蒼の世界に浸るウズベキスタンの旅 5日目 シャフリサーブズ

2019/10/08 - 2019/10/08

　 2019年10月4日（金）～11日（金）ユーラシア旅行社主催
「城塞都市ヒワ２連泊と青い都サマルカンド８日間」に参加しました。
直行便が飛ぶようになったウズベキスタンで蒼・青・藍・碧の世界に浸りきって大満足の8日間でした。
　主な行程は下記の通りです。
１日目　 4日（金）成田発タシケント乗り継ぎウルゲンチへ　
バスにてヒワへ。
２日目　 5日（土）カラカラパクスタン共和国へ　カラ廻り。
ヒワのイチャンカラの展望観光
３日目 6日（日）ヒワのイチャンカラの観光　ウルゲンチ
空路ブハラへ。へ
４日目　 7日（月）ブハラ市内観光
５日目　 8日（火）シャフリサブス観光　サマルカンドへ
６日目　 9日（水）サマルカンド市内観光
７日目　10日（木）タシケントへ　市内観光、ウズベキスタン航空にて成田へ
８日目　11日（金）成田着

エリア シャフリサーブズ(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

　2019年10月8日（火）旅行5日目
TDのお手製　旅の記録
8：00　2連泊したブハラを出発しシャフリサブスを経由し、サマルカンドまで
400km大移動します。

砂漠に低い草木　これがステップなのね。

　9：35　ムバレック天然ガス工場通過
　ウズベキスタンは天然ガスが豊富なため、公共のバスや自家用車も安価なガスを使用しています。ガソリンも日本よりかなり安く、１L4000スム（46円）！

　9:50 ガソリンスタンドでWC休憩、トイレチップはどこでも1000スム
（12円）トイレを済ませても、いや、ガソリンスタンドに入る前から、ぼーっとなんてしていません。辺りをきょろきょろ。
　コーヒーコーナーで飴などを売っていたので、例の蜂蜜葡萄グミキャンデーを見せ、「これある？」と尋ねると、色違いのこれを見せて「これか？」と答えてくれました。色は違うけれど、まあよし、見つけた！「これ300g 頂戴！」というと、ビニル袋を取って、「回ってきて、欲しいだけ入れろ。」と身振り手振り。それでカウンター側に回り、適当に袋に入れ、計量。100g5000スムで、16500スム
（190円）日本の感覚からいうと安い！それで、外でドライバーさんから入れてもらったコーヒー・紅茶を飲んで休憩していた、皆さんに、差し出しながら「ここで買いました！これだけで16500スムでした。お一つどうぞ。」とご報告。お店の回しものではありません。バイト料も貰っていません。これを探していた皆さん、ぞろぞろとお買い上げ。おばさんの口コミ力、さすがでしょ？お互いギブアンドテイクです。

　リンゴの木がたくさん植えられています。

　おばさん達は、相手が日本人と見ると、見ず知らずでもすぐ、人見知りせず会話ができます。こちらに来る機内でも、飛行場の待合室でも、同じツアーの方とはもちろん、他社のツアー客とでさえ、どこかで一緒になるたびに、「おたくはどこのツアー会社？」「どういうコース？」「料金は？」と他社をリサーチ。もちろん自分のツアーのこともお話し、次回の旅では、どこの旅行会社を利用しようかと、考えるのです。勿論TDの前でもそう言って（わざとですよ）、つんつん背中を押しておきました。

　12:25 ランチレストラン「MAYSA」へ
　照明がオシャレです。

大きなナン

ハムサラダ

ピザ

　ウズベク風ラビオリスープ
　マイポン酢が合います。ただ、羊の挽肉、においがきつい。一口食べてパス。

こちらはお隣の方の、「肉なし、野菜のみケバブ」

　こちらは私の「羊肉ケバブ」
　このほかに「牛肉ケバブ」があり、予めこの3種類から注文することができました。
　私のはしっかり焼いてあったので、羊のにおいはしませんでしたが、噛み切れないほど硬かったです。

