温泉づくしの台湾。自分癒し旅。part3

2019/09/28 - 2019/10/02

昨年末から体のあちこちが痛くなったり、空き巣に入られ散々な目にあったりと、今年はほんと～～～～に良い事なし。
年齢から来るものもあるかもしれないけど、それにしても今年は酷すぎる。
最近は体のゆがみから肩こりや背中の激痛があって、整骨院に通ってます(T_T)

いつも旅していたい自分ですが、会社員お一人様の私はそこまで頑張れるわけもなく。でも、体のあちこちが痛いし、ストレスも溜まって来ているし・・・。
9月末の勤務を見たら、あ～～～ら、10月頭に2日休み希望入れれば5連休（夜勤明け含む）。
当初は国内で湯治できるところ探していたけど、いかんせ国内は高い"(-""-)"

ならば、台湾の温泉行ってしまえ～～～と、急遽安い航空券を探し始めました。LCCも視野に入れましたが、預け入れ荷物の料金やら、機内食がないのにレガシーキャリアとそれほど金額が変わらんなどの理由により、LCC却下。
出発時間的に自分にとって良い感じのキャセイ航空でチケットを取り、台北へGO～。

今回は温泉メインなので、台北は到着日1泊だけして、次の日からは宜蘭県の礁渓温泉に3泊し温泉を楽しみました。

part3　宜蘭散策と蘇澳冷泉でシュワシュワの炭酸冷泉を楽しんで、無事帰国編。
part1　https://4travel.jp/travelogue/11550322
part2　https://4travel.jp/travelogue/11550434

エリア 礁渓温泉(台湾)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

フェアリーテイルイースーホットスプリングホテル

４日目朝～。
朝食は７時から。
前日と違って既に一組のカップルがお食事中でした。（年齢的にたぶん夫婦）

フェアリーテイルイースーホットスプリングホテル

あれ？
食事をしている人はいるのに料理がない(@_@)
何故？何で？
戸惑いながらウロウロする事数分。
食事中の男性が何やら厨房を指さしてなんか言っている（中国語なので全く分からん）
取り合えず指指された方に行ってみた。
厨房には忙しそうに動いている一人の男性がおりました。
中国語で「すいません～」と言えないので「ニーハオー」と言って声掛けたら、来てくれた。
何やら今日はバイキングはなく、２種類のセットからどちらを選ぶよう。
男性は英語話せず（私もね）、中国語伝わらない。
食事中の男性の所に連れて行って「待て」の合図。
少し待っているとサンドイッチのセット料理を運んできた。
「洋食」か「中華」どっちがいい？って事を聞きたかったらしい。

フェアリーテイルイースーホットスプリングホテル

で選んだのはサンドイッチのセット。
挟んであったのはチキンと卵。これが見た目と違ってかなり美味しかった。

たぶんだけど、お客の数が少なくてバイキングじゃなかったのかなと。

礁渓駅

前日時間チェックして来たのに、電光掲示板は壊れていて使えない（直せよ！！）
ホワイトボードになんか書いてあるけど中国語だから読めない。

取り合えずホームに行ってみる事に。

礁渓駅

待てど暮らせど電車は来ない。
ホームの電光掲示板は壊れていなかったから、英語表示で遅れている事が理解できた。
事故があったわけでも、大雨が降っているわけでもないのに、各駅なのに遅れるんかい(T_T)

礁渓駅

目の前に電車がやって来ました。
電車を待っていた人たちがこぞって乗り込んでいく。
表示を見ると「自強号」とある。これ各駅電車じゃないし、追加料金取られるやつじゃ～～んと思って、乗らずにベンチに座っていたら、駅員さんが何やら声を掛けて来た。
分からんからスマホの表示（台湾鉄道の時刻表が載ったもの）を見せたら「乗れ」の合図。
不安になりながら乗りました。

