2019/09/30 - 2019/09/30
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kojikojiさん
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花蓮から台北に戻ってきました。臺北火車站の表に出るとバスが待っていてそのまま九分に向かいます。地図を見ればわかりやすいですが、今まで乗ってきた列車が通過した瑞芳站まで戻ることになります。
約1時間のドライブでしたが、車窓はずっと雨が降っていました。花蓮で振り切った「米塔颱風」が追い付いてきた感じです。また台風に向かって行くのですから酔狂な観光バスツアーです。本当は台北に戻ってから「故宮博物院」に行く予定でしたが、台湾市の決定で観光スポットは全て休業しています。旅行会社からは1人1,000円の返金がありました。
九分は2度目でしたが17年振りの再訪なので懐かしい感じがしました。その時は妻と、ニューヨークに住んでいた頃の友人宅に来ていた弟と台北で合流して一緒でした。その年は40前後の独身男兄弟で1か月かけてベトナムとカンボジアを旅した直後だったのを覚えています。
平日ではありましたがこのタイミングの九分は基山路のお店が半分近く閉まってはいましたが、かえって人通りが静かで風情を感じるのは良かったと思います。あまりに人がいないので「千と千尋の神隠し」の千尋の両親みたいに豚になっちゃいそうな気がしました。短い滞在でしたが集合時間の頃には強い風と雨が降ってきたのでちょうどよかったかもしれません。バスに乗って台北に戻り市内の車窓見学で総統府に行き、台風が来ても問題の無い民芸品店で最後のお買い物です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
颱風の影響もありましたが、時間通りに臺北火車站に到着しました。
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17年振りに見る懐かしい臺北站の看板です。
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普悠瑪号は臺北站が終点ではなく、まだ先の樹林站まで行きます。いつか乗ってみたいと思っていた台湾東海岸の列車の旅が終わりました。
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駅を出る前に全員でトイレに行きます。列車が行ってしまうと改札周りはガラガラです。
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この駅舎は4代目で北京の天安門の周りにある宮殿のような建物です。ここでバスに乗り換えて九分に向かいます。
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本当はここから故宮博物院を見学してから夕方に九分へ向かい、ライトアップした九分を散策して有名な階段下の「九戸茶語」で晩ご飯を食べて台北に戻るという予定でした。
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ところがこの日の朝に台北市政府が市内の会社や公官庁と博物館や美術館の休みを決めたために故宮博物院は休業になってしまいました。台北に来る場合颱風時期は注意が必要だと思いました。
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40分ほどで瑞芳站の前を通過しました。先ほどこの駅を右から左に普悠瑪号で通過したばかりです。ツアーの方は誰もそんなことに気が付いていないようです。17年前にここから九分に向かってバスに乗ったのでよく覚えています。
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駅前のセブンイレブンで櫂も乗せてバスに乗ると、弟と妻はずっと2人で話し込んでいましたが、私は横にいたおばあさんから日本語で話しかけられてびっくりした覚えがあります。
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そのおばあさんが私に話しかけながら遠い昔を思い出すような懐かしそうな表情だったのを覚えています。おばあさんにお別れを行ってバスを降りましたが、日本が統治していた時代がおばあさんにとって良い時代であったらいいなと思いました。
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瑞芳站を通過して十数分で九分に着きました。こんなに近かったんだっけと少し拍子抜けした気分です。
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一般的に「九イ分」とは「開墾した土地の持分を9人で分けた」とか、清朝初期に9世帯しかないので物を買うときにいつも「9つ分」といっていた事に由来する言われます。
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19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が発展しますが第2次世界大戦後に金の採掘量が減り、1971年に金鉱が閉山されてから町は急速に衰退します。
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1989年に「二・二八事件」を取り上げて台湾で空前のヒットとなった侯孝賢監督の映画「悲情城市」のロケ地となったことにより再び脚光を浴びるようになります。
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「二・二八事件」とは日本統治時代から中国大陸から来た蒋介石率いる国民党支配に変わった台湾で、大陸人支配の圧制に苦しむ台湾人が闇たばこの販売をキッカケに蜂起したことを受け、国民党軍が台湾人を大量虐殺した事件をいいます。
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九分に住む林(リン)一家の3人の息子たちを通し、日本撤退後に同胞だと信じていた中国大陸から来た国民党政府の腐敗や狼藉、経済混乱に苦しめられた挙句に「二・二八事件」が勃発して鎮圧されます。そして台湾人達が更に支配と蹂躙をされていく姿を描いた作品です。
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今回の旅行に出る前に夜中に1度観直しましたがいい映画だなと思います。我が家も3兄弟で林家の3兄弟に通じるものを感じたせいもあるのかもしれません。「ゴットファーザー」と「非情城市」は個人的に好きな父親と3兄弟の映画です。
