北海道の秋を少しだけお裾分け♪

2019/10/14 - 2019/10/17

いつまでも暑かったり台風が来たり、今年は北海道の紅葉狩りをなかば諦めていましたけど、なんとか3泊4日で行くことが出来て、ちょっとだけ北海道の秋を楽しんで来ました♪
残念ながら目を見張るようではなかったものの、雪の便りが聞かれる頃となっていましたので、これ以上の紅葉は望めないかもです。間もなく雪が降って枯れ落ちてしまうことでしょう。彩づいた木々を探しながらの束の間の秋を綴ってみました。

　　　　　　　　　　　　　（２０１９．１０．２２　記）

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

１０月１４日　
台風一過。ようやく羽田空港から千歳空港へ向けて出発。
まずはANAクラウンプラザホテル千歳でランチ・ビュッフエを戴きます。
ハロウィンのディスプレイがお出迎え！！

ANAクラウンプラザホテル千歳 グルメ・レストラン

昼食後は千歳の滞在先周辺で秋を探して・・・
吊り花がいつになくたくさん実をつけていました♪

この付近は道路沿両側のの植え込みに吊り花の木が植えられています。

ナナカマドの実も真っ赤です♪
木によっては実が生っていない木や枯れてすっかり葉を落としている木もあります。

ナナカマドの実
葉が真っ赤になったななかまどの並木はとってもきれいです♪

　　　　　　
　　　　　「ななかまどの実」　水彩スケッチ
　
　　　　　　　　　　　　　　　

１０月１５日
千歳に一泊してから、苫小牧の樽前ガローにやってきました。
いいお天気で樽前山がきれいに見えています♪

樽前ガロー橋手前の案内板
これは相当古いもののようです。

樽前ガロー 自然・景勝地

樽前ガロー橋から見た下流方面

樽前ガロー橋から見た上流方面

樽前ガローについては、別途に旅行記に致しましたので、ご覧頂ければ嬉しいです♪
https://4travel.jp/travelogue/11555911

そして目指すは登別温泉

春には満開の桜が見事な中登別の桜並木ですが、葉を落としてしまった木が多くありました。

登別温泉へはクッタラ湖経由で行くことにしました。

かつてはレストランだった家も数年前に閉鎖されて、湖畔の桟橋にはボートの姿もありません。

それでも時折り訪れる人の姿があります。

湖畔から上り坂を行くこと3キロで扇型展望台に着きます。
これより登別市、あと4キロで登別温泉、今度は下り坂です。

クッタラ湖は周囲約8キロメートルの小さな湖ですが、日本一丸いカルデラ湖だそうです♪

扇型展望台からクッタラ湖を眺めることが出来ます。

ややもして日和山展望台到着
標高377メートルの日和山から絶えずゴーゴーと音を立てて噴煙が上がっています。
この噴煙は登別温泉のホテルからも確認出来ます。

日和山展望台 名所・史跡

この展望台から、沸々、ボコボコと噴き出す大湯沼と奥の湯を見下ろすことが出来ます。

そうこうして、登別温泉今夜の宿「登別グランドホテル」到着
今回は南館新客室【コンフォートツイン＜禁煙＞】に一泊しました。
温泉の泉質は食塩泉・硫黄泉・鉄泉と登別を代表する３種類があります。
硫黄泉があるのがなにより嬉しいです♪

登別温泉 登別グランドホテル 宿・ホテル

１０月１６日
翌朝はそうそうにチェックアウト！
冷え込んできたので、ストーブを焚いている煙でしょうか？

高速道路周辺は余り紅葉していませんが、空は秋、刷毛雲のようですね。
空がとても高く感じます。

苫小牧東ICで高速を降ります。

やって来たのは、北大苫小牧演習林
風もなく、穏やかな日差しに包まれています。

北海道大学 苫小牧研究林 自然・景勝地

池の畔でお弁当を広げている人がいます♪

少しの風に池面が波立ってキラキラと輝きました♪

この辺まで一般の自動車が入ることが出来ます。
右手に広い駐車スペースがあります。
この先、奥深い森が広がっていますが、山小屋風の建物付近にも熊が出没したそうです！！

