2019/09/30 - 2019/10/01
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kojikojiさん
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台北に戻ってくると町中はかなり暗い印象を受けました。町中の商店やレストランがみんな閉まっています。真っ暗な通りでバスを降り「第一大飯店」のフロントの先のエレベータで「叙香円」というレストランに入ります。九分の滞在が短時間になって夜景を見る事が出来なかったのと、食事が出来なかったのは残念でしたが、台風のことを考えたら仕方ないですね。台北に早く戻れたので先にホテルにチェックインできるので江あれば「欣葉」にでも行って豪華な食と考えたりもしましたが、ガイドさんいわく「町中のレストランはどこも休みです。」とのこと。今回のツアーで全員揃っての食事はこれが最後で翌朝は東京と静岡と大阪と鹿児島とそれぞれバラバラにホテルを出発します。特に仲が良くなったわけではありませんが、3日間同じテーブルで昼と夜を一緒に食事したメンバーなので少し寂しい気分になります。食事も美味しかったので良しとします。ホテルにチェックインしてそれぞれ部屋に入ってしまうと、次に会う機会がないかもしれないので、ロビーでちょっとしたお別れ会みたいになりました。部屋は台北市内なのであまり広くもなく、普通のスタンダードツインといった感じです。通常こういったツアーでは最後の晩が1番良いホテルで「終わりよければ全て良し」という印象を受けるのですが、前日の花蓮のホテルが良かったのでちょっと残念です。予定変更でホテルに入った時間が早かったので街中へ繰り出しましたが、百貨店も全て休業で開いているのはコンビニくらいでした。コンビニのイートインは行き場を失った若者でいっぱいです。近所に「寧夏夜市」もあるのですが、ここも全てお休みなので普通の道路といった感じです。仕方ないので近所の安いマッサージ店に行って旅の疲れを癒しました。翌朝は午前8時にフロントに集合すると東京便の4人はバンがお出迎えです。カラスミを買いたい方がいらして、途中の「迪化街」に立ち寄れたのは良かったです。「台北霞海城隍廟 」で旅の無事をお祈りして空港へ向かいます。香港からのキャセイの便も無事に到着して、台風の影響もなく無事に日本に戻れました。さんざん予定変更を余儀なくされた「米塔颱風」には帰国後の週末に「台風18号」として再会できました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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九分の「九戸茶語」での晩ご飯が予定変更になって第一大飯店の「叙香円」というレストランでの最後の晩ご飯です。翌朝は同じテーブルでも鹿児島のご家族はホテルを5時30分出発で、大阪のおばさま方も6時30分頃の出発なのでホテルにチェックインするとそこでお別れです。
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ずっと同じメンバーでの食事だったのでその点ではお別れしがたい気持ちになります。最後に皆さんで「お世話になりました。」と乾杯して最後の食事です。
前菜は鴨の冷製とクラゲの酢の物というスタンダードな料理からスタートです。 -
ハムと青葱の卵炒めも香ばしい香りです。
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シシャモと隠元豆の素揚げはピリ辛でビールが進みます。
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お口直しの青菜のガーリック炒め。
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烏賊とニンニクの芽の甘辛炒めは見た通りのおいしさです。
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これも美味しかった青菜の上に牛肉の甘辛煮が乗っています。これが白ご飯が欲しいところです。
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マコモダケと豚肉の炒め物も白ご飯が欲しい1品です。マコモダケは2日目に日月潭へ向かう途中の埔里の名産品です。
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巨大な半円形の炒飯が出てきました。これも安心のおいしさです。
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最後に骨付き鶏肉と玉蜀黍のスープは体がほっこりします。美味しいレストランでした。
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故宮博物院へ行けなかったので晩御飯はドロップアウトしようかなんてことも考えたのですが、台北市内のほとんどのレストランやお店は休みでした。ほとんどコンビニくらいしか開いていない感じでした。
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最後のホテルは「中源大飯店(ニューコンチネンタル)」です。チェックインして部屋に入ってしまうと明日は皆さんに会えないのでロビーでちょっとしたお別れ会です。
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通常トラピックスやクラブツーリズムのツアーでは最終日の晩のホテルが1番豪華で「終わりよければ全てよし。」なのですが、今回はそうでもありませんでした。前の晩の花蓮のホテルが良かったから。
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部屋は広くはありませんが特に悪いところはありません。無料のwifiは部屋の中でもサクサク動きました。
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バスルームも十分な広さです。
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お湯の量も豊富なのでゆっくりバスタブに浸かれました。
