2019/09/12 - 2019/09/15
30位(同エリア126件中)
温味楽さん
こんばんは。8月末から9月頭にかけて北海道に旅行してきたばかりですが、飛行機が余りにも安いのでまたまた渡道してしまいました(笑)
今回は本来、「撮り鉄」オンリーの予定だったのですが、気が変わってちょっとのんびり観光もした~い。ということで「層雲峡」にも行ってみることに。今回の出発は木曜夜の羽田空港。
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★20:10 蒲田からバス「蒲95」に乗車~
家族と食事をした後、JR線乗り放題の切符があった為蒲田からバスで移動。
蒲田から空港までの運賃は280円で、「知的・身体・精神障がい者割引」も適用されます。
私は何度かこのバスを利用したことがあるのですが、いつも専用車が来てくれなかったのですが、今日は念願の専用車。蒲田駅 駅
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専用車の車内は、ハイバックシートになっていて普通のバスよりも若干良くなっています。
土日に利用した時は渋滞でめちゃくちゃ時間が掛かった傾向にあったのですが、今日は木曜夜。道路も空いてて順調な走りそのもの。
定刻で羽田空港に到着。 -
そのまま保安検査場に直行し、「エアドゥ」深夜便に搭乗。
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順調なフライトで23時過ぎに新千歳到着。さて新千歳では既に終電は終わっていますが…
さあどうする!? -
答えは「札幌まで接続の高速バス」がある。でした。飛行機の到着に合わせて運行させるので安心。今回は1台で済んでいましたが後ろに回送のバスが待機していたので需要が多い場合も乗り切れないことはないでしょう。
新千歳空港 空港
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★24:35 すすきの着。
高速道路が一部通行止めで普段よりやや時間がかかってしまいましたが、無事今宵の宿があるすすきのに到着。
今宵お世話になる「スパサフロ」さんは、天然温泉完備のカプセルホテル。個室風のデラックスカプセルでもクーポン込みで2500円程の破格の安さだったので利用することに。
しかしながらこのデラックスカプセル、綺麗なのですが個室風カプセルによくある廊下との仕切りのアコーディオンカーテンや専用ロッカーはなく、いちいちエレベーターに乗って共同ロッカーに行かないといけなかったり、デスクが通路から丸見えとかなり残念な仕様。
温泉は良かったし安いのでまあこんなものといえばそれまでですが、これなら1000円安い「連結カプセル」と大差ないんじゃないか…という気もして。
何はともあれ温泉に入った後、爆睡。すすきの天然温泉 スパ・サフロ 宿・ホテル
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★翌8:30
いつも遅くとも日付が変わる頃には寝る私。こんな遅くまで起きてること滅多になく、朝はもちろん寝坊。ホテル地下のレストランで洋朝食(650円)を食べ、宿を後に。朝食の内容と値段はまあまあ。
札幌市営地下鉄に乗車し、札幌駅へ。すすきの天然温泉 スパ・サフロ 宿・ホテル
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★10:40
そして札幌からいよいよJR線の旅がスタート。岩見沢行き区間快速いしかりライナーは721系のエアポート用車両。つまり4号車は…札幌駅 駅
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そう。「指定席Uシート用のリクライニングシート」になっているんです!しかもエアポート以外の列車に入る時は「自由席」となる為とてもお得感があります。
駅を通過するシーンのそれはもう、特急列車そのもの。快速いしかりライナー 乗り物
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★11:33
岩見沢からは貸切状態の721系旭川行きに乗車。岩見沢駅 駅
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先ほどのUシートも快適でしたが721系なら普通車も転換クロスシートなのでかなり快適なんですよね。
岩見沢発車時私が乗った区画には他に誰もおられず、転クロ席をボックス状にして、足を投げ出します。JR函館本線 乗り物
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★12:50
少し時間はあるので終点の1駅手前の「近文駅」で下車。近文駅 駅
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この駅周辺で時間を潰し、バスで旭川に向かおうという作戦です。
近文駅 駅
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駅から10分くらい歩くと、石狩川の橋に差し掛かります。
石狩川の河川敷は見晴らしが良く、良い感じです~ -
そして13時20分ごろ、「特急ライラック」がやってきたので軽く撮影。
数年前までに登場したJR北海道の列車は本当かっこいい車両ばかり。
写して絵になります。 -
旭川には14時ごろ到着。お昼を食べても良かったのですが甘いものが食べたかったので「イオンスタイル旭川」のデザート王国で私初体験のタピオカドリンク「QQブルーベリーヨーグルト」を頂きました。味は…うん。タピオカは味があまり無く、ブルーベリーの味を邪魔している無くても良いかも…
デザート王国 イオンモール旭川駅前店 グルメ・レストラン
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★14:40
そして15時前、再び鉄道の旅に戻ります。
旭川14時40分に発車する「特快きたみ」。特別快速きたみ 乗り物
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近年のダイヤ改正で停車駅が増えてしまい、当麻まではほぼ各駅に止まるように。
その為か旭川発車時は満員状態!以前乗った時はガラガラだったのですが…特別快速きたみ 乗り物