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そんなことを考えながらも体が重たくて賢崎路の階段がつらいです。前に来たときは崙頂路の「九分國小」まで登って弟と記念写真を撮ったのですが、とても登る気になりません。
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懐かしい「九分茶坊」までたどり着きました。前回はバスを降りた後に基山路で名物の肉圓と芋圓を食べた後はほとんどの時間をここでお茶を飲んで過ごしました。
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「九分茶坊」でお茶なんてしている自由時間はありません。40分くらいでバスに戻らなければなりません。理由は見ての通りで米塔颱風が近づいてきているのが分かります。この風景はその時以来瞼に焼き付いている風景です。これを見る事が出来ただけでここへ来た甲斐があります。
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茶坊の少し先の展望台でグアバジュースを飲むことにしました。80元と少々お高いのですが濃厚で最高においしかったです。
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あまりグアバが好きではない妻も絶賛でした。景色も見てね。
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深澳漁港の先に基隆嶼のこの景色をもう一度目に焼き付けておきましょう。その左奥には基隆港があるのですが、2008年までは沖縄石垣島~台湾基隆(キールン)間を有村産業のフェリーが往復していたので乗ってみたいと思っていました。現在は運休しているのが残念です。下関と中国の青島を結ぶフェリーも乗る前に無くなってしまいました。
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今回お茶を買う予定は無かったので、お店には立ち寄りませんでした。お茶を買うにしても試飲をさせてもらったり聞香したりと時間がかかります。ここで買った磁器の茶碗は中国茶を飲むのに最適です。
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時間の許す限り基山路を進んでみます。颱風のせいでお店の半分弱が閉まっています。そのため普段はのろのろしか歩けない通りもガラガラです。
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「油葱果」と「台湾風甜不辣(台湾風おでん)」のお店。「油葱果」は台湾の在来米を米漿(米から作る飲物)にしてから、蒸したセイロに薄く膜のように伸ばして油葱と交互に1層1層重ね、その後4~5時間かけて蒸し手から冷やすそうです。昔はお店の前に郵便局があったので店名は「郵局前油葱果」と名付けられましたが、今は郵便局は引っ越してお店はそのまま残っています。
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提灯に灯が燈り雰囲気を感じられるので夜景モードで写真を撮ってみました。
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以前来た頃は人通りが多くて石畳になっているなんて感じられないほどでした。
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前の旅で弟と妻と3人で入った「阿英紅糟肉圓」か「阿婆芋圓」を探してしまいます。
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アイスクリームの店はすごい列でしたが、戻って来る時には誰もいませんでした。最近の流行が良く分かりません。
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途中のお土産物屋で絵葉書を買おうとしたのですが店番の人がいません。お客が少ないのでどこかへ行ってさぼっているのでしょう。
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細い路地にも入ってみたいですが時間に追われているのでそれも叶わず。
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他のお店で絵葉書を買う事が出来て、振り向いたら「台湾 ナイロンバッグ」を持っておねだりです。ここで買ったら40元と高いけれど「まあ150円くらいなので。」と渋々お金を出します。
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同じツアーの方々もこの通りを歩くしか行くところがないと思うのですが、鹿児島からのご家族3人とすれ違っただけでした。
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そろそろ戻る時間になりました。
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こんな誰もいない九分も不思議な感じがします。スタジオジブリは否定しているそうですが「千と千尋の神隠し」の両親が豚になってしまう町並みを見ていたら物の怪の姿が浮かんできそうです。
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ここでも高雄の六合夜市の屋台で売っていた「白柚果」が売っていました。最近買っても食べないことが多くて妻に禁止されています。
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後ろ髪を引かれる思いで「郵局前油葱果」を通り過ぎます。
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帰国して写真を見ていたら探していた「梅子粉」が売っていました。昨年のマレーシア周遊のツアーで知ったのですが、スイカに塩をかけるような具合に甘くないパパイアやメロンなんかにかけると何とも言えないおいしさになります。
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「阿婆芋圓」の肉圓です。
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肉圓(バーワン)は彰化県から広がった台湾の伝統小吃です。米と薩摩芋の粉をミックスした生地で豚肉餡を包み、低温の油でゆっくりと揚げたものです。お店がきれいになっていてびっくりです。
