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フェルメール全作品の現地完全制覇を目的にロンドンを訪れる途中、KLMオランダ航空を利用したので、2度目のオランダ旅行をしました。前回(2002年)はアムステルダムから日帰りで訪問したデルフトを、ハーグからの往復で訪問しました。先ず、デルフト駅が新しくなっていて驚き。また、前回は工事中で入れなかった新教会に入り、鐘楼に上って眺望を楽しみました。<br />なお、デルフト滞在時間は、9:30~15:00。

西欧4カ国フェルメール紀行(7)デルフト

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2019/09/16 - 2019/09/16

48位(同エリア172件中)

Kenさん

フェルメール全作品の現地完全制覇を目的にロンドンを訪れる途中、KLMオランダ航空を利用したので、2度目のオランダ旅行をしました。前回(2002年)はアムステルダムから日帰りで訪問したデルフトを、ハーグからの往復で訪問しました。先ず、デルフト駅が新しくなっていて驚き。また、前回は工事中で入れなかった新教会に入り、鐘楼に上って眺望を楽しみました。
なお、デルフト滞在時間は、9:30~15:00。

旅行の満足度
5.0
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 朝 9:30 デルフト駅到着。新しくなったデルフト駅の天井。どうやら、デルフトの古地図を描いているようだ。なお、ここの駅にはコインロッカーがあるが、小サイズしかない。大サイズはマルクト広場のVVV(観光案内所)に預けられるとの情報があるが、歩くのは大変なので、私はハーグのホテルに荷物を預け、往復した。ハーグ~デルフト間は、ICで12分。

    朝 9:30 デルフト駅到着。新しくなったデルフト駅の天井。どうやら、デルフトの古地図を描いているようだ。なお、ここの駅にはコインロッカーがあるが、小サイズしかない。大サイズはマルクト広場のVVV(観光案内所)に預けられるとの情報があるが、歩くのは大変なので、私はハーグのホテルに荷物を預け、往復した。ハーグ~デルフト間は、ICで12分。

    デルフト駅

  • 隣に残っていた旧駅舎。現在は、レストラン。<br /><br />注)前回(2002年)の訪問記は、<br />http://ken.image.coocan.jp/sub-v-delft.html<br />

    隣に残っていた旧駅舎。現在は、レストラン。

    注)前回(2002年)の訪問記は、
    http://ken.image.coocan.jp/sub-v-delft.html

  • 駅を出ると、遠くに旧教会。

    駅を出ると、遠くに旧教会。

  • 角を曲がると、新教会が見える。

    角を曲がると、新教会が見える。

  • 旧教会が傾いている。懐かしい風景。

    旧教会が傾いている。懐かしい風景。

  • マルクト広場に到着。正面に新教会が見える。1632年、フェルメールが洗礼を受けた。フェルメール家の洗礼と埋葬の場所。14ー15世紀の建築。「デルフトの眺望」にも描かれている。

    マルクト広場に到着。正面に新教会が見える。1632年、フェルメールが洗礼を受けた。フェルメール家の洗礼と埋葬の場所。14ー15世紀の建築。「デルフトの眺望」にも描かれている。

  • 向かいにある市庁舎。1653年、フェルメールが婚姻届けを提出。

    向かいにある市庁舎。1653年、フェルメールが婚姻届けを提出。

  • 前回、お世話になった観光案内所(VVV)は移転していた。ここで、「デルフトのフェルメール フェルメールの足跡」という日本語のガイドを購入。前回(2002年)には英語版しかなかった。

    前回、お世話になった観光案内所(VVV)は移転していた。ここで、「デルフトのフェルメール フェルメールの足跡」という日本語のガイドを購入。前回(2002年)には英語版しかなかった。

  • 広場から、フェルメール・センター方面。左の建物がメヘレン・インで、フェルメールが9才から住んでいた。現在は「House of Vermeer」という土産物店と美容室。

    広場から、フェルメール・センター方面。左の建物がメヘレン・インで、フェルメールが9才から住んでいた。現在は「House of Vermeer」という土産物店と美容室。

  • ハウス・メヘレン(メヘレン・イン)の壁にあるパネル。生家とあるのは誤り。

    ハウス・メヘレン(メヘレン・イン)の壁にあるパネル。生家とあるのは誤り。

  • デルフト焼きのお店。

    デルフト焼きのお店。

  • メヘレン・イン跡のすぐ後ろにある「小路」の候補地(古い学説だが、私は支持したい)。前回の訪問時には、細い路地に入ると、壁にフェルメールの絵画が描かれていた。右の建物は、旧聖ルカ組合で、以前は幼稚園だったが、2007年にフェルメール・センターに改装された。「小路」の候補地には諸説あり、Google mapsでは、最新の説であるVlamingstraat(フラミング通り) 40-42番地が採用されている。

