蒼の世界に浸るウズベキスタンの旅 ６日目の１ サマルカンドの１

2019/10/09 - 2019/10/09

2019年10月4日（金）～11日（金）ユーラシア旅行社主催
「城塞都市ヒワ２連泊と青い都サマルカンド８日間」に参加しました。
直行便が飛ぶようになったウズベキスタンで蒼・青・藍・碧の世界に浸りきって大満足の8日間でした。
　主な行程は下記の通りです。
１日目　 4日（金）成田発タシケント乗り継ぎウルゲンチへ　
バスにてヒワへ。
２日目　 5日（土）カラカラパクスタン共和国へ　カラ廻り。
ヒワのイチャンカラの展望観光
３日目 6日（日）ヒワのイチャンカラの観光　ウルゲンチ
空路ブハラへ。へ
４日目　 7日（月）ブハラ市内観光
５日目　 8日（火）シャフリサブス観光　サマルカンドへ
６日目　 9日（水）サマルカンド市内観光
７日目　10日（木）タシケントへ　市内観光、ウズベキスタン航空にて成田へ
８日目　11日（金）成田着

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

　2019年10月9日（水）旅行6日目　サマルカンドの市内観光をします。私の今回の旅のメインイベント、「蒼に浸る」1日です。
　ＴＤお手製旅の記録

　朝食後、朝８時オープンの、ホテルの道路向こうのスーパーに行きます。
「Orion　Ｍarket」店員が２人のミニコンビニと言った感じです。

　陳列棚
醤油がありました！

　現地の小袋のポテチ、１袋4000スム（46円）口コミで美味しいとあったので。
羊肉のバーベキュー味のようでした。羊臭くはありませんでした。

　横にサマルカンドとは書いてありました。緑茶リーフティー80ｇ
1箱4000スム（46円）安い！
　箱を開けて見ると、No.95の方が茶葉が大きかったです。味は不明。後でＧに聞くと、お茶は中国からの輸入、ウズベキスタンでパックすると言ってました・・・
　ここにもナッツ入りハニーはありませんでした。次の場所に期待・・・

　8：50　町の中のナン屋さんへ　観光用のナン屋さんではありません。
1日に1000枚作るそうです。1枚ずつ計量して成型しています。

　女性が〇の中をへこませて、ミニ剣山のような物で模様をつけています。これはあちこちのお店で売っていました。いろいろな模様の物を売っていました。お店によって、この模様が決まっているので、ナンを見ればどこのお店のものかが分かるそうです。

　模様をつけ終わると、ほいっと男性の前のテーブル上に投げる。それを男性が釜へ。

　釜の温度は200°。こんなに熱いのに入れるなんて凄い！内側の壁にナンを貼りつけて焼きます。ガスや石炭を燃料としています。

焼きあがりました。

焼きたてを試食させてくれました。ごまつきで美味しい。

　希望者には焼きたてを1枚ずつ、Ｇの会社からということでプレゼント。熱々。袋に入れたまま冷まし、冷めてから袋の口を閉め、日本に持ち帰り、ラップに包んで冷凍庫へ。今頃は孫の胃袋に、カレーと共に入ったかな？本場のナンです。

9:20 ビビハニム寺院へ向かいます。道路向かいのビビハニム廟　綺麗です。

ビビハニム廟 建造物

　ビビハニム寺院　美しいタイル達
　14世紀末～15世紀建立。インド遠征から帰ったティムールが世界一巨大なモスクを造ることを決意し、4年で完成したものの、入口のアーチを造り直させたため完成したのは1404年。それ以来モスクとしては使用されていません。愛妻の伝説が多く残る場所。

ビビハニム モスク 寺院・教会

　お隣にはシヨブバザール。行きたい行きたい！見るだけでお預けなんて・・・多くのツアー奥様方の願いですが、不許可。うらめしや～

シヨブ バザール 市場

　写真チケット10000スム（115円）
　記憶に残らないものは写真に残します。もっともそれがどこか、分からないことも多いのですが・・・ＴＤのくれた旅の記録が頼りです。

　色はもちろん美しいですが、ドームの形が変わっています。ひだひだのレースみたい。サマルカンド独特の物のようです。

　建物のレンガの色が違って見えます。オリジナルと修復されたものの違いのようです。

このタイルも美しい。

　中庭中央にある　巨大なラウヒ（コーラン立て）
　ティムールがシリアから持ち帰ったとされています。この周りを願い事を唱えながら３周すると、願いが叶うと言われています。今回は皆さん不参加。

　今まで見て来た廟、モスク、ミナレットが余りにも綺麗過ぎたので、なんだか、しょぼく見えてしまいます。でも、何百年も経っているのだから、これくらいの方が本物、オリジナルですよね。逆に、今まで見てきたものの多くが、修復しすぎたものということになります。ユネスコが怒りますよね。

シックです。

天井も壁も、明り取りも、白を基調として綺麗。

　一つずつを見ても、集合体として見ても、美しい。

　次はウルグベク天文台へ。

　10:10 ウルグベク天文台　ウルグベク像。
　なぜか銅像の頭のてっぺんにはいつもたいてい、一羽鳥が止まっています。
　いつだかヘルシンキの公園の銅像の上にも止まっていて、あるツアー客が「あの頭にいる、カモメみたいな鳥は何ですか？」と真面目に質問し「カモメです。」とガイドが答え、皆で大爆笑した記憶があります。

ウルグベク天文台跡 史跡・遺跡

　ティムールの子孫「ウルグベク」は14歳で王に即位。戦いを好まず、科学と教育が重要と考える人物でした。15世紀、当時世界で４か所しかない天文台のうち一つがサマルカンドに。ウルグベクの１年間の計算と、今日の技術での計算との誤差はわずか58秒。ウルグベクは殺害され、天文台も破壊されたため、残っているのは六分儀の地下部分のみ。

写真チケット10000スム（115円）

逆光で見えにくいですね。

　11:05 博物館　ここで撮らないと写真代の元が取れません。（笑）
　ウルグベク肖像画

　遠征の足跡
　サマルカンドは十字架の中心になっています。

隊商の足跡

ビビハニムモスクの模型

　細密画
ウルグベク王の誕生を祝う人達
　ちょっと光が入りすぎました。

　細密画
ウルグベク王の誕生を祝う人達
　角度をかえて、これでどう？

　こちらも模型
エッと、昨日の事なのに、名前が出て来ない・・・
アクサライでした。

　象もいる細密画
東西文化の融合

手の混んだスザニ

楽器類

　天文台の復元模型

　アラビア語のお勉強
さっぱり

天文台の六分儀の模型

地球儀

ウルグベクもいる

発掘の様子

六分儀の遺構

　11：05　アフラシャブ考古博物館
写真チケット　10000スム（115円）ここでも写真を撮りまーす。

　古代から13世紀までサマルカンドの町があったアフラシャブの丘
5～7世紀はソグディアナ王国の首都となり、13世紀チンギスハンにより壊滅。

町の立体地図

いつ頃のものかの説明

丘からの出土品

アレクサンダー大王の足跡

　機織り機のおもり
矢印は敵を射るための穴

こんな形で発掘、出土

昔の台所？

発掘されたもの。牛のような馬のような面白いお顔

　壺を地面に埋めて、冷蔵庫の代わりに。
地下は温度が低いからと言う、生活の知恵だそうです。なるほど。

人骨が埋まっている

赤ちゃんも、埋まっていた。

狩りの絵の説明

歩く人たちの様子がはっきりと残っています。

　ソグド人の壁画
色鮮やかに残っています。これが博物館のメインです。

白鳥やラクダなどの絵も残っています。

お墓参りの絵かなと言う想像

　アフラシャブ遺跡
博物館からちょっと外へお散歩。ここから発掘されました。

アフラシャブの丘 自然･景勝地