2019/09/30 - 2019/09/30
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ドクターキムルさん
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北鎌倉にある明月院通りには相変わらず玉紫陽花が咲き誇っている。どれもが生えたままの状態であるのだが、ここ明月院通りでは1株だけ手入れされた玉紫陽花があり、綺麗に咲いている。カメラに収めたのだが、その画像は見当たらない。残念。
このお宅では明月川の岸に積んだ石垣の石も鎌倉石であり、門の前のアーチ橋も鎌倉石である。民家に鎌倉石のアーチ形の石橋があるのも珍しいであろう。下流側の石垣の角に玉紫陽花が植えられており、その石垣の上の草をむしっているこの家の奥さんがいたので聞いてみると、昔は石屋だったので橋は構造的に崩れないアーチ橋になっているのだという。なるほど。
玉紫陽花は元々夏から秋のこの時期に花を咲かせるのだという。しかし、一昨年はこの時期に咲いていたが、昨年はどうかを尋ねると記憶がなく、答えられない。しかし、このご婦人が言うように、おそらくはその年々の気候で開花が早いとか遅いとか、あるいは開花期間が長いとか短いとかなるのであろう。
その石橋から広い畑の中に建つこのお宅が、門から向かって左側に平屋の日本家屋、右に洋館が建つ和洋折衷の民家のように見える。これも聞いてみると、右の建物は物置として建てたもので今も物置になっている。ただ、関東大震災(大正12年(1923年))で母屋が倒壊したが、この物置は倒壊せずに、母屋を建て替える際には居住したのだという。カトリック由比ガ浜教会前の和洋折衷のお宅(https://4travel.jp/travelogue/10896263)とは異なり和館が地震で倒壊し、物置は残ったのだ。すなわち、このお宅の物置が大震災前の建物なのだ。外観を遠くから見た印象と実際のことは余りにも違い過ぎている場合もあるものだ。
ここで話していると、旧西明寺北園跡の一番奥に住んでおられるご主人(https://4travel.jp/travelogue/11549601)が豊島屋の紙袋を持って帰って来られた。若宮大路の本店まで往復するのには早すぎる気がした。実は最近になって鶴岡八幡宮駐車場横の休憩所内に豊島屋が出店するようになり、そこで鳩サブレーを買えることを翌日知ることになる。
また、黒ぽい背広姿の紳士が明月院通りを下って来てこの家の奥さんに挨拶して行く。この紳士は斜向かいのレストラン 紫-ゆかり-のオーナーなのだという。「今お店が大変なことになっているのよ。」と言われて、この春に由比ガ浜通りの古民家に出店(https://4travel.jp/travelogue/11467551)して商売が上手くゆかずに大変なのかと真っ先に浮かんだ。私の早と散りで、商売のことではなく、先日の台風15号で裏山の木が倒木し、土砂が崩れて大変な状態なのだという。お暇してそちらに向かう。
(表紙写真は明月院通りの明月川に架かる鎌倉石のアーチ橋)
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