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この辺りは昔と変わりないようです。芋圓の優しい甘さも大好きです。
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そろそろ階段を降りる時間です。
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階段を降り始めたところで小雨が降ってきました。突風が階段を噴きあがります。
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台北に帰るにはちょうど良いタイミングです。同じタイミングで九分で自由行動になった他社の同じようなツアーではさらに1時間自由行動があって、解散時には羨ましいと思いましたが今が帰りどきです。
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本当はもう少し遅い時間に来て、提灯に灯が燈った時間帯を楽しんで、階段下の「九戸茶語」で晩ご飯の予定でしたが台北へ戻ることになります。
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妻ともう一度ここへ来ることがあるのでしょうか?どんどん階段嫌いになっている気がします。
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「阿妹茶酒館」にも入ってみたかったです。九分が「千と千尋の神隠し」の舞台なのかどうかは分かりませんが、宮崎駿はこの店で2時間くらいスケッチしていたそうです。
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「昇平戯館」は1962年に改築された劇場で、九分の黄金時代を象徴するバロック様式の娯楽施設だったそうです。ずっと閉鎖されていましたが現在は午前中に九分の歴史を紹介するドキュメンタリー映像を流し、午後は昔の映画上映を行う映画館となっているそうですが、この日は颱風の影響で閉まっていました。
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最後にもう一度振り返って賢崎路の階段とお別れです。
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雨が強くなってきたので妻はさっさと階段を降りてしまいました。突風が吹くので傘がさせないくらいです。
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土砂降りの中を台北まで戻ってきました。次に来るときはここに泊まりたいと思っています。
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雨の中「臺北府城 東門 (景福門)」のロータリーを周ります。
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一応ツアーの予定に組み込まれている「中華民国総統府」の車窓見学です。
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10月10日の辛亥革命の記念日のレセプションの準備が行われています。10が重なる日であることから「雙十節」という祭日でもあります。
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帯状に配された花崗岩の白石が赤煉瓦の壁面にアクセントを付けています。こういったスタイルはイギリスで流行したクイーンアン様式を基調とし「明治の建築王」と称される辰野金吾が好んだもので、いわゆる「辰野式」と呼ばれるものです。
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「中華民国総統府」の内部の見学もいつかしたいと思っています。近い将来故宮博物院を含めてもう一度台北に来たいと思います。北投温泉にももう一度…。
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「景福門」も今回初めて通過しましたが美しい建物です。
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ただ、ロータリーの中にあるので見学できるのか分かりません。
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続いては「中正祈念堂」の見学ではなく、すぐ近くの民芸品店でお買い物です。この日は故宮博物院も含め中正祈念堂も全て閉鎖されています。
「Flawless 互霖企業股份有限公司」台北市中正區信義路二段1號 -
まずはお茶セミナーです。いただいたのは「東方美人」「凍頂烏龍茶」「プーアール茶」どれも過去に台湾や中国で散々買ったお茶です。「一葉茶」や虫の糞で作る「虫糞」茶なんてものも家にあります。杭州の龍井にお茶を買いに行ったり、黄山の麓の屯渓で「祁門紅茶」や「黄山毛峰」を買いに行ったこともあります。
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ここで飲んだお茶はそんなに美味しいという印象は受けませんでした。プーアール茶も雲南省の旅で行った麗江の町のお茶屋さんに毎晩のように通い、店の女の子と仲良くなって、帰国する前にお別れに行ったことなど思い出します。プーアール茶は古くなっても質が悪くならないので家にたくさん保管しています。値段はピンキリですのでこういった店で買うのは…。
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何か良い香りがすると思ったっら茶葉を乾燥させている香りでした。ツアーの方もここが最後の買い物と考えているのかいろいろお買い物されていました。ここで北投石を買われている方もいらっしゃいました。
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故宮博物院で「翠玉白菜」を見る事が出来なかったのでこれで我慢します。本物は19センチくらいありますが、これは10センチくらいでキリギリスはいません。固定している輪ゴムが邪魔です。
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建物の1階にスタバがあったのでカップでも買おうと思いましたが、12月に恒例のクリスマスマーケット巡りに行くのでやめました。近くの八百屋で芒果を買ってきたおじさんが正解です。バスに乗って晩御飯に向かいます。
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