2019/08/18 - 2019/08/19
378位(同エリア1433件中)
Reisさん
2019年の夏休みはミャンマーへ行ってきました。ミャンマー訪問は2002年の冬以来2度目になります。2002年の旅行では特にはっきりした目的もなくヤンゴンからバガン、バゴー、チャイティーヨ―を見て回ったのですが、今回の旅行では明確な目的がありました。以前からぜひ見たいと思っていた2つの橋を見ることです。2つの橋とは、世界最長の木造橋と言われるウーベイン橋と世界で2番目に高いといわれるゴッティ鉄橋です。どちらもミャンマー中部の都市、マンダレーに近いのでマンダレーを拠点にすることに決めました。
8月といえばミャンマーは雨季の真っただ中。滞在中ずっと雨だったら嫌だなと思ったのですが、マンダレーは雨季でもずっと雨ということはないと知り安心して出かけました。
旅行日程は以下の通りです。
□ 2019年8月10日:成田から香港経由でヤンゴンへ
□ 2019年8月11日:ヤンゴンから飛行機でマンダレーへ
□ 2019年8月12日:マンダレー郊外、ウーベイン橋へ
□ 2019年8月13日:列車でゴッティ鉄橋を渡りシーポーへ。
□ 2019年8月14日:シーポーからシェアタクシーでマンダレーへ戻る
□ 2019年8月15日:マンダレーから日帰りでモンユワヘ
□ 2019年8月16日:マンダレー王宮見学、市街散策
□ 2019年8月17日:マンダレーから飛行機でヤンゴンへ
■ 2019年8月18日:ヤンゴン市内観光。夕方にヤンゴン出発
■ 2019年8月19日:香港経由で成田に早朝到着
パート8の概要
ミャンマー旅行もいよいよ最終日。ヤンゴンから香港経由で帰国します。ヤンゴンの出発は夕方なので午前中はヤンゴンの市内観光をすることにします。朝食後にタクシーでボウタタウン・パゴダへ。いったんホテルに戻りホテルをチェックアウトしスーレーパゴダ周辺を散策し、食事をしてから空港へ向かいました。
帰りのフライトは順調で予定通りに翌日の朝に成田に到着し、無事に今回の旅行が終わりました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
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【2019年8月18日】
ホテルの最上階にあるレストランで朝食をとりました。ここはモヒンガーのほかにお粥などもあり料理の種類は豊富です。外を眺めると雨はやんでいてわずかに青空も見えます。もっとも空のほとんどは灰色の雲が覆っていてすぐに雨が降り出すものと思われます。
食事をしながら行動予定を考えました。昼過ぎに空港へ向かう必要があるのであまりあちこち見て回ることは不可能。行ける場所はせいぜい1、2か所です。ヤンゴン最大のパゴダであるシュエダゴン・パヤーは行ったことがあるので、行ったことのないボウタタウン・パヤーを訪れることに決めました。
ホテルのチェックアウト時刻は12:00なので、朝のうち荷物を部屋に置いたままボウタタウンへ行き、いったんホテルに戻り、チェックアウトした後、ヤンゴン市街地のスーレーパゴダ周辺を散策、昼食をとってバスで空港へ向かうという予定で動くことにします。 -
ホテルを出るとすぐに雨が降り始めました。すぐにタクシーを拾ってボウタタウン・パヤーまで。ボウタタウン・パヤーは昨晩タクシーに乗ったスーレー・パヤーを通り過ぎた先にあるのですが、3000チャットで行ってくれました。やはり昨晩のタクシーには払いすぎたのかも。
さて、ボウタタウン・パヤーの正面でタクシーを降りると、もうそこは大勢の参拝客でごった返しています。まだ朝早いせいか観光客の姿は少ないようです。入場料6000チャットを払うと小さなミネラルウォーターのペットボトルがサービスでついてきました。近くにいた女性からお供え用の花を買いサンダルを預けて中に入ります。ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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パゴダに入るとまずセキュリティチェックがあります。さらに正面に進むと巨大な仏塔があり、その中を見学できます。内部は狭い通路になっていてところどころに宝物の展示がされています。壁は一面金色で、特別な空間に入ったという思いに駆られます。写真にあるような行き止まりになったようなスペースでは熱心にお祈りをしている人もいました。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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このきらきらとまぶしく輝く展示には人が集まっていました。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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仏塔を取り囲むように「八曜日」の守護像を祀った祭壇がならんでいます。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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私も自分の誕生曜日である月曜日の祠を見つけ、用意していた花を供えました。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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こちらは守護神ボーボージー。何とも味わい深い表情をしています。たくさんの人が列を作り一人ずつボーボージーの手に額を付けています。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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少し離れて黄金の仏塔を眺めます。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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ガラスに覆われた黄金の仏像。怖い表情です。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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これはいったい何でしょうか。
ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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雨が上がりちょうど清掃している様子を見ることができました。広い境内ですのでみんなで協力して作業していましたが、素晴らしい連係で効率よく作業する様子には感心します。しかし、そうしているうちにすぐにまた雨が降り始めるのでした。
一通り見学を終えたのでパゴダを出てタクシーでホテルへ戻ることにします。パゴダを出た途端に雨が激しくなりました。通りかかったタクシーに乗りホテルへ向かいますが、ドライバーはスカイホテル・チャイナタウンの場所を知りません。仕方なく私が助手席に座りスマホのGPSを使ってナビゲーションすることでホテルへ到着しました。最近は本当に便利になったものです。
しかしタクシー料金は5000チャットを請求されました。「行くときに乗ったタクシーは3000チャットだった。」「ナビをしたのは私だ。」と言っても聞く耳を持ちません。仕方なく5000チャットを支払いタクシーを降りました。ボウタタウンパゴダ 寺院・教会
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ホテルに戻りシャワーを浴びてから荷物をまとめホテルをチェックアウトします。外は相変わらず雨が降り続いているのでバックパックを背負い、傘をさしながら歩くことになります。
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ヤンゴン中心部を東西に貫くマハバンドゥーラ通り(Maha Bandoola Rd.)です。ここを東にひたすら進めばスーレー・パヤーにたどり着けます。
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シュエダゴン・パゴダ・ロードとの交差点には歩道橋があり、はす向かいには大きなビルがあり、入り口にはSingapore Food Junction の文字が見えます。レストランかフードコートでもあるのでしょうか。時間があれば見学していきたいのですが、残念ながら素通りします。
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ようやくスーレー・パヤーが目の前に見えてきました。ホテルを出てから20分くらい歩いています。
スーレー パゴダ 寺院・教会
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スーレー・パヤーの東側にはヤンゴン市庁舎の白亜の建物がまぶしく見えます。この市庁舎の前では Myanmar Cartoonists Association によるイベントが開催されていて、漫画などが多く展示されていました。イベントの目的は洪水被害のあった地域への援助だとのことです。
Yangon City Hall 建造物
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市庁舎の南側に広がるマハバンドゥーラ公園はヤンゴンの人たちの憩いの場です。雨にもかかわらずたくさんの人が集まっていました。しかし、ちょうど私が通りかかったころに雨足が強くなり豪雨のようになりました。避難する場所もなく傘をさしてしばらくじっとしているしかありません。すぐに雨が弱くなってので再び歩き始めることにしました。
独立記念塔 モニュメント・記念碑
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マハバンドゥーラ公園の南側あたりは植民地時代に建てられた重厚な建物が多く建造物に興味がある人にはたまらないエリアではないかと思います。しかしそれらの中にはあまりメンテナンスされずに廃墟のようになっているものも多くあります。
例えばローズウッド・ヤンゴンの裏手にあるこの写真の建物など。17年前にヤンゴンを訪れた時に印象に残っているのですが、当時からそのまま放置されているようです。 -
ストランド通りを跨ぐ屋根付きの歩道橋があったので登ってみました。ストランド通りのヤンゴン川に面したあたりは露店が連なっていますが、この先を進むとフェリーターミナルがあるはずです。
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ストランド通りとパンソダン通りの交差点の角に建つヤンゴン地方裁判所(Yangon Divisional Court)のビルも味わい深い建物です。大変美しい建物ですが、残念ながらひどく老朽化していて廃墟と言うのが適切な状態です。
Yangon Division Court 建造物
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こちらの古い建物は、"Yangon Lokanat Building"です。現在は"Lokanat Galleries” が入っています。建築されてからすでに100年以上経過してかなり傷みが目立ってきています。
Lokanat Gallery Building (旧Sofaer's Building) 建造物
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再び雨が強くなってきました。当初はもう少し歩いた先のインド人街で食事をとろうかと思っていたのですが、ちょうど「ラングーン・ティー・ハウス」(Rangoon Tea House)の前を通りかかり、その建物が素敵だったので思わず入ってしまいました。
広い店内は満席のようでしたが、ちょうど目の前の二人用のテーブルが空きました。ラングーン ティー ハウス 地元の料理
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店内は高級感があり、はっきり言ってミャンマーらしくありません。客も外国人が多いようです。メニューも英語で外国人向けという印象です。ミルクティーを飲みたかったのですが、種類がいろいろあってわからないので、適当に「普通のホットティー」と注文しました。(Tea - Regular (Hot) :1500チャット)
ラングーン ティー ハウス 地元の料理
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食事はラングーンチキンカレーセット(Rangoon Chicken Curry Set)を選択。9800チャットと街中のカレーセットの倍近い値段です。出てきた料理は大皿の上にチキンカレー、ライス、スープと小皿2つに野菜がコンパクトに乗っています。
観光客向けにアレンジされているのかもしれませんが、とても食べやすくおいしいカレーでした。生野菜も食べてしまいました。ラングーン ティー ハウス 地元の料理
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食事を終え支払いを済ませて外へ出ると相変わらず雨は降り続いています。しかし店に入るときのような強い雨ではありません。傘をさして街歩きを続けることにします。
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パンソダン通り沿いには最高裁判所が建っています。鮮やかな色彩、歴史を感じさせる堂々たる佇まいは立派な建物が並ぶこの通りでもひときわ目立ちます。
High Court Building 建造物
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古く立派な建物が立ち並ぶヤンゴンの中心部にも庶民的なフードコートなどもあり昼時は結構賑わっていました。
マハバンドゥーラ公園 広場・公園
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再びマハバンドゥーラ公園に戻ってきました。依然として雨は降り続いていますが、たくさんの人が集まり、独立記念碑や市庁舎をバックに記念写真を撮ったりしています。
マハバンドゥーラ公園 広場・公園
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ヤンゴンの空港を17:00頃に出発する飛行機に乗る予定ですので15時頃には空港に到着したいと思います。逆算すると14時ごろに空港に向けて出発すればよかったのですが、途中の渋滞なども心配でしたので少し早めに空港へ向かうことにしました。
スーレーパヤー近くのバス停で待っていると、13:10頃に空港行きのバスが到着したのでこれに乗ることにしました。ヤンゴンのバス路線はよくわかりませんが、空港へ行くバスは行き先表示に英語が表示されるのでわかります。 -
私の乗ったバスは特に渋滞に巻き込まれることもなく14:00ちょうどに空港に到着しました。少し早いですが、早いに越したことはありませんし、昨日のマンダレー空港で6時間待ったことに比べれば大したことはありません。買い物でもして時間をつぶすことにします。
ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港
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国際線ターミナルには、Myanmar Convenience Store という店があり、ここでお茶や菓子などちょっとした土産物を買うことができます。値段も特に高いことはありませんので、私はここでチャットをほぼすべて使い切りました。
ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港
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帰りのフライトはまずキャセイドラゴンKA275便で香港へ向かいます。搭乗時間になり、搭乗ゲートから外を見ると相変わらず強い雨が降り続いています。今回の旅行でヤンゴン滞在中に雨が降らなかったのはこの日の朝、食事をしている間のごくわずかな時間だけでした。小雨になることはあってもずっと降り続いていました。
一般的に東南アジアを旅行する際、雨季であっても雨がずっと降り続いているわけではないし、むしろホテルが安く泊まれるなどメリットもあると考えていましたが、ヤンゴンに関しては雨季の旅行は避けたほうがよいかもしれないと思いました。
ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港
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香港でのトランジット。少し忙しくなりますが、どうしても雲?麺が食べたくなり空港内のフードコートにある「正斗粥麺専家 機場店」へ向かいました。時刻は香港時間で深夜12時近くなので、普段は混雑しているフードコートもほとんど人がいない状態でほとんど待つことはありませんでした。(64HKドル)
正斗粥麺専家 (機場店) アジア料理
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久しぶりに食べる香港の雲呑麺はやはり美味しかったです。少し少な目なのも深夜に食べるにはちょうど良かったです。
正斗粥麺専家 (機場店) アジア料理
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【2019年8月19日】
この旅、最後のフライトは香港1:00発のCX524便。このCX524と言えば、昨年末のマレーシア旅行の帰りにも利用したのですがその時より出発が25分早くなっています。当時は疲労と睡眠不足のせいで離陸前に吐き気を催すという醜態をさらしてしまいましたが、今回はそのようなこともなく、短時間ですが睡眠もしっかりととれました。香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港
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成田空港第2ターミナルに到着です。楽しい旅行が終わり残念な気持ち、無事に帰れてほっとした気持ち、仕事中心の日常生活に戻る憂鬱な気持ちが入り混じります。
成田空港第2ターミナル 空港
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最後はリムジンバスで大宮駅へ向かいました。外は強い雨が降っていましたが、大宮に到着することには雨はやんでいました。
今回の旅行は出発前からあまり体調がよくなかったので心配でしたが、幸い大きく体調を崩すことなく旅行ができました。ただ、振り返ってみると1日のうち半分はホテルで休んでいたり昼寝をしたりすることが多く、体力面を考えると日程に余裕を持った旅行でないと厳しくなってきたことを感じました。
終わり成田空港第2ターミナル 空港
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