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ここまで来ると翌日のフライトが気になってきますので、颱風情報をチェックします。週一は月曜日なので本日の17時に花蓮あたりを通過して、台北に向かっているのが分かります。
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一昨日通過してきた台東の富岡漁港も物凄い波です。
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大阪のおばさんたちはマッサージに向かうようでした。まだ時間も早いので表に出ることにして、どこか開いてそうなスーパーをガイドさんに教えてもらいます。「三越の地下なら開いているかもしれない。」と言われていってみましたが閉まっていました。
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下かが無いので近くのコンビニでビールとつまみを買って帰ります。
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寧夏夜市もホテルから近いので楽しみにしていましたが全店休みです。
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夜なのにこんな感じで屋台は1軒も出ていません。この日は台北中こんな感じだったのでしょう。行くところのない若者は座席のあるコンビニにたむろしています。
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この通りに24時間営業のスーパーがあったので少しお土産が買えました。
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日本統治時代にロータリーが建設されて人々が集まるようになり、屋台街が形成されました。戦時中は日本軍が夜市の営業を中止させ、空襲など防災の観点から圓環を貯水池に造りかえた跡が残されています。
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寧夏夜市やその近隣のお店には「圓環」という冠がついたお店が多いのですが、元々ここで営業していた店の名残です。圓環は1993年と1999年に2度の火災に遭っているそうです。
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6年前の旅では台北中の夜市を食べ歩きましたが、ここ「寧夏夜市」と「饒河街夜市」は風情があって好きな夜市です。ディープな「龍山寺」も面白いですね。新しくなる前の「士林夜市」も好きでした。
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さて夜はまだ長いのでマッサージに行くことにしました。ホテルの隣はサウナがありますが大掛かりな感じがしたのでやめます。男同士なら良いですが妻とばらばらは寂しいです。
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ホテルの前にも按摩店がありましたが「先生が台風で来れないんです。」ということで断念。ホテルの並びの「幸福養生風情館」しかないのでここに入りました。
1階にはあまりやる気の無さそうなお姉ちゃんがテレビを見ているのですが、2階で全身を1時間お願いしました。もんでもらっているうちに台湾のマッサージではないなと感じ、この揉み方はタイだなと分かりました。さすがに中国から東南アジア各国で揉んでもらっていると国の違いが分かってきた気がします。 -
翌朝は早く目が覚めたので散歩に出掛けました。寧夏夜市の24時間スーパーに行ってバラマキのお土産を買いました。
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火鶏肉飯の店は以前は行って美味しかった記憶が蘇ります。そのころはよく分かっていなかったのですが、ビールを注文したら店に置いていなかったのだけど、近くまで買いに行ってくれたのです。そんな親切を感じられるのが台湾だなと感じます。
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この辺りで唯一お土産らしいものが買えたお店です。
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最後の台北は残念でしたがまた来ることにしましょう。
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米塔颱風は台北の北側に抜けたようです。朝早かった鹿児島便は1時間ディレイだったようです。そして週四(木曜日)に朝鮮半島をかすめた米塔は颱風18号と名前を変えて週末の東京で再会できました。
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最後の朝ご飯をいただきます。
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残念ながらこのホテルの朝ご飯は美味しいとは言えませんでした。
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一瞬ホテルの並びの地元の人が朝ご飯を食べている店に行こうかと思いましたが、時間も無いので諦めます。お粥はどこで食べてもあまり変わりはありません。妻はカレーを食べて喜んでいました。それが正解かも。
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この日は10月1日なので台風以外にも心配事がありました。今回はキャセイパシフィックなので、香港からの飛行機が来なければ帰れません。10月1日は中国の国慶節なので、大規模なデモで空港が閉鎖なんてことになればと心配しましたがネットで調べて大丈夫と分かりました。
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荷物を持って8時前にロビーに出ます。東京へ戻るのは26人中4名だけです。なので空港まではバスではなくバンが迎えに来るということです。
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最後の九分と台北の絵葉書を投函します。今回は5日なので両親宛ての絵葉書は5枚で、8歳の姪に1枚。1週間くらいで届きました。
