2019/09/16 - 2019/09/16
48位(同エリア172件中)
Kenさん
フェルメール全作品の現地完全制覇を目的にロンドンを訪れる途中、KLMオランダ航空を利用したので、2度目のオランダ旅行をしました。前回(2002年)はアムステルダムから日帰りで訪問したデルフトを、ハーグからの往復で訪問しました。先ず、デルフト駅が新しくなっていて驚き。また、前回は工事中で入れなかった新教会に入り、鐘楼に上って眺望を楽しみました。
なお、デルフト滞在時間は、9:30~15:00。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝 9:30 デルフト駅到着。新しくなったデルフト駅の天井。どうやら、デルフトの古地図を描いているようだ。なお、ここの駅にはコインロッカーがあるが、小サイズしかない。大サイズはマルクト広場のVVV(観光案内所)に預けられるとの情報があるが、歩くのは大変なので、私はハーグのホテルに荷物を預け、往復した。ハーグ~デルフト間は、ICで12分。
デルフト駅 駅
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隣に残っていた旧駅舎。現在は、レストラン。
注)前回(2002年)の訪問記は、
http://ken.image.coocan.jp/sub-v-delft.html -
駅を出ると、遠くに旧教会。
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角を曲がると、新教会が見える。
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旧教会が傾いている。懐かしい風景。
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マルクト広場に到着。正面に新教会が見える。1632年、フェルメールが洗礼を受けた。フェルメール家の洗礼と埋葬の場所。14ー15世紀の建築。「デルフトの眺望」にも描かれている。
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向かいにある市庁舎。1653年、フェルメールが婚姻届けを提出。
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前回、お世話になった観光案内所(VVV)は移転していた。ここで、「デルフトのフェルメール フェルメールの足跡」という日本語のガイドを購入。前回(2002年)には英語版しかなかった。
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広場から、フェルメール・センター方面。左の建物がメヘレン・インで、フェルメールが9才から住んでいた。現在は「House of Vermeer」という土産物店と美容室。
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ハウス・メヘレン(メヘレン・イン)の壁にあるパネル。生家とあるのは誤り。
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デルフト焼きのお店。
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メヘレン・イン跡のすぐ後ろにある「小路」の候補地(古い学説だが、私は支持したい)。前回の訪問時には、細い路地に入ると、壁にフェルメールの絵画が描かれていた。右の建物は、旧聖ルカ組合で、以前は幼稚園だったが、2007年にフェルメール・センターに改装された。「小路」の候補地には諸説あり、Google mapsでは、最新の説であるVlamingstraat(フラミング通り) 40-42番地が採用されている。
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前回にはなかった「フェルメール・センター」。聖ルカ組合の跡地にある。地下に、フェルメール全37作品の実物大レプリカの展示。入館料 7EUR。よほど時間が余っていない限り、デルフトの街歩きの方がお薦め。1階の土産物ショップは無料。
フェルメール センター 博物館・美術館・ギャラリー
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フェルメールの生家「The Flying Fox」の跡地。前回訪問時は、Stitch&Press店。現在は Herberg de Vliegende Vos (Flying Fox Inn)という名のホテル&レストラン。
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フェルメールの生家「The Flying Fox」の跡地。中にフェルメールらしき人形。
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旧教会の外観(裏側)。
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旧教会。フェルメールが埋葬されたという記録が残っているデルフトで最も古い教会。1325年の着工時以来、建物が傾いている。「眺望」の左側に、この教会の塔が描かれている。内部はステンドグラスが美しい。ここを描いた絵画が多数ある。新旧教会は共通チケット、8.50EUR。
旧教会 寺院・教会
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旧教会の床にあるフェルメールのパネル。なぜか前回よりも目立たない感じで、なかなか見つからなかった。
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新教会の内部。ここも多くの絵画に登場する。なお、新旧教会は共通チケット。
デルフト新教会 寺院・教会
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前回、上れなかった新教会の鐘楼からの眺め。376段の狭い階段をのぼると、地上85m。素晴らしい360°の眺望。画面の中央左は旧教会。なお、ここの階段は非常に狭い螺旋階段で、ギリギリすれ違える程度。私の訪問日は月曜だったので、多分、空いていたのだろう。
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新教会の鐘楼からの北方の眺め。左上、遠くに見えるのがハーグ。
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新教会の鐘楼から(パノラマ画像)。マルクト広場と市庁舎。右方に旧教会。
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新教会の鐘楼からの眺め。左にデルフト駅。中央に広場。右に旧教会。
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新教会の鐘楼からの眺め。旧教会方面。
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新教会の鐘楼からの眺め。中央にフェルメール・センター。その左前がハウス・メヘレン。その4軒右が「The Flying Fox」。
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新教会の鐘楼、一番上の階からの眺め。マルクト広場と市庁舎。ここまで来られて良かった!
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新教会の鐘楼からの眺め。中央の現代建築は、デルフト駅。
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新教会の鐘楼からの眺め。中央が東門。
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新教会の鐘楼からの眺め。南方のロッテルダム遠望。画面中央にエラスムス橋がかすかに見える。
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新教会の鐘楼からの眺め。運河の向こう岸が「デルフトの眺望」を描いた場所。
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新教会の鐘楼からの眺め。運河の向こう岸が「デルフトの眺望」を描いた場所。白いベンチが置かれている。
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ファブリチウスが「楽器商のいるデルフトの眺望」を描いた場所。
1652年、新教会の裏側を誇張した遠近法で描く。この絵は現在、ロンドンのナショナル・ギャラリー蔵。 -
ファブリチウスが「楽器商のいるデルフトの眺望」を描いた場所。新教会の裏側が見えるように撮った画像。
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ファブリティウス「楽器商のいるデルフトの眺望」と現在の画像比較。絵画の方は、「透視箱」用に(?)遠近感を誇張して描かれている。右側の2軒目の建物は今も残る。
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フェルメールの父の生家跡に近いベステンマルクト(Beestenmarkt;動物市場)。前回訪問時は何もない公園だったが、季節のせいか、カフェ類に占拠されてる。
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運河沿いに歩いて、東門に到達。
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東門。運河の外側から。
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14:20 フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所に到着。前回は予備知識無く、探し回って偶然に見つけた場所。意外にも、現場にはパネルや標識がなく、ベンチがあるだけ。
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フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め(パノラマ画像)
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フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め。新教会をズームアップ。
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フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め(ほぼ同じ画角)。
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フェルメール作品との比較。左の矢印は旧教会の尖塔。中央の矢印は、武器庫の赤い屋根。右の矢印は新教会。運河が手前に拡張され、右方の門は失われている。なお、新教会の塔上部の色や形状が異なるのは、フェルメールが描いたあとに改修されたため。
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