    メヘレン・イン跡のすぐ後ろにある「小路」の候補地(古い学説だが、私は支持したい)。前回の訪問時には、細い路地に入ると、壁にフェルメールの絵画が描かれていた。右の建物は、旧聖ルカ組合で、以前は幼稚園だったが、2007年にフェルメール・センターに改装された。「小路」の候補地には諸説あり、Google mapsでは、最新の説であるVlamingstraat(フラミング通り) 40-42番地が採用されている。

  • 前回にはなかった「フェルメール・センター」。聖ルカ組合の跡地にある。地下に、フェルメール全37作品の実物大レプリカの展示。入館料 7EUR。よほど時間が余っていない限り、デルフトの街歩きの方がお薦め。1階の土産物ショップは無料。

    前回にはなかった「フェルメール・センター」。聖ルカ組合の跡地にある。地下に、フェルメール全37作品の実物大レプリカの展示。入館料 7EUR。よほど時間が余っていない限り、デルフトの街歩きの方がお薦め。1階の土産物ショップは無料。

    フェルメール センター 博物館・美術館・ギャラリー

  • フェルメールの生家「The Flying Fox」の跡地。前回訪問時は、Stitch&amp;Press店。現在は Herberg de Vliegende Vos (Flying Fox Inn)という名のホテル&レストラン。

    フェルメールの生家「The Flying Fox」の跡地。前回訪問時は、Stitch&Press店。現在は Herberg de Vliegende Vos (Flying Fox Inn)という名のホテル&レストラン。

  • フェルメールの生家「The Flying Fox」の跡地。中にフェルメールらしき人形。

    フェルメールの生家「The Flying Fox」の跡地。中にフェルメールらしき人形。

  • 旧教会の外観(裏側)。

    旧教会の外観(裏側)。

  • 旧教会。フェルメールが埋葬されたという記録が残っているデルフトで最も古い教会。1325年の着工時以来、建物が傾いている。「眺望」の左側に、この教会の塔が描かれている。内部はステンドグラスが美しい。ここを描いた絵画が多数ある。新旧教会は共通チケット、8.50EUR。

    旧教会。フェルメールが埋葬されたという記録が残っているデルフトで最も古い教会。1325年の着工時以来、建物が傾いている。「眺望」の左側に、この教会の塔が描かれている。内部はステンドグラスが美しい。ここを描いた絵画が多数ある。新旧教会は共通チケット、8.50EUR。

    旧教会 寺院・教会

    フェルメールの記念パネルがある by Kenさん
  • 旧教会の床にあるフェルメールのパネル。なぜか前回よりも目立たない感じで、なかなか見つからなかった。

    旧教会の床にあるフェルメールのパネル。なぜか前回よりも目立たない感じで、なかなか見つからなかった。

  • 新教会の内部。ここも多くの絵画に登場する。なお、新旧教会は共通チケット。

    新教会の内部。ここも多くの絵画に登場する。なお、新旧教会は共通チケット。

    デルフト新教会 寺院・教会

    鐘楼からの展望が素晴らしい by Kenさん
  • 前回、上れなかった新教会の鐘楼からの眺め。376段の狭い階段をのぼると、地上85m。素晴らしい360°の眺望。画面の中央左は旧教会。なお、ここの階段は非常に狭い螺旋階段で、ギリギリすれ違える程度。私の訪問日は月曜だったので、多分、空いていたのだろう。

    前回、上れなかった新教会の鐘楼からの眺め。376段の狭い階段をのぼると、地上85m。素晴らしい360°の眺望。画面の中央左は旧教会。なお、ここの階段は非常に狭い螺旋階段で、ギリギリすれ違える程度。私の訪問日は月曜だったので、多分、空いていたのだろう。

  • 新教会の鐘楼からの北方の眺め。左上、遠くに見えるのがハーグ。

    新教会の鐘楼からの北方の眺め。左上、遠くに見えるのがハーグ。

  • 新教会の鐘楼から(パノラマ画像)。マルクト広場と市庁舎。右方に旧教会。

    新教会の鐘楼から(パノラマ画像)。マルクト広場と市庁舎。右方に旧教会。

  • 新教会の鐘楼からの眺め。左にデルフト駅。中央に広場。右に旧教会。

    新教会の鐘楼からの眺め。左にデルフト駅。中央に広場。右に旧教会。

  • 新教会の鐘楼からの眺め。旧教会方面。

    新教会の鐘楼からの眺め。旧教会方面。

  • 新教会の鐘楼からの眺め。中央にフェルメール・センター。その左前がハウス・メヘレン。その4軒右が「The Flying Fox」。

    新教会の鐘楼からの眺め。中央にフェルメール・センター。その左前がハウス・メヘレン。その4軒右が「The Flying Fox」。

  • 新教会の鐘楼、一番上の階からの眺め。マルクト広場と市庁舎。ここまで来られて良かった!

    新教会の鐘楼、一番上の階からの眺め。マルクト広場と市庁舎。ここまで来られて良かった!

  • 新教会の鐘楼からの眺め。中央の現代建築は、デルフト駅。

    新教会の鐘楼からの眺め。中央の現代建築は、デルフト駅。

  • 新教会の鐘楼からの眺め。中央が東門。

    新教会の鐘楼からの眺め。中央が東門。

  • 新教会の鐘楼からの眺め。南方のロッテルダム遠望。画面中央にエラスムス橋がかすかに見える。

    新教会の鐘楼からの眺め。南方のロッテルダム遠望。画面中央にエラスムス橋がかすかに見える。

  • 新教会の鐘楼からの眺め。運河の向こう岸が「デルフトの眺望」を描いた場所。

    新教会の鐘楼からの眺め。運河の向こう岸が「デルフトの眺望」を描いた場所。

  • 新教会の鐘楼からの眺め。運河の向こう岸が「デルフトの眺望」を描いた場所。白いベンチが置かれている。

    新教会の鐘楼からの眺め。運河の向こう岸が「デルフトの眺望」を描いた場所。白いベンチが置かれている。

  • ファブリチウスが「楽器商のいるデルフトの眺望」を描いた場所。<br />1652年、新教会の裏側を誇張した遠近法で描く。この絵は現在、ロンドンのナショナル・ギャラリー蔵。

    ファブリチウスが「楽器商のいるデルフトの眺望」を描いた場所。
    1652年、新教会の裏側を誇張した遠近法で描く。この絵は現在、ロンドンのナショナル・ギャラリー蔵。

  • ファブリチウスが「楽器商のいるデルフトの眺望」を描いた場所。新教会の裏側が見えるように撮った画像。

    ファブリチウスが「楽器商のいるデルフトの眺望」を描いた場所。新教会の裏側が見えるように撮った画像。

  • ファブリティウス「楽器商のいるデルフトの眺望」と現在の画像比較。絵画の方は、「透視箱」用に(?)遠近感を誇張して描かれている。右側の2軒目の建物は今も残る。

    ファブリティウス「楽器商のいるデルフトの眺望」と現在の画像比較。絵画の方は、「透視箱」用に(?)遠近感を誇張して描かれている。右側の2軒目の建物は今も残る。

  • フェルメールの父の生家跡に近いベステンマルクト(Beestenmarkt;動物市場)。前回訪問時は何もない公園だったが、季節のせいか、カフェ類に占拠されてる。

    フェルメールの父の生家跡に近いベステンマルクト(Beestenmarkt;動物市場)。前回訪問時は何もない公園だったが、季節のせいか、カフェ類に占拠されてる。

  • 運河沿いに歩いて、東門に到達。

    運河沿いに歩いて、東門に到達。

  • 東門。運河の外側から。

    東門。運河の外側から。

  • 14:20 フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所に到着。前回は予備知識無く、探し回って偶然に見つけた場所。意外にも、現場にはパネルや標識がなく、ベンチがあるだけ。

    14:20 フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所に到着。前回は予備知識無く、探し回って偶然に見つけた場所。意外にも、現場にはパネルや標識がなく、ベンチがあるだけ。

  • フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め(パノラマ画像)

    フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め(パノラマ画像)

  • フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め。新教会をズームアップ。

    フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め。新教会をズームアップ。

  • フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め(ほぼ同じ画角)。<br />

    フェルメールが「デルフトの眺望」を描いた場所からの眺め(ほぼ同じ画角)。

  • フェルメール作品との比較。左の矢印は旧教会の尖塔。中央の矢印は、武器庫の赤い屋根。右の矢印は新教会。運河が手前に拡張され、右方の門は失われている。なお、新教会の塔上部の色や形状が異なるのは、フェルメールが描いたあとに改修されたため。

    フェルメール作品との比較。左の矢印は旧教会の尖塔。中央の矢印は、武器庫の赤い屋根。右の矢印は新教会。運河が手前に拡張され、右方の門は失われている。なお、新教会の塔上部の色や形状が異なるのは、フェルメールが描いたあとに改修されたため。

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