宜蘭駅

無事目的地到着。
ここに来た目的は台湾出身のジミー・リャオという絵本作家のファンタジックな作品のオブジェで埋めつくされた駅だからなのです。
可愛いアートが見たいなと思って、わざわざ来ました。
駅の出入り口は２か所。
どっちから降りて良いのか分からない。なので適当に降りたらガイドブックとは違う景色が広がっておりました。

宜蘭駅

グーグル先生の案内で迷いながら（だから東とか西とか言われても分からんの！！）メインに入口にやって来ました。

反対方向に出てしまったおかげで凄い回り道になってしまいました。

駅舎の屋根には大きなキリンさんがおりました。これを見たかったんだよ。

宜蘭駅

何とも緩い表情をしているキリンさんです。

宜蘭駅

駅は特にこれ以外見どころもないので、グーグル先生で見どころを検索します。

宜蘭駅

名前が分からない鳥さんが木の実を口にくわえておりました。

丟丟?森林公園

道路を渡った反対側にもジミー作品が点在しています。
一番のハイライトは、アーケードの天井に吊り下げられているSL列車のはずなんですが。
この列車は全長約30mあり、こちらもまた「星空」というジミー作品をモチーフにしたオブジェです。
が天井ではなくビニールシートをかぶせられて地面に置かれていました。

丟丟?森林公園

こちらがアーケード。
夜にはライトアップされるようですが。

丟丟?森林公園

見どころがなくつまんない。

丟丟?森林公園

つまんないので自生していた桔梗の花を撮ってみました。

丟丟?森林公園

今回は残念でした。

丟丟?森林公園

桔梗の自生ってあまり見た事なかった。

丟丟?森林公園

木の上にアート？

丟丟?森林公園

目を凝らしてよ～く見て見ると鳩さん達でした。
でもアートになっていませんか？

幾米公園

宜蘭駅の隣にはまた違うアートな広場がありました。
台湾鉄道旧宿舎跡を再整備した幾米公園は、映画化された幾米作品「星空」、台湾鉄道旧宿舎跡を再整備した幾米公園は、映画化された幾米作品「星空」、「向左走? 向右走」（邦題：ターンレフト・ターンライト）などをモチーフとして、柔らかな色彩の絵そのものが、人を癒す言葉として立ち上るような幾米作品の世界を、各作品ゆかりの場面や主人公たちによって再現している。（ネットより抜粋）

こちらは「smiling fish」の水槽と「星空」の主人公たち。

幾米公園

「smiling fish」の水槽と「星空」の主人公たち。
裏に回るとこんな感じになってました。

幾米公園

絵本の中に入り込んだかのような世界が広がっているはずが、ここもメンテナンス中なのかアートにはことごとくビニールシートが掛けられていました。

幾米公園

旅心をくすぐるようなアートもありました。

幾米公園

遊具なんかもありました。

蘇澳駅

宜蘭を後にして蘇澳にやって来ました。
またまた電車がディレイ。

蘇澳駅前

台湾の北東部、宜蘭県の太平洋岸に位置する蘇澳は、三方を山に囲まれた港町です。南方澳と北方澳という２つの漁港を持つ近海漁業の基地で、また世界でも珍しい炭酸冷泉が湧く街としても知られています。
ここに来た目的は炭酸冷泉に入る事。台湾でも冷泉に入れるのはここだけなので是非来たかったのです。
この冷泉を発見したのは日本人だそうです。
日本人すげ～な(^^)/~~~

グーグル先生を頼りに（ムカついても頼ってしまう自分）冷泉に向かいます。
駅前のアーケード街を通って行きましたが、やっぱりグーグル先生はそこに道があろうとなかろうと最短を案内するんですね。

普通に大通りを案内すれば分かりやすいのに(>_<)

蘇澳冷泉公園

矢印が見えて来ました。
ここを右に曲がって行きます。
ここまで駅から１０分弱でしょうか。近いです。

蘇澳冷泉公園

入口入ったところにチケット売り場らしき場所がありましたが、カーテンが閉まっている。
まさか・・・ここまで来て・・嫌だよ。
諦めきれず奥に入って行くと、人がいてチケット売っていました。
良かった～( ;∀;)