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★15:35
旭川から1時間ほどで上川駅に到着。
キハ40と並んで良い感じです~上川駅 駅
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しばらくすると特急大雪が入線。バスがコンセントやWi-Fi完備の充実した車両が増え、高速道路が延伸されて所要時間が短くなる中、両者のない車両が殆どで旧態依然の特急列車が置かれた状況はかなり厳しいでしょう。
上川駅 駅
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丁度学生さんの下校時間と重なり、続々と旭川行きキハ40に乗り込んで行きました。
車が使えない高校生はローカル線にとって貴重な収入源そのもの。いつまでもこんな光景が見られますように…上川駅 駅
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★16:00
上川から層雲峡行きのバスに乗車。ブルーリボンシティのハイブリッドで車内も都市仕様。車窓を眺めるのには全く向いていません。 -
★16:30
信号のない国道をかっ飛ばし、あっという間に層雲峡に到着。
今宵は層雲峡にある温泉に泊まります。層雲峡温泉 温泉
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自然がいっぱいの層雲峡温泉。やっぱり私は空気が美味しいこういう場所が大好きです~
層雲峡温泉 温泉
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そして歩くこと暫し。「朝陽亭」さんにチェックイン。
層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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金曜だったこともあり、1泊2食クーポン割引込みで9000円足らずという値段で利用出来ました。通された6畳の和室はやや古さも感じますが、一人で過ごすには十分です。
層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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窓からは層雲峡温泉を一望でき、良い感じです~
層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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トイレは玄関脇にユニットバスがあり、勿論ウォシュレットあり。
しかし温泉があるのでトイレと洗面所だけで十分なので、その分スペースを広くとっても良いのではないでしょうか…層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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そして肝心の温泉。系列の「朝陽リゾートホテル」まで無料の送迎ワゴンが出ており、同じ温泉地でありながら何と両者で泉質が違うんです。どちらかのホテルの利用者であれば、相互の温泉共に無料で入浴を楽しめます。
泊まった「朝陽亭」の温泉は…
泉質、無臭であっさり目。塩素食毒と加水ありで掛け流し。
7階にある温泉は景色がとても良く、露天風呂のある温泉もあります。
(男女入れ替え制なので時間によって入れる温泉が異なります)層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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一方バスで移動した「朝陽リゾートホテル」の温泉は…
いわゆる硫黄系のお湯で「ザ・温泉」と言った良い泉質のお湯。
温泉のあるフロアが地下のような場所なので、露天風呂はあるものの開放感はイマイチ。
私としては「泉質は朝陽リゾートホテル」・「景色は朝陽亭」と言った感じで両者共に良さがあると思います。訪れる機会があったら是非、ワゴンを利用して双方の温泉に入ってみることをお勧めします。層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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★17:30
入浴後待ちに待った夕食はバイキング。層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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麺類・お寿司・ジンギスカンetc…ついつい食べ過ぎてしまい、大満足。
ご馳走様でした。層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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層雲峡の夜景を眺め…部屋でのんびり。そして再度温泉に入り…おやすみなさい。
層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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★翌7:25
そして翌朝。朝風呂を済ませて朝食バイキングへ。
今日は観光メインにする予定でしたが…急遽行かなければならないイベントが出来そうなので早めに層雲峡を後にすることに。時間がないので朝食もささっと平らげます。層雲峡 朝陽亭 宿・ホテル
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宿をチェックアウトし、層雲峡のロープウェイ乗り場へ。
今日は10分間隔なので待たずに乗れて便利です。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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車窓からは、辺りに広がる大自然のパノラマが一望!
空いてたので着席していましたが、立って眺めた方が良く見えるので途中から席を立ってしまいました。
紅葉が見頃な時期はもっと綺麗なんでしょうけど、混雑もとんでもないんでしょうね。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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約7分の乗車でロープウェイの終点5合目着。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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尚トイレはここロープウェイ乗り場を過ぎると、山頂付近の山小屋までないので必ずここで済ませましょう。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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レストランもあるようですが今日は時間がないこととまだ営業時間前なので先を急ぎましょう。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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5合目のロープウェイ乗場からリフト乗場まではちょっとだけ歩きます。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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少し歩いた資料館の近くにある展望場所へ。ベンチがあるだけの場所ですが…
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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まずまずの眺めが楽しめます。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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そこから少し歩くと…
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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「黒岳ペアリフト」の乗り場に到着です。折角来たのですから勿論乗車します。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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こちらのリフトは乗車時間15分と、結構な乗り出があります。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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リフトは他の乗り物と違い、窓が無い為周りの自然の空気を目一杯味わえるのが良い所。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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★9:25
そしてリフトの終点7合目には9時半前に到着。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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この先は黒岳山頂を目指す本格的な登山ルートもありますが、今日はそんな時間も装備もないので…
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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片道10分程でお気軽に黒岳の自然を楽しめる「黒岳カムイの森のみち」に行ってみようと思います。
黒岳 自然・景勝地
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この道は今から3年ほど前に作られた新しい散策道で、「自然に配慮」して作られたとのこと。
まだ9月ですが標高の高い黒岳は「日本一早い紅葉」が見られる場所。既に紅葉が始まっていて綺麗です。黒岳 自然・景勝地
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その為足元の整備が必要最小限となっており、中には「洗い越し」のように小沢が歩道を平面交差していたり…
黒岳 自然・景勝地
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すれ違いが不可能なほど狭い箇所もあります。
歩行時間は短いですが「散策道」という言葉に惑わされずしっかりとした履き慣れた靴で行きましょう。黒岳 自然・景勝地
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★9:35
歩くこと10分程で「黒岳カムイの森のみち」の終点に到着。黒岳 自然・景勝地
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気軽に来れるので絶えず観光客が多く来られていました。トイレは勿論なく、ベンチの数も少なくタイミング次第では座りにくい可能性も。
黒岳 自然・景勝地
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ここからは「あまようの滝」や、
黒岳周辺に広がる紅葉を一望することが出来るビュースポット。黒岳 自然・景勝地
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軽く撮影したところで、さて戻ることにしましょう。
黒岳 自然・景勝地
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リフト乗り場へ。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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乗り場脇も展望スペースになっていて、反対側にそびえる山々を一望出来ます。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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そして下りリフトに乗車。リフトは下りの方が障害物が少なく、良い景色が楽しめます。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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そろそろ遠方から来られた観光客が集まり出す時間なので、リフトの乗客も随分と増えましたね。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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★10:05
景色を目一杯楽しみリフトを降車。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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まだちょっと時間に余裕があるので、
往路に寄れなかった「ロープウェイ駅上の展望台」に行ってみることにしましょう。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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昨日泊まった層雲峡温泉を一望出来るここからの景色も7合目やカムイ森のみちに劣らず絶景。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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やや急な階段を上がりやって来た駅上の展望台。
大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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反対側からを見て楽しめるのは…
黒岳周囲に広がる手付かずの大自然のみ。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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短い時間でしたが、層雲峡周辺の自然と仲良くなれた、プチトリップでした。
さてロープウェイで下山。っと。大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物
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★10:30
約2時間で麓の層雲峡に戻って来ました。層雲峡温泉 温泉
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バスの発車は10時55分ということで…
層雲峡温泉 温泉
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少し歩いた場所にある層雲峡園地に行ってみました。
石狩川を渡った対岸にあるので橋からの景色は良い感じ。層雲峡温泉 温泉
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そして対岸にある園地には、東屋やトイレ(綺麗です)も完備。
しかし残念ながら人影は私以外におらず、折角の良い設備を持て余し気味に感じるのが残念。層雲峡温泉 温泉
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さてバスの発車時刻が迫ってきました。バス停に戻りましょう!
層雲峡温泉 温泉
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★10:55
丁度良い列車がないのでバスで旭川方面を目指します。しかし旭川まで2時間くらい乗るのに往路同様、路線バス仕様の車両そのもの。更に「運転席左の席に広告がある」・「最後尾座席も窓割の都合上往路のバス以上に景色が見辛い」という観光にはかなり残念な仕様です… -
★12:15
そんなバスに揺られること1時間余り。「永山14丁目」で下車。
バス停の周りはこんなに広大な土地が広がっていて、降りて大丈夫?
と思いますが… -
5分ほど歩くと「宗谷本線北永山駅」があるんです!
北永山駅 駅
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今回はJRの乗り放題切符を持っていること、丁度良い列車があることからここまでやって来た訳。
北永山駅 駅
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駅舎はなく、片面ホームがあるだけのシンプルな北永山駅。北海道の小駅らしい雰囲気で
良い感じです~北永山駅 駅
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驚いたのは学生さんがぞろぞろ北永山駅までやって来ていること。
調べたところ近くに高校があるみたいで、まだまだ鉄道が高校生の足として活躍していることに嬉しさを感じます。北永山駅 駅
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★12:29
そして旭川行きのキハ40がやって来ました!北永山駅 駅
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高校生の後に続き、さあ乗り込みましょう!
北永山駅 駅
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★12:49
旭川まではすぐの乗車ですが、ボックス席に座れたので先ほど乗った車窓が見辛いバスとは雲泥の差。旭川駅 駅
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ここで本日層雲峡から早々と移動してきた目的について、情報収s…
お!しっかりと改札上の案内板に出ていました!
そう今日は「特急宗谷・サロベツ」に使われる「キハ261 」が足らないようでなかなか乗れない「ノースレインボーエクスプレス」が特急サロベツの代走として、運用に入るのです!これで予め予約していた「えきねっとトクだ値」と駅弁を購入!音威子府まで普通運賃の半額となる2300円で乗れるなんてまさに「渡りに船」ですね。旭川駅立売商会 グルメ・レストラン
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★13:30
そしていよいよ「ノースレインボーエクスプレス」に乗り込みます!
ちょっとユルい動物のようなぬ~っとした愛嬌系の顔が特徴で、
車内はハイデッカーもしくは2階建て。他の車両と比べてとても目立つので、スマホやカメラを向ける方も多数。旭川駅 駅
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乗車する1号車の車内。ハイデッカー構造に加えて天窓そして、前面展望まで堪能でき、開放感は抜群!
特急 サロベツ 乗り物
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ノースレインボーがデビューした時代らしい、バブリーな雰囲気です。
特急 サロベツ 乗り物
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しかしながら、ハイデッカー構造による段差の為「バリアフリー」に対応出来ない点は残念なところ。恐らくこう言った車両はもう2度と登場しないでしょうね…
特急 サロベツ 乗り物
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トイレは洋式トイレに…
特急 サロベツ 乗り物
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男性用小便器とそれぞれ完備。
特急 サロベツ 乗り物
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そして旭川を発車。定期列車では自動放送対応になり聞く機会が激減した「アルプスの牧場」のオルゴールが流れました。
特急 サロベツ 乗り物
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旭川の駅で買った駅弁「大雪寿司」を車窓とともに頂けばもう旅情MAX!サーモンがうますぎる!
旭川駅立売商会 グルメ・レストラン
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それにしても、宗谷本線は定尺レールなのに滅茶苦茶ぶっ飛ばし、最高速度は
何と120km!特急 サロベツ 乗り物
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ノースレインボーはその愛嬌のある外観とは裏腹に、国鉄型特急気動車である「キハ183 」の足回りを使っているので高速運転が可能なんです。その為こうして特急列車の代走車として登板されることがあるわけ。
特急 サロベツ 乗り物
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そんな貴重な高速走行は、改良済みの名寄までで終わりでその先は速くて95kmまでになります。
特急 サロベツ 乗り物
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3号車の階下にある「ラウンジ」に行ってみました。
特急 サロベツ 乗り物
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ソファに腰掛け、車窓を眺めると「なんだか懐かしいな~」と。
そう。「四年前に引退した北斗星やトワイライトのロビーカー」に似ているんです!特急 サロベツ 乗り物
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オレンジ色のお洒落な卓上照明、ゆったりしたソファ、落ち着いた雰囲気は
まさに寝台列車のそれそのもの。
長旅の気分転換にぴったりで、もうちょっと長く乗っていたい居心地の良さでした。特急 サロベツ 乗り物
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最近の特急や新幹線は速くなる一方で、こういったスペースがなく「移動時間が退屈」に感じる列車が増えつつある気がしてなりません。
特急 サロベツ 乗り物
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移動時間長くなりがちで、車窓が素晴らしい北海道の列車だからこそ「ノースレインボーエクスプレス」のような車両を新たに作るべきだと思います。しかし後継車として発表された「キハ261 系5000番台」はこれには程遠く、特急に毛が生えた程度のレベルでがっかり。やっぱり北海道の鉄道はもうダメでしょうね…
特急 サロベツ 乗り物
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★15:20
旭川から2時間ほど、キハ261との性能差はどうにもならず、やや遅延して音威子府に到着。以前臨時列車に乗車する予定があったもののその時は今回とは逆に「一般車で代走」で撃沈し、いつか乗ってみたいと思っていたノースレインボーエクスプレス。今回棚ぼた的に乗車機会に恵まれたノースレインボーの旅は、本当に楽しいひと時でした。音威子府駅 駅
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★15:30
さてこの後は撮り鉄でも…と思っていたら丁度「天塩川温泉」に向かうバスが駅前に停車中…しかもここのバスは何と乗車無料!音威子府駅 駅
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温泉に目がない私。「温泉」の文字を見た途端撮り鉄する気は吹っ飛んでしまい、
バスに揺られて天塩川温泉へ。撮り鉄する予定だった宗谷線の列車を横目にバスは大自然の中を快走します。 -
★16:15
天塩川温泉に到着です。日帰り入浴は400円。安いですね。天塩川温泉 温泉
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乗車してきたバス。無料なんて、経営大丈夫なんでしょうか?
天塩川温泉 温泉
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さて貴重品をロッカーに預け、早速入湯!明るい雰囲気の温泉は特に露天風呂からの眺めが良く、北海道の自然を満喫出来ます。しかし塩素消毒による匂いがあり、泉質はまあまあ。
温泉に入ったあと、アイスを食べて大広間でまったり。天塩川温泉 温泉
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そして早めの夕飯も取ります。「温泉ラーメン(みそ)700円」を頂きました。
天塩川温泉 温泉
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★17:30
本来は天塩川温泉から旭川方面に向かう予定でしたが、時刻表をめくると「咲来」に行けることがわかったので急遽慌てて天塩川温泉から乗車することに。 -
温泉から歩くこと5分ほどで天塩川温泉の駅に到着。
板張りのホームが旅情満点ですね~天塩川温泉駅 駅
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ただでさえ本数が少ない中、一部通過する列車もある天塩川温泉駅。訪問することはなかなか容易ではありません。
天塩川温泉駅 駅
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しかも駅舎があってストーブやトイレもあるなんて、この手の駅にしては立派です。
天塩川温泉駅 駅
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さて軽く撮影したところで、乗車する列車がやって来ました。
天塩川温泉駅 駅
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ヘッドライトを輝かせて天塩川温泉の駅に来たキハ40。
天塩川温泉駅 駅
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車内には誰も乗っていない貸切状態。宗谷線の将来が心配になりますね…
JR宗谷本線 乗り物
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いや~カッコいいです!
天塩川温泉駅 駅
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しかし次の咲来で下車すぐに下車します。
咲来駅 駅
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去り行くキハ40を見送りましたが、帰りはこれの折り返しでまたお世話になります。
咲来駅 駅
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板張り駅だった天塩川温泉とは異なりこちらは普通の片面ホーム。
雰囲気は天塩川温泉の方が良いかも。咲来駅 駅
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「さっくる」という言葉の響きが最高の咲来駅。
咲来駅 駅
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さて滞在時間は僅か20分程。
咲来駅 駅
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なので軽く撮影をこなしたところでもう駅を後にしなくてはなりません。
咲来駅 駅
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駅ノートにメモを残し、ホームで列車の入線を待ちます。
咲来駅 駅
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★18:00
そしてすっかり日が暮れた咲来にやって来たキハ40。やっぱり最高です!咲来駅 駅
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咲来発車時車内にいたのは私一人。ボックスシートを占有し、夜汽車の風情を楽しみます。
JR宗谷本線 乗り物
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★19:04
そして名寄着。このまま旭川に向かおうかと思いましたが、「もう1度ノースレインボーエクスプレスに乗りたい!」ということで来た道をトンボ帰りすることに。名寄駅 駅
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再度美深に戻りました。
美深駅 駅
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美深駅はこんな立派な駅なのに、何と無人駅なんです…北海道の駅は特急停車駅でも夜になると無人駅になってしまう駅が結構多く、切符購入は券売機のみまたは車内精算になるのです。
美深駅 駅
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そして稚内からの長旅を経てやって来た「ノースレインボーエクスプレス」。
美深駅 駅
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自由席でもガラガラで、先頭から2列目の席を確保。これなら夜の前面展望も十分楽しめます!
特急 宗谷 乗り物
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キハ40やキハ261とのすれ違い、運転席との仕切りがないのではっきり聞こえる120km走行のジョイント音等…
特急 宗谷 乗り物
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大迫力の走行に全く飽きません。
特急 宗谷 乗り物
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旭川まではあっという間でした。
特急 宗谷 乗り物
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★21:58
野生動物の立ち入りがあったようで、やや遅れて旭川に到着です。特急 宗谷 乗り物
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ノースレインボーに乗れる機会はもうこれが最初で最後かな。素晴らしい走りをありがとう。
旭川駅 駅
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そして今宵の宿に直行。旭川駅周辺のホテルが高かったので駅から20分ほど歩いた場所にある「プラトンホテル 」に宿泊。
プラトンホテル 宿・ホテル
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ちょっと古いですが部屋は広く、1泊4000円程度とリーズナブルで泊まれることを考えれば十分ですね。
プラトンホテル 宿・ホテル
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ユニットバスもちょっと狭いですが、シャワートイレ付きです。
更に宿泊者なら「洗濯機と乾燥機」を無料で使用出来るサービスもあり、これは旅行者には大助かりのサービスではないでしょうか。プラトンホテル 宿・ホテル
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★9:30
前日は欲張りすぎてちょっと疲れたので今日はゆっくり出発。
今日は「北海道&東日本パス」に追加6000円で道内の特急&新青森以北の北海道新幹線が乗り放題になる「オプション券」を使っているのでガンガン特急に乗ります。旭川駅から「特急オホーツク」に乗り込みます。特急オホーツク 特急大雪 乗り物
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函館本線は複線なので、すれ違いシーンの迫力も大きいです。
特急オホーツク 特急大雪 乗り物
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列の長さから座れないかなとも思いましたが、到着時ガラガラだったので運転台から2列目の好ポジションに着席。車窓と前面展望のどちらも良く見えます。
特急オホーツク 特急大雪 乗り物
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721系やキハ40等の普通列車と、車種のバリエーションも盛りだくさん。札幌まではあっという間でした。
特急オホーツク 特急大雪 乗り物
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ライラックやカムイ等の特急列車に、
特急オホーツク 特急大雪 乗り物
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★11:24
札幌到着が若干遅れ、超ギリギリの乗り継ぎで苫小牧まで「特急すずらん」で移動。札幌駅 駅
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しかしこの特急超ガラガラな上に「北斗」も並行して走っています。
特急 すずらん 乗り物
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正直言って廃止しても良さそうな気もします。
特急 すずらん 乗り物
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★12:29
そして苫小牧からは「キハ40」が普通列車に入っていたので迷わず乗車。JR室蘭本線 乗り物
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この先はキハ150 がキハ40と共通で運用されている上に、キハ143の運用も多くてなかなか乗車チャンスがつかめないのですよね。
苫小牧駅 駅
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窓を開けて吹き込む風を浴びて…これぞキハ40の醍醐味です。
JR室蘭本線 乗り物
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対向の普通列車とすれ違い。あっちは日高線用のキハ40ですね。不通区間がある影響で、こうして室蘭本線を走ることも日常茶飯事になってしまいました。なんだか寂しいです…
JR室蘭本線 乗り物
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★13:30
もう少しキハ40に乗っていたいところですが時間の都合上登別で特急に乗り換えます。登別駅 駅
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しかし駅近くにコンビニ等の売店すらないって…北海道はやっぱり田舎なんですよね。
登別駅 駅
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ここから乗車するスーパー北斗は2018年製で出来たてほやほやのキハ261 。
なのに座席にはコンセントも、フリーWi-Fiのサービスもないのはちょっと時代遅れです…
しかしここにきてお腹が減った~!
現在スーパー北斗には「車内販売や自販機」がないので車内で飲食物を手に入れる手段がなくなってしまいました…更に北海道の駅は都市部を除き、特急停車駅を含めて近くにコンビニがない駅が珍しくありません。以前の「客室乗務員によるいかめしやかにめし等、駅弁の予約積み込み」が恋しいこの頃。北斗 (特急北斗) 乗り物
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★14:28
そして長万部着。駅前の食堂「カネカツかなや食堂」に入店し、やっと昼食にありつけます。注文した白湯ラーメン。空腹という条件も相まってとても美味しかったです。カネカツかなや食堂 グルメ・レストラン
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★15:58
その後長万部からは「特急ニセコ」に乗車。普段特急が走らない山線において、年数回走る臨時特急で貴重な存在です。JR函館本線 乗り物
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車内はガラガラで座席は選び放題。しかも自由席なのにコンセントはある、先ほどの「スーパー北斗」よりもふかふかで座り心地もよくシートピッチは広い…
つまりスーパー北斗より古い車両なのに快適というわけ。新車の乗り心地が悪いのはズバリ、コストダウンの弊害です。JR函館本線 乗り物
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更に更に、この特急「ニセコ」には北海道内では絶滅したはずの「車内販売」まであります!これは地元の町が行っているもので、「のむヨーグルト」が美味しそうだったので購入。往路の函館行では「長万部駅弁の積み込み」もあるそうで、こんなところまで「昔の特急列車」らしさがあるのは古い鉄道好きとして最高ですね!
JR函館本線 乗り物
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夕暮れの山線は、紅葉がちらほら始まる場所もありました。
JR函館本線 乗り物
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森の中をゆっくり走る特急列車。なんだかノスタルジックで往時の急行列車にでも乗っているかのような錯覚に。
JR函館本線 乗り物
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すっかり日が暮れた頃、小樽駅に到着。停車時間があるので外に出てみました。
JR小樽駅 駅
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ロウソクの灯りにガラスの輝きそしてオルゴールの音色…小樽ってとにかく美しい街なんですよね。駅ホームの雰囲気もそれに相応しい感じで、オレンジ色の照明が落ち着きます。
JR小樽駅 駅
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終点札幌はもうすぐ。「アルプスの牧場」のオルゴールが流れ、札幌入線です。
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★
そして札幌に到着。後は今宵の宿を目指すのみです。札幌駅 駅
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札幌から快速エアポートで移動すること40分弱。新千歳空港又は千歳駅から送迎バス又はタクシーが利用できる便利なホテル「ホテルグランテラス千歳」さんに今日は宿泊です。利用したのは出来たばかりの「プライベートキャビン」。いわゆる「個室カプセル」ですが大浴場は近いしカプセルには珍しい冷蔵庫まで完備。
ホテルグランテラス千歳(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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カプセル内にはテレビを見るときに便利な肘掛と背もたれも。マットレスの質も高く、ゆっくり休めます。
ホテルグランテラス千歳(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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デスクがあり、冷蔵庫もあるので食事を摂るのにも便利です。
ホテルグランテラス千歳(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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出入り台にはカーテン、ロッカーがあるのでもうほとんど個室と変わりません。初日に泊まったスパサフロとは雲泥の差です。これで空港や千歳駅への送迎付きで4000円ちょっとなら、とてもお得に感じます。早朝深夜の空港利用にもおすすめですよ。
ホテルグランテラス千歳(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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翌朝は、昼ご飯をケチる目的で朝食バイキングを現地で1200円払って付けました。メニューはごく一般的なビジホの朝食バイキングといった感じです。
ホテルグランテラス千歳(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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そしてチェックイン時に予約しておけば、翌朝も新千歳空港まで無料で連れていってくれます!てっきり来る時に乗ったマイクロかと思えばなんとどこかの中古と思われる大型観光バス!これなら「満員で乗れない」なんてことはまずないと思うので安心ですね。
ホテルグランテラス千歳(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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そしてスカイマークの飛行機に搭乗。
新千歳空港 空港
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北の大地に別れを告げ…
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雲海の景色を楽しみ…
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茨城空港に戻って来ました。到着後は500円バスに乗り込み、帰宅しましたとさ。
茨城空港 空港
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