苫小牧旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2005年に初訪問、以来2,3回は訪ねたものの、ここ最近はとんとご無沙汰。<br />つい今月になって4トラベル会員さんの旅行記を拝見し、懐かしくなって再訪しました。<br /><br />樽前ガローは国道36号線からわずか4キロほど入った山あいにある「自然が聞こえる」幻想空間。そこは樽前川の上流。その光景に訪れた人がみな感動すると言います。<br />ガローとは「崖の間を川が流れる場所」という意味だそうで、いわば峡谷のさらに狭くて深い地形が続く谷のことのようです。<br />谷川の両わきには約5メートルもの切り立った垂直の壁、その壁一面を60数種もの深緑色のコケが覆っているという光景が人々を魅了する所以のようです。<br />樽前山の支笏湖側には有名な「苔の洞門」がありますが、樽前ガローはその創生期にあたり、貴重な地形を目の当たりにすることが出来ます。<br />樽前ガローには樽前ガロー橋・中ガロー橋・ガロー橋と三つの橋がかかっていましたが、現在は中ガロー橋はなくなっていました。<br />                    <br />                   (2019.10.18 記)<br /><br /><br />

樽前ガロー再訪  神秘的な空間で悠久の時の流れを感じる

60いいね!

2019/10/15 - 2019/10/15

41位(同エリア413件中)

旅行記グループ 秋の北海道

4

33

紅映

紅映さん

2005年に初訪問、以来2,3回は訪ねたものの、ここ最近はとんとご無沙汰。
つい今月になって4トラベル会員さんの旅行記を拝見し、懐かしくなって再訪しました。

樽前ガローは国道36号線からわずか4キロほど入った山あいにある「自然が聞こえる」幻想空間。そこは樽前川の上流。その光景に訪れた人がみな感動すると言います。
ガローとは「崖の間を川が流れる場所」という意味だそうで、いわば峡谷のさらに狭くて深い地形が続く谷のことのようです。
谷川の両わきには約5メートルもの切り立った垂直の壁、その壁一面を60数種もの深緑色のコケが覆っているという光景が人々を魅了する所以のようです。
樽前山の支笏湖側には有名な「苔の洞門」がありますが、樽前ガローはその創生期にあたり、貴重な地形を目の当たりにすることが出来ます。
樽前ガローには樽前ガロー橋・中ガロー橋・ガロー橋と三つの橋がかかっていましたが、現在は中ガロー橋はなくなっていました。
                    
                   (2019.10.18 記)


旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

PR

  • 新千歳空港ICから道央道に入り苫小牧西ICまで行きます。<br />

    新千歳空港ICから道央道に入り苫小牧西ICまで行きます。

  • 高速を降りてしばし一般道路を走ります。<br />途中で鶴岡駅を通りかかったので記念写真♪<br />

    高速を降りてしばし一般道路を走ります。
    途中で鶴岡駅を通りかかったので記念写真♪

    錦岡駅

  • 目指すはあの樽前山の南麓を流れる樽前川のガロー<br />樽前山を目印にまっすぐ車を進めます。<br /><br />

    目指すはあの樽前山の南麓を流れる樽前川のガロー
    樽前山を目印にまっすぐ車を進めます。

  • 道央自動車道の下をくぐって・・・<br /><br />

    道央自動車道の下をくぐって・・・

  • バス停「樽前ガロー」付近に到着<br />ここを右に入って少し行くと更に右手に小さな駐車場があります。<br />

    バス停「樽前ガロー」付近に到着
    ここを右に入って少し行くと更に右手に小さな駐車場があります。

  • さて、いよいよ樽前ガローです。<br />樽前ガロー橋が見えます。<br />

    さて、いよいよ樽前ガローです。
    樽前ガロー橋が見えます。

    樽前ガロー 自然・景勝地

  • 橋の手前の看板<br />ひび割れたりしていて、かなり古めかしい感じです。<br />

    橋の手前の看板
    ひび割れたりしていて、かなり古めかしい感じです。

  • こちらのは新しそうで、以前あった中ガロー橋が載っていません。<br />小さな可愛らしい橋があったのですが、無くなってしまったのですね。<br />

    こちらのは新しそうで、以前あった中ガロー橋が載っていません。
    小さな可愛らしい橋があったのですが、無くなってしまったのですね。

  • 看板のある手前の道を行くと上流の方へ行かれます。<br />中ガロー橋のあった付近にはいまでも人家が数軒ありました。<br />

    看板のある手前の道を行くと上流の方へ行かれます。
    中ガロー橋のあった付近にはいまでも人家が数軒ありました。

  • 参考写真(2005年10月撮影)<br />今回は右の案内板のみが立っていました。<br />

    参考写真(2005年10月撮影)
    今回は右の案内板のみが立っていました。

  • 参考写真(2005年10月撮影)<br />これも中ガロー橋付近に立っていた看板です。<br />

    参考写真(2005年10月撮影)
    これも中ガロー橋付近に立っていた看板です。

  • 参考写真(2005年10月撮影)<br />そして中ガロー橋の上から取った樽前ガロー上流方面<br />

    参考写真(2005年10月撮影)
    そして中ガロー橋の上から取った樽前ガロー上流方面

  • 参考写真(2005年10月撮影)<br />中ガロー橋の上から取った樽前ガロー下流方面<br />また違った感じで、小さな橋から見ると迫力があったものです。<br />