　人参ケーキ
あっさりして、おいしかったです。

ここもビジネスカードはありませんでした。写メを撮って検索しろということでしょう。

2階建てです。

　14:05 ドルティロヴァット建築群
　モスクと2つの廟が残っています。

　コクグンバーズモスク　コク＝青　グンバーズ＝ドーム
　ティムールの4男シャフルフの息子ウルベズク（ティムールが2番目に気に入っていた孫）が父シャフルフを偲ぶために建立。内部は壁から天井まで手書き模様で埋め尽くされています。

こちらの写真チケットは7000スム（81円）

　2つのドームの屋根を持つのは①グンバジー・サイダン廟と②シャムスッディン・クラル廟
　①はウルグベクが自分の子孫のために建てたもの。4つの墓石が並んでいます。
②は1374年ティムールにより建てられたもので、ティムールの父とその指導者シャムスッディン・クラルが葬られています。

左右対称に見えますが、タイル画はよく見ると、少し違います。

青いタイルも素敵ですが、この色も素敵です。

一つ一つが違い、細かいです。

墓石があります。

お皿に見えますが、天井です。

墓石がいくつか。廟ですから。

明り取りがあるので、真っ暗ではありません。

　墓石が4つ並んでいます。一番奥の墓石にくぼみがあり、くぼみの水を病気の、悪い部分につけると治るという言い伝えがあります。悪いところはいくつもあるけれど、水がなく、つけられませんでした。残念。

どのタイルも素敵。

白地に青も素敵ですが、レンガ地に青も素敵。

中庭。お店がずらり。

　14：40　ドルサオダット建築群　サオダット＝幸せ
　17世紀建立のモスク。ソ連時代には各町にモスクは一つのみと定められ、シャフリサブスでは、ここのモスクが唯一機能していました。

　ハズラティイマームモスクの中庭
15世紀からのプラタナスの巨木たち。

蜂の巣状

白い墓石

補強してあります。

真っ白で美しい。

上からの眺め

　ジャハンギール廟
　ティムールが22歳で戦死した最愛の息子である長男ジャハンギールのために建立したといわれる廟

　ティムール朝の廟
　地下に潜りました。地下のみ残り、建物は未完成です。

　古いということはわかりました。
　ティムール自身、父、息子4人のために用意していた廟

　15：25　アクサライへ　アク＝白い、美しい　　サライ＝宮殿
　1380年に着工。25年もの年月をかけて建設。ティムールがのこした建造物の中で最も大きく、宮殿入口は高さ60m（現在は36m）もあったそうです。

アク サライ宮殿跡 城・宮殿

「ティムールの強さを知りたければティムールの建造物を見よ。強さは大きさに匹敵する。」と言うほど大きな建造物をティムールは残しています。

　アーチの左側にはアラビア文字で「スルタン（王）はアラーの影である」という意味が書かれていますが、右側には「スルタンは影である」としか書かれていないそうです。そのため建築家はアーチの上から投げ落とされたそうです。

人と比べると大きさが実感できます。

昔の想像図

昔はこんなだったらしいです。

足元には昔のものが残されています。

　奥の広場はソ連時代のレーニン広場。レーニンの銅像を溶かして現在のティムール像をつくったようです。

アムール ティムール像 モニュメント・記念碑

　繋がっていた昔は、どんなに大きかったのか、よく、こんなに大きなものが造れたものです。

現代風の作品

城壁を出ました。

サマルカンドに向かいます。

　トイレ休憩。もちろんトイレ一直線の後は、目的地に一直線。ドライバーさんに注いで貰ったワインを飲みながら、それを見ていた方達に「どちらへ行かれたの？」と後で尋ねられました。ガソリンスタンドへ曲がる直前にしっかり「マーケット」の文字を見つけていたのです！バス車内ではうつらうつらしていても、大好きなスーパー、マルシェ、マーケットの文字は見逃しません！スーパー、マルシェ大好きなので、嗅覚が鋭いのです。（笑）

　夕方です。

　欲しかった物はナッツ入りのハニー。トイレ休憩中、先ほどのガソリンスタンド手前のマーケットで、写メを見せて、「これが欲しい」と英語でいう私。ハニーを出すお店の方。「いや、アーモンド、オア、ウォルナット＆ハニーミックス」と言うと、チョコと何かを混ぜたスプレッドを出すお店の方。「違う」と再度写メを拡大して見せる私。次に出てきたのは、キュウリのピクルス・・「違う」別のピクルス・・・泣く真似をして、「タフマト（有難う）」と皆さんの所へ戻りました・・・親切なお姉さん・お兄さんだったけど・・・
　Ｇの所に行き「ナッツ入りのハニー」とウズベキ語で書いて貰いました。次のお店で見せます！缶ビールの購入時うまく行ったので、期待します！

　19：00　ラッシュに巻きこまれ、少し遅くなったようですが、２連泊するホテル「レギスタン」着。
　ネットに繋ぎ検索していると、突然フリーズ。電源を長押ししても黒く、ぐるぐるマークが回っているだけ。何分経っても。充電しようとしても、ぐるぐる。えーーーーっ。家ならパソコン検索できるけれど、ここではできない。明日からが、私のメイン、サマルカンド観光なのに、あの蒼が撮影できない！目の前が真っ暗。
　同じテーブルになった若い方や、アイフォーン使用の方数人に尋ねましたが、分からず。図々しく、お隣の若い方に検索して頂き、それを読みながらあれこれ触って食事が終わる頃、やっと解消。ほんとに、夕食が喉を通りませんでした。若い方はじめ皆さん、お世話になりました。自分では撮れなかったので、撮った方に写真もいただきました。「ラインで送るよ」とも言ってくださったのですが、お互い個人情報なので、写真だけ、撮らせていただきました。感謝。
　この奥様はドルとスムと円の関係がよくわからず、お買い物途中困っていたので、その場では電卓を、後で、比例式を書いたメモをお渡ししてあげた方です。
　　1ドル＝8500スム　　1：8500＝ｘドル：110000スム
　　8500x=110000 　　x=110000÷8500=12.94≒13
　　11ドルと言ってるならドル払いの方がお得よ。

スカンポとほうれん草のスープ。

　ひき肉のケバブ
香草の匂いが強すぎ。

　ケーキ２種類。右はホテルから。左は80？歳のお誕生日を迎えられた方の、バースデーケーキのおすそ分け。皆でハッピーバースデーの歌を歌い、お祝いしました。おめでとうございます。
　この方、杖をつきながら遺跡にも上る方。ご自分で「口は元気だけど体は弱いの」とおっしゃり、早いうちにおなかを下されたそうで、常にバス前方席。①大きなキャリーの他に②機内持ち込みサイズの荷物が二つ。TDが自分の荷物の他に①を運んでいました。
　何歳位まで海外に行けるかと考えると、65歳までは行きたいなという希望があります。が、こうやって杖をついても、大きなキャリーが自分で運べなくても、親切な方に任せ、来てしまえば、何とかなる？それを委ねることを良しとしないであろう自分がいて、あちこちのツアーで、いろいろな皆様の姿を見ながら、自問自答してしまいます。

　ダブルです。
　復活したスマホ万歳！

　バスタブあり、トイレの水も流れる。私が海外のホテルに望むものが2つともあり、満足。お湯がぬるくてもね。

　アメニティセット2名分
　手洗い場に水栓がなくてもね。想定して印鑑マット持参してますから。

タオルも2人分。

　水も2名分。
　上の方にエアコンがなかったので、あきらめていたら、カーテンの陰に隠れているよという情報をいただきました。ツアー客同士、短いご縁ですが、情報は共有化し、助け合います。

窓からの眺め。

　中庭に集会所みたいな小部屋がありました。レストランとして利用するのでしょう。

　プール有。
　夜は暖房をつける（洗濯物を乾かすためだけど）ほど涼しかったので、誰も泳いでいません。

　ホテル正面

　フロント
　この右手に両替所があり、1ドル9000スム（104円）以上で両替していたそうです。Ｇよりお得。でもバス車内で、追加で5ドルしてもらったので、もうこれ以上はしなくてよさそう。

　朝食
ホットミルクはぬるめで残念。ブハラのホテルが一番よかったです。

　道路向かいにスーパー。朝8時からオープンとのこと。夜は行けなさそうなので、朝行くことに。