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同じ便のお2人が係員さんに交渉してカラスミ屋さんに行きたいとのことです。我々がOKすればということですが断る理由もありません。
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向かったのは懐かしい「永楽布業市場」の近くです。花布を買いに来たことを思い出します。すごく良いカーテン店があって、妻が「次に来るときはカーテンをオーダーする!」と宣言したところです。本人は忘れているようですが。
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「迪化街」は店開きの準備中のようでした。台風一過の青空が広がっています。
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ガイドさんが連れてきたのは「花旗薬材行 (花旗坊)」です。おじさんたちが買い物している間に周辺を歩いてみます。建物の2階が軒の代わりになって雨風を防げる通りを「亭仔脚」といいます。そんな伝統的な家屋の残る通りです。
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20世紀初頭の日本統治時代は、台湾全土から乾物や漢方薬、お茶や布などを扱う商店が集結し、台湾の主要な商業エリアとなりました。通りには美しいバロック建築の建物が並び、裕福な商人たちはこの街に集結し、戦後になって「迪化街」という地名がついたそうです。
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そしてぺディメントの美しいバロック建築の通りの美しさ。もっと詳しく1件1件歩きたいくらいですが時間がありません。
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買い物が終わったので「台北霞海城隍廟 」を参拝します。恋愛成就にご利益があるということで有名なパワースポットです。以前も一度お参りしたことがあります。
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無事息災や仕事運などにご利益のある「城隍爺」にお参りして、婚姻祈願の「月下老人」にお参りします。隣の「義勇公」に厄除けをお参りして、城隍夫人に家庭円満をお願いして、菩薩に智慧と心の平和をお願いしてお参りは終わりです。
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思いがけず「迪化街」に来る事が出来て良かったです。
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本当は免税店に来なければならなかったのですが、ちょっと寄り道したわけです。市内の免税店なんて大したことないのだろうと思っていましたが、ここはすごかったです。まずエスカレーターで最上階まで1本で上がります。モスクワかブダペストの地鉄駅かと思うほどの長さです。
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後はトイレによって全フロアをぶらぶら4人とガイドさんとお話をしながら買い物終了です。
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最後に台北101の姿も写真に納められました。
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そして圓山大飯店の前を通過します。圓山大飯店は1952年に蒋介石夫人である宋美齡が建てた台湾第1号の5つ星ホテルとして有名です。昔妻と上海を旅した時に蒋介石と宋美齢が新婚旅行で滞在した瑞金賓館の部屋に泊まったくらいの接点しかありません。
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このホテルが出来る前はここに台湾神宮があったそうです。高速公路を走る車の中からの割には上手い具合に正面から写真が撮れました。
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ガイドさんに見送られ出国手続きをします。入国時はマレーシアのような指紋を登録しましたが有人だったのでスタンプが押してもらえました。出国は自動だったのでスタンプなしですが、妻は指紋が認識されず有人のカウンターに並び直したのでスタンプをもらっていました。ショック。
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キャセイパシフィックって「國泰航空」なんですね。
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座席は後方でしたが右側の窓側を指定で来たのでよかったです。かなり空いている便だったので3列席を2人で使えました。
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使わなくなった基盤を組み立ててMADE IN TAIWANの文字に見送られます。今回の旅では台湾のシリコンバレーと呼ばれる新竹市も高速公路で走り抜けました。
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春の旅でヘルシンキからストックホルムへ向かうフェリーの免税店で買ったマリメッコが重宝しているようです。中には座布団とネックピローとか宝物が入っています。
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青天白日満地紅旗に見送られて台湾ともお別れです。
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桃園国際空港ともお別れ。
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一度海上に出て大きくUターンして東京へ向かいます。
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空港近くの竹園漁港が見えます。次回はシーフードを食べに行きます!