蘇澳冷泉公園

ここには広い公衆浴場（水着着用）と個室風呂がありますが、たとえ冷泉とは言え水着なんか着たくない私は、迷わず貸切個室風呂を選択。
４０分の時間制限あり。
冷泉と温泉が入れる個室と冷泉のみがあります。暑がりの私は冷泉のみの個室を選択しました。料金１５０元なり。

蘇澳冷泉公園

蘇澳冷泉は22℃以下の低温鉱泉で、無色無臭、水質は透明です。
最初、入るには少し勇気がいりますが、入ってしまえばそれほど冷たさを感じる事はありませんでした。

蘇澳冷泉公園

浴槽は結構深く座ったら溺死するレベルです。

蘇澳冷泉公園

下から炭酸がシュワー。
地元のスーパー銭湯でも炭酸泉を好んで入っているほど炭酸好き。
もちろん飲み物も炭酸入りが好き。

蘇澳冷泉公園

浴室には体を洗う場所はありません。
なので軽く水をかぶってそのままザブンと浴槽に入ります。

炭酸冷泉の効能は炭酸泉と同じで、血液循環を良くし、糖尿病や神経痛、リウマチの疼痛緩和などに加え、冷え性や肩凝りなどの血行障害の改善まで幅広い効果があります。

蘇澳冷泉公園

これチケット。１２時４０分まで入れるよって。

蘇澳冷泉公園

４０分たっぷり冷泉を楽しんだので、公園内外を散策します。

何で内外？
冷泉にも入ったし、お腹も空いたので何か食べたいなと思ってお店を探しつつ周辺をブラブラしていたのです。

蘇澳冷泉公園

写真向かって右奥に冷泉施設があります。

蘇澳冷泉公園

冷泉の入口。
周りは山が広がっていました。のどかです。

蘇澳冷泉公園

猫さん発見。
いきなり警戒モード(;^ω^)
睨みが凄いです。

蘇澳冷泉公園

適当にブラブラ。

蘇澳冷泉公園

こちらは水着着用の大浴場のようです。
７０元で入れるようです。

蘇澳駅

結局お店見つからず、取り合えず暑かったので駅の待合室で考える事にします。
考えた挙句、ここでの食事を諦め羅東に移動する事にします。
当初の予定は羅東に移動して、羅東夜市を楽しむ予定でした。
でした・・・とは？

ちょっとムカついた事があって気持ちが萎えました。
電車はまたまた遅延です。
どうなっているの、台湾鉄道。
日本の鉄道のノウハウを取り入れているはずなのに、当たり前のごとく遅延ばかり。地元の人達は慣れているのかベンチに静かに座って待っています。
でも、日本人の私にとっては事故とか自然災害とかよほどの事情がない限り遅延なんてあり得ない。

蘇澳駅

しかも駅員の態度の悪い事ったら。

蘇澳駅

態度の悪い駅員。
言葉が変わらないからって邪険におっぱらいやがって。クソ野郎！！←汚い言葉ですいません_(_^_)_

蘇澳駅にいます。こいつ！！
頭きたのでカメラで顔を隠し撮りしてやった。もちろん最初からアップするつもりで(-"-)

〇留香

結局礁渓温泉に戻って来ました。
元々行きたいと思っていたお店があったので、ここで昼食兼夕食を食べる事にします。
小湯包が安くて美味しいとの口コミを見て行きたいと思っていました。
礁渓駅から約220m、徒歩5分くらいの場所にあります。

中途半端な時間に訪れたので、お客は私一人。
入口にメニュー表があるので、自分で持って来ます。
メニュー表には日本語の写真付きメニューも置いてありました。

〇留香

〇の中には漢字が入りますが、文字化けしてしまうので〇にしました。

お腹が空きすぎていた事もあり５品も注文してしまいました。
まずは、煮卵、と豚のほほ肉をゆでたもの。めっちゃ美味しい(^O^)／

〇留香

写真左上は「酸辣湯」
その下のどんぶりは羊肉と野菜のどんぶり。あまりに大きなどんぶりだったので、この時点で食べきれるか不安になりました。
普段あまり羊肉たべないのですが（クセがあるので好きでない）、何となく美味しそうだったので注文。まじ美味しかったです。羊の臭みはほとんど感じられなかったです。