山草園の野ばらの実が赤くなってきました♪

この辺りはカエデ属樹種です。

少し奥へ進んで行くと、小さなリスがチョロチョロッと飛び出してきました♪

テンナンショウの仲間が赤い実をつけています。

潅木園ではツツジが紅葉していてきれいです。

潅木園
こちらはサンザシの実のようです。

バラ科サンザシ属
中国を原産とするバラ科の低木で、享保年間に朝鮮半島を経由して渡来。
当初はもっぱら薬用樹として栽培されていたそうです。

潅木園

メギ
メギ科メギ属に分類される落葉低木の1種。
別名が「コトリトマラズ」「ヨロイドオシ」
和名は茎を煎じて洗眼薬に利用されていたことに由来するとのこと。

真っ赤な可愛らしい実です。

潅木園

ケヤマウコギ　
ウコギ科ウコギ属　落葉低木
　高さ：１～３ｍ
花期：８～９月　（雌雄同株）　　果期：９～10月

真っ黒い実です。

奥の方の池の周りは紅葉がきれいでした。
陽当たりが良いのでしょうね♪

小川の方からきれいな紅葉を眺めてみました。

以前来た時には、この小川にサケが遡上してきていましたが、今年は下の方の池辺りにいて、まだ登って来ないようです。

ここにもメギの実が生っていました。

この日のランチはグランドホテルニュー王子の最上階で

右手遠くに見える紅白の煙突は王子製紙苫小牧工場です。

グランドホテルニュー王子 宿・ホテル

簡単なバイキングを戴きましたが、この眺望が一番のご馳走でした。

このあと千歳へ戻ってもう１泊

１０月１７日
翌朝は千歳滞在先の近所で名残りを惜しみながら紅葉狩り。
この小さな公園でもモミジや蔦が綺麗に色づいていました。
春には林床に可憐な花たちが咲く公園です。

早いもので、きょうはもう帰京します。
空港へ向かう前に千歳川のサーモン橋からサケの遡上を確認！！

よ～く見ると　います、います♪

大きいのがサケ！！だそうで
小さなたくさんいるのはサケじゃないのだそうですが、なんでしょね？？

そしてサーモン橋のたもとの北々亭さんで回転寿司を戴いてから、帰路に着きました♪
今回は滞在期間が短い割には、いろいろと楽しめました♪


いつも、たわいない旅行記ですが、ご訪問下さいましてありがとうございます。
最後までお付き合い頂き重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

北々亭 千歳店 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （5）

• rokoさん 2019/11/24 22:02:03

  素敵な旅記ですね

  紅映さん
  初めまして！
  
  北海道の秋を少しだけお裾分け
  のタイトルに惹かれてお邪魔しました。
  画像がとっても綺麗ですね。
  それに大好きな山野草がたくさんで、嬉しくなりました。
  
  北海道の紅葉、存分に楽しませていただき
  また大好きな北海道へ行ってみたくなりました。
  ありがとうございました。
  
  　　roko
  
  

  紅映さん からの返信 2019/11/25 16:35:38

  RE: ありがとうございます♪

  rokoさん、こんにちは〜♪初めまして。
  
  ご訪問頂き、たくさんのイイネをして頂いてありがとうございます。
  
  毎年、毎年見ているのに、毎年山野草に逢いたくて北海道へ出掛けています。
  rokoさんも北海道お好きなんですね！！
  私も大好きで、もっともっと行きたいのですけど、自宅のほうのいろいろがあって、最近特に、行っても長く居られなかったりして、残念なんです〜！！
  rokoさんも、時間を作って是非北海道へお出かけになってください。
  
  ご丁寧なコメントを戴いて嬉しいです。
  こちらこそ、ありがとうございました。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・☆紅映☆・・・
  
  

• pedaruさん 2019/10/23 05:13:27

  おすそ分け、ありがとうございました。

  紅映さん　おはようございます。
  
  ＞残念ながら目を見張るようではなかったものの、
  
  いえいえ、とんでもない、表紙の写真を見て感動しました。
  お名前のとおり、紅く水面に映った紅葉、素晴らしいですよ。
  
  この写真を見ただけで充分です。・・・でも、最後まで見ましたよ♪
  
  pedaru
  
  
  

  紅映さん からの返信 2019/10/23 09:57:43

  メッセージありがとうございました。

  pedaruさん、おはようございます。
  
  そんな風におっしゃって頂けて、とっても嬉しいです♪
  そして、最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
  目をしょぼしょぼさせながら（笑）投稿した甲斐がありました。
  
  「くれなゐ映える」という名前は、かつて生け花の草月流の看板をとる時に自分で考えた名前ですが、それ以来、雅号も俳号もＳＮＳもみんな紅映を使っています♪
  
  いつもメッセージを頂き、とっても励みになります。
  ありがとうございました〜☆^▽^☆
  
  　　　　　　　　　　　　　　・・・☆紅映☆・・・
  
  

  pedaruさん からの返信 2019/12/17 07:55:47

  RE: メッセージありがとうございました。

  
  紅映さん　おはようございます。
  
  草月流の看板おもちなんですね、私も池坊の看板を持っています。今では何かの台になっているようですが(笑)。私の名前は「華伯」です。えっらそうな名前でしょう？恥ずかしいのですが、先生の命名なので文句は言えません。(自慢する気はありません、今頃返信とは、やっぱり自慢かな？）
  
  pedaru