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淡水河は台風の影響で泥水になっています北投温泉から夕焼けを見に淡水へ行ったことを思い出します。
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昨日九分から見えた基隆と基隆嶼が見てとれます。
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今回は台湾を1周しただけに感慨深い風景に見えます。
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お疲れさまでした。ビールで乾杯です。
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久しぶりの冷たい日本そばが胃袋に沁みます。
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メイン料理は中華味のチキン。
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妻の選択したペンネの方イタリアンの方が良かったですね。
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日本に到着する頃にはすっかり日が落ちかかっていました。
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利根川を越えれば成田はすぐです。
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台風に追いかけられながらも楽しい旅でした。これでしばらく台湾はいいかなと思って申し込んだ旅でしたが、近いうちにもう一度行きたくなりました。何とか旅行記を仕上げられたので、次のトルコ旅行の準備を始めます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- クサポンさん 2019/10/17 09:15:49
- キャセイ便はドキドキですよね
- Kojikojiさん
クサポンです。
いつも丁寧の旅行記大変興味深く拝見してます。実際、旅行に行く前は読み返して参考書にさせてもらってます(^^)
私も12月にキャセイの便で台湾に行きます。チケットを抑えた時は香港がこのようになるなんて思わなかったのですが、今はドキドキしてます。
夏の旅行の時は成田で香港空港閉鎖で香港便はキャンセルのアナウンスが流れていたので、そうなると、香港から来る台湾便も飛ばないですよね。大好きキャセイがこんな事になって寂しいわ。今は祈るのみです。
私は台中を中心にまわります。お天気も心配だけど、とりあえず飛んで欲しい。
kojikojiさんのブログはツアーを利用していかに楽しく回るか勉強になります。ツアーだと、ガイドさんの話は聞けるけど、何となく薄いものに感じてしまうのは、自分の勉強不足だと反省です。
次回はトルコですね。きっと素敵な旅になるでしょう。
私は明日から秋田に旅行、フィンエアーで買ったマリメッコの傘持って行きます。奥様への愛情たっぷりな旅行記素敵です(o^^o)
- kojikojiさん からの返信 2019/10/17 18:23:21
- Re: キャセイ便はドキドキですよね
- クサポンさん
いつも旅行記にお立ち寄りありがとうございます。
念願の台湾周遊の旅でしたが、何となくバスで走り回っただけという感じもしないでもありません。とはいえ2人で夜な夜な夜遊びして回れたので楽しかったですが。出発直前になってキャセイ利用と知り、復路大丈夫か心配になりました。中国の国慶節の日でしたから。そんな心配をしていたら降って湧いたような台風が直撃。予定が大幅に変更になりましたが、それもまた思い出です。最終日のホテルで個人旅行の方とお話ししましたが、何も知らずに行った故宮博物院も中世記念堂も休みで、レストランも閉まっているので散々な日だったそうです。その点ツアーだと何も知らなくてもガイドさんが先手を打ってくれますからね。どんどん自分が駄目になっていきそうです。12月だと台風もありませんから大丈夫ですね。この週末で健康診断と歯医者と薬をもらいに行ったり、体のケアをしてトルコへ行ってきます。帰国後旅行記アップしますので、またお時間がありましたらお立ち寄りください。
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