〇留香

そして最後にどど～～～～ん。
小湯包８個。しかも一つ一つがかなりデカい(^^;)
小籠包との違いは、生地の厚さとスープの有無です。小湯包は生地が厚くモチモチしていて、スープは入ってなく肉汁のみです。なので食べ応えがあり、お腹にずっしりきます。
残すのもったいなくて、無理やり口の中に押し込みました。
えぇ、そうですとも、８個全部胃の中に押し込みました。
おかげさまで、お腹がはちきれそうでした(^^;)

でも、これだけ食べてほぼ１コイン。
安くて、美味しくて大満足。

〇留香

このお店お勧めです。

食べ過ぎたので再び散策開始です。

何やら屋根の上に白い物体が見えます。

湯園溝温泉公園

よ～く見るとお昼寝中の白猫さんでした。

湯園溝温泉公園

かわえぇ～(*^^*)
ピンクの肉球がたまらん。

諾貝爾

いつも前を通ると大陸からの観光客でごった返していて入る気になれなかったパン屋さん。
ロールケーキも有名らしい。
さほど混雑していなかったので入ってみる事にしました。

諾貝爾

職場へのばら撒き土産と、朝食用にパン３個購入。
パン３個のうち２個は日本へお持ち帰り。
写真左下の葱がたっぷり入ったパンはホテルで食べました。これかなり美味かった。

４日目終了。

礁渓バスステーション

昨年１１月から統聯客運（Ubus）が礁渓温泉から桃園国際空港まで直通でバスが運行されるようになりました。
その前までは一旦台北に入り、そこから空港に移動しなければ行けませんでした。当然時間が掛かります。
直通バスが運行するようになって、空港まで楽に移動ができ、更に時間も短縮。利用しない手はないです。
片道２００元
チケットは当日チケットカウンターで購入しました。
統聯客運（Ubus）のチケットカウンターはなく礁渓から空港行きは葛瑪蘭客運の窓口が切符の販売を代行しています。

統聯客運（Ubus）

バスの中は快適。

統聯客運（Ubus）

途中高速降りるところで少々渋滞しましたが、無事空港に到着しました。

統聯客運（Ubus）

桃園国際空港ターミナル1

ターミナル2と違ってしゃれたデザインのターミナルです。

桃園国際空港ターミナル1

wifiも無事返却（前回ノルウェーでの旅行で帰りにwifi空港に返し忘れて大慌てした記憶があります）
スーツケースを預けて身軽になるとします。（今回はウェイブチェックインしています）

桃園国際空港ターミナル1

ターミナル１は保安審査通過しないとお店があまりないようなので、さっさと出国しました）

こちらでは自動化ゲートが設置されていて顔認証や指紋認証で出国手続きが簡単にできました。世の中の流れがそうゆう風になってきているのかな。
パスポートにハンコが押されないのは寂しいけど、早く手続きできるのはいいよね。

桃園国際空港ターミナル1

長い通路を行ったり来たり・・・。
適当なお店も見つからず、フルーツとドリンク買ってゲートにやって来ました。

桃園国際空港ターミナル1

セントレアまでの飛行機が駐機しています。
行きと同様空いていればいいなぁ～。

キャセイパシフィック航空

空いていました。
帰りもガラガラ。
映画「ゴジラ　キングオブモンスター」見切りました(*^。^*)
機内食はチキンを選択。今回はハーゲンダッツちゃんと付いていました。

中部国際空港

空港はもうハロウィンモード。
出発の時にはなかったね。

今回の旅行もいろいろあったけど、温泉三昧ができて良かった、良かった。
釈迦頭が食べられなかったのが心残り。
また近いうちに台湾行くとします。

取り合えず、来月はフィンランドとリトアニアに行って来ます。

終わり。