入り口に一つと洗面所に一つ
中でつながっていて　実際は一つ

窓側に　冷え冷えの赤ワインとお水

冷え冷えのワイン

お酒は飲まないので写真だけ
味は分からず…

そしてこちらがアメニティ袋

スリッパ
タオル（水吸わないタイプ！）
ウエットティッシュ
耳栓
水
クラッカー　
朝食の申し込みシート

やっぱり歯ブラシはないんだね

と、室内の探検をしているうちに　トントン！と車掌さんがやってきた

チケット預かるねー
朝食のシート書いてねー

パスポートの確認はなし
シェンゲン圏内だからかな

朝食のシートはドイツ語　裏が英語
ドイツ語を話せる娘はドイツ語の面
英語でさえあやしい私は英語面（笑）

この中から6個好きなものを選んで注文すると次の日の朝サーブしてもらえる

カプチーノは有料なんだって

テルミニ駅で購入したパネッラのパンとサラダを食べてシャワーを浴びたら　することがない
ベッドサイド暗いし(//∇//)

まだ21時だけど寝てしまえ～

なお車内にWi-Fi無し
今回の旅行は　シムロック解除したiPhoneにAmazonで購入したThreeというイギリスの会社の30日間12GBのSIMカードを入れて使用　なぜか旅行中12GBを使い切ったらしく念のために持参した5GBのSIMカードを途中で差し替え
どの国もすぐに電波をキャッチして問題なく使えたけど（スイスはあまり繋がりが良くなかった）都心部は良くても田舎に行くと電波が弱くてなかなかキャッチできない
というわけで、列車の旅は駅に停まっているときは良いけど山の中はほとんど通じず…m(._.)m

寝心地抜群！
列車の揺れもゆりかごのようで心地よくスッキリお目覚め

何度か駅にけっこう長い間停っていたようだけど…

朝からこんなに良い天気
山の中の建物もオーストリア風景に替わっていてラブリー♡

何枚も写真を撮ったけど　窓が汚くて　残念な写真になってしまう(￣(工)￣)

朝、8時
トントン！　と車掌さん再び

わーい、朝食だぁ！！
と思って開けたら

車掌さん:どうやら3時間くらいのディレイだよ~ん！

(￣▽￣)

私:どれくらい遅れるの？

車掌さん:まだ分からんなぁ…

私:どうして遅れたの？

車掌さん:それは僕にも分からんのだよ

｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

車掌さん:あんまり早く朝食出すとお腹減っちゃうからもう少ししたら持ってくるねー　あっ、これはディレイのお詫びの品だよ


えっと、確認します⊂((・x・))⊃
8時46分着だから後1時間足らずで到着予定が到着は午後になる
ディレイの理由はわからない
到着時間も今のところ不明

だからあんなに夜中に駅に長時間停車してたのね

Googleマップで確認するとウィーンはまだまだ遠い…
ってさ、お詫びの品を乗客分　列車に載せてるってことはディレイする予定の確信犯じゃないかっ！

で、水とかジュースとかお菓子とか…

チケットを預かる時も水を持ってきてくれたので
トータル　水4本　ジュース2本　ワイン1本 コーヒー1杯×2人分
一晩でこんなに飲めませぬ

9時半　ようやく朝食が来た～
パンは温かくなかったけどチーズとハムを挟んだカイザーパン　おいし～!

出ました！ヌッテラ！
バターをたっぷり塗ったパンにこの甘ーいナッツ入りチョコレートを厚めに塗って食べるのがこちら風なんだって

12時15分
ご飯を食べ終わってベッドの上でゴロゴロしてたら　どこかの駅に停まった

スーツケースをガラガラ引きながら歩いている人がいる

あれ？
どっかの駅に着いたのかな？
車掌さんに聞いてみよっ

えっ？いない…

出口に行ったらスーツケース持った車掌さんが降りるところ

ヽ(￣д￣;)ノ=3=3=3

え～～～っ！！！
着いたの？

そしたら　
Oh！ ユーたちまだ降りてなかったの？

言われてないし、車内放送もなってないし
ってか　乗客全員降りたか確認しないで降りるんかいっ！

びっくりしてそれから荷物を慌てて詰め込み　車掌さんに手伝ってもらってスーツケースを下ろした

なんやかんやで　ウィーンハウプトバーンホフに到着

３時間半遅れっていう日本ならニュースになりそうなレベルのディレイはあったけど　急ぐ旅でもなしゆっくり休息できたというとこで　ドキドキワクワクの初寝台列車は終了

治安面は全く問題なく　寝心地も水周りもとても良かったので快適な良い旅となりました
これで1人15700円ほど
コスパも抜群です

ちなみに　二等寝台個室であっても　一等車の人が使えるウィーン駅内のOBBラウンジが到着後2時間使えるので　コーヒーや軽食も頂くことができますよー

さぁ、私たちはホテルに荷物を預けて市街に繰り出しましょう！