    参考写真(2005年10月撮影)
    中ガロー橋の上から取った樽前ガロー下流方面
    また違った感じで、小さな橋から見ると迫力があったものです。

  • 今回は最初に車で一番奥のガロー橋まで行ってみました。<br />途中の道は人家が切れた辺りからはデコボコで水たまりありのひどい道でした。<br />

    今回は最初に車で一番奥のガロー橋まで行ってみました。
    途中の道は人家が切れた辺りからはデコボコで水たまりありのひどい道でした。

  • ガロー橋から上流のガローを眺めています。<br />かなり狭く流れが速いです。<br />

    ガロー橋から上流のガローを眺めています。
    かなり狭く流れが速いです。

  • ガロー橋から上流のガロー<br />連れが、熊が出たら急いで車に戻れるようにというので、車のドアを開けたままそそくさとスマホで撮影!!<br />

    ガロー橋から上流のガロー
    連れが、熊が出たら急いで車に戻れるようにというので、車のドアを開けたままそそくさとスマホで撮影!!

  • 今度はガロー橋から下流のガロー<br />切り立っていますね!!<br />

    今度はガロー橋から下流のガロー
    切り立っていますね!!

  • ガロー橋から下流のガロー<br />ガロー橋からの写真はせかされるので、すべてスマホなので、画像が不鮮明ですよね~(-_-;)<br />

    ガロー橋から下流のガロー
    ガロー橋からの写真はせかされるので、すべてスマホなので、画像が不鮮明ですよね~(-_-;)

  • 参考写真(2005年10月撮影)<br />以前の写真も小さなコンデジかなにかだったのでお見苦しいですが、上流方面の波立って流れている様子がお分かりいただけるでしょうか?<br />

    参考写真(2005年10月撮影)
    以前の写真も小さなコンデジかなにかだったのでお見苦しいですが、上流方面の波立って流れている様子がお分かりいただけるでしょうか?

  • 参考写真(2005年10月撮影)<br />そしてこちらは、橋の脇からすこし降りて撮った下流方面の流れです。<br />対岸の崖に手が届きそうに狭かったです。<br />

    参考写真(2005年10月撮影)
    そしてこちらは、橋の脇からすこし降りて撮った下流方面の流れです。
    対岸の崖に手が届きそうに狭かったです。

  • そして下流へ戻って駐車場へ車を置いて・・・<br />紅葉の絡まる樽前ガロー橋を渡ります。<br />

    そして下流へ戻って駐車場へ車を置いて・・・
    紅葉の絡まる樽前ガロー橋を渡ります。

  • 樽前ガロー橋の上から右手下流の眺めです。<br />川はこの先で右に曲がっていってガローはおしまいのようです。<br />

    樽前ガロー橋の上から右手下流の眺めです。
    川はこの先で右に曲がっていってガローはおしまいのようです。

  • 同じく下流方向。<br />樽前川がもともと深い谷だったので、溶岩が遠くまで流れてきたとか、ガロー自体は全長2キロほどのようです。<br />

    同じく下流方向。
    樽前川がもともと深い谷だったので、溶岩が遠くまで流れてきたとか、ガロー自体は全長2キロほどのようです。

  • 変って樽前ガロー橋の上から上流方向です。<br />

    変って樽前ガロー橋の上から上流方向です。

  • 樽前ガロー橋を渡るとすぐ左に川に沿った道があります。<br />この日も小型のRV車がこの道を通り抜けて行きました。<br />

    樽前ガロー橋を渡るとすぐ左に川に沿った道があります。
    この日も小型のRV車がこの道を通り抜けて行きました。

  • そのすぐ左手になんとなく道が出来ています。<br />この道を行くと川を間近に眺めることが出来ました。<br />以前は確かこの辺から入った先で川に降りた気がしますが・・・<br />

    そのすぐ左手になんとなく道が出来ています。
    この道を行くと川を間近に眺めることが出来ました。
    以前は確かこの辺から入った先で川に降りた気がしますが・・・

  • 今はこの少し上流に川に降りられるところがあるようです。<br />なんとも残念ですが、今回は足を痛めているので上から眺めるだけにしました。<br />ここは川幅がだいぶ広いです。<br />

    今はこの少し上流に川に降りられるところがあるようです。
    なんとも残念ですが、今回は足を痛めているので上から眺めるだけにしました。
    ここは川幅がだいぶ広いです。

  • 秋も深まって崖の苔が枯れ始め、初夏のきれいな光景とは違いますが、これはこれで迫力があります♪<br />

    秋も深まって崖の苔が枯れ始め、初夏のきれいな光景とは違いますが、これはこれで迫力があります♪

  • 参考写真(2005年10月撮影)<br />これは川まで降りた時の写真です。<br />

    参考写真(2005年10月撮影)
    これは川まで降りた時の写真です。

  • 急流と見えて流れが波立っているのが分かります。<br />

    急流と見えて流れが波立っているのが分かります。

  • 樽前ガロー橋を渡って戻ります。<br />連れがいて先を急ぐので、所要時間30分という足早の見物となりましたが、思いがけず来られて良かったです。<br /><br />

    樽前ガロー橋を渡って戻ります。
    連れがいて先を急ぐので、所要時間30分という足早の見物となりましたが、思いがけず来られて良かったです。

  • 黄葉の木々に絡まるウメモドキの実がはじけて、鮮やかな朱色を覗かせています。<br />

    黄葉の木々に絡まるウメモドキの実がはじけて、鮮やかな朱色を覗かせています。

  • ススキの穂もすっかり呆けて、北国の秋はすでに終盤です。<br /><br /><br />いつもご訪問ありがとうございます。<br />最後までお付き合い頂きまして重ねて御礼申し上げます。<br /><br /><br /><br />

    ススキの穂もすっかり呆けて、北国の秋はすでに終盤です。


    いつもご訪問ありがとうございます。
    最後までお付き合い頂きまして重ねて御礼申し上げます。



60いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (4)

開く

閉じる

  • pmanさん 2019/10/19 14:04:31
    こんにちわ!
    すてきな景色!
    12日から札幌の予定でしたが台風で見事欠航だったので、
    北海道行がなくなり、今度何時にしよう・・ばかり思っていました。
    プランにはレンタカーは考えておらず、自分たちの旅ではこんな景色は見れなかっただろうなと想いながら自然が聞こえる幻想空間を見せていただきました。
    ありがとうございました!次の北海道また、見せてくださいね!

    紅映

    紅映さん からの返信 2019/10/19 14:52:08
    RE: こんにちわ!
    pmanさん、こんにちは〜♪

    さっそくご覧頂いてありがとうございます。
    欠航だったんですね〜!!それは残念でしたね〜
    実は私は11日から行こうと思っていたのですが、台風が来て留守宅に何か支障があったらと思って通過待ちでした。そしたら翌日は全面欠航だし、14日にやっとどうにか乗れました♪
    そんなこんなでトンボ帰りみたいでしたが、短いながらも久し振りに幻想空間を訪ねることが出来て良かったです。
    いつかまた北海道旅行に挑戦してください。
    広くて、交通がとっても不便な北海道ですので、レンタカーかツアーバスが効率がいいみたいです♪

    いつもメッセージを頂きありがとうございます。

                    ・・・☆紅映☆・・・
  • pedaruさん 2019/10/19 05:02:47
    樽前ガロー
    紅映さん おはようございます。

    普通、川の上流といえばちょろちょろと流れる沢、というイメージがありますが、
    樽前ガローは細いながら急流なのですね。北海道らしい欧米チックな名前ガロー、
    知らなかったものを、見せていただきありがとうございました。
    ただ、気になる看板、クマに注意、どう注意すればいい?くまった、くまった。
    小学生ギャグで締めました。

    pedaru

    紅映

    紅映さん からの返信 2019/10/19 08:56:31
    RE: 樽前ガロー
    pedaruさん

    おはようございます。

    樽前ガローは「樽前山の噴火で起きた火砕流による火山灰が、弱く溶結し、樽前川の浸食作用によって削られてできたもの」だそうです。

    なかなか例を見ない景観ですよね!!
    熊は14年前にも看板はありましたけど、昼間ならと思って余り気にしないで1人で奥まで行ったりしていたのですが、最近は札幌の市街地をはじめ、あちこちで出没しているので、いささか気になりました(;^_^A
    それでも人家もあるし、ジョギングしている人もいました〜(@_@)
    熊の習性をよく知って行動したらいいのでしょうね♪

    いつもメッセージを頂きありがとうございます。
    スケッチの更新がなくて寂しいですが、新作は如何ですか?
    楽しみにしております。

                           ・・・☆紅映☆・・